古い家の寒さ対策は部屋の断熱と気密性がカギ!便利アイテムを使った対策術

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築年数が40~50年以上経過している古い家は、老朽化による建付けの悪さや建築方法なども関係して寒く感じることが多いのではないでしょうか。もともと断熱材が入っていない家もあり、古い家の寒さ対策は冬を乗り切るのに重要です。

 

今回の記事では、古い家の寒さ対策について、断熱性と気密性を上げて室内で暖められた空気を逃がさない対策術をくわしく解説します。また、寒さ対策に使える便利アイテムも一緒にご紹介していますので、最後までじっくり読んでくださいね。

目次

1.古い家を断熱で寒さ対策をする方法

 

古い家を断熱で寒さ対策をする方法

そもそも古い家ほど断熱性は今ほど高くないため、部屋で暖められた空気は逃げやすくなっています。夏は過ごしやすいですが、その分冬の寒さには致命的と言えるでしょう。ここでは手軽に比較的低コストでできる寒さ対策をくわしく解説します。 

●窓の寒さ対策:遮熱断熱カーテンを取り付ける

窓ガラスから伝わる冷気は、壁よりも影響が大きく一番対策しなければならない部分です。その分対策を施せば、一番効果が実感できるでしょう。

・外から伝わる冷気の侵入を防ぐ

・部屋で暖められた空気が冷やされないように空気の接触を遮断する

この2つの効果を得るために効果的なのが“遮熱断熱カーテン”です。普通のカーテンよりも分厚く二重構造になっていて、窓から伝わる冷気を防ぎ、部屋の暖かさを守ってくれます。ポイントは、カーテンの長さを通常より長くすること。カーテンと床の間にできる隙間からも冷気が流れ込んでくるのを防ぐことで、より効果を得ることができます。 

●床の寒さ対策:よく利用する部分にカーペットを敷く

寒さが厳しくなってくると、床から伝わってくる冷たさから寒さを感じることは多いです。これは、よく利用する場所にカーペットを敷くことで防ぐことができます。冬にコタツを使用している方は、コタツを置く下に敷きマットを敷いている方もいらっしゃるかと思います。 

カーペットを敷いたうえでコタツ敷きマットを敷くことで、より効果を得ることができます。また、

・キッチンに台所マットを敷く

・移動はスリッパをはく

なども寒さを感じにくくするのに効果的な手段です。要は床との間に何かを挟むことが、手軽にできる寒さ対策のポイントです。 

●玄関の寒さ対策:ロールカーテンを取り付ける

古い家の玄関の特徴として、“引き戸“だったり、玄関ドアに厚みがない場合があります。また、玄関に暖房器具を置いている方は少ないですし、基本的にいつも寒い場所と言えるでしょう。その玄関と部屋を区切ることが寒さ対策には必要です。ポイントは、出入りしやすい状態であること。 

ロールカーテンであれば、取付けも簡単で紐を引っ張ることでスムーズに開閉できます。DIYで横にスライドできるカーテンを取り付けてもよいでしょう。部屋に玄関にある冷気が流れ込んでくるのを防ぐことが寒さ対策の一つです。 

●自分自身の寒さ対策:室内の服装を工夫する

室内の寒さ対策のほかに、自分自身の寒さ対策も重要なポイントです。外出するときに着ているアウターなどの上着を着るまではいかなくとも、暖かく過ごすための“部屋着”は必要です。

・どてら

・着る毛布

・電熱ベスト

など、服装にも工夫をすることで、寒さを和らげることができます。最近では“おしゃれなルームウェア”として「どてら」も様々なものが販売されていますので、チェックしてみるのも良いですね。 

2.古い家にありがちな構造に対策を施して寒さ対策する方法

 

古い家が“寒い”と感じるのは、「どこからか冷たい風が入ってくる」・「部屋がなかなか暖まらない」といった内容が多いです。この2点に着目して寒さ対策の方法をご紹介します。 

●隙間を埋めて部屋の気密性を高める

築年数が経った家や、古民家では、至るところに隙間があることが多いです。そのため、暖房器具で部屋を暖めてもその隙間から暖気は抜けていき、逆に入り込んでくることに。天井や柱のひずみによる隙間は個人では手に負えないため、専門業者による補修工事を行う方が得策です。 

個人で何とかする場合は、目に見える隙間、自分のできる範囲の隙間を埋めるようにしましょう。隙間が生まれやすい箇所は、

・引き戸やドアにある開閉部分の隙間

・窓の建付けの老朽化による隙間

です。「隙間テープ」などを利用して隙間を減らし、少しでも気密性を高めるようにしましょう。 

●部屋を区切って使用する

部屋を自分がよく利用する部分に区切って、そこに集中して暖房器具を使用するのも良い方法です。古い家だと、和室をふすまで仕切って部屋が構成されている間取りであったり、部屋同士の間にドアがなかったりするケースもあります。 

そのまま使用していると、暖められた空気は部屋の上部から全体に広がってしまうため、部屋がなかなか暖まらないことがあります。限定した部分の気密性を上げて暖かい空気を留めることができれば、部屋を温めることができます。たとえば、冷気パネルでコタツの周りを囲って中でファンヒーターをつけるのも、有効な方法と言えるでしょう。 

3.古い家をDIYして寒さ対策をする方法

 

古い家をDIYして寒さ対策をする方法

ここでは少し本格的にDIYで寒さ対策をする方法についてくわしく解説します。DIY(Do It Yourself)とは、「自分自身でやる」という意味を持ち、プロではない人が自分で何かを作ったり、修繕したりする活動のこと。自分のできる範囲で、自分なりにできる寒さ対策をご紹介します。 

●窓を2重構造にDIY

古い家の構造では、窓は基本的に2重構造にはなっていません。窓の2重構造化は、窓と窓との間に空気層が生まれることによって、断熱性を高めるというもの。そのほか、

・結露防止:空気層で室内外の気温差が下げられる

・防音効果:気密性が高まることで、窓ガラスを通して伝わる音を低減させる

・省エネ効果:エアコンや暖房器具の効率が上がる

などの相乗効果も期待できます。DIYで2重窓を設置する場合は、オールプラスチック製の簡易窓がお手軽でおすすめです。金属製よりも熱伝導率が低く、部材のカットもしやすくてDIYに不慣れでもつくることができます。 

●窓にシャッターをDIYで取り付ける

後付けでシャッターを取り付けるのも、夜間の寒さ対策として有効な手段です。雨戸やシャッターを夜間に閉めることができれば、外と中の間に空気の層ができ冷気の侵入を防いでくれます。また、強い風が吹きつけることで生じる隙間風も軽減できます。 

シャッターそのものをDIYで作成することは難しいですが、シャッターを購入してDIYで取り付けられるので、挑戦してみるのも良いですね。 

●壁・床・天井に断熱材を入れる

古い家では壁面や床、天井に断熱材が入っていない家屋もあります。断熱材はホームセンターにも販売されているので、自分で購入してDIYで組み込んでみるのもおすすめです。 

この3か所に断熱材を入れると、寒さを大幅に軽減することが可能です。断熱材には室内の温度を快適に保つ以外にも様々な効果があります。

・結露やカビの発生を抑制する

・気密性が高まり換気効率が上がる

・防音効果が期待できる

などの効果があり、もし断熱材のない古い家にお住まいであれば、ぜひ挑戦してみてください。 

4.古い家で寒さ対策に使える100均アイテム

 

古い家で寒さ対策に使える100均アイテム

可能な限り費用を抑えて古い家に寒さ対策をしたい方は、100円ショップで販売されている便利アイテムを活用するのもおすすめです。ここで紹介するアイテムは、寒さ対策に活用できる実際に100円ショップで販売されているアイテムです。参考にして活用してください。 

●緩衝材

発送時の梱包などによく使用されることの多い緩衝材は、窓の寒さ対策にも使用できます。最近では、窓寒さ対策に使える窓用の緩衝材も販売されるようになりました。

・水を吹きかけて貼り着けるタイプ

・両面テープで固定するタイプ

の2種類が販売されています。おすすめは水を吹きかけて貼るタイプです。剥がすときにテープ跡が残らず位置合わせも簡単なので、手軽に貼ることができます。 

●アルミシート

アルミシートは、床とカーペットの間に挟むことで、床からの冷たさをシャットアウトしてくれます。カーペットだけでは不十分だと感じるところに敷いてみると効果が実感できるでしょう。

アルミシート関連で、類似商品があります。

・アルミ断熱カーテン

・隙間風防止シート

です。少し見た目は悪くなりますが、壁面やカーテンみたく窓にぶら下げて使用しても断熱効果を発揮してくれて部屋の暖かさが変わります。あまり見た目にこだわらないのであれば、使ってみるのも良いですね。 

●隙間テープ

隙間風を遮断するために使用する隙間テープは、100円ショップでも販売されています。隙間風を防ぎたいと考える方におすすめです。ただ、ホームセンターの方が厚みの種類など豊富に販売されていますので、自分の家に合う隙間テープがない場合はホームセンターで買う方が良いでしょう。 

●プラダン

プラダン(プラスチック段ボール)は、ポリプロピレンというプラスチックからつくられた板材です。熱伝導率が低く断熱性に優れているため、窓周りやサッシの結露防止、寒さ対策に効果のある便利アイテムです。また、手軽に加工もできるので、DIYに不慣れな方でも取り扱いやすい素材でもあります。 

プラダンは紫外線や高温に弱く、静電気を帯びやすい性質があります。冬が終わり春になるころには外した方が良いでしょう。 

5.古い家の寒さ対策に使える便利アイテム

 

暖房器具以外の、古い家の寒さ対策に使える便利アイテムをご紹介します。以下にご紹介するアイテムは、比較的消費電力が低く省エネ対策にも効果があるため光熱費を抑えたい方にもおすすめです。 

●サーキュレーター

暖房器具と一緒にサーキュレーターを使用することで、暖房効率を高めることができ寒さ対策に効果的です。そのほか、

・部屋の空気をかき回し、温度のムラを減らす

・電気代を節約できる

などがあります。電気代を節約できる効果がある理由は、暖かい空気は天井付近に溜まりやすく、サーキュレーターによってその空気を室内に循環させることで、暖房器具の設定温度を上げずに済むからです。エアコンを暖房器具として使用している場合は、エアコンの吹き出し口に向かってサーキュレーターを動かしましょう。部屋全体に暖かい空気を拡散することができおすすめです。 

●加湿器

古い家の寒さ対策として、加湿器を活用するのも有効な方法です。室内の湿度を上げることで、体感温度が上がり暖かさを感じやすくなります。また、適切な湿度を保つことは、風邪やインフルエンザ、乾燥肌予防にもなりおすすめの便利アイテムです。 

室内には湿度がわかる温度計を設置し、40%~60%に保つことが大切です。湿度が40%以下になるとウイルスが活発になるのと、60%以上になればカビ・ダニが発生しやすくなるためです。 

●ホットカーペット

ホットカーペットは、足元を暖めてくれるため底冷え対策に効果的な便利アイテムです。エアコンやストーブに頼っていると、「足元がヒンヤリする」ことがあります。ホットカーペットを併用することで、足元を暖かくして過ごすことができるので、寒さ対策としておすすめです。 

●蓄熱式湯たんぽ

身体の冷えている部分を暖めるのに最適なのが蓄熱式湯たんぽです。蓄熱式湯たんぽは、本体を電気の力で発熱・蓄熱させることができます。お湯を入れて使用する湯たんぽとは違い、お湯の入れ替えが不要で繰り返し使用できます。充電時間は約10分~15分で最長約8時間は使用できるので、省エネにもなりおすすめの寒さ対策アイテムです。 

6.古い家の寒さ対策に使えるJackery ポータブル電源

 

古い家の寒さ対策に使えるJackery ポータブル電源

古い家の寒さ対策にポータブル電源を取り入れるとかなり便利になります。ポータブル電源とは、モバイルバッテリーよりも容量が大きくて、USB以外にAC100VやDC12Vの電力も供給できる、持ち運びのできる電力供給源です。

・家庭用コンセントのない場所で暖房器具が使える

・脱衣所や台所などの狭い場所にも設置できる

・停電・防災などのもしものときにも安定した電力を確保できる

など、寒さ対策以外にも利用価値があり、一家に一台は持っておいて損はありません。 

ポータブル電源であれば、ソーラーパネルも一緒に販売しているJackery(ジャクリ)が最適です。

中でも「Jackery Solar Generator」はソーラーパネルがセットになった製品でおすすめです。

・いざというとき太陽光から充電でき安定した電力を供給できる

・リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しているため長寿命

・UPS&パススルー機能で停電時にも瞬時に電力切替が可能

また、Jackery(ジャクリ)のソーラーパネルならパネルから直接電気も供給できるので、本体と一緒に電力供給も可能です。普段は暖房器具のサポートアイテムとして活用し、緊急時には防災装備として使える便利アイテムです。くわしくはJackery公式サイトをご覧ください。 

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まとめ:古い家の寒さ対策は気密性と断熱の向上がカギ

 

古い家の寒さ対策は、暖房器具を増やすよりも気密性や断熱性を上げる方が、効果をより実感することができます。また、省エネにもつながるためおすすめの寒さ対策です。 

今回の記事では、古い家の寒さ対策として気密性と断熱性を上げる工夫をくわしく解説しました。それに対する便利アイテムを活用すれば、古い家でも快適に冬を過ごすことができるでしょう。 

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