電気毛布の電気代は他の暖房より安い!さらに電気代を抑える4つのコツも紹介

電気毛布の電気代は他の暖房より安い!さらに電気代を抑える4つのコツも紹介

電気毛布の電気代っていくらなの?」「他の暖房と比べて安いものを選びたい…」

結論からいうと、電気毛布の電気代は他のほぼすべての暖房器具より安いです。今回は電気毛布と他の暖房器具の電気代を徹底比較しました。電気毛布の電気代をさらに安くしたい人のために、さらに省エネする4つのコツもお伝えします。この記事を読んで、気になる電気代を浮かせつつ冬を快適に過ごしましょう。

電気毛布の電気代は「1時間あたり1~2円」ほど!

製品により前後はありますが、一般的な1人用電気毛布の電気代は「1時間あたり1~2円」ほどです。たとえば、コイズミの電気毛布「KDS-4061」の消費電力は40W。現在の電力料金目安単価(31円/kWh)で計算すると、1時間あたりの電気料金は1.24円となります。電気毛布を1日8時間つけっぱなしで1ヶ月使ったとしても、電気代は300円です。

先ほど例に挙げた製品に限らず、電気毛布の消費電力は40~60Wのものが多いため、他の暖房器具と比較しても電気代が安く済みます。まずは電気毛布の電気代を、他の暖房器具と比較してみましょう。

電気毛布の電気代を他の暖房器具と比較

電気毛布の電気代を、下記5つの暖房器具と比較してみました。

  • ・6畳用エアコン

  • ・ホットカーペット(2畳)

  • ・こたつ

  • ・ハロゲンヒーター

  • ・セラミックファンヒーター

それぞれ見ていきましょう。

●6畳用エアコン:1時間あたり12~13円

6畳用エアコンの電気代は、1時間あたり12~13円です。エアコンは設定温度や気温などの条件により消費電力が大きく変動しますが、多くの場合で冷房・暖房ともに平均400W台で落ち着きます。それでも電気毛布と比較すると、およそ10倍の消費電力です。

参考:日立「白くまくんRAS-X22M

ただしエアコンのメリットは、電気毛布ではできない「部屋全体の温度調整」ができること。電気毛布だけでは耐えられないほど寒い日には、エアコンに頼る必要があるでしょう。

●ホットカーペット(2畳):1時間あたり7~10円

ホットカーペット(2畳)の電気代は、1時間あたり7~10円ほどです。多くの2畳用ホットカーペットの定格消費電力は「500W前後」ですが、実運転では平均200~350Wほど。たとえばアイリスオーヤマの「IHC-20-H」の場合は「中」運転で平均215W、「強」運転で平均324Wとなっており、電気代は電気毛布の5~8倍ほどとなります。

ホットカーペットは電気毛布と異なり、少し広めの範囲を暖められるのがメリットです。ただしホットカーペットの電気代は電気毛布より割高なため、節約志向なら電気毛布の使用をおすすめします。

●こたつ:1時間あたり2.5~3.1円

こたつの電気代は、1時間あたり2.5~3.1円ほどです。多くのこたつは「強」「弱」で出力を切り替えられますが、最初に「強」運転で中の温度を上げ、以降は「弱」で保温する使い方が一般的。そのため思ったより電気代がかかりません。

たとえば山善の75cmこたつ「SEU-752」の消費電力は、「強」運転で160W・「弱」運転で80W。こたつの電気代は弱運転が基本なら電気毛布の2倍程度の電気代となります。暖房器具の中では電気代がかなり安く、しかも複数人で使えるのがメリットです。

●ハロゲンヒーター:1時間あたり12~25円

ハロゲンヒーターの電気代は、1時間あたり12~25円が一般的です。たとえばアイリスオーヤマの「EHT-800W」の消費電力は400~800Wとなっており、電気毛布の10~20倍ほどの電力を消費します。

非常に電気代が高いうえ、風が出るわけではないので広範囲を暖めるのには適していません。4畳以下ほどの狭い部屋で足元を暖めるのに使ったり、お風呂上がりの脱衣所の温度を上げたりするような短時間・ピンポイントな使い方がおすすめです。

●セラミックファンヒーター:1時間あたり25円~

セラミックファンヒーターの電気代は、1時間あたり25円以上となるものが多いです。ほとんどのモデルの消費電力が「強」運転で1,000W~1,200W、「弱」運転で500~600Wとなっており、電気毛布の10~30倍ほどの電気代がかかります。たとえば山善の「DF-J121」の場合、1時間あたりの電気代目安は26.4円です。

非常に消費電力が大きく、1日8時間×30日使ったとすると電気代は12,000円以上。効率的に部屋を暖められるのは大きなメリットであるものの、電気代を抑えたいならセラミックファンヒーターの使用はあまりおすすめしません。

電気毛布の3つのメリット

電気毛布の3つのメリット

電気毛布には下記3つのメリットがあります。

  • ・電気代が他の暖房器具より安い

  • ・購入価格が安い

  • ・持ち運んでどこでも使える

それぞれのメリットについて見ていきましょう。

メリット①:電気毛布の電気代が他の暖房器具より安い

電気毛布は先ほど解説したように、電気代が他の暖房器具より安いです。他の暖房器具との1時間あたりの電気代の目安を表で比較しました。

家電名

1時間あたりの電気代目安

電気毛布

1~2円

6畳用エアコン

12~13円

ホットカーペット(2畳)

7~10円

こたつ

2.5~3.1円

ハロゲンヒーター

12~25円

セラミックファンヒーター

25円~

ほとんどの暖房器具の消費電力は、電気毛布の2~30倍ほど。部屋全体を暖めるだけの能力はないものの、電気代を抑えられる暖房器具として非常に便利です。

●メリット②:購入価格が安い

電気毛布は電気代が安いだけでなく、本体の価格も他の暖房器具より安めです。ほとんどの1人用電気毛布の本体価格は1,000円~2,000円台となっており、非常にリーズナブルに手に入ります。ハロゲンヒーターやホットカーペットは、安いものでも3,000円台からです。電気毛布は安く手に入り電気代も抑えられる、優秀な暖房器具といえるでしょう。

●メリット③:持ち運んでどこでも使える

電気毛布はコンパクトに折りたためるものがほとんどで、持ち運んでどこでも使えます。寝室で使うのはもちろん、自室に持って行って足元に敷いたり、電源があれば出先や車内で暖を取るのに使ったりしてもOK。サイズが大きく重量のあるこたつやセラミックファンヒーターとは異なり、気軽に使える利便性の高さも魅力です。

電気代が安い電気毛布を使うときの注意点2選

電気代が安く便利な電気毛布ですが、下記2つの使用上の注意点があります。

  • ・脱水症状に気をつける

  • 低温やけどに注意

それぞれ見ていきましょう。

●注意点①:脱水症状に気をつける

人は寝ている間に300~500ccほどの汗をかくといいますが、電気毛布で体を温め続けているとそれ以上に汗をかいてしまいます。仮に2倍の汗をかくとすれば、1Lほどの水分を失ってしまうということです。

一般に人は、体重の1~2%の水分を失うと脱水症状になるリスクが発生します。たとえば体重50kgの人なら、1Lの汗をかけば2%の水分を失ったことになるためたいへん危険です。長時間の利用は避け、就寝時はタイマーを設定するなどの工夫をすると良いでしょう。

●注意点②:低温やけどに注意

電気毛布は20~50℃程度でじんわりと体を温められる暖房器具です。一般に40℃以上のものが体に長時間接触していると低温やけどになるリスクが発生するため、長時間の利用はおすすめしません。東京都消費生活総合センターでも、電気毛布による低温やけどについて注意喚起をしています。

参考:東京くらしWEB「電気毛布や電気あんかなどによる低温やけどに注意!

上記の東京都消費生活総合センターのWEBサイトによれば、44℃では3~4時間ほどで低温やけどになるリスクがあるとのこと。就寝時、電気毛布は3時間ほどで電源が切れる設定にしておくのがおすすめです。

電気毛布の電気代をさらに抑える4つのコツ

電気毛布の電気代をさらに抑える4つのコツ

電気毛布の電気代をさらに抑えたいなら、下記4つのコツを押さえておきましょう。

  • ・ちょうどいいサイズのものを選ぶ

  • ・タイマーで就寝から2~3時間後に電源が切れる設定にする

  • ・電源の切り忘れに気をつける

  • ・使用中は温度設定を「弱」にする

それぞれ詳しく解説します。

●コツ①:ちょうどいいサイズのものを選ぶ

電気毛布はちょうどいいサイズのものを選んでみてください。たとえば1人で使うのに2人用のダブルサイズの電気毛布を選ぶと、目安として1.5~2倍ほどの電気代がかかってしまいます。サイズが大きいものはそれだけ消費電力も大きいので、なるべく「ジャストサイズ」な電気毛布を選びましょう。

●コツ②:タイマーで就寝から2~3時間後に電源が切れる設定にする

電気毛布はタイマーを設定し、就寝から2~3時間後に電源が切れる設定にするのがおすすめです。「それって寒いのでは?」と思うかもしれませんが、一度入眠してしまえばほとんど気になりません。タイマーの設定により、脱水症状や低温やけどのリスクも防げて一石二鳥です。

●コツ③:電源の切り忘れに気をつける

意外に多い「電気毛布の電源の切り忘れ」に気をつけましょう。電気毛布は動作音がほとんどしないため、電源の切り忘れに気付かないケースがあります。1時間あたりの電気代は1~2円程度ではあるものの、仮に1ヶ月で合計100時間電源を切り忘れれば100円~200円のロスです。電源を切る習慣をつけて、電気毛布の電気代を節約しましょう。

●コツ④:使用中は温度設定を「弱」にする

使用中の温度設定は「弱」がおすすめです。最初は「強」運転で電気毛布の温度を一気に上げて、そのあと「弱」運転に切り替えると良いでしょう。製品にもよりますが消費電力は半分程度になるため、電気代もおよそ半分に抑えられます。おまけに「弱」運転なら脱水症状や低温やけどのリスクもほとんどありません。

電気代をギリギリまで抑えるなら「電気毛布+こたつ」の生活がベスト

電気代をギリギリまで抑えて生活したい人や電気毛布だけでは心許ないと感じる方は、次いで電気代の安い「こたつ」と組み合わせてみてください。仮にこたつを1日8時間・電気毛布を1日3時間×4人動かしたとしても、電気代は50円ほどです。エアコンやセラミックファンヒーターを使うと10,000円以上になりがちな月の暖房費を、なんと1,500円ほどに抑えられます。

部屋全体を暖められないのがネックですが、意外に慣れるとこたつと電気毛布だけの生活も快適です。電気代をとにかく抑えたいなら、ぜひこたつと電気毛布をフル活用して生活しましょう。

Jackery(ジャクリ)ポータブル電源で電気毛布とこたつの電気代を0円にしよう

Jackery(ジャクリ)ポータブル電源で電気毛布とこたつの電気代を0円にしよう

大容量・高出力でコンセントの穴がついている蓄電池「ポータブル電源」を使えば、電気毛布とこたつの電気代すら0円にすることも可能です。ポータブル電源の使い方や、おすすめのモデルについて順に見ていきましょう。

●ソーラーパネル充電で電気代を大幅カット

ポータブル電源は専用のソーラーパネルを使って太陽光充電が可能です。つまり電気毛布やこたつなどの暖房器具は、ポータブル電源で動かせば電気代が0円で済みます。もちろんホットカーペットやハロゲンヒーターなど、別の暖房器具を動かすことも可能。電気代を大幅にカットしつつ、快適な生活を送れます。

関連人気記事:上がる一方の電気料金!節電に大いに役立つポータブル電源・ソーラーパネル

●夏の扇風機やエアコンにも使える

ポータブル電源は夏の扇風機やエアコンの動作にも活用できます。コンセントやUSB接続で動く家電なら基本的に使えるので、オールシーズン電気代の節約が可能です。気になる冷暖房費を抑えるのはもちろん、炊飯器やドライヤーなども動かして電気代を大幅にカットしましょう。

●アウトドア・災害時の暖房確保にも活躍

ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせは、キャンプなどのアウトドアや災害時の暖房確保にも役立ちます。電力のない状況下でも、ソーラーパネルでポータブル電源を充電すれば電気毛布やこたつが動かせるためです。

キャンプ場は電源のない場所も多く、冬キャンプでポータブル電源に繋いで電気毛布が使えれば簡単に寒さを凌げます。停電を伴う災害時は電気毛布やこたつで暖を取れるのはもちろん、ケトルでお湯を沸かしたり炊飯器で温かいご飯を食べたりできるのは圧倒的な安心感につながるでしょう。

関連人気記事:冬キャンプの味方!ポータブル電源で作るこたつの作り方や暖房器具を紹介

●おすすめは「Jackery Solar Generator 2000 Plus」

電気代の節約におすすめなポータブル電源とソーラーパネルのセット商品は、当社Jackeryが販売する最新モデル「Jackery Solar Generator 2000 Plus」。ポータブル電源は2,042Whの大容量で、たとえばこたつなら20時間・電気毛布なら40時間前後も動かせます。付属のソーラーパネルは業界最高水準の24.3%ものエネルギー変換効率を誇り、最速2時間ほどでフル充電が可能です。

本モデルは「拡張バッテリー」と「ソーラーパネルの追加」に対応しており、容量は最大12,000Wh、ソーラーパネルは最大6枚まで増設できます。徐々に拡張して本格的な太陽光発電システムを構築すれば、普段の電気代を限りなく0に近づけられるでしょう。冬の暖房をはじめ電気代の高さが気になっている方は、ぜひ「Jackery Solar Generator 2000 Plus」をご家庭に導入して対策してください。

製品名 Jackery ポータブル電源 2000 Plus

容量

2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能)

定格出力

3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W)

出力ポート数

ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:25時間

寿命/サイクル数

約4000回サイクル
※4,000回サイクル放充電後も工場出荷時の容量の70%以上をキープできます。

保証期間

5年間

まとめ

電気毛布の電気代は「1時間あたり1~2円」ほど。他の暖房器具より圧倒的に安いため、普段使いに非常におすすめです。電気毛布だけでは心許ない場合は、次いで電気代が安い「こたつ」と組み合わせるのがおすすめです。

「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」があれば、気になる暖房器具の電気代を大幅にカットできます。夏の扇風機・エアコン動作や、災害時の暖房確保に使えるのもポイントです。ぜひ「Jackery Solar Generator 2000 Plus」を用意して、冬の電気代を安く済ませましょう。


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