【人数別】冬用テントのおすすめ4選！冬キャンプの寒さ対策アイテムも紹介

1.冬用テントの特徴｜夏用テントとの違いは？

冬用テントは断熱性や耐風性に優れ、寒さから守るために設計されています。一方、夏用テントは通気性を重視し、軽量で簡単に設営できるように作られています。ここでは冬用テントの特徴についてさらに詳しく解説するので、参考にしてみてください。

●下からの冷気を防ぐためのスカートがある

冬用テントの多くには、裾部分に「スカート」と呼ばれる布が付いているのが特徴です。このスカートはテントの底を覆い、冷たい風や雪の侵入を防ぐ役割を果たします。スカートがあることで、風が直接テント内に入るのを防ぎ、外気温の影響を最小限に抑えられるのです。 

また水の侵入を軽減する効果もあり、雨や雪が降った際にテント内が湿気を帯びるのを防ぎます。テント内の温かさを保ちながら、快適な環境で過ごせるでしょう。

●厚手の素材が使われている

冬用テントは、保温性を高めるために厚手の素材が使用されています。一方、夏用テントは高温時の熱と湿気を逃すために、軽量で通気性を重視した素材を使用しているのが特徴です。 

また冬用テントは防風性や耐水性を考慮した素材が使用されているため、強風で飛ばされたり雪の重みで潰れたりする心配がありません。さらに撥水加工や防カビ加工が施されているモデルが多く、結露が発生しやすい冬のキャンプでも衛生的に使えるのが特徴です。

●フライシート（スノーフライシート）がある

多くの冬用テントにはフライシートが付属しています。フライシートは、テントの外側に張るもので、雨や雪からテント本体を守る役割があります。また保温効果を高めるのも特徴です。外部の冷気や湿気を遮断することで、テント内を快適に保つことができます。 

一方、雪山キャンプに特化したテントにはスノーフライシートが付属しています。このシートは雪を防ぐ目的で設計されており、以下のような特徴があります。 

・防水加工されていない（通常のフライシートは防水加工されている）

・通気性がある

・スカートが付いている

・出入り口がジッパーではなくひもになっている（ジッパーだと凍る可能性があるため） 

スノーフライシートは雪山キャンプでの使用を想定しているため、通常の冬用キャンプには不向きなので注意が必要です。

2.冬用テントの選び方

冬キャンプで快適に過ごすためには、適切なテントを選ぶことが重要です。以下のポイントを参考に、あなたにぴったりの冬用テントを見つけましょう。

●コットンかTC（ポリコットン）素材を選ぼう

冬用テントの素材は、コットンやTCがおすすめです。コットン素材は通気性がよく、湿気を吸収しやすいため、内部の結露を防ぎます。一方、TC素材は軽量でありながら強度が高く、保温性にも優れています。

風合いがよく、しっかりとメンテナンスすることで長く使えるコットンテントは、頻繁にキャンプに行く熟練キャンパーにおすすめです。一方で、お手入れが簡単で軽量で持ち運びやすいTC素材のテントは、初心者から中級者に適しています。それぞれの特性を考慮し、自分のキャンプスタイルに合った素材を選びましょう。

●サイズは「メーカー推奨使用人数+1人」を選ぼう

メーカーが推奨する使用人数に対して、もう1人分のスペースを考慮すると快適に過ごせます。例えば、2人用テントを選ぶ場合は、3人用を選ぶことで、荷物を置くスペースや動きやすさが確保できます。特に冬キャンプでは装備が増えるため、ゆとりのあるサイズが快適です。

●スカートやベンチレーション（換気窓）の有無を確認しよう

冬用テントには下からの冷気を防ぐためのスカートや、内部の湿気を逃すためのベンチレーション（換気窓）が必要です。スカートは、テントの裾部分を覆うことで冷たい風や雪の侵入を防ぎ、幕内の暖かさを保つ役割を果たします。

一方、ベンチレーションはテント内の湿気や熱を適切に排出し、結露を防ぐために必要です。テント内の温度を快適に保ちながら、湿気がこもることを防ぎます。これらの機能が備わったテントを選ぶことで、冬キャンプをより快適に楽しめます。

●自分に合ったテントの種類を選ぼう

冬用テントには、さまざまな種類があります。下記にその特徴とメリット・デメリットを紹介するので、参考にしてみてください。

それぞれのテントには利点があり、使用目的や環境に合ったタイプを選ぶことが大切です。具体的な使用シーンや人数を考慮して、あなたにぴったりのテントの種類を選びましょう。

3.【人数別】おすすめの冬用テント｜寒さを防ぐマストアイテム

ソロキャンプからファミリーキャンプまで、各人数に適した冬用テントを紹介します。あなたのキャンプスタイルに合ったテントを見つけて、冬のキャンプを快適に楽しみましょう。

●ソロキャンプにおすすめの冬用テント｜サーカスTC DX+

冬のソロキャンプには、テンマクデザインの「サーカスTC DX+」がおすすめです。コットンとポリエステルを混紡したTC素材を使用しており、遮光性と保温性に優れています。またポリエステルなどの化繊素材と比べ燃えにくいため、テントの近くで焚き火を楽しめるのもメリットです。 

さらにワンポールタイプなので設営手順がシンプルで、短時間でテントを立てられるため、初心者キャンパーにも適しています。軽量で持ち運びも容易にできるのも嬉しいポイントです。

●2人用のおすすめ冬用テント｜わがやのテント M

2人で行く冬キャンプには、DODの「わがやのテント M」がおすすめです。インナーテントにTC素材を使用したドーム型で、暖かさと快適さを備えています。ワンタッチ構造を採用しており、脚を広げて紐を引くだけで簡単にテントを設営できます。またベンチレーションやメッシュパネルが多く、季節問わず温度管理がしやすいのも魅力です。

●3人用のおすすめ冬用テント｜アスガルド7.1

3人用の冬用テントには、ノルディスクの人気テント「アスガルド7.1」をおすすめします。北欧デザインの美しさと長く愛用できる耐久性が魅力です。見た目のデザインがポップでおしゃれなため、雰囲気のあるキャンプサイトを演出したい方に適しています。 

また修理体制が整っているのも嬉しいポイントです。ノルディスクのテントであれば、正規品・非正規品に関わらず、公式サイトのサービスセンターで修理や交換の対応をしてくれます。冬だけではなく、オールシーズン使用できるため、長く愛用したい方におすすめのテントです。

●ファミリーのおすすめ冬用テント｜ティエラ5-Exll

冬のファミリーキャンプには、ogawaのロングセラーシリーズ「ティエラ5-Exll」がおすすめです。大型のツールーム型で、インナーテントには冬でも快適なTC素材が使用されています。また床面には完全防水素材のPVCが採用されており、雨や雪が降っても安心です。 

さらにフルメッシュにすることもできるため、冬だけでなく夏でも快適に過ごせます。リビングスペースは広く高さも十分にあるので、ゆったりとした空間で自然を満喫できるでしょう。耐久性にも定評があり、品質の良いテントを長く使用したい方にもぴったりです。

4.冬用テントだけでは寒い！冬キャンプの寒さ対策に便利な最強アイテム8つ

冬キャンプを快適に過ごすためには、冬用テントだけでは不十分です。寒さ対策をしっかりと行うことで、より快適に冬のキャンプを楽しめます。ここでは、冬キャンプに役立つ寒さ対策アイテムを8つ紹介するので、参考にしてみてください。

●ダウンシュラフ（寝袋）

冬のキャンプでもしっかりと睡眠をとりたい方には、高品質なダウンシュラフをおすすめします。ダウンシュラフは羽毛を中綿に使用した寝袋で、優れた保温性と軽量性が特徴です。寒い環境でも快適な睡眠を提供してくれます。

●マット

地面からの冷気を遮断するために、マットは必須のアイテムです。エアマットやインフレーターブルマットなど、断熱性の高いマットを使用することで、底冷えから体を守れます。マットの断熱性を示す「R値」が6以上のものを選ぶと良いでしょう。

●カイロ・湯たんぽ

手軽に寒さ対策ができるカイロや湯たんぽは、冬キャンプの必需品です。カイロはポケットに入れて体を温めることができ、湯たんぽは寝袋に入れて使うことで暖かく快適な睡眠を得られます。特に湯たんぽは、長時間温かさをキープできるため、夜間の寒さ対策に最適です。

●ダウンジャケットやダウンパンツなどの防寒着

保温性が高いダウンジャケットやダウンパンツなどの防寒着を着用しましょう。軽量で暖かいダウンアイテムは、動きやすく冬のキャンプに最適です。インナーにはユニクロのヒートテックやミズノのブレスサーモなどの高性能保温インナーを着ると、さらに保温効果が期待できます。 

●ポータブル電源

持ち運びできる電源装置「ポータブル電源」は、快適な冬のキャンプには欠かせないアイテムです。コンセントがない場所でも以下の便利な家電を使用できます。 

・暖房器具（小型ヒーター・電気毛布）

・調理器具（電気ケトル・電気クッカー）

・LEDライト

・スマホやPCなどの充電

・エアポンプ（エアーマットの膨張） 

電源がないキャンプ場でも、ポータブル電源を活用することで、より快適に冬のキャンプを楽しめます。

●薪ストーブや小型ヒーターなどの暖房器具

薪ストーブや小型ヒーターは、テント内を暖かく保つための頼もしいアイテムです。特に薪ストーブは、自然の暖かさを感じながら心地よい雰囲気を演出してくれます。また、薪ストーブの上でお湯を沸かしたり料理をしたりできるのも魅力です。 

ただし暖房器具を使用する際は、テント内をしっかりと換気する必要があります。一酸化炭素濃度を計測する「一酸化炭素チェッカー」を幕内に設置し、安全対策を徹底しましょう。

●電気毛布

電気毛布は、寒い夜に体をしっかり温めてくれるアイテムです。ポータブル電源を利用して、シュラフの中で使用することで、快適な睡眠が得られます。特に冬のキャンプ場は、気温が急激に下がるため、電気毛布の暖かさが心強いです。

●電気クッカー

電気クッカーを使えば、簡単に温かい食事を作ることができます。ポータブル電源を利用することで、寒い中外で火を起こす手間を省けるのがメリットです。また電気クッカーは、火を使わないため、テントのリビングスペースでぬくぬくと料理できるのも魅力です。さらにさまざまな調理方法に対応しており、一台で複数の料理を作れます。寒さのストレスを感じることなく、キャンプ料理を存分に楽しみたい方におすすめです。

5.ポータブル電源で冬キャンプを温かく快適に！Jackeryのポータブル電源3選

冬キャンプで使うポータブル電源には、当社Jackery（ジャクリ）のポータブル電源をおすすめします。その理由は以下のとおりです。

・ラインナップが豊富にあるので、自分に合った容量やサイズのモデルを選べる

・ポータブル電源とソーラーパネルのお得なセットが豊富にある

・軽量でコンパクトなデザインのため、気軽にアウトドアに持ち運べる

・毎日使っても10年以上使える長寿命 

全世界で400万台以上の販売実績を誇るJackery（ジャクリ）製品から、冬キャンプにおすすめのポータブル電源を3つ紹介します。あなたの目的に合った容量のモデルを見つけて、快適な冬のキャンプを楽しみましょう。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット

Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セットは、軽くてコンパクトながら、十分な機能を備えた中容量モデルのポータブル電源と、100Wのソーラーパネルのセットです。ソーラーパネルは約3.2kg、ポータブル電源は約7.3kgと軽量でコンパクトなので、気軽にアウトドアに持ち運べます。機動力を重視するキャンパーに特におすすめです。

●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、1000Whクラスの新たな定番モデル「Jackery ポータブル電源 1000 New」と、100Wのソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100W」のセットモデルです。ポータブル電源は、ほぼすべての家電を使用できる1500Wの出力を備えながらも、約10.8kgと業界トップクラスの軽さを実現しています。ソーラーパネルは、業界トップクラスの発電効率25%を誇り、少ない光でもスピーディーにポータブル電源を充電可能です。

●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット

Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セットは、「Jackery ポータブル電源 2000 New」と、200Wのソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200」のセットモデル。ポータブル電源は同クラスの他社モデルに比べてサイズが40%小さく、重量が34%軽いのが特徴です。容量・出力ともにパワフルなので、大人数のキャンプや連泊キャンプでも安心して使えます。また、災害時のバックアップ電源としてもおすすめです。

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まとめ

冬キャンプを快適に楽しむためには、寒さに対応した冬用のテントが欠かせません。冬用テントは、夏用テントとは異なり、冷気を防ぐためのスカートや厚手の素材、フライシートなどの特別な機能が備わっています。 

しかし、より暖かく冬のキャンプを過ごすためには、冬用テントだけでは不十分です。保温性の高いダウンアイテムや暖房器具を準備することで、さらに快適に冬のキャンプを楽しめます。特にポータブル電源は心強いアイテムです。電気毛布や暖房器具が使えるため、冬のアウトドアでも温かい環境で自然を楽しめます。Jackeryのポータブル電源を準備して安全で快適なキャンプライフを満喫しましょう。