一戸建ての寒さ対策はコレで万全!冷気の遮断と暖房器具の使い方

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一戸建てにお住まいの方は、マンションと比べると寒いと感じることはありませんか?その寒さの理由が気になる方もいらっしゃるかと思います。暖房器具の利用も電気代などの光熱費が気になりつい我慢をして多少の寒さには目をつむっているのではないでしょうか。

 

今回の記事では、一戸建ての寒さ対策について、手軽にできる寒さ対策の方法を中心にくわしく解説します。寒さの理由についても後半でまとめていますので、最後までじっくり読んでくださいね。

目次
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1.一戸建てにお住まいの方に手軽にできる寒さ対策

 

一戸建ての寒さに何か多少の我慢は仕方ないとお考えの方に、手軽にできる一戸建ての寒さ対策を7つご紹介します。どれも業者に頼ることなく個人でできる対策をまとめていますので、できる範囲で自宅の寒さ対策を強化してください。 

●カーテンを「遮熱断熱カーテン」に替える

遮熱断熱カーテンは、厚みのある生地や特殊なコーティングが施されており、熱伝導率を減らして夏が移動するのを防ぐ働きがあります。これにより、

・窓ガラスをカーテンの間に空気の層ができ、断熱効果が得られる

・結露を抑える効果がある

・遮光効果や防音効果がある

など、様々な効果を得ることができます。遮熱断熱カーテンには「ドレープカーテン」と「レースカーテン」の2種類があり、外の光を程良く取り入れたい場合はレースカーテンを使用すると良いでしょう。 

●窓に「緩衝材」を貼って冷気を遮断する

窓に直接「緩衝材」を貼ることで、窓から伝わる冷気を遮断できます。これにより、暖房器具などによって室内で暖められた空気を守ることができ、部屋の保温性能を高められるのです。 

しかも、緩衝材(プチプチ)は、100円ショップでも購入できるため、低コストで対策できる方法のひとつでもあります。ただ、緩衝材は次第に劣化していく消耗品だと思ってください。劣化してくると次第に効果がなくなっていくため定期的に張り替える必要があります。 

●床に「ラグ・カーペット」を敷く

床に「ラグ」・「カーペット」を敷くのも、床から伝わる冷気を遮断する効果があります。床がフローリングだと、裸足で歩くと冷たく感じることがよくあります。靴下を履いていたとしても、床の冷たさを実感している方は多いでしょう。 

部屋にある空気が床で冷やされ部屋の温度が次第に下がっていきます。冷気は下に溜まりやすいこともあって、部屋の床は冷えるポイントのひとつです。そこに1枚敷物を敷くことで、床から伝わる冷気を遮断し部屋の空気が冷えるのを抑えることができるのです。 

●部屋の「湿度」調整を行う

寒さ対策と言えば、部屋の温度を気にする方が多いですが、部屋の寒さには「湿度」も関係しています。乾燥している部屋よりも、湿度が50%~60%に保たれている部屋の方が体感的に暖かく感じられると言われています。 

部屋の中で「加湿器」を使用するのも、寒さ対策として効果があります。室内で使用する温度計は、湿度も計測できるものを置いておき、」湿度も適度に調整すると良いでしょう。 

●ドアの「隙間」を埋める

一戸建ての寒さ対策に、暖房器具を使用している方は多いです。ただ、基本的に暖房器具は室内で使っている方がほとんどではないでしょうか。玄関や廊下まで暖めている方は少ないです。 

玄関や廊下は冷気が溜まりやすい場所になっていることが多いため、ドアに隙間があればその隙間から冷気が部屋に侵入してきます。「隙間テープ」でその隙間を埋めれば、冷気を効率よく遮断することができ寒さ対策になります。 

●「暖房器具」を効率よく使用する

暖房器具の使い方を工夫することで、暖房効率を上げ部屋をより暖めることができます。

・部屋の広さに合った暖房器具の容量を使用する

・部分的な寒さには小型の暖房器具で暖める

などが効果的です。たとえば、炊事場や洗面所は足元が冷えたり暖房の暖かい空気が行き渡らない場所ができやすいです。そんな場所には小型の電気ストーブやファンヒーターを設置して、冷気が溜まる場所をなくすことで部屋全体を暖めることができます。 

●サーキュレーターを使って「空気」をかき回す

サーキュレーターを使って暖かい空気を部屋全体に行き渡らせるのも効果があります。

・エアコンの吹き出し口へサーキュレーターの風を当てる

・暖かい空気は上に溜まりやすいため、天井扇風機を設置したり、エアコンの風向きをあえて下向きに設定する

などを行いましょう。ポイントは暖かい空気を“かき回す”ことです。これによって、暖かい空気は部屋全体に拡散し、暖かい部屋をつくりだせます。

2.一戸建てはなぜ寒い?理由を突き止めて寒さ対策

 

一戸建てはなぜ寒い?理由を突き止めて寒さ対策

一戸建ての寒さ対策として前述してきましたが、そもそも一戸建てはなぜ「寒く」感じるのでしょうか。マンションと何が違うのか気になる方に、その理由で考えられることを3つ取り上げくわしく解説します。 

●壁に緩衝材が入っていない&劣化している

築年数が40~50年ほど経過している古い家には、建物に“断熱材”が入っていないか、劣化してしまっていて効果が薄れている場合があります。老朽化によって隙間ができてしまっていると、その隙間から外気が侵入してくるため部屋が温まりにくいことも。 

これには断熱材を入れなおすか、専門業者によるリフォーム、改修することで改善することができます。DIYに自信がある方は、自分でホームセンターから断熱材を購入して修繕するのも良いですね。 

●隙間から冷気が入ってきている

建物が老朽化していなかったとしても、建物には少なからず“隙間”は存在します。玄関ドアや窓など隙間風が侵入しやすい場所を探してみましょう。 

もし、体感できるほどの隙間が確認できるなら、その隙間を埋めれば外気が侵入してくることはありません。また、日本家屋の構造上、

・熱を伝えやすいアルミサッシを使用している

・吹き抜けなどの開放的な間取りになっている

・リビング階段がある

ことがあります。これは「寒さの影響を受けやすい構造」と言えるでしょう。こういう場合は、部屋を区切って暖かい空気を閉じ込めることで、暖かい環境をつくると良いです。 

●部屋の広さと暖房器具が合っていない

「エアコンの設定温度が低すぎる」

「石油ファンヒーター(6畳用)を10畳の部屋で使用している」

など、暖房器具の暖房力が部屋の広さに合っていないことで、なかなか部屋が暖まらないことがあります。電気代を節約したいなどの理由もあり、エアコンの設定温度を上げることに躊躇することもあるかと思います。 

そんなときは、前述している対策を施すことで、部屋の気密性、断熱性を上げれます。結果的にはエアコンの設定温度を上げることなく暖かい部屋をつくることができます。

3.一戸建ての寒さ対策!着ている服で寒さを凌ぐならコレ!

 

一戸建ての寒さ対策!着ている服で寒さを凌ぐならコレ!

一戸建ての寒さ対策は、快適に暖かく過ごす手段として「暖かい服装」を着るのも一つの方法です。防寒具ではなく、部屋着として暖かい服装に着替えるのは、リラックスできるだけでなく電気代など光熱費を抑える面でもお得な寒さ対策と言えます。ここではどんな部屋着が暖かく過ごせる寒さ対策となるのかをご紹介していきます。 

●防寒具よりも部屋着を暖かくしてくつろぐ

部屋着で暖かく過ごすとなると、何となく羽織るものを想像する方は多いのではないでしょうか。しかし、羽織るだけでなく色んなタイプの暖房が要らない部屋着があるので、ぜひ試してみてください。 

〇あったか靴下を着用する

あったか靴下は、物理的に足の肌表面を暖める効果のある靴下です。保熱繊維で冷気をカットし、足の熱を包み込むものや吸湿発熱加工の生地を使用した、汗を熱に変えることで発熱するタイプなど様々な靴下があります。 

〇着る毛布を羽織って全身ポカポカ

着る毛布は、毛布のような素材で仕立てられた部屋着で、まるで毛布に包まれている感覚で着られるのが特徴です。着る毛布には、

・ボタンタイプ

・ポンチョタイプ

・ガウンタイプ

・つなぎタイプ

など、様々な種類のものがあるので、あなたのライフスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。仕事や家事などの作業をするにも動きやすくできているので使いやすい部屋着です。 

〇電熱素材を活用して寒く感じる部位をあたためる

電熱ベストのように、電気の力を利用して寒く感じる部分をあたためてくれる部屋着もあります。最近では部屋着もおしゃれ感のあるものが増えてきています。ベストのようなものから半纏タイプ、下半身を暖めるタイツなど、様々な商品が販売されています。自分がどの部分に冷えを感じているかで選ぶと良いでしょう。 

●部屋間の移動はスリッパを活用する

一戸建てのフローリングすべてに寒さ対策になるからと言ってカーペットを敷くのは無理があります、部屋間の移動の際はルームシューズやスリッパを使用し床の冷たさから足を守ると良いでしょう。 

あったか靴下と併用すれば、床の冷たさを気にすることなく自宅のどこに移動しても床からの冷たさを感じずに済みます。 

●暖かい飲み物で体内から身体を暖める

寒さ対策として、体内から身体を暖めるのも良い方法です。暖かい飲み物を飲むことによって身体が内からポカポカしてくるので、効果的に身体を温めてくれます。身体が温まれば、その暖かさを外に奪われないようほかのおすすめしている対策でしっかり身体を保護してあげれば、部屋の温度が少しくらい寒くても問題ありません。 

ただ、あまり頻繁に飲み物を摂取すると、トイレが近くなります。トイレは暖房器具のないところなので、家の中で寒さを感じてしまう場所です。せっかく暖めた身体も冷えてしまいますので注意しましょう。

4.冬の停電やアウトドアで活躍するJackeryポータブル電源

 

冬の停電やアウトドアで活躍するJackeryポータブル電源

今や電気は我々の生活にはなくてはならないものになっています。一戸建ての寒さ対策でも、電気を利用した暖房器具があってこそ暖かい部屋を保ち続けられると言っても過言ではありません。 

もし、雪の降る中停電にでもなったらと思うと不安になる方は多いのではないでしょうか。そこでもしものときに活躍するのがJackery(ジャクリ)のポータブル電源です。

・累計販売台数400万台以上の販売実績と世界リーディングブランド

・UPS機能やパススルー機能など停電時に給電が途切れない仕組み

・長期保証制度や修理&無料回収サービスなどアフターケアも充実

・太陽光発電というクリーンなエネルギーで充電できるソーラーパネルを開発&販売

など、停電はもちろん防災用品としてあなたの暮らしを支える予備電源としてJackery(ジャクリ)製品は一家に一台あった方が良い製品と言えます。 

電源のない場所でも手軽に電気が使える、屋外利用にも最適なJackery(ジャクリ)のくわしい情報は、Jackery(ジャクリ)公式サイトをご覧ください。 

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まとめ:一戸建ての寒さ対策は家の冷気の遮断と暖房の使い方がミソ

 

自分の住んでいる自宅の寒さ対策を強化したい、暖房器具を使用してもなかなか部屋が温まらないなど、一戸建ての寒さ対策について悩みを抱えているあなたに、今回の記事では寒さ対策をまとめました。 

着目するのは家に侵入してくる冷気の遮断と、暖房器具の使い方です。また、寒さ対策をサポートするアイテムを活用し、寒い冬でも居心地の良い環境を自宅に作ってみてはいかがでしょうか。

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