旬のキノコとカボチャのフリッター

ara50camper

ワカサギの唐揚げ ※これからの季節、氷上ワカサギ釣りをしてそのまま唐揚げは最高です。そんな時に火を使わず電気で調理できるなんて、技術の進歩に感謝です。 当たりますように🙏

ふうママ

キャンプをしながら、鶏の唐揚げ食べたいです!子供たちもキャンプ大好きなので、コイズミさんのクッキングヒーターで作りたいですね(^^)

あいあい

唐揚げで食べたいのは、手羽先とカボチャです。家族みんな大好きなので、楽しみながら作って、頂きたい。フリッター凄く美味しそう!天ぷらは衣で失敗するので、フリッター挑戦してみたいです。

キャンプやバーベキューなど、アウトドアでの調理といえば炭火を用いた料理が一般的ですが、もしも屋外にいながら自宅のキッチンで作る時のような調理家電を使用した料理ができたら・・・それを実現してくれるのがポータブル電源です。大容量タイプであれば長時間使用でき、AC電源搭載モデルであれば家電の使用が可能です。

朝晩はめっきり寒くなり、そろそろ秋も終盤に差しかかってきた頃でしょうか。秋の最後に、キノコとカボチャを使った秋らしいレシピをご紹介します。今回は、食事にもおつまみにも良い、キノコとカボチャのフリッターです。

キノコもカボチャも、年間を通してスーパーで購入できますが、天然もののキノコの旬は秋。夏野菜としてのイメージも強いカボチャは、夏に収穫し、そこから熟成させて甘くほっくりとしたカボチャになるのがちょうど今の時期です。そんな秋の味覚を、衣(ころも)をつけて揚げ、サクサク食感の洋風天ぷらに仕上げます。

アウトドアでの揚げ物は、揚げ油の温度調節が非常に難しいですが、IHクッキングヒーターを使用すれば温度調節が自由自在。火力調整機能がついているものであれば、180℃を自動でキープしてくれるので、揚げ油が高温になり過ぎたり、低温のうちに揚げてしまったりという問題もありません。ポータブル電源があれば、家電が使えるのでお料理初心者の方も安心して揚げ物に挑めますね。

旬のキノコとカボチャのフリッター

油でも安心。温度調整可能なIHヒーターで
旬の食材をサクサクフリッターに

一般的にフリッターは、泡立てた卵白を混ぜた衣をつけて揚げ、ふわっとした食感のものが多いですが、今回は、卵は入れず、サクサクとした軽い食感に仕上げます。片栗粉を入れることで、サクッと感がアップし、時間が経ってもしんなりしづらくなります。さらに、ベーキングパウダーを加えることで、天ぷらよりも膨らんだ衣になり、見た目も良く仕上がります。

少量の塩も衣に入れますので、そのまま食べても十分に美味しいです。食べる際にお好みの天然塩をまぶしてみたり、レモン汁を絞ってさっぱりさせてみたりすることで、また違った美味しさも楽しめます。お子様には、タルタルソースやケチャップなども良いでしょう。

カボチャは、分厚く切りすぎてしまうと火が通るのに時間がかかってしまうので、なるべく薄めに切って、短い時間でさっと揚げるのがおすすめ。また、ナメコ以外のほとんどのキノコは、水洗いしてしまうと風味や栄養などが逃げてしまうので、洗わず調理します。おがくずが気になる場合は、濡れふきんでさっと拭き取りましょう。キノコ狩りで採ったキノコの場合、泥がついているので水洗いします。

【材料】作りやすい分量

材料

エリンギ

2~3本

マイタケ

1パック

カボチャ

100g

塩、レモン、イタリアンパセリ

お好みで適量

(A)

材料

小麦粉

100g

片栗粉

10g

ベーキングパウダー

10g

120ml

サラダ油

小さじ2

小さじ1/2

旬のキノコとカボチャのフリッター①

①エリンギは、小さいものは縦2等分に、大きいものは縦横4等分程度に切り、マイタケは石づきを落として食べやすい大きさに裂く。

旬のキノコとカボチャのフリッター②

②カボチャは5mmの薄さに切る。

旬のキノコとカボチャのフリッター③

③ボウルに(A)の材料を入れて、泡だて器でよく混ぜる。

旬のキノコとカボチャのフリッター➃

④180℃の揚げ油(分量外)で、③にくぐらせたカボチャとキノコ類を入れ、表面がサクッとするまで揚げたら、網付きバットに並べる。

旬のキノコとカボチャのフリッタ⑤⑥

⑤レモンとイタリアンパセリと一緒にお皿に盛り、お好みで塩をまぶして出来上がり。

旬のキノコとカボチャのフリッター⑥

※揚げ油の処理には粉末タイプの油凝固剤がおすすめです。火を止めて油が熱いうちに入れてさっと混ぜ、そのまま冷めて固まるまで待てば後片付けが楽です。油は、絶対に外に捨てたり、下水に流したりせず、屋外でのマナーを守って楽しんでくださいね。


揚げ物をサクッと揚げたい場合、ポイントとなってくるのが油の温度。一気にたくさん入れてしまうと油の温度が下がり、揚げたてでもフニャっとしてしまいます。油が適温に達していない場合も、サクッと揚がりません。

アウトドアで揚げ物を行うと、温度を一定に保つのが難しいですが、IHクッキングヒーターを使用すれば温度を一定に保てるので、外での揚げ物も安心してうまく揚げられます。

また、揚げ物につきものなのが油の処理ですが、粉末タイプの油凝固剤を使用すれば、投入後30分あたりから固まり始め、完全に固まればそのままゴミとして自宅で簡単に捨てられます。そのほかの処理法として、残った揚げ油でキャンドルが作れたりもするので、そちらも調べてみると楽しいかもしれませんね。

サクサクとした食感の衣に、旬のキノコとカボチャの旨みを閉じ込めたフリッター
旬のキノコとカボチャの旨みを閉じ込めたフリッター

サクサクとした食感の衣に、旬のキノコとカボチャの旨みを閉じ込めたフリッター。心地よい季節には、冷えた白ワインを、肌寒さを感じる季節ならホットワインのお供にもとってもおすすめです。

低カロリーで美味しいキノコですが、スーパーに並んでいるものは、菌床栽培のものがほとんど。お出かけ先で天然もののキノコを見かけたら、香りや食感が違いますので、ぜひ試してみてください。

お家で作るような料理が外で楽しめるのも、ポータブル電源ならではの良さです。優雅なアウトドアをお楽しみください。

※屋外で調理家電を使用する際は、対応する消費電力や電圧をお確かめの上ご使用ください。
※使用状況により、調理家電やポータブル電源の保証の対象外となる場合がありますので、取扱説明書や注意書きなどを十分ご確認ください。
※長時間使用時などで万が一安定的な電圧・電流が供給できなくなった場合、仕様通りの過熱ができない、または想定外の動作を起こす可能性があります。


著者プロフィール

山本リコピン

山本リコピン

横浜在住。雑誌、書籍、web連載、コラム執筆、企業のレシピ開発などで活躍。著書に「山本リコピンのうちごはん/ワニブックス」「ちゃちゃっとかわいい毎日おかず/主婦と生活社」など。インスタグラムは、こちらへ


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