1.釣りの相棒におすすめの車種の特徴は?
釣りに向かうとなれば必要となる相棒の車ですが、釣りに適した車という観点では次に紹介する項目が重要なポイントです。
積載・収納性
釣りの必須アイテムのロッドやリールといった道具だけではなく、クーラーボックスといった大きなアイテムを車に乗せる必要があります。また、複数人で釣りに向かうのかどうかなどを含めて車内の空間の広さを検討する必要があります。車内の空間が広い車であれば車中泊を交えた遠出も可能です。
走破性
目当ての魚が釣れるスポットまでの道のりが舗装の行き届いていない悪路のケースもあります。悪路の走破性の高い車だと、どんな釣りスポットを目指しても安心でしょう。
燃費
釣りへ行く頻度が高い、または長距離の遠征を行う方は燃料費には注目したいところです。愛車のランニングコストが釣り道具の購入費を圧迫して釣りの頻度が減るといった本末転倒にならないように燃費にも注目するとよいでしょう。
2.釣りにおすすめの車種5選!
釣りの相棒としておすすめしたい現行車種をピックアップして5車種紹介します。それぞれが釣りに適した特徴を備えているので参考にしてください。
スズキ:ハスラー
ハスラーはSUVスタイルの軽自動車です。4WD対応のモデルが有り、悪路の走破性は比較的高くなっています。また、車高も一般的な軽自動車と比べて高く設定されています。本格的なオフロードでの走行を想定しなければ、十分に活躍してくれるでしょう。
また、燃費が良く、おおむね20km/L程度を見込むことができるのに加えて、車内の空間も広くなっています。フルフラットにすれば大人でも身体を横にして寝ることのできる程度の広さのため、車中泊をしながら遠征をする際にも活躍をしてくれるでしょう。
スズキ:ジムニー
ジムニーは軽自動車の中でも代表的なSUV車です。ジムニーの特徴は、オフロード性能にあります。ジムニーはラダーフレーム構造を採用しており、一般的な車に使われているモノコック構造とは異なり車両の堅牢性が高くなっています。
4WD対応もしており、燃費は15km/L程度は期待できるため、普通の車両で入って行くのが難しいような釣りのスポットも攻めることができるようになるでしょう。
車内のスペースは広い方ではありませんがシートをフルフラットにすることで、多少無理をすれば車中泊も可能です。
スバル:フォレスター
フォレスターはミドルクラスのSUV車です。AWD機構の車で悪路の走破性も高く、加えて「X-MODE」という電子制御機能を備えています。タイヤの空転を抑えるように電子制御を働かせてくれるなど、舗装の行き届いていないようなシチュエーションでも安心して使用できます。
また、車内スペースも広い作りとなっているため車中泊も問題なく、多くの荷物を運ぶのにも苦労しないでしょう。家族連れや、大人が数名乗り合いの釣りでも不便なく使用できます。
三菱:デリカ D:5
デリカ D:5はミニバンタイプの車です。ミニバンと言うとファミリーカーのイメージを抱く方が多いと思いますが、デリカ D:5は高い走破性を備えています。4WDに対応したモデルがあるのはもちろんですが、その走破性を活かして砂浜を走らせることさえできてしまいます。
ミニバンタイプ特有の車内の広さを備えているので、モデルによりますが乗車人数も7人または8人乗りが可能です。大人数での釣りや多くの荷物を運ぶ際、普段のファミリーカーとしての役割と活躍の幅も広い車です。
トヨタ:ハイエース
ハイエースはバンタイプの車です。商用車としても使用される車種の一つですが、荷物の積載可能量が多いという特徴があります。多くの荷物を運ぶ際に活躍してくれるでしょう。広い荷室を利用したカスタムで快適な車中泊を行うという手もあります。人気車種で、カスタムの事例も豊富なため多くのアイディアを参考にできるのも魅力です。
また、商用車としても用いられる車ということもあり非常に丈夫で寿命の長い車です。一度取得すれば長きにわたって釣りの相棒として活躍してくれるでしょう。
3.釣りに役立つ便利グッズ
釣具を最低限揃えれば釣りはできますが、より快適に釣りライフを過ごすために役立つ便利アイテムを紹介します。
タックルボックス
タックルボックスはルアーや釣り針といった細かい釣具を収納するためのボックスです。視認性がよく仕切りの多いものを選ぶと使いやすくおすすめです。
タックルボックスにもアタッシュケースタイプや多段式のモデルと種類があります。持ち運びのしやすさや、釣具の管理のしやすさなどをみて総合的に好みのものを選ぶとよいでしょう。
車載用ロッドホルダー
ロッドの持ち運びに役立つのがロッドホルダーです。荷室でロッドが荷物の下敷きになったりすることを避けることができるのでロッドの破損リスクを減らすことができます。車の天井から吊り下げるタイプが一般的ですが、ロッドの破損リスクを減らすほか、使いたいロッドを瞬時に取り出すことができるのが魅力です。
折りたたみ式コンテナ
釣りの際には想像以上に荷物が多くなることがあります。折りたたみ式コンテナはコンパクトに収納しておけるので、必要に応じて釣り場までの荷物運びなどに役立ってくれます。
また、掃除も楽なのでゴミ箱代わりに使用することもできます。
カーゴネット
荷物の収納場所として、車内の整理に役立ちます。ロッド以外にも荷室で潰れてもらっては困るようなものはカーゴネットに利用して収納するとよいでしょう。
シートカバー
釣りの際に気になるのが、車内の汚れです。特にシートの汚れはなかなか掃除も大変になるのでシートカバーを利用するとよいでしょう。防水タイプの製品もあるので、防水のシートカバーを使用すると良いでしょう。
車中泊マット
車中泊を伴う釣りに足を運ぶ際には役立ちます。フルフラットにして車内で寝ようとしても凸凹が気になってしまうことがあります。不要時にはコンパクトになる製品を車に携帯しておくと良いでしょう。マットで寝心地は変わるため、車中泊を頻繁に行う場合や本格的に車中泊を楽しみたい方は、寝心地に影響するのでシーズンごとに適した製品を選ぶようにしましょう。
ポータブル電源
ポータブル電源は携帯可能な非常用電源です。モバイルバッテリーと比べて電池容量が大きいため、電源のない場面での電力供給の心配を解消してくれます。持ち運びが可能であることに加えて、ACコンセントによる電力供給ができるので、ケトルやサーキュレーターなどを使用することもできます。ポータブル電源は製品によって購入後のサポート体制が異なるため、日本国内でのサポート体制が整ったメーカーの製品を選ぶようにしましょう。特に、Jackeryのポータブル電源は国内外で400万台を超える販売実績があり、トラブルサポートも手厚いのでおすすめです。
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USB対応充電器
スマートフォンをはじめ普段から使用する電子機器があります。釣り場には電源はないため、USB充電器を用意しておくと便利です。車での充電の場合はエンジンを掛けておく必要があるので、別途充電手段がある方が良いでしょう。
ライフジャケット
釣りを安心して楽しむためにはライフジャケットを用意しておくのがおすすめです。ライフジャケットを選ぶ際は安全基準を満たしている印である「桜マーク」のあるものを選ぶとよいでしょう。肩掛けタイプや腰巻きタイプ、首掛けタイプなど豊富に種類があります。ご自身の釣りの環境に合わせて適切なものを選ぶとよいでしょう。
ライト
夜間の釣りには欠かせないのがライトです。ランタンタイプやヘッドライト、ボディライトなど様々です。ボディライトは装着感が良くストレスがありません。ヘッドライトは装着感が強いですが、顔の向きに連動した場所を照らしてくれます。使いやすい製品を選ぶのが一番ですが、必ず防水機能を備えている製品を選ぶのがポイントです。
折りたたみ自転車
車では入っていくことのできない場所を快適に移動することができます。車を降りた後に釣りのポイントまでの移動を快適にしてくれます。車を降りた後に頻繁な移動が想定される場合には折り畳み自転車の検討をしてみても良いかもしれません。釣りのベストスポット探しに役立ってくれることでしょう。
4.釣りの相棒におすすめのポータブル電源!
釣り場には電源がないため、スマートフォンの充電や照明への給電などにポータブル電源を役立てることができます。ポータブル電源さえあれば、釣りに出向くシーズンの幅も広くなるので、愛車と一緒に釣りライフを支えてくれます。ここでは釣りに適したポータブル電源の特徴とおすすめの機種を紹介します。
釣り向きのポータブル電源の特徴
釣りでポータブル電源を使う際に気をつけておきたい特徴が4つあります。
・容量が小さすぎない
釣りでは長時間電源のない場所にいることになるため、容量が小さいと電池切れの心配があるため。
・製品の寿命が長い
釣りに高頻度で行くほど、使用できる寿命が長い製品を選択したほうがコストパフォーマンスが良くなる。
・持ち運びがしやすい
車と釣り場に距離があることも考え、現実的に運べるものを選ぶようにする。
・充電が早い
満充電までの時間が早いと充電のし忘れの影響が少なく、すぐに使うことができます。
上記の特徴を満たす製品であれば、釣りを大いに便利にしてくれるでしょう。次の項以降でおすすめの2機種を具体的に紹介します。
Jackery ポータブル電源 600 Plus
「Jackery ポータブル電源 600 Plus」は632Whの容量と800Wの定格出力を備えたポータブル電源です。電気毛布(55W)であれば、約8時間程度使用できるので寒い時期でも安心して釣りに出かけることができます。
電気ケトルなどであれば使用できるため、お湯を沸かして温かい飲み物を用意することができます。夏場には、電気毛布の代わりに、サーキュレーターなどを活用するのもよいでしょう。
釣りの場面で1年中活躍が見込めますが、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したポータブル電源であるため長い期間にわたって安心して使用できます。
また、手運びでも移動しやすい重量で扱いやすいのも魅力です。
Jackery ポータブル電源 1000 Plus
「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」は1264Whの容量と2000Wの定格出力を備えたハイスペックポータブル電源です。電気毛布や、扇風機を使うこともできますが、夏場であれば車載冷蔵庫(60W)を45時間にわたり稼働することができます。釣りで一日外にいても安心の容量です。
また、2000Wの定格出力のため家庭用の電化製品であれば殆に対応しています。ホットプレートといった製品も使えるので、釣りたての魚を釣り場で調理して食べるなどという楽しみもできるようになります。
電池容量は大きいですが、ACコンセントであれば最速で1.7時間での充電ができるので急な外出の際にも安心です。
4000サイクルの充放電に耐えられる長寿命の製品ですが、電池容量が大きいのでサイクル数が進むのも緩やかで、より長くに渡って活躍してくれるのも魅力です。
5.まとめ
釣りのスポットまでの道のりは必ずしも舗装されたきれいな道だけではないので、より一層釣りライフを楽しみたい方は釣りで活躍するおすすめ車種を検討してみてはいかがでしょうか。
より快適な釣りライフを送るために釣りの相棒たる車に加えて、便利なアイテムを導入したい方はぜひポータブル電源を追加してみてください。電気が使えることで釣りが便利で楽しいものになるはずです。
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