1.北海道函館市で車中泊する魅力
函館市は、北海道の南端に位置し、北国としては比較的温暖な気候です。自然豊かで四季折々の移ろいや新鮮な海の幸が楽しめるのが特徴です。そんな函館市での車中泊の魅力についてまとめています。
●北海道函館市の特徴と魅力
函館山から眺める夜景や、異国情緒あふれる建物を見ることができる函館市は、海洋気候のおかげで北海道としては降水量が少なく比較的穏やかな気候で住みやすいのが特徴です。主な観光スポットとして有名なのは、
・函館山山頂からの夜景
・特別史跡五稜郭跡
・八幡坂
・函館ハリスト正教会
・金森赤レンガ倉庫群
などがあげられます。その他、魅力的なご当地グルメ「ラッキーピエロのハンバーガー」も存在し、車中泊旅で函館を満喫するのも良いものです。
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2.函館にある無料で車中泊ができる道の駅2選
車中泊の魅力は、宿泊費を抑えられること。無料で利用できる車中泊スポットとして考えられるのが“道の駅”ですね。しかし、基本的に道の駅は宿泊目的では利用できない黒よりのグレーゾーンである休憩施設のため、車中泊できるかどうかは、事前にお問い合わせすることをおすすめします。今回は、函館にある無料で利用できる「道の駅」をいくつか紹介します。
●「道の駅 なないろ・ななえ」

参照元:道の駅 なないろ・ななえ
七飯町の新鮮な野菜や特産品、道南の地区のお土産や特産品を活かした直売所施設のある道の駅です。基本的に無料で利用できる「道の駅なないろ・ななえ」は駐車場も無料となっています。函館の車中泊スポットとしては最適の道の駅です。おすすめポイントは、
・ご当地グルメが楽しめる「ラッキーピエロ」がすぐ近くにある
・コンビニなどの施設も徒歩で行ける距離にあって便利
です。観光もできて、ご当地グルメも堪能できるスポットです。
●「道の駅 みそぎの郷 きこない」
参照元:道の駅「みそぎの郷きこない」
函館市内からは少し離れるものの、車中泊に最適な道の駅「みそぎの郷 きこない」。ここは車中泊歓迎の道の駅で、JR木古内駅に併設された道の駅です。広い駐車場があり、車中泊者を配慮して道の駅屋外に専用の洗面所が用意されています。おすすめポイントは、
・セイコーマートやスーパーが近くにある
・入浴施設「きこないビュウ温泉のとや」が近くにある
・道中に観光スポット“トラピスト大修道院”がある
道の駅施設では、特産品などを販売している直売所やレストランもあるので、ゆっくり車中泊を満喫できるおすすめスポットです。
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3.函館で車中泊ができるRVパーク はこだて緑園通
函館市内で車中泊ができるRVパークは「はこだて緑園通」です。広い駐車スペースで大型車やキャンピングカーでの利用でもゆったり停められる駐車スペースで、普通車での利用ならタープを広げられるくらい余裕があり、ゆっくりくつろげるのが魅力です。
●はこだて緑園通の歩いて行ける施設
はこだて緑園通付近にある施設は、コンビニやコインランドリーが歩いて行ける距離にあること。湯の川温泉にも少し足を延ばせば行ける距離にあり、なかなかの立地です。緑園通に停泊してぜひ立ち寄ってほしいスポットを2か所紹介します。
〇にしき温泉
緑園通から歩いて3分くらいのところにある入浴施設「にしき温泉」。銭湯感覚で行ける日帰り温泉で、ミストサウナや漢方薬湯も楽しめる入浴施設です。緑園通のフロントで入浴券を購入すれば定価よりも安く利用できるので、ぜひ利用してみてください。
〇函館麺や 一文字
函館の有名ラーメン屋「一文字」が近くにあります。函館の塩ラーメンがおすすめ。丸鶏と南茅部産の昆布をベースにつくられたスープは絶品です。また、豚コツを10時間じっくり煮込んだ濃厚なインパクトのある味に仕上げている味噌ラーメンも捨てがたいです。
●はこだて緑園通の周辺情報
RVパーク「はこだて緑園通」の周辺にある観光スポットは、
・五稜郭跡
・湯の川
です。五稜郭は、稜堡(りょうほ)と呼ばれる5つの角がある五角形になっており、16世紀頃のヨーロッパで考案された城塞都市をヒントにした大変貴重な建造物です。明治元年に勃発した戊辰戦争の最後の戦いとなる箱館戦争の舞台となった地として有名です。
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4.函館で車中泊ができるオートキャンプ場2選
函館で車中泊ができる場所としてあげられるオートキャンプ場。函館市のオートキャンプ場は以下の2か所です。オートキャンプ場とは、車の乗り入れができるサイトのあるキャンプ場で、車内やテントで寝泊まりができ、車中泊ができるスポットとして人気があります。昼間はキャンプ、夜は車内で車中泊と、柔軟なアウトドアが楽しめるのでおすすめです。
①「函館市戸井ウォーターパーク」
自然を満喫できるキャンプエリアのほかに、キッチンやトイレ、洗面所を完備したおしゃれなコテージや林の中のフリーテントスペースなど、充実した施設が魅力のアウトドアリゾート施設です。隣接する「ふれあい湯遊館」では、天然温泉が楽しめます。
②「白石公園はこだてオートキャンプ場」
参照元:白石公園はこだてオートキャンプ場
函館市の東部、白石町の小高い丘に位置し全体面積7.75haの広大な敷地に110サイトの本格的なオートキャンプ場です。レクリエーション広場やパークゴルフ場などの施設も併設されており、アクティビティも満喫できる車中泊スポットです。
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5.函館の車中泊におすすめの無料駐車場スポット5選
函館の車中泊には、都市型RVパークから自然豊かなオートキャンプ場、道の駅以外に、無料駐車場も一つの選択です。これから紹介する無料の駐車場スポットは、函館観光の拠点として最適な立地にあります。主要観光地へのアクセスも良好で、トイレや給水設備などの基本的なインフラが整備されています。
①函館港 海岸町船だまり
函館駅の裏手に位置し、観光拠点へのアクセスが良い無料の車中泊スポットです。高速道路の高架下にあるため雨天時も安心。トイレが完備されており、釣り人にも人気。朝は漁業関係者の利用があるため、早朝の移動が推奨されます。
住所 |
北海道函館市海岸町 |
アクセス |
JR函館駅から徒歩約15分 |
電話番号 |
なし |
施設 |
公衆トイレ、無料駐車スペース |
営業時間 |
24時間 |
料金 |
無料 |
事前予約 |
不要 |
公式サイト |
なし |
②見晴公園 北側駐車場
函館市東部の住宅街にある広大な公園の駐車場で、トイレや水道が近くにあり車中泊に適しています。公園内のテント泊は禁止ですが、車中泊は可能。静かな環境で落ち着いて過ごせます。
住所 |
北海道函館市見晴町56 |
アクセス |
JR函館駅から車で約20分 |
電話番号 |
なし |
施設 |
施設:公衆トイレ、水道、無料駐車スペース |
営業時間 |
24時間 |
料金 |
無料 |
事前予約 |
不要 |
公式サイト |
なし |
③立待岬駐車場
参照元:https://hakodate-kankou.com/spot/882/
函館市の最南端に位置し、津軽海峡の絶景と夜景が楽しめる車中泊スポット。トイレや水道、東屋も整備されており、観光と休憩の両方に便利です。夜間は静かで、朝は漁師の活動が始まるため早めの移動が無難です。
住所 |
北海道函館市住吉町 |
アクセス |
JR函館駅から車で約15分 |
電話番号 |
なし |
施設 |
公衆トイレ、水道、東屋、無料駐車スペース |
営業時間 |
24時間 |
料金 |
無料 |
事前予約 |
不要 |
公式サイト |
④啄木小公園 駐車場
参照元:https://www.hakobura.jp/spots/607
土方・啄木浪漫館の近くにある駐車場で、観光や休憩に便利。大通り沿いでやや騒がしいものの、トイレが利用できるため短時間の車中泊や仮眠に適しています。
住所 |
北海道函館市日乃出町25 |
アクセス |
JR函館駅から車で約15分 |
電話番号 |
なし |
施設 |
公衆トイレ、無料駐車スペース |
営業時間 |
24時間 |
料金 |
無料 |
事前予約 |
不要 |
公式サイト |
⑤北斗市茂辺地北斗星広場駐車場
参照元:https://hokutoinfo.com/spot/2303/
かつて寝台特急「北斗星」が展示されていた広場の駐車場で、車中泊や鉄道ファンに人気。トイレや自販機があり、静かな環境で過ごせます。有料のトレーラーハウスへの宿泊も可能です。
住所 |
北海道北斗市茂辺地3-3-14 |
アクセス |
道南いさりび鉄道「茂辺地」駅 徒歩5分 |
電話番号 |
0138-75-2001 |
施設 |
無料駐車スペース |
営業時間 |
24時間 |
料金 |
無料 |
事前予約 |
不要 |
公式サイト |
なし |
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6.函館車中泊の旅で行きたいおすすめ観光スポット10選
函館には世界的に有名な観光スポットが数多くあり、車中泊旅行者にとって魅力的なエリアとなっています。函館山の夜景、五稜郭の歴史的価値、金森赤レンガ倉庫の異国情緒、函館朝市の新鮮な海産物など、多様な観光体験が可能です。これらの観光地は比較的コンパクトなエリアに集中しており、車での移動時間も短く、効率的な観光プランを立てることができます。また、多くのスポットで駐車場が完備されており、車中泊旅行者にとって利便性の高い環境が整っています。
①函館山
参照元:https://334.co.jp/
世界三大夜景の一つに数えられ、100万ドルの夜景として国際的に有名な観光スポットです。標高334mの山頂展望台からは、函館市街の美しい夜景と津軽海峡の雄大な景色を一望できます。
住所 |
北海道函館市函館山 |
アクセス |
函館駅から車で10分 |
電話番号 |
0138-23-3105 |
施設 |
展望台、レストラン、土産店、ロープウェイ、無料駐車場 |
営業時間 |
ロープウェイ10:00~22:00(季節により変動) |
料金 |
ロープウェイ往復大人1,800円 |
事前予約 |
予約不要 |
公式サイト |
②五稜郭タワー・五稜郭公園
参照元:https://www.goryokaku-tower.co.jp/
特別史跡五稜郭の星形を一望できる高さ107mの展望タワーで、函館の歴史を学べる展示スペースも併設されています。四季折々の五稜郭の美しい景色を楽しめる人気スポットです。
住所 |
北海道函館市五稜郭町43−9 |
アクセス |
函館駅から車で約15分 |
電話番号 |
0138-51-4785 |
施設 |
展望台、カフェスタンド、土方歳三ブロンズ像、展示パネル |
営業時間 |
8:00~19:00(4月21日~10月20日)、 |
料金 |
展望料金大人900円、中高校生680円、小学生450円 |
事前予約 |
予約不要 |
公式サイト |
③金森赤レンガ倉庫
参照元:https://hakodate-kanemori.com/
明治期の貿易倉庫群を活用した複合商業施設で、函館の異国情緒を代表する観光スポットです。ショッピング、グルメ、文化体験が楽しめる人気の観光拠点となっています。
住所 |
北海道函館市末広町14-12 |
アクセス |
函館空港より車で約25分 |
電話番号 |
施設による |
施設 |
ショッピングモール、レストラン、ギャラリー、オルゴール館、駐車場 |
営業時間 |
9:30~19:00(店舗により異なる) |
料金 |
入場無料(買い物・飲食は別途) |
事前予約 |
予約不要 |
公式サイト |
④函館朝市
参照元:https://www.hakodate-asaichi.com/
新鮮な海産物と北海道の特産品が集まる伝統的な朝市で、函館観光の定番スポットです。約250店舗が軒を連ね、活気あふれる市場の雰囲気と絶品グルメを楽しめます。
住所 |
北海道函館市若松町9-19 |
アクセス |
函館駅直結、徒歩1分 |
電話番号 |
0120-858-313 |
施設 |
海産物店、食事処、土産店、駐車場(有料) |
営業時間 |
5:00~14:00(店舗により異なる) |
料金 |
入場無料(購入・飲食は別途) |
事前予約 |
予約不要 |
公式サイト |
⑤湯の川温泉
参照元:https://hakodate-yunokawa.jp/dayspa/
函館を代表する温泉郷で、北海道屈指の歴史ある温泉地として知られています。函館観光の疲れを癒すのに最適で、多くの温泉旅館や日帰り入浴施設があります。
住所 |
北海道函館市湯川町 |
アクセス |
函館空港から車で約5分 |
電話番号 |
各施設により異なる |
施設 |
温泉旅館、日帰り入浴施設、足湯、土産店 |
営業時間 |
施設により異なる(多くは6:00~22:00) |
料金 |
日帰り入浴450円~(施設により異なる) |
事前予約 |
日帰り入浴は予約不要 |
公式サイト |
⑥函館ハリストス正教会
参照元:https://www.orthodox-hakodate.jp/
国の重要文化財に指定された美しい鐘の音で有名な正教会で、函館の異国情緒を象徴する建物です。白壁と緑の屋根が印象的な外観で、多くの観光客に愛されています。
住所 |
北海道函館市元町3-13 |
アクセス |
函館駅から車で約10分 |
電話番号 |
0138-23-7387 |
施設 |
礼拝堂、庭園、駐車場(少数) |
営業時間 |
予約不要 |
料金 |
10:00~17:00(月~金)、10:00~16:00(土)、 |
事前予約 |
拝観料大人200円 / 中学生100円 / 小学生以下無料 |
公式サイト |
⑦八幡坂
参照元:https://www.hakobura.jp/spots/478
映画やCMのロケ地として有名な石畳の美しい坂道で、函館港を見下ろす絶景スポットです。函館西部地区の代表的な観光スポットとして多くの観光客が訪れます。
住所 |
北海道函館市末広町 |
アクセス |
市電「十字街」駅から徒歩5分 |
電話番号 |
- |
施設 |
展望スポット、周辺カフェ、駐車場(周辺有料パーキング) |
営業時間 |
24時間見学可能 |
料金 |
見学無料 |
事前予約 |
予約不要 |
公式サイト |
https://www.hakobura.jp/spots/478 |
⑧立待岬
参照元:https://www.hakobura.jp/spots/587
函館市最南端に位置する断崖絶壁の岬で、遮るもののない雄大な津軽海峡の景色を楽しめます。昼夜を問わず美しい景色が堪能できる絶景スポットです。
住所 |
北海道函館市住吉町 |
アクセス |
市電 「谷地頭」電停 下車 徒歩20分 |
電話番号 |
0138-23-5440 |
施設 |
展望台、東屋、軽食売店、トイレ、駐車場 |
営業時間 |
24時間見学可能 |
料金 |
見学無料 |
事前予約 |
予約不要 |
公式サイト |
⑨トラピスチヌ修道院
参照元:http://www.ocso-tenshien.jp/info/
日本初の女子観想修道院として1898年に設立された歴史ある修道院で、美しい庭園と静寂な雰囲気が魅力です。函館の代表的な観光スポットとして多くの観光客が訪れます。
住所 |
北海道函館市上湯川町346 |
アクセス |
函館駅から車で約30分 |
電話番号 |
0138-57-2839 |
施設 |
修道院、庭園、売店、駐車場(近隣有料の駐車場) |
営業時間 |
9:00~11:30 / 14:00~16:30 |
料金 |
見学無料 |
事前予約 |
予約不要 |
公式サイト |
⑩旧函館区公会堂
参照元:https://hakodate-kokaido.jp/
明治時代の洋風建築を代表する美しい建物で、国の重要文化財に指定されています。AR技術を活用した展示で、当時の函館の様子を体験できる人気の観光施設です。
住所 |
北海道函館市元町11-13 |
アクセス |
市電「末広町」駅から徒歩10分 |
電話番号 |
0138-22-1001 |
施設 |
展示ホール、カフェ、ドレス体験コーナー、駐車場(元町観光駐車場推奨) |
営業時間 |
[夏季]4月1日~10月31日: 火曜日から金曜日 午前9時から午後6時まで [冬季]11月1日~3月31日: |
料金 |
一般300円、学生・生徒・児童150円 |
事前予約 |
不要 |
公式サイト |
7.番外編:フェリーで函館へ!車中泊スポットのターミナル
本州から函館へのアクセスには、津軽海峡フェリーが重要な交通手段となっており、車中泊旅行者にとって欠かせないルートです。函館港には青森港と大間港からの定期便が就航しており、それぞれ異なる航行時間と料金体系が設定されています。
フェリーターミナル周辺には車中泊に適した駐車場や待機スペースがあり、乗船前後の時間を有効活用できる環境が整っています。また、各ターミナルには必要な施設が併設されており、長距離移動の疲れを癒すことができます。
①函館フェリーターミナル
参照元:https://www.tsugarukaikyo.co.jp/guide/terminal/hakodate/
北海道と本州を結ぶ津軽海峡フェリーの主要ターミナルで、青森・大間両港への定期便が運航されています。24時間体制で運営され、充実した施設とサービスを提供する近代的なターミナルです。
住所 |
北海道函館市港町3丁目19番2号 |
アクセス |
函館駅から車で約20分 |
電話番号 |
0138-43-4545 |
施設 |
ギフトショップ、売店、レストラン、ウッドデッキ、授乳室、ドッグラン、無料Wi-Fi、コインロッカー |
営業時間 |
24時間営業(売店は店舗によるが6:30~22:00) |
料金 |
第一駐車場100円/1時間 第二駐車場500円/5時間以上24時間まで |
事前予約 |
フェリー予約は必要 |
公式サイト |
②大間港フェリーターミナル
参照元:https://www.tsugarukaikyo.co.jp/guide/terminal/oma/
本州最北端のマグロで有名な大間町にあるフェリーターミナルで、函館まで90分の最短航路を提供しています。コンパクトなターミナルながら必要な施設が整備されています。
住所 |
青森県下北郡大間町大字大間字根田内10番地 |
アクセス |
大間崎から車で約10分 |
電話番号 |
0175-37-3111 |
施設 |
待合室、売店、駐車場、観光案内所 |
営業時間 |
運航時間に合わせて営業 |
料金 |
駐車場利用料金要確認 |
事前予約 |
フェリー予約時に確認 |
公式サイト |
③青森港フェリーターミナル(津軽海峡フェリー)
参照元:https://www.aomori-ferry.or.jp/terminal/
青森県の主要フェリーターミナルで、函館まで3時間40分の航路を運航しています。大型ターミナルビルで充実した待機施設を提供します。
住所 |
青森県青森市沖館2丁目12-1 |
アクセス |
JR青森駅西口から車で約15分 |
電話番号 |
017-766-4733 |
施設 |
レストラン、売店、待合室、駐車場(台数限定) |
営業時間 |
運航スケジュールに合わせて営業 |
料金 |
駐車場利用は無料 |
事前予約 |
駐車場利用は予約不可 |
公式サイト |
④青森港フェリーターミナル(青函フェリー)
参照元:https://www.aomori-ferry.or.jp/terminal/
青函フェリーが運航する函館北埠頭への航路ターミナルで、比較的リーズナブルな料金設定が特徴です。2階建てのコンパクトなターミナルビルです。
住所 |
青森県青森市沖館2丁目11-1 |
アクセス |
JR青森駅西口から車で約15分 |
電話番号 |
017-782-3671 |
施設 |
待合室、売店、駐車場(台数限定) |
営業時間 |
運航スケジュールに合わせて営業 |
料金 |
駐車場利用は無料 |
事前予約 |
駐車場利用は予約不可 |
公式サイト |
⑤八戸港フェリーターミナル
参照元:https://www.aomori-ferry.or.jp/info/323/
八戸市にある大型フェリーターミナルで、函館方面への直行便はありませんが、苫小牧・室蘭航路を活用することで北海道への移動が可能です。充実した施設とサービスで長時間の待機にも対応しています。
住所 |
青森県八戸市河原木字海岸25 |
アクセス |
八戸駅から車で約20分 |
電話番号 |
予約用:050-3821-1478(毎日09:00~20:00) |
施設 |
レストラン、売店、待合室、展望デッキ、駐車場 |
営業時間 |
運航スケジュールに合わせて営業 |
料金 |
近隣に留置駐車場なし。 |
事前予約 |
人のみ乗船の場合は公共交通機関利用推奨 |
公式サイト |
8.函館車中泊に必要な装備チェックリスト
函館での車中泊を成功させるには、基本装備の準備が不可欠です。最低限必要なアイテムとして、寝袋(オールシーズン対応)、エアマット、断熱シェード、LEDランタン、ポータブル電源が挙げられます。また、プライバシー保護と防犯対策のためのカーテンやシェード、車内温度管理用の扇風機やヒーター類も重要な装備となります。函館は海に囲まれた地形のため、湿度対策や塩害対策も考慮した装備選びがポイントです。
①夏の函館車中泊に必要な装備と安全対策
夏季の函館では、車内温度管理が最重要課題となります。車中泊の暑さ対策でおすすめの装備は下記となります。
・カーサイドタープ(虫除け兼日除け効果)
・USB冷風機(水と氷を使用した自然冷却システム)
・サーキュレーター(効率的な空気循環)
・冷感シートパッド(体感温度の低下)
・虫除けネット(メッシュタイプの窓カバー)
函館の夏は本州より涼しいものの、車内は密閉空間のため熱中症リスクがあり、1時間ごとの水分補給と定期的な車内換気が重要です。また、タイヤの空気圧チェックとバッテリー状態の確認も安全運転のために欠かせません。
②冬の函館車中泊に必要な装備と安全対策
冬季の函館車中泊は氷点下の環境に対応する本格的な装備が必要になります。
・マミー型寝袋(-10℃対応)
・FFヒーターまたはセラミックファンヒーター(安全性重視の暖房機器)
・断熱アルミシート(床面からの冷気遮断)
・ジャンプスターター(バッテリー上がり緊急対策)
・スタッドレスタイヤ(積雪路走行対応)
朝のフロントガラス凍結防止にはワイパー立てが有効で、排気管の雪詰まりチェックを毎晩実施することで一酸化炭素中毒を予防しましょう。
また、ポータブル電源と電気毛布の組み合わせは、換気不要で安全性が高く、北海道の車中泊経験者からも高く評価されています。
③ポータブル電源
寒さ対策や車中飯を堪能するために、電気の力を利用できるポータブル電源の装備は欠かせません。ポータブル電源は、エンジンを切った状態でも電気毛布や車載冷蔵庫などの家電が使えるようになる電力供給源です。ポータブル電源を装備すれば、
・IH調理器やホットプレートなど使って車中飯を電気の力で堪能する
・電気毛布やファンヒーターなどを使って外気温の影響を受けやすい車内の寒さ対策
・スマホの充電やタブレット、パソコンを使って車内で快適な時間を過ごせる
など、函館の車中泊を快適に過ごせるためにおすすめの装備品です。また、ポータブル電源があれば、車中飯をつくるために車内で調理すると発生する水蒸気や、車内で過ごしていると窓ガラスの結露防止のために便利なサーキュレーターや換気扇も装備できます。
関連記事:車中泊におすすめのポータブル電源7選!使い道・選び方・注意点などを詳しく解説
④車中飯を堪能するための調理道具&IH調理器
函館市内にある美味しいご当地グルメを堪能するのも良いですが、車中泊を満喫するなら車内で自分好みに地産地消の食材を味わうにも魅力的です。そのために必要な、
・クッカーなどの調理道具
・火を使わずに車内で安全に調理できるIH調理器
は欠かせない装備品と言えるでしょう。
お米を炊くための飯ごう型や、様々な料理に対応できるクッカーなど、数種類の大きさのクッカーを用意しておくと、様々な食材に対応できて便利です。
関連人気記事:車中泊で調理家電を使おう!ポータブル電源で広がる選択肢とは?
9.函館車中泊を快適に過ごすためにおすすめのJackeryポータブル電源2選
函館の車中泊を快適に過ごすためのポータブル電源なら、Jackery(ジャクリ)がおすすめです。Jackeryポータブル電源は、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用で毎日充電しても10年以上使えるように寿命が長く、世界で400万台以上超えた販売量実績を持つ安全性と信頼性の高い製品としておすすめです。
●Jackery Solar Generator 1000 Newポータブル電源セット
軽自動車にも装備可能な大きさ(約327 x 224 x 247mm)で1070Whの大容量を持っています。定格出力が1500Wもあるので函館の味覚を車内で堪能できる装備も利用でき、電気毛布などの寒さ対策装備も長時間(約12時間)利用できます。ソーラーパネルもセットになっているため、電力不足を感じても柔軟な方法で充電ができるので、安心して使用できるポータブル電源です。
●Jackery Solar Generator 600 Plus100Wポータブル電源ソーラーパネルセット
Jackery Solar Generator 600Plus100Wは、632Whの中容量モデルポータブル電源600Plusと最大出力100Wのソーラーパネルを組み合わせた製品です。主に1泊2日くらいの車中泊に最適なポータブル電源です。中容量なのに定格出力が800Wあるので、電気ケトルでお湯が沸かせたり、小型電気ファンヒーターも稼働可能。寒さ対策や調理器具など、柔軟に使用できて便利です。コンパクトで女性でも手軽に扱えるおすすめのポータブル電源です。
最大の魅力はパススルー機能が追加されているところ。この機能を使えば、充電しながらでも電力供給が可能なので、使い方の幅が広がるおすすめ機能です。
関連記事:【未経験者必見】車中泊生活10年の経験者が語る本当に必要なもの10選
まとめ:函館車中泊で観光とグルメを満喫しよう!
今回の記事では、北海道函館市での車中泊スポットをご紹介しました。函館市は観光スポットやご当地グルメなど、旅行に行くには最適な立地ですが、車中泊スポットは少ないのが残念ですね。
しかし、1つ1つの車中泊スポットに魅力が詰まっているので、函館を満喫するには十分すぎると言っても良いでしょう。函館の魅力を車中泊で満喫するなら、ぜひ今回ご紹介した車中泊スポットを検討ください。