1.そもそも車中泊に電子レンジは必要なのか?使うメリットを解説

電子レンジを積んでいなくても車中泊はできますが、あると車旅の快適さが変わります。車中泊に電子レンジを車載することで以下のようなメリットがあり、「持ってきてよかった」と感じる場面が増えます。
● 観光・ドライブ・アクティビティが目的のとき、食事の手間を最小限に抑えられる
● 火を使わず一酸化炭素が出ないため、閉じた車内でも安全に調理できる
● 冷凍食品もそのままあたためられ、食事のバリエーションが広がる
● 調理時間が数分で済むため、読書・睡眠・作業に充てる時間が増える
観光や趣味が目的の旅では、食事にかける時間や手間を減らすことで、やりたいことに集中できます。各メリットを以下で詳しく解説します。
①手軽に簡単調理で食事ができるようになる
目的が車中泊であれば車内調理は醍醐味として楽しみの1つとなります。車内で長時間過ごすときの良い時間つぶしにもなりますし、いつもと違う日常での食事は美味しく感じるものです。しかし、目的が他にあったときの車中泊であった場合、
·観光を目的にクルマ旅に出て、宿泊代を浮かすために車中泊をする
·自然の中でアクティビティを満喫したあと車中泊で一泊する
·長距離ドライブを楽しんだあと、温泉に浸かって疲れを癒してからの車中泊
目的がほかにあって、宿泊する手段として車中泊をする場合には、食事を簡単に済まして就寝したいときもあるでしょう。そんなときに電子レンジがあれば、手軽に美味しく食事ができるので、「あって良かった」装備品として重宝します。
②火を使わなくてもあたためや調理ができる
車内で火を使うのは危険が伴います。狭い車内であればなおのこと、身の回りに可燃物を置かないように気を配らなければなりません。また、ガスコンロを使用する場合は一酸化炭素中毒にも注意する必要が出てきます。
電子レンジは何かと注意を払わなければならない車内調理をすっ飛ばして「チンッ」とするだけでおいしい食事が食べられます。危険性を省くことができるのも、電子レンジを装備するメリットです。
③冷凍食品も車内で食べられる
電子レンジがあれば、冷凍食品も簡単に食べられるのもメリットです。車中泊において、冷凍食品は一緒にほかの飲み物や食材を冷蔵庫に入れておくと、同時に冷やすこともできるので便利な食材候補です。
しかし、冷凍食品を電子レンジなしで使用・解凍するためには、湯銭するか食材として調理することになるでしょう。湯銭だとかなり時間がかかってしまうだけでなく、あたために偏りができてしまうこともあっておすすめできません。電子レンジがあれば、いろんな冷凍食品を持っていけるので、車内の食事が華やかになります。
④調理時間が短縮でき自由な時間が増える
電子レンジがあれば、調理時間を短縮できるのもメリットの1つです。わずか数分で食事ができるので、ほかのことに時間を有効に使うことができます。たとえば、
·趣味の時間(読書や映画鑑賞)に費やすことができる
·疲れたカラダを癒すために早めに就寝できる
·パソコンを使った作業、在宅ワークの作業時間が増える
あなたがめんどくさいと感じたことを短縮できる装備を整えると、あなたの有意義に過ごせる時間はその分増やすことができます。電子レンジは車内で過ごすあなたに時間を与えてくれる装備として大きなメリットを持っています。
2.車載用の電子レンジの容量や大きさの目安・条件

車中泊に電子レンジを積むうえで押さえたいのは、サイズ・設置方法・電源の3点です。
● サイズ:小型・軽量で、庫内はフラットテーブル式のものを選ぶ
● 設置場所:フラットで安定した場所に置き、ベルトやロープで固定する
● 電源:AC100Vを供給できるポータブル電源から給電する
事前にこの3点を確認しておけば、車中泊で電子レンジの設置場所や走行中の固定・電源確保といった問題を避けられます。それぞれのポイントを以下で詳しく見ていきましょう。
●容量やサイズは小型のものが設置しやすい
車中泊で電子レンジに求めることは「食品をあたためること」に尽きます。以下のポイントを満たす電子レンジを選ぶと車での使い勝手がよいです。
● 単機能でシンプルな操作性:あたためるだけなら余計な機能は不要
● 小型・軽量で持ち運びやすい:庫内容量16〜18L程度が目安
● 庫内がフラットテーブル式:回転テーブルより食品を出し入れしやすい
● 扉の開き方が設置場所に合う:横開き・縦開きを事前に確認する
車中泊には多機能なオーブンレンジは不要で、余計な機能のないシンプルな単機能モデルがおすすめです。コンパクトなモデルほど固定しやすく、走行中の落下リスクも抑えられます。
●フラットな場所と固定する手段が必要
電子レンジを車内に置くには、安定したフラットな場所が必要です。社中泊の走行中に電子レンジが動かないよう、以下のような工夫をしましょう。
● ベルトやロープで棚や壁に固定する
● 左右にズレないよう棚に段差やくぼみをつける
● 足元など重心が低い場所に設置する
注意点として、脚付きテーブルの上への設置は避けてください。テーブルそのものが不安定だと、走行中の振動で倒れる危険があります。
●電子レンジが動かせる電源が必要
電子レンジはAC100Vのコンセントからのみ動きます。車のシガーソケットは12V直流のため、電子レンジを直接動かすことはできません。別途、AC出力に対応したポータブル電源が必要です。
電子レンジの消費電力は、出力500Wと表示されていても実際には1,000W前後になるモデルがほとんどです。「電子レンジの出力の2~3倍」を目安に、十分な出力があるポータブル電源を選びましょう。
※電子レンジの稼働におすすめのポータブル電源:
3.車中泊におすすめの電子レンジ5選

● 山善 YRL-F180:3モードのダイヤル式、東日本では消費電力800Wで使えるシンプルモデル
● COMFEE' CF-EM202-BK:最大出力500Wの低消費電力で、ポータブル電源への負荷が少ない
● シャープ RE-T171:光るタイマーで薄暗い車内でも確認しやすいダイヤル式モデル
● TOSHIBA ER-S17ZB:900Wで素早くあたため、縦開き扉で横スペースを取らない
● アイリスオーヤマ KMB-F186:5種類の自動調理メニューで旅先でも操作いらずの簡単加熱
いずれもヘルツフリー対応なので、旅先の地域を問わず使えます。以下で詳しく紹介するので、想定する使い方に合ったモデルを選んでみてください。
①山善 YRL-F180

引用:山善
強・弱・解凍の3モードをダイヤルで切り替えるだけで操作でき、複雑なボタン操作は一切ありません。庫内は18Lのフラットテーブルで、大きめのお弁当もそのまま入ります。ターンテーブルのように面倒な掃除も不要。使い終わったらキッチンペーパーや濡らした布巾でサッと拭けば、次もキレイに使えます。
COMFEE' CF-EM202-BK

引用:楽天市場
ごはん・お弁当・飲み物・お酒の4種類の自動メニューを搭載しており、重量や時間を手動で入力せずにワンタッチで加熱できます。ミュートモードで動作音を抑えられるのも、車内の静かな空間で使いやすいポイントです。白・黒の2色があるので、車内のレイアウトに合う方を選びましょう。
シャープ RE-T171

引用:シャープ
光るタイマーを搭載したダイヤル式の単機能レンジです。薄暗い車内でも設定時間・残り時間が一目で確認できます。解凍時間はグラム指定でも選べるので、温めすぎのトラブルも防止。キッチンタイマーも搭載しており、加熱以外のシーンにも役立ちます。
TOSHIBA ER-S17ZB

引用:Amazon
最大900Wの出力でごはん1杯を約1分で加熱できるモデルです。インバーター制御による加熱でムラが出にくく、冷凍弁当もきれいに温められます。扉が上方向に開く縦開きのため横に広いスペースが不要で、車内の限られた場所にも置きやすいです。バックライト液晶を搭載しており、暗い車内でもラクラク操作できます。
アイリスオーヤマ KMB-F186

引用:Amazon
飲み物・ごはん・自動調理(チャーハン・スープご飯・パスタ・鶏ハム・肉じゃが)のワンタッチボタンを搭載したモデルです。ボタンひとつで火加減と時間が自動設定されるため、旅先での疲れた夜でも迷わず操作できます。10秒単位で加熱できるので、「ちょっとだけ温め直したい」ようなシーンも快適です。
4.車中泊で電子レンジや炊飯器などの家電を動かすため電源を確保する方法
電子レンジを車内で使用するには、最低でも1000Wくらいの電力が必要になってきます。オプションで付けられるカーコンセントでは電力不足で動かすことができないため、別に電力供給源が必要です。ここでは高出力の電力供給源を確保できる装備品をご紹介します。
●ポータブル電源(一番おすすめ)

電子レンジの動力源として手軽に装備できるのがポータブル電源です。電子レンジは高出力なため容量の大きいポータブル電源が必要ですが、これ1つあれば電子レンジはもちろん、ほかの家電にも電力供給ができるのでおすすめです。
·複数の出力ポートを持ち、電子レンジのほかに様々なものに電力供給が可能
·車中泊で使用する装備品に家電を複数装備できるようになる
·持ち運びが可能で車中泊以外での使い道も豊富
などの利点もあります。電子レンジは長時間使用するものではありません。実際使用するのは数分程度でしょう。あまった容量をほかに使用できるので、車中泊装備が充実して長時間滞在するのに快適さを求められるのも、ポータブル電源を装備するメリットです。
関連記事:【最新版】ポータブル電源を普段使いする方法は多彩!製品を選ぶコツも紹介
●サブバッテリー
サブバッテリーを車に装備することでも電子レンジを動かすことはできます。たまに車の仕様で付いているアクセサリーコンセントからは、電子レンジが必要とする出力を得られないため使用できません。高出力インバーターを利用することで使用は可能にはなりますが、バッテリーへの負担が大きいためおすすめしません。
そのため、サブバッテリーを搭載してエンジンをかけずとも電力供給できるようにすることで、電子レンジを含めた家電製品を動かすのも1つの方法です。ただ、サブバッテリーは持ち運びができないこと。インバーターが必要になることもあり、使用が車中泊に限られてしまいます。
5.車で電子レンジなどの調理家電を安全に動かせるポータブル電源2選
電子レンジを車内で安全に動かすには、AC100Vに対応した定格出力の大きいポータブル電源が必要です。Jackery(ジャクリ)ポータブル電源は全製品が過電圧・過昇温・漏電などを検知する高性能BMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載しています。電子レンジのような負荷の高い使い方も安心です。
以下では車中泊での電子レンジ使用におすすめの軽くて大容量・高出力のポータブル電源を紹介します。
● Jackeryポータブル電源 2000 New:約18kgで車への積み下ろしが1人でできる大容量モデル
● Jackeryポータブル電源 3000 New:電子レンジ・エアコン・冷蔵庫の同時稼働にも対応するハイパワーモデル
自分に合っている方を選んで、電子レンジとあわせて導入してみましょう。
①Jackeryポータブル電源 2000 New
車中泊で電子レンジを使いたい方には、「十分な出力」と「持ち運びやすさ」を兼ね備えたJackery ポータブル電源 2000 Newがおすすめです。
容量2,042Wh・定格出力2,200W(瞬間最大4,400W)で、消費電力1160Wの電子レンジなら連続1.5時間も稼働し続けられます。食事の温めはもちろん、電気ケトルやコーヒーメーカーなどもあわせて使えるので、車中泊の食事がより快適になります。
2,000Whクラスで最軽量・最小の約17.9kgで、車への積み下ろしや車内での移動も1人でラクラクです。
しかも最新の「リン酸鉄リチウムイオン電池」採用で充放電サイクルは4,000回、毎日使用しても約10年間使える長寿命設計なので、車中泊だけでなく、キャンプや災害時の備えとしても長く活躍します。
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製品スペック詳細 |
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容量 |
2,042Wh |
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定格出力 |
2,200W (瞬間最大4,400W) |
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充電速度 |
ACコンセント充電:2時間(緊急充電モードなら1.7時間) ソーラーパネル充電:6時間(400W入力時) シガーソケット充電:24時間 Drive Charger 600Wによる走行充電:約5.6時間 |
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出力ポート数 |
AC出力×3、 USB-A×1(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W、30W) DC出力×1:12V⎓10A |
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家電への稼働 時間目安(例) |
電子レンジ(1160W):約1.5時間 冷蔵庫(15W-520W):冷凍3.2h/保温72H 電気毛布(55W):約25時間 スマホ(29W):約80回 電気バーベキューコンロ(1700W):1時間 エアコン(900W):約2時間 |
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充放電サイクル数 |
約4,000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
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サイズ&重量 |
2,000Whクラスで業界最軽量・最小: 約33.5×26.4×29.2 cm (約17.9 kg) |
②Jackeryポータブル電源 3000 New
Jackeryポータブル電源3000Newは、電子レンジを使いながら他の家電も同時に稼働させたい方におすすめのモデルです。
容量3,072Wh・定格出力3,000W(瞬間最大6,000W)で、電子レンジで食事を温めながら、ポータブル冷蔵庫や電気ケトル、照明などを同時に使用しても安定して給電できます。
ACコンセントを4口搭載しているため、家族やグループでの車中泊でも複数の機器をまとめて使えるのが魅力です。
また、3,000Whクラスでは最軽量級の約27kgを実現。大容量モデルでありながら車への積み込みや積み下ろしもしやすく、長期の車中泊やキャンピングカーでの利用にも適しています。
充放電サイクルは4,000回で、車中泊の相棒として10年以上使い続けられるコスパの良さもポイントです。
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製品スペック詳細 |
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容量 |
3,072Wh |
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定格出力 |
3,000W (瞬間最大6,000W) |
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充電速度 |
ACコンセント充電:2.5時間 ソーラーパネル充電:5.5時間(800W入力時) シガーソケット充電:35時間40分 Drive Charger 600Wによる走行充電:約5.6時間 |
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出力ポート数 |
AC出力×4(最大20A)、AC出力×1(最大30A) USB-A×2(最大18W) USB-C×2(それぞれ最大100W、30W) DC出力×1:12V⎓10A |
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家電への稼働 時間目安(例) |
電子レンジ(1160W):約2時間 ルームエアコン(900W):約2時間 電気毛布(55W):約30時間 スマホ(29W):約108回 ノートパソコン(80W):約31回 オーブンレンジ(800W/1600W):約3時間/1.7時間 ミキサー(300W max):約6時間 炊飯器(820W):約3時間 電気圧力鍋(1080W):約2時間 電気バーベキューグリル(1600-1700):1.5h マルチクッカー(1400W):約1.8時間 |
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充放電サイクル数 |
約4,000回 ※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持 |
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サイズ&重量 |
約416×325×305 mm (約27 kg) |
まとめ:電子レンジはお手軽調理ができる便利アイテム
車中泊に電子レンジを積む最大のメリットは、火を使わず短時間で食事を済ませられること。疲れた夜や時間を節約したいシーンでも、コンビニ弁当や冷凍食品をボタンひとつで温めるだけで食事が完結します。
ただし、電子レンジを車内で動かすにはAC100V出力に対応したポータブル電源が必須です。Jackeryのポータブル電源は電子レンジから冷蔵庫・ポータブルクーラーまでまとめて給電できるため、一台あるだけで車中泊の快適さが大きく変わります。気になる方は自分の想定する使い方に合ったモデルの詳細をチェックしてみましょう。

