災害時には発電機より蓄電池がおすすめ!4つの理由や具体的な使い方を解説

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もしもの災害に備えて、発電機を買おう!」と思っていませんか?実は、個人で非常用電源を備えるなら、発電機より使い勝手がよい「ソーラーパネルとポータブル蓄電池の組み合わせ」がおすすめです。

 

今回は、災害時には発電機より蓄電池がおすすめな4つの理由や、それぞれの具体的な使い方などを詳しく紹介します。この記事を参考にして、災害時でも安心・安全に使える非常用電源を備えましょう。

目次

1.災害時には発電機より蓄電池がおすすめな4つの理由

 

前提として、発電機と蓄電池には次のような違いがあります。 

項目

発電機

蓄電池

役割

電気をつくる

電気を溜める

燃料

ガソリン、LPガス、カセットボンベ、軽油

電気

メリット

・寒冷地でも使える

・燃料があれば長時間使える

・室内でも使える

・稼働音が静か

・メンテナンスなしでOK

デメリット

・室内で使えない

・稼働音がうるさい

・メンテナンスが必要

・寒冷地では使えない

・蓄電分しか使えない

「蓄電池」というと、屋根につけるソーラーパネルとセットで使う充電装置を思い浮かべるかもしれません。しかし実際には「ポータブル蓄電池」という、家庭のコンセントから充電できるコンパクトな蓄電池もあります。ソーラーパネルと組み合わせて使うことも可能で、災害時に繰り返し充電・給電ができる心強いアイテムです。

これらを踏まえて、災害時には発電機より蓄電池がおすすめな理由を4つみていきましょう。

理由①:排気ガスがないから室内でも安全に使える

ガスやガソリンなどを燃料とする発電機は、一酸化炭素を含む有害な排気ガスを排出します。室内で使うと「一酸化炭素(CO)中毒」になるリスクがあるため、発電機は基本的に屋外でしか使用できません。経済産業省でも、絶対に排気ガスの出る発電機を屋内で使用しないよう注意喚起しています。 

参考:経済産業庁 

一方、溜めた電気をそのまま使う蓄電池は、排気ガスの排出がほぼゼロです。いつでもクリーンな空気を保てるため、室内でもめまいや頭痛などの健康被害に怯えず安心して使用できます。 

理由②:軽くて災害時に持ち運びやすい

蓄電池は軽くて持ち運びやすいメリットもあります。たとえば、災害時におすすめの「Jackery ポータブル電源 1000 New」は、家庭用のエアコンも動く大容量&高出力にもかかわらず、重さ約10.8kgの軽量タイプです。握りやすい取っ手付きなので、女性でも片手で持ち運べます。 

一方、発電機は軽量かつコンパクトなインバータータイプでも、本体重量の平均は20〜40kgと重めです。燃料もプラスして持っていかないといけません。あらかじめ充電できて、本体1つでコンセントがつくれる蓄電池のほうが、災害時の持ち運びに適しています。

理由③:稼働音が静かでまわりに迷惑をかけない

蓄電池は稼働音が静かで、災害時に動かしてもまわりに迷惑をかけません。発電機と蓄電池の稼働音・騒音レベルの違いは次のとおりです。 

項目

稼働音(平均)

騒音レベル

発電機

80dB〜100dB

・救急車のサイレン

・電車通過時のガード下

蓄電池

40〜60dB

・図書館のなか

・デパートの店内

環境省によると、人の健康を保護するうえで維持するべき騒音の基準値は、40〜60dB以下。蓄電池は多くの製品で基準値をクリアできますが、発電機は稼働音が小さいものでも80dBほどとボリュームが大きめです。 

停電中の夜は普段よりも静かで「就寝時のいびき」や「子どもの泣き声」などが原因で騒音問題に発展することもあります。トラブル回避のためにも、非常用電源には稼働音が静かな蓄電池を選びましょう。 

参考:環境省

理由④:ソーラーパネル充電で繰り返し使える

「蓄電池は溜めた電力しか使えないなら、もしもの災害時にバッテリー切れが不安……」と思っている方は多いです。しかし蓄電池はソーラーパネル対応の製品が多く、停電時にも繰り返し充電&給電できます。 

反対に、発電機に使うガソリンやガスなどの燃料は、災害時にいつ不足してしまうかわかりません。災害時にも繰り返し使える非常用電源を備えたい場合は、蓄電池+ソーラーパネルをセットで揃えましょう。

関連人気記事:発電機と蓄電池の違いは何?両者の違いと災害時におすすめなタイプを紹介!

2.災害時用の蓄電池にはJackeryがおすすめ!選ばれる5つの理由

 

災害時用の蓄電池にはJackeryがおすすめ!選ばれる5つの理由

これから災害時用の蓄電池を備えるなら、全世界で累計販売500万台を突破している「Jackery(ジャクリ)」を選びましょう。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、災害時用の非常用電源としてすでに多くの人に選ばれています。ここでは、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源が選ばれている具体的な理由を5つみていきましょう。

①:防災製品等推奨品マーク取得済みで安全性が保証4されている

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は「防災製品等推奨品マーク」を取得しています。これは一般社団法人防災安全協会が「災害時に役立つ防災製品」と認めたマークで、安全性・機能性・利便性に優れてた製品であることの証明です。 

すべての蓄電池にこのマークが付与されているわけではなく、なかには安全性が保証されていない「非純正バッテリー」が搭載されているものもあります。非純正バッテリーには低価格なメリットがありますが、火災事故を起こしている事例も多いです。 

ただでさえ大変な状況の災害時には、事故のリスクが少ない防災製品等推奨品マーク取得済みのJackery(ジャクリ)のポータブル電源を選びましょう。 

参考:消費者庁

②:30デシベル以下(ささやき声レベル)で静かに使える

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源の稼働音は、ささやき声や夜間の住宅外レベルの30デシベル以下を実現。「夜間の避難所でも安心して使える」「マンションで使っても近所迷惑にならない」と、幅広いシーンで需要があります。 

一般的な蓄電池の稼働音は、図書館の中やデパートの店内くらいの40〜60デシベルほど。これでも発電機に比べると静かですが、災害時に選ぶなら30デシベル以下のJackery(ジャクリ)のポータブル電源のほうが騒音トラブルに発展する可能性は少ないでしょう。 

参考:総務省

③:自然放電率が低くもしもの災害時に安心して使える

保管時に電池残量が減ってしまうことを「自然放電」といいます。これに対しJackery(ジャクリ)は、独自の最先端技術「低自然放電技術ソリューション」を導入。100%の電池残量なら、1年間保管してもわずか5%しか自然放電しない蓄電池を生み出しました。 

たとえば、最新モデルの「Jackery ポータブル電源 2000 New」なら、100%の電池残量で5年以上もの長期保管が可能です。電池を満タンにして保管すれば、もしもの災害時に「バッテリー切れで使えない……!」とパニックになることはありません。

④:急速充電を含む複数の充電方法に対応している

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、ChargeShield技術により約2時間でフル充電ができる「急速充電」に対応しています。「そういえば、蓄電池の充電ってしてあったっけ……?」と思い出したら、料理や食事などのちょっとした時間にサクッと満充電にすることが可能です。 

また急速充電のほかに、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は次のような複数の充電方法にも対応しています。 

ACコンセント

シガーソケット

ソーラーパネル 

災害時に停電が起きても、ACコンセント以外にシガーソケットやソーラーパネルで充電が可能です。シガーソケットはガソリンが切れると使えないため、災害時用にソーラーパネルもセットで備えておきましょう。

⑤:業界屈指のコンパクトさと長寿命を実現している

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は「業界屈指のコンパクトさ」にも定評があります。たとえば、最新モデルの「Jackery ポータブル電源 1000 New」は、ほぼ全ての家電を動かせる大容量&高出力モデル。しかし、サイズは327×224×247mmと、トースターよりやや小さいくらいのコンパクトさです。 

また、最新のリン酸鉄リチウムイオン電池の搭載により、10年毎日(約4,000回)使える長寿命も実現しています。4,000回使ったあとも工場出荷時の70%を電池残量を維持するため、10年経ったあとも予備の蓄電池として備えておくとよいでしょう。

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3.災害時に発電機・蓄電池は何に使う?おすすめの使い方

 

ここでは、発電機と蓄電池それぞれのメリットを活かした、災害時におすすめの使い方を紹介します。

【発電機】おすすめの使い方

まずは、災害時における発電機のおすすめの使い方をみていきましょう。

避難所の出入口・屋外トイレに投光器をつける

発電機があれば、避難所を広範囲に照らす「投光器」がつけられます。避難所の出入口につければ転倒防止に、屋外トイレにつければ犯罪抑制につながるでしょう。 

「避難所で犯罪対策をする必要があるの?」と思う人もいるかもしれませんが、能登半島地震では混乱に乗じた強盗・性犯罪が相当数ありました。なかでも多かったのが、夜間の外出時や、1人で屋外トイレに行く際の犯罪です。 

避難所が真っ暗だと避難者の不安はさらに増していきます。屋外には積極的に投光器を設置して、避難者の心を落ち着かせるのが効果的です。 

参考:内閣府防災情報

┃屋外に大型扇風機・暖房を設置する

発電機があると、屋外に大型扇風機を設置できます。真夏の避難所は想像以上に暑いため、大型扇風機があると熱中症対策やこもった空気の循環に重宝するでしょう。 

冬場は屋外に暖房器具を設置して、炊き出しの人たちが暖まれるようにしたり、避難者の憩いの場をつくったりできます。このように季節に応じた冷暖房器具を設置すると、快適な避難所づくりに有効です。

【蓄電池】おすすめの使い方

続いて、災害時における蓄電池のおすすめの使い方を紹介します。

室内で複数のスマホを充電する

排気ガスを排出しない蓄電池は、室内で複数のスマホを充電するのに最適です。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源のようにUSBポートがついているものなら、充電コードを挿すだけで充電が可能。ACポートに充電器を挿せば、さらに多くのスマホを充電できます。 

災害時は地震やライフラインの最新情報を拾うことが大切なため、スマホの充電はいつでも満タンにしておきましょう。

室内に扇風機・暖房を設置する

室内の扇風機や暖房の設置は、蓄電池があれば可能になります。扇風機やサーキュレーターを設置すると夏場の熱中症対策になり、冬場は感染症対策に効果的です。 

また冬場は小さなものでもよいので、低体温症の予防のために暖房を設置しましょう。低体温症は、東日本大震災で宮城県において22名の命を奪ったハイリスクな症状です。蓄電池で電気ヒーターや電気毛布を使えるようにして、いつでも体を温められる環境をつくりましょう。 

参考:J-Stage

冷蔵庫で食べ物・飲み物を保存する

蓄電池で冷蔵庫を使えるようにすると、夏場に冷たい飲み物を飲んだり、食べかけの缶詰などを保存したりすることが可能です。冷蔵庫が使えないと「飲み物で体を冷やせない」「缶詰は食べきらないと腐ってしまう」などの問題が発生します。 

なかでも、在宅避難の可能性が高いマンションでは、蓄電池で冷蔵庫を使えるようにすると食事まわりの不安が減り安心です。

炊飯器や電子レンジなどを使って温かい食事をとる

災害時には、乾パンや缶詰などの常温の食事が多くなりがちです。しかし、赤ちゃんや高齢者をはじめとする要配慮者は、常温や冷たい食事が続くと「食べる」行為自体が苦痛になることがあります。蓄電池を備えて炊飯器や電子レンジを使えるようにし、必要な人にいつでも温かい食事を提供できる環境をつくりましょう。 

参考:農林水産省

関連人気記事:災害時に発電機やポータブル電源は必要?違いや使い方・おすすめ製品を徹底解説

4.災害時の発電機に関するよくある質問

 

災害時の発電機に関するよくある質問

最後に、災害時の発電機に関するよくある質問を紹介します。

災害時に防災発電機は必要ですか?

避難所を管理する側の場合、災害時に防災発電機は必要です。しかし個人においては、発電機より蓄電池を備えることをおすすめします。 

蓄電池は室内でも使用でき、稼働音が静かなためまわりに迷惑をかけません。避難所でも自宅でも安心して使えるので、災害時用には蓄電池を備えましょう。

災害用発電機には補助金がでますか?

2025年2月時点で、災害用発電機の個人向け補助金は見つかりませんでした。しかし、ポータブル蓄電池ならいくつかの地域で自治体が補助金制度を設けています。たとえば江戸川区は、個人がポータブル蓄電池を購入する際にかかる費用に、一律10,000円の補助金を支給。容量400Wh以上の機種なら、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源も補助金の対象です。 

参考:江戸川区公式サイト

家庭用には発電機と蓄電池どちらがおすすめですか?

家庭用には発電機より蓄電池がおすすめです。理由は次の4つがあります。 

排気ガスが出ないから室内でも安心して使える

軽くて災害時に持ち運びやすい

稼働音が静かでまわりに迷惑をかけない

ソーラーパネル充電で繰り返し使える 

蓄電池は災害時だけでなく、ソーラーパネルとの組み合わせで電気代の節約としても使えます。普段から使っておくと、もしもの災害時に「どう使うかわからない!」とパニックになりません。むしろ普段から、節電ついでに使い慣らしておくのがおすすめです。

関連人気記事:【室内で使える】災害時の発電機おすすめ4選!選び方のポイントも解説

まとめ

 

排気ガスを排出しない蓄電池は、室内でも安全に使え、軽量で持ち運びやすいのが魅力です。稼働音も静かでまわりの迷惑にならないため、避難所でも安心してコンセントを確保できます。 

なかでも、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は「防災製品等推奨品マーク」を取得済み。防災製品として高い評価を得ています。自然放電率が低く10年の長寿命を実現しているので、1度満タンにして備えておけばバッテリー切れで使えない心配はありません。 

1家に1台Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を備えて、もしもの災害時に自分や家族の暮らしを守りましょう。

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