1.女性用防災リュックの失敗しない選び方4選
災害時に役立つ防災リュックですが、重すぎて持ち運べなかったり必要なものがすぐに取り出せなかったりすると、かえって避難の妨げになるかもしれません。
ここからは、女性用防災リュックの失敗しない選び方を4つ紹介していきます。体格や体力、生活スタイルに合ったリュックを選ぶ参考にしてみてください。
①大きさと重量:重さ10kg程度、容量20〜30リットルがおすすめ
防災リュックは中身を詰め込みすぎると、重くて持ち運びにくくなります。そのため、避難時に自力で持ち運べる重さ10kg程度、容量は20〜30リットル程度のリュックが理想的です。必要最低限のものが入りつつ、体の負担になりにくいサイズ感のリュックを選びましょう。
②背負いやすさ:避難時の負担を軽減できるものがおすすめ
災害時には長時間の移動が必要となる場合もあり、リュックの形状や背負いやすさが避難のしやすさに直結します。以下のポイントをチェックして、背負いやすいものを選びましょう。
・肩ベルトにクッション性があるもの
・チェストベルトやウエストベルト付きで重さを分散できるもの
・背面に通気性のあるメッシュ素材が使われているもの
女性の体型にフィットしやすい設計のリュックを選ぶと、体への負担を軽減しながら安全に避難できます。リュックを選ぶ際は実際に店舗で試しに背負ってみるなど、自分の体に合うものを選びましょう。
③収納力と機能性:収納ポケットが多く取り出しやすいものがおすすめ
リュックの中がごちゃごちゃしていると、必要なものがすぐに取り出せません。必要なときにサッと取り出せるように、収納ポケットが多く仕分けがしやすいものを選びましょう。
中身が見やすく取り出しやすいので、リュックの開口部が大きく開くタイプがとくにおすすめです。
④防水性・耐久性:ナイロンやポリエステルがおすすめ
災害時には雨風にさらされる可能性もあるため、防水性と耐久性が欠かせません。ナイロンやポリエステル製のリュックは軽くて水に強く、多少の衝撃にも耐えられるので防災用にぴったり。撥水加工や止水ファスナー付きのものを選ぶと、リュックの内部がより濡れにくくなり、さらに安心感が高まります。
2.女性におすすめの防災リュック5選
ここからは、使いやすさと機能性をもとに厳選した女性におすすめの防災リュックを5つご紹介していきます。
①アイリスオーヤマ 防災リュック 1人用 50点セット BS1-50W|一人暮らしの女性に嬉しいアイテムが充実
引用元:アイリスオーヤマ
女性防災士が監修した防災準備が初めての方にも安心の防災リュックセットです。生理用品や防犯ブザー、アルミブランケットなど一人暮らしの女性に嬉しいアイテムがたっぷり50点入っています。
リュックは軽量設計で、持ち運びやすさも抜群。避難時の必需品がひととおりそろっているため、自分で一から揃える必要がないところもおすすめポイントです。
②ワークマン 防水デイバッグ|防水性&収納力抜群

引用元:ワークマン
アウトドアブランドならではの高い防水性が魅力のリュックです。20Lの大容量でポケットも多く、必要な防災グッズを自分でカスタマイズしたい人におすすめ。
撥水性・耐久性に優れており、雨天の避難にも強いのが特徴です。男女問わず使えるシンプルなデザインもポイント。カラーバリエーションも豊富なので、災害に備えたいけどデザイン性も大事にしたい方にピッタリです。
③HIH 防災セット一人用|撥水性バツグンで水害時の避難にも
引用元:楽天市場
撥水加工が施された高機能リュックに、防災グッズがバランスよく詰まったセットです。
福島県で実際に被災した企業の経験から作られています。そのため保存食や簡易トイレなどの基本アイテムに加えて、笛やマスクなど災害時に役立つ細やかな備えも充実。
水害や悪天候での避難を想定した設計かつ軽量で、安心感と持ち運びやすさも抜群です。
④ラピタ プレミアム 1人用|白を基調としたおしゃれで機能性も抜群の防災リュック
引用元:ラピタ
防災リュックには見えない、おしゃれでスタイリッシュなデザインが女性にピッタリのアイテムです。白を基調とした清潔感のある見た目がインテリアに馴染むので、部屋に置いていても違和感がありません。
中には保存水や非常食、衛生用品など防災の基本がしっかり入っています。機能性とデザイン性を両立させたい女性にぴったりのハイグレードモデルです。
⑤ペア―クレーン 防災セット 1人用 スタンダード|1万円を切るコスパがポイント
引用元:Amazon
とにかくコスパ重視で防災リュックを用意したい方におすすめのセットです。1万円以下ながら、保存食・水・衛生用品・ライトなど最低限必要なグッズがしっかり揃っています。
リュックも軽くて背負いやすく、非常用持ち出しバッグにピッタリ。初めて防災準備をする方だけでなく、買い足して自分好みにカスタマイズしたい方にもおすすめです。
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3.女性用防災リュックの中身リスト
防災リュックは「いざという時に本当に必要なもの」が入っているかどうかがポイントです。とくに女性の場合は、防寒・衛生・防犯といった視点も欠かせません。
ここからは、防災対策に最低限必要な基本アイテムや女性ならではの備えなど、状況別におすすめの中身を詳しく紹介していきます。
●最低限入れておきたいリュックの中身
災害発生時は、命を守ることを最優先に考える必要があります。防災リュックを準備する際は、以下のアイテムをまず揃えていきましょう。
・飲料水(500ml×3本程度)
・非常食(3日分)
・モバイルバッテリー・充電ケーブル
・懐中電灯またはヘッドライト
・携帯トイレ(3回分以上)
・マスク(複数枚)
・タオル・ウェットティッシュ
・軍手
・レインコート
災害時には食料や水、電力が一時的に不足することがあります。これらの基本アイテムを揃え、まずは生き残るための準備を整えることが大切です。
●女性が備えておきたいリュックの中身
女性用の防災リュックには、以下のようなアイテムを入れておくのがおすすめです。
・生理用品(ナプキン・タンポンなど)
・下着の替え(数枚)
・メイク落としシート・洗顔シート
・鏡(小型の折りたたみタイプ)
・ヘアゴム・ブラシ
・ポケットティッシュ・マスク
災害時には、生理用品などの生活必需品が手に入りづらくなる可能性があります。避難所での生活を少しでも快適にするために、事前にしっかりと備えておきましょう。
●防寒・体調管理に備えておきたいリュックの中身
災害時には、急な天候変化やストレスで体調不良が起こりやすい傾向にあります。避難生活を乗り切るためにも、以下のようなアイテムを揃えておくと安心です。
・アルミブランケット
・カイロ(複数個)
・着替え(上下1セット)
・常備薬(頭痛薬、胃薬など)
・マスク(感染症予防にも)
・レインコート・折りたたみ傘
・のど飴・栄養補助食品
・アイマスク・耳栓(睡眠対策)
体調を崩さずに避難生活を続けるためには、健康維持が不可欠です。体調不良で動けなくなることを防ぐためにも、しっかりと備えましょう。
●一人暮らしでも安心!女性の安全を守るリュックの中身
一人暮らしの女性は、以下のように自分を守るための防犯アイテムも忘れずに準備しましょう。
・防犯ブザー・ホイッスル
・懐中電灯(明るめ)
・スマホ用モバイルバッテリー
・貴重品用ミニポーチ(現金・身分証)
・マスク・帽子(顔を隠せるもの)
・催涙スプレー(護身用)
・エマージェンシーシート
・携帯できる身元確認カード
災害時は混乱が起こりやすいため、自己防衛を意識したアイテムがおすすめ。とくに女性は避難所や移動中に不安や危険を感じることも多いので、自分の身を守るための術を用意しておくと安心です。
●職場に置いておきたい防災リュックの中身
勤務中に災害が発生したときのために、以下のようなアイテムを職場に常備しておくと安心です。
・スニーカー(履き慣れたもの)
・飲料水(1日分)
・非常食(1日分)
・携帯トイレ(数回分)
・モバイルバッテリー・充電器
・常備薬・マスク・生理用品
・緊急連絡先を書いたメモ
・ハンカチ・ティッシュ・ウェットシート
職場から自宅までの帰宅が困難になることがあります。事前に必要な物資を確保しておくことで、冷静に行動できるようにしておきましょう。
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4.女性向け防災リュックの詰め方
防災リュックを効率的に詰めるためにはアイテムの種類や使用頻度を考え、取り出しやすさと収納力を両立させるのがポイントです。いざというときに必要なものをさっと取り出せるように、以下のポイントを参考にアイテムをリュックに詰めていきましょう。
・重いものを下、軽いものを上に詰めていく
・頻繁に使うアイテムは外ポケットに収納する
・生理用品や化粧品はポーチにまとめて収納する
・防寒具や簡易マットなど軽くてかさばらないアイテムは隙間に収納する
・水や食料は濡れ防止のために別の袋に入れて取り出しやすい場所に収納する
・防犯アイテムは取り出しやすい外ポケットに収納する
生理用品や化粧品など女性ならではのアイテムは、ポーチにまとめて収納することで必要なときにさっと取り出すことができます。防災リュックの中身を整理整頓して、災害時のストレスを軽減しましょう。
5.女性用防災リュックの保管場所と保管方法
防災リュックを準備したら、いざというときに取り出せる保管場所を確保しましょう。
ここからは、実際に災害が起きたときに慌てず避難できる防災リュックの保管場所と保管方法を解説していきます。
●保管場所:玄関やリビングなどすぐに持ち出せる場所がおすすめ
防災リュックの保管場所は、災害発生時にすぐに持ち出せる以下のような場所が適しています。
・玄関付近:すぐに持ち出せる最も最適な場所
・リビングの隅:目につきやすく忘れにくい
・寝室の入り口付近:夜間の災害に備えたい人に最適
・車のトランク:外出時や通勤中の災害の備えに最適
いつでもすぐに持ち出せるよう、生活動線を意識した場所や目につきやすい場所に保管しておきましょう。
●保管方法:定期的に中身をチェックして賞味期限切れを防ごう
非常食・水・電池・カイロなどのアイテムは賞味期限(使用期限)が切れたり劣化したりします。年に1〜2回程度リュックの中身をチェックしましょう。このときに夏は熱中症対策、冬は防寒対策など季節に合わせて見直しすると災害時により役立つ防災リュックを備えられます。
防災リュックは備えるだけでなく、使える状態を保つことがポイントです。定期的に見直して、いざというときに役立つ防災リュックを準備しましょう。
6.停電時も電源確保!「Jackery ポータブル電源」を防災リュックと一緒に備えよう
地震や停電などの災害時には、停電が発生する可能性があります。電気が使えなくなるとスマホの充電ができなくなり、連絡手段が途切れたり災害の最新情報が入手できなくなるかもしれません。
そんなときに心強い味方となるのが、「Jackery」のポータブル電源です。ポータブル電源とはどこでも好きなところで電源供給ができる大容量バッテリーのことで、「コンセントのないところでも家電が使える」と災害時やアウトドアで注目されているアイテムです。
とくに「Jackery」のポータブル電源は、安全性が高くコスパもいいと防災用品として注目されています。「Jackery」のポータブル電源が女性の防災対策としておすすめの理由は以下のとおりです。
・全世界500万台以上の販売実績を誇るポータブル電源メーカーで保証や日本語サポートも充実
・軽量・コンパクト設計で女性でも持ち運びやすい
・ACコンセント搭載だから電気ヒーターや炊飯器などの家電も使える
・静音レベル約30dB以下だから夜間や避難先でも安心して使える
・ソーラーパネル対応だから停電が長期化しても繰り返し充電して使える
停電時でもスマホやライト、冷暖房や調理家電も使える「Jackery」のポータブル電源で、災害時の夜間の不安を解消しましょう。
7.女性用防災リュックに関するよくある質問
ここからは、女性用防災リュックに関するよくある質問について解説していきます。
●防災リュックに生理用品は何枚必要ですか?
防災リュックに生理用品を備えるなら、「10〜15枚程度」入れておくと安心です。容量に余裕がある場合は、以下も一緒に備えておくのがおすすめです。
・昼用、夜用などナプキンの種類を分けて数枚ずつ
・おりものシート(下着を清潔に保つため)
・ビニール袋(使用済みの処理用)
女性の生理周期や経血量などは人それぞれ。避難生活のストレスで大きく変化することもよくあります。普段の使用量よりも少し多めに用意しておきましょう。
●災害に備えて常に持ち歩くと良いものはなんですか?
災害に備えて、日常的に持ち歩いておくと便利なアイテムは以下のとおりです。
・モバイルバッテリー
・小型のLEDライト
・マスクや除菌シート
・ホイッスル
・常備薬や生理用品
・現金
・緊急連絡先のメモ
・飲料水(500ml程度)
・アメやようかんなどの行動食
いつ起こるかわからないからこそ、常に災害に備えておくことが自分の命を守るための第一歩です。バッグの中に収まる範囲で、自分に必要なものをカスタマイズしておきましょう。
●女性用防災リュックは何色がおすすめですか?
女性用防災リュックは、防犯面を考えてブラックやネイビーなどの暗めの色がおすすめです。一目で女性だとわからない色やデザインの防災リュックを選ぶことで、犯罪に巻き込まれない工夫をしましょう。
まとめ
今回は、女性におすすめの防災リュック5選と失敗しない選び方を紹介しました。防災リュックは備えるだけでなく、定期的に点検していざというときに役に立つ状態を保つことがポイントです。
また、災害時の電力確保のために「Jackery」のポータブル電源の導入もおすすめです。夜間の不安や情報不足を解消してくれる「Jackery」のポータブル電源で、女性の防災対策を充実させましょう。