ポータブル電源で走行充電は可能?その方法や充電時間について解説!
何らかの理由により、移動中にポータブル電源を充電して、現地で給電したいとお考えではありませんでしょうか。そもそもポータブル電源は走行充電に対応しているのか、どれくらいの充電時間が必要なのかを知っている人は少ないはずです。今回は、ポータブル電源で走行充電が可能なのか、メリット、注意事項や充電時間についてお話しますので参考にしてみてください。
そもそもポータブル電源で走行充電は可能?メリットは?
ポータブル電源で走行しながらの満充電時間は?
ポータブル電源の種類と容量により、走行しながらの満充電時間も下記のとおり異なります。基本的に、シガーソケットからの充電は時間がかかります。
製品名 |
|||
容量 |
2160Wh |
1512Wh |
1002Wh |
シガーソケット充電時間 |
約24時間 |
約16.5時間 |
約12時間 |
また、充電スピードは配線の長さによっても異なります。配線ケーブルが長ければ長いほど、それだけ充電速度が遅くなります。
できるだけはやめに充電したい場合は、ケーブルを短くするか直接シガーソケットにさし込んで対応しましょう。
走行中にポータブル電源を使う際のチェック項目
走行中にポータブル電源を充電する際に、いくつかの注意事項があります。何も知らずに使っていると、ポータブル電源が壊れたり寿命が縮まったりするため知っておきましょう。
〇高温環境では使わない
時期によっては、車内は予想以上に高温となり人間ですら耐えられない暑さになります。そんな場所でポータブル電源を充電したり使用したりすると、バッテリーの劣化につながります。
基本的にポータブル電源を充電すると本体の温度が上昇する場合がありますが、車内の高温によりポータブル電源が故障してしまいます。もし炎天下の時期にポータブル電源を充電したり使用したりする場合は、車内で冷房をONにして負担のないようにしましょう。
〇ポータブル電源を置きっぱなしにしない
ポータブル電源を車内に置いておけば、次回使うときに自宅から運ばなくてもいいため、そのまま置いておこうと考えるかもしれません。
しかし、ポータブル電源は電子機器ですから熱に弱いという特徴があります。とくに真夏日に車内でポータブル電源をそのままにしておくと、故障の原因につながります。
かなり危険な方法ですので、ポータブル電源は車内に放置しないようにしましょう。
〇コードは曲げすぎない
ポータブル電源を走行充電する際に、コードが曲がってしまう場合があります。
しかし、コードを曲げての走行充電はおすすめしません。なぜなら、コードから発火や発熱などにつながる可能性があるからです。
また、コードを束にしてまとめての充電も、コード同士の熱が逃げなくなってしまうためやめておくべきです。
〇ソケットの複数使用を避ける
みなさんのご自宅にあるコンセントをたこ足配線にした場合、火災の原因につながるというのは知っているはずです。車内でも、ソケットを利用してポータブル電源やほかのデバイスとつないで同時に充電をすることが考えられます。
複数使用は発火につながり大変危険ですので、なるべく単体で充電するようにしましょう。
〇急発進・急停車に気を付ける
ポータブル電源は、メーカーによっては頑丈に作られているため、多少のことがあっても壊れません。
しかし、だからといって車の急発進や急停車を繰り返していると、何かの拍子にポータブル電源が倒れてしまいます。
当たりどころが悪ければ故障につながりますので、できるだけ急発進や急停車は避けるようにするか、ポータブル電源が動かないようしっかり固定しておくべきです。
走行充電におすすめ!ポータブル電源
Jackery(ジャクリ)は2012年にアメリカのカリフォルニアでうまれました。2016年以降、アウトドア用ポータブル電源と、ポータブルソーラーパネルを開発したパイオニア的存在の会社です。すでに世界では累計200万台以上の販売実績があり、世界のメディア150社以上から推奨されています。2019年には日本法人を設立し、日本でも多くのユーザーがJackeryのポータブル電源を利用しています。
ここでは、走行充電できるJackeryのポータブル電源を3つ紹介します。どうぞご参照ください。
①Jackery ポータブル電源 2000 Pro
大容量・高出力のポータブル電源をお探しなら2000Proがおすすめです。2000Proは、2160Whと2200Wの大容量・高出力をほこるポータブル電源で、IH調理器やホットプレートなど、ほとんどの家電製品に対応しています。
家庭用コンセントであれば最速2時間で満充電となり、電気が必要なときにすぐに使えます。2000Proは災害時だけではなく、節電用やキャンプなど、あらゆるシーンで活躍します。
容量 |
2160Wh |
サイクル回数 |
1000回 |
定格出力 |
2200W |
重量 |
19.5kg |
充電方法 |
AC、シガ-ソケット |
サイズ |
38.4×26.9×30.7cm |
出力ポート |
AC×3 |
保証期間 |
5年 |
シガーソケットからの満充電時間 |
約24時間 |
②Jackery ポータブル電源 1500 Pro
コンパクトで大容量・高出力のポータブル電源をお探しなら1500Proがおすすめです。
2000Proよりも一回り小さいですが、それでも1512Wh、1800Wの大容量・高出力のポータブル電源として人気を集めています。
定格出力が1800Wのため冷蔵庫や電子レンジ、電気ケトルなどが使用できます。
従来のタイプはサイクル数が800でしたが、1500Proは2000と2.5倍増となっており、寿命が大幅にのびました。
また、全USBポートで対応機種の高速充電が可能となったため、早期充電ができます。
容量 |
1512Wh |
サイクル回数 |
2000 |
定格出力 |
1800W |
重量 |
17kg |
充電方法 |
AC、シガ-ソケット、 |
サイズ |
38.4×26.9×30.7cm |
出力ポート |
AC×3 DC×1 USB×4 |
保証期間 |
5年 |
シガーソケットからの満充電時間 |
16.5時間 |
②Jackery ポータブル電源 1000 Pro
Proシリーズのなかでも、もっともコンパクトなのが1000Proです。
1000Proは2000Proと比べると約半分くらいの重量でありながら、1000Wh、1000Wの大容量・高出力のポータブル電源です。
1000Proは、コンセント経由であればたったの1.8時間で満充電にできるため、緊急で使いたい場合にも最適なポータブル電源です。
また、クイックチャージやPD100Wに対応しており、デバイスの高速充電も可能です。コンパクトで高性能なポータブル電源をお探しなら、1000Proがおすすめです。
容量 |
1000Wh |
サイクル回数 |
1000 |
定格出力 |
1000W |
重量 |
11.5kg |
充電方法 |
AC、シガ-ソケット、 |
サイズ |
34×26.2×25.5cm |
出力ポート |
AC×3,DC×1,USB×4 |
保証期間 |
5年 |
シガーソケットからの満充電時間 |
5.44時間 |
まとめ
ポータブル電源は車の運転をしながらの走行運転が可能です。
天候や時間に関係なく、シガーソケット経由で走行充電ができるため、非常にメリットを感じられるはずです。
ですが、使いかたを間違えてしまうと壊れたり寿命が縮まったりするため、できるだけ丁寧に利用・保管をするといいでしょう。
コメント