1.ポータブル電源はシガーソケットで走行充電可能!方法やメリット

2.【容量別】ポータブル電源で走行しながらの満充電時間は?
ポータブル電源の種類と容量により、走行充電にかかる時間も下記のとおり異なります。基本的に、車のシガーソケットからの走行充電はAC充電やソーラー充電より時間がかかります。下記は一般的な車載シガーソケット充電ケーブルを利用してポータブル電源に充電する際にかかる時間表(例):
|
製品名 |
|||
|
容量 |
2042Wh |
1070Wh |
512Wh |
|
走行充電時間 |
約24時間 |
約12時間 |
約6時間 |
また、充電スピードは配線の長さによっても異なります。配線ケーブルが長ければ長いほど、それだけ充電速度が遅くなります。
できるだけはやめに充電したい場合は、ケーブルを短くするか直接シガーソケットにさし込んで対応しましょう。
さらに、Jackeryにはブランド初の車載用チャージャー「Jackery Drive Charger 600W」を発売しました。最大600Wの高出力により、一般的なシガーソケットの約6倍のスピードで効率的に走行充電できます。Jackery Drive Charger(ドライブチャージャー)600W を使ったポータブル電源への走行充電時間は下記:
|
製品名 |
|||
|
容量 |
2042Wh |
1070Wh |
1536Wh |
|
走行充電時間 |
約5.6時間 |
約3時間 |
約2.8時間 |
走行中に効率的に電力を蓄えられるため、車中泊やキャンプなどアウトドアでの移動時間を有効活用できます。さらに、家族での長距離ドライブや日常のお出かけでも、車の余剰電力を活用してポータブル電源を充電できるため、レジャーをより快適にし、万一の備えとしても頼れる存在です。
3.ポータブル電源をシガーソケットで走行充電する際の注意点6つ
シガーソケットでポータブル電源を走行充電する際にいくつかの注意事項があります。何も知らずに使っていると、ポータブル電源が壊れたり寿命が縮まったりするため知っておきましょう。
〇高温環境では使わない
時期によっては、車内は予想以上に高温となり人間ですら耐えられない暑さになります。そんな場所でポータブル電源を充電したり使用したりすると、バッテリーの劣化につながります。
基本的にポータブル電源を充電すると本体の温度が上昇する場合がありますが、車内の高温によりポータブル電源が故障しかねません。もし炎天下の時期にポータブル電源を充電したり使用したりする場合は、車内で冷房をONにして負担のないようにしましょう。
〇ポータブル電源を置きっぱなしにしない
ポータブル電源を車内に置いておけば、次回使うときに自宅から運ばなくてもいいため、そのまま置いておこうと考えるかもしれません。
しかし、ポータブル電源は電子機器ですから熱に弱いという特徴があります。とくに真夏日に車内でポータブル電源をそのままにしておくと、故障の原因につながります。
かなり危険な方法ですので、ポータブル電源は車内に放置しないようにしましょう。
〇コードは曲げすぎない
ポータブル電源を走行充電する際に、コードが曲がってしまう場合があります。
しかし、コードを曲げての走行充電はおすすめしません。なぜなら、コードから発火や発熱などにつながる可能性があるからです。
また、コードを束にしてまとめての充電も、コード同士の熱が逃げなくなってしまうためやめておくべきです。
〇ソケットの複数使用を避ける
みなさんのご自宅にあるコンセントをたこ足配線にした場合、火災の原因につながるというのは知っているはずです。車内でも、ソケットを利用してポータブル電源やほかのデバイスとつないで同時に充電をすることが考えられます。
複数使用は発火につながり大変危険ですので、なるべく単体で充電するようにしましょう。
〇急発進・急停車に気を付ける
ポータブル電源は、メーカーによっては頑丈に作られているため、多少のことがあっても壊れません。
しかし、だからといって車の急発進や急停車を繰り返していると、何かの拍子にポータブル電源が倒れてしまいます。
当たりどころが悪ければ故障につながりますので、できるだけ急発進や急停車は避けるようにするか、ポータブル電源が動かないようしっかり固定しておくべきです。
〇車のアイドリングストップはオフにしておく
車のアイドリングストップはオフにしておきましょう。アイドリングストップでエンジンが停止すると電圧の乱高下が発生し、ポータブル電源につないでいる機器が壊れる可能性があります。
ポータブル電源のバッテリーにも負荷を与えかねないため、アイドリングストップをオフにして走行充電しましょう。
4.【6つのポイント】走行充電できるポータブル電源の選び方

走行充電できるポータブル電源の選び方で重要なポイントを6つ解説します。
- 選び方①:用途に必要な容量を確かめる
- 選び方②:定格出力が足りているか確かめる
- 選び方③:安全性のある製品か確かめる
- 選び方④:充電方法と充電にかかる時間を確かめる
- 選び方⑤:製品寿命を確かめる
- 選び方⑦:運転の邪魔にならないサイズを選ぶ
順番に確かめていきましょう。
選び方①:用途に必要な容量を確かめる
用途に必要な容量を確かめて、ポータブル電源を購入しましょう。用途に合わないポータブル電源では、性能の過不足が起こる可能性があります。
Jackeryにはスマホ・パソコン等の充電に適した容量99Whのモデルから、エアコンや電子レンジなども長時間使える容量3,024Whのモデルまで幅広いラインナップがあります。さらに拡張バッテリーであとから容量を最大24Kwhまで増やせるモデルも。必ず用途にピッタリ合ったモデルが見つかるはずです。
選び方②:定格出力が足りているか確かめる
ポータブル電源購入前に、定格出力が足りているかの確認は重要です。定格出力が足りなければ目的の家電を使えません。家電の消費電力は、本体側面や裏側、説明書などに記載されています。使用予定の家電の消費電力と定格出力を照らし合わせて、ポータブル電源を購入しましょう。
なおJackeryのポータブル電源は定格出力128W~3,000Wまで幅広いラインナップがあります。あなたの用途にあった1台がきっと見つかるでしょう。
選び方③:安全性のある製品か確かめる
安全性のある製品か確かめて、ポータブル電源を選びましょう。安全性が低いポータブル電源は、高温の環境や強い衝撃に耐え切れず、爆発や火災が起きる可能性があります。
例えば、Jackeryのポータブル電源は、BMS(バッテリーマネージメントシステム)によって過充電や過放電の発生を抑える構造です。温度変化への耐久性にも優れており、爆発や火災発生のリスクを抑えています。安心して使えるJackeryのポータブル電源を選べば間違いないでしょう。
選び方④:充電方法と充電にかかる時間を確かめる
充電方法と充電にかかる時間を確かめるのが、ポータブル電源購入時のポイントです。シガーソケット充電に未対応のポータブル電源では、走行充電できません。
また、同じ企業のポータブル電源でも、容量や性能が違えば充電時間に2~3時間の差が出てきます。充電方法と充電時間を確かめて、ポータブル電源を購入しましょう。
なおJackeryのポータブル電源は高速充電に対応しており、大容量のものでもACコンセントや複数のソーラーパネルで約2時間でのフル充電を実現しています。緊急充電モードなら大容量モデルでも最速1時間でフル充電が可能です。
選び方⑤:製品寿命を確かめる
走行充電向けのポータブル電源購入の際は、製品寿命を確かめましょう。製品寿命が短いほど買い替えのサイクルが早くなり、出費が増えてしまいます。「安いけど寿命が短い」製品を選んだら、将来的なトータルの費用では損をする可能性が高いです。
例えば、Jackeryの製品の中でもリン酸鉄リチウムイオン電池を採用している「Plusシリーズ」「Newシリーズ」は、約4,000回充放電サイクル数で毎日使っても10年以上もつ長寿命を実現しています。製品寿命の長さを確かめ、コストパフォーマンスに優れたポータブル電源を選びましょう。
選び方⑥:運転の邪魔にならないサイズを選ぶ
走行充電向けのポータブル電源を選ぶ際は、運転の邪魔にならないサイズの選択が重要です。
たとえばJackery ポータブル電源 1000 Newなら約10.8kgという軽さに加えて、サイズも約327 x 224 x 247 mm(バレーボールより少し大きい程度)とコンパクト。助手席や後部座席の足元に置ける大きさなので、邪魔になりません。
運転の邪魔にならないポータブル電源を選び、快適なアウトドアを満喫しましょう。
5.ポータブル電源を効率よく走行充電するにはドライブチャージャーがおすすめ

ポータブル電源を効率よく走行充電するには、ドライブチャージャーの活用がおすすめです。車のオルタネーター(発電機)から直接電力を取り込むドライブチャージャーがあれば、走行中に効率よく充電できます。
「Jackery Drive Charger 600W」なら、車走行中の余剰電力を最大600Wまで出力できます。従来のシガーソケット充電の約6倍の速さでポータブル電源に急速充電できるため、走行中にポータブル電源を効率よく充電したい方におすすめです。
専用ケーブルを使用するとエンジン稼働時に自動で充電が始まり、停車時には自動で停止する安全設計も搭載されています。過電流や過熱を防ぐ保護機能も備えており、バッテリーの故障や劣化を防ぎやすいです。
車を走らせながらポータブル電源を効率よく安全に充電したい方は、愛車にドライブチャージャーを導入しましょう。
6.走行充電できるポータブル電源おすすめ4選
Jackery(ジャクリ)は、全世界において600万台以上のポータブル電源販売実績を持つ人気ブランドです。ポータブル電源だけでなく、本体の走行充電に役立つモデルや専用のドライブチャージャーもリリースしております。
Jackerポータブル電源は、ケーブルをつなぐだけで車や電子機器と接続できます。工事が不要なほか、追加の設備を購入する必要もありません。「Newシリーズ」「Plusシリーズ」には最新のリン酸鉄リチウムイオン電池が内蔵されており、寿命が10年以上と長いです。
ここからは、走行充電できるJackeryのポータブル電源とドライブチャージャーの組み合わせ製品を4つ紹介します。モデルのスペックによって使用できる家電の種類や数が変わるため、用途に応じて最適な一品を見つけましょう。
①Jackeryポータブル電源 1000 New + ドライブチャージャー 600W
容量1,002Wh・定格出力1,500Wのミドルクラスモデルです。ドライブチャージャー600Wを組み合わせると、車の走行中にポータブル電源本体を約2時間半で満タンまで充電できます。
ポータブル電源は1500Wの定格出力を備えながら、重さは約10.8kgと同容量帯で業界トップクラスです。緊急充電モードを使うと、最短わずか60分で本体をAC高速充電できます。
ドライブチャージャーは12Vおよび24V車両に対応しており、幅広い車種で使用可能。車中泊や宿泊キャンプにおいて、手軽に電源環境を整えたい方にぴったりな組み合わせです。
②Jackeryポータブル電源 2000 New + ドライブチャージャー 600W
容量2,048Wh・定格出力2,200Wのスペックを備えるハイエンドモデルです。ドライブチャージャー600Wとの組み合わせると、走行中に約5.6時間でポータブル電源本体をフル充電できます。
ポータブル電源2000Newは定格出力2200W(瞬間最大4400W)と高出力のため、ほぼすべての家電を動かすことが可能。高出力モデルながら最新の「セル・トゥ・ボディ技術」により、本体の小型化・軽量化も実現しています。
ドライブチャージャーの動作音は40dB未満と非常に静かなため、車中泊や旅の移動中における騒音ストレスも回避できます。ハイスペックな装備でファミリーキャンプや車中泊を快適に楽しみたい方におすすめな組み合わせです。
③Jackeryポータブル電源 3000 New + ドライブチャージャー 600W
容量3,024Wh・定格出力3,000Wとシリーズ最大級のスペックが搭載されているモデルです。下記など高い消費電力を必要とする大型の家電でも長時間動かせます。たとえば1000Wの電子レンジなら2.5時間以上、330Wの炊飯器なら8時間以上の動作が可能です。
ドライブチャージャー600Wを使えば、約5.6時間でポータブル電源を満タンまで充電できます。重さはあるものの、キャスターが付いているため持ち運びしやすいです。
キャンピングカーで本格的な車中泊旅に行く方におすすめな組み合わせです。
④Jackeryポータブル電源 1500 Ultra + ドライブチャージャー 600W
1,512Whの大容量と定格出力2,200Wを備えた防水・防塵対応の高性能モデルです。ドライブチャージャー600Wを使って走行充電すれば、約2.8時間でポータブル電源を満タンまで走行充電できます。
ポータブル電源はIP65準拠の設計により、雨や粉塵にも強いのが特徴です。各ポートに保護カバーが搭載されているため、悪天候時における本体の故障防止にもつながります。
IP65:防塵・防水性能の等級を示すIPコードの一種。「6」は防塵性能が最も高い「6級」であること「5」は防水性能が「5級」であることを示す。
ドライブチャージャーには車両のオルタネーター負荷を自動で検知し、状況に応じて出力を適切に制御する機能が備わっています。天候の変化や本体の故障に強いモデルを揃えたい方におすすめなセットです。
関連人気記事:ポータブル電源売れ筋ランキング|走行充電対応
7.ポータブル電源の走行充電についてのよくある質問
ポータブル電源の走行充電についてのよくある質問にお答えします。
●ハイエースやキャンピングカーでポータブル電源を走行充電するには?インバーターは必要?
ハイエースやキャンピングカーは、インバーターなしでポータブル電源を走行充電できます。一般的な車と同じく、シガーソケットから充電が可能です。
●ポータブル電源を走行充電で使えばサブバッテリー化できる?
ポータブル電源を走行充電して使えば、サブバッテリーとほぼ同様の使い方が可能です。 専用のケーブルを使えば、メインバッテリーが上がっても15分~40分で復活させることが可能です。
●ポータブル電源がシガーソケットで走行充電できないときの原因は?
ポータブル電源がシガーソケットで走行充電できないときは、下記の原因による不具合が考えられます。
- ・急激な温度変化
- ・ケーブルの破損
- ・アイドリングストップによる悪影響
- ・複数の家電を同時に使った不具合
バッテリーやケーブルへの不具合を避けて、ポータブル電源を使いましょう。
まとめ
ポータブル電源の中には、走行充電できるモデルも数多く存在します。車内に搭載されているシガーソケットにポータブル電源を接続させれば、エンジンをかけると同時に本体の充電を始められます。
「充電のスピードが遅い」と感じる方は、ポータブル電源と組み合わせて使えるドライブチャージャーを活用しましょう。ドライブチャージャーを使うと、走行中にポータブル電源本体を高速で充電できます。
Jackeryのポータブル電源とドライブチャージャーをセットで導入すれば、車内で効率よく電池を貯める仕組みを作れます。長距離走行や旅行のお供として、いつでも電気を使える環境を用意しましょう。




コメント