【イベントレポート】FUJI ROCK FESTIVAL ’25 出展レポート

私たちJackery(ジャクリ)は、FUJI ROCK FESTIVAL ’25にオフィシャルパートナーとしてブースを出展しました。2023年に続く2度目の参加となった今年は、連日の猛暑と突発的な豪雨という、まさに“自然の力”を感じさせる環境に恵まれました。その中で私たちは、来場者のみなさまが安心して過ごせる“居場所”をつくることを目指しました。

自然の厳しさを心地よさに変える、Jackeryブース

会場入り口付近に設置したブースには、サーキュレーターやエアコンを備え、熱気を和らげる心地よい空間を整備。木製ベンチやフォトスポットも用意し、休憩と記念撮影の両方を楽しめる場としました。装飾には会場の廃材を再利用し、フジロックが大切にしてきた“自然との共生”を表現しました。

太陽光でつくる電気を、その場で実感

ブースの屋根に設置された黒いパネルは、すべてソーラーパネル。ここで発電した電力をポータブル電源に蓄え、サーキュレーターや空調、照明や貸出機器の電源として活用しました。電力インフラのない山の中で、太陽光とポータブル電源だけで快適な空間を実現する。これは、アウトドアの新しい楽しみ方であると同時に、いざという時に暮らしを支える選択肢でもあります。

2023年の出展では、来場者のみなさまに「ポータブル電源で何ができるのか」を知っていただくきっかけを提供しました。今年はさらに一歩進み、「その場で電気をつくり、体感してもらう」ことに挑戦。自然の厳しさの中で電力を確保する体験は、多くの方に新鮮な驚きと実感を与えたのではないかと思います。

コンパクトモデルがつなぐ日常とアウトドア

ブースでは、大型機の展示に加えて、手のひらサイズの「Jackery Explorer 100 Plus」も紹介しました。飛行機内に持ち込めるほどコンパクトでありながら、スマートフォンを最大8回充電できる性能は来場者から高い関心を集め、「普段の暮らしにも役立ちそう」という声を多くいただきました。

また、限定ステッカーの配布やSNSキャンペーンも行い、ブースを訪れた方に“思い出と一緒に持ち帰れる体験”を提供しました。昼は涼しい風で身体を休め、夜はやわらかなオレンジの灯りで心を癒す。突然の雨にはドライヤーを貸し出し、「本当に助かった」という声をいただくこともありました。そんな時間を通じて、ポータブル電源がただの便利な道具ではなく、“日常とアウトドアを橋渡しする存在”であることを体感していただけたと感じています。

フジロックと共に歩む、エネルギーの可能性

延べ12万人以上が訪れたフジロックの4日間。自然と音楽が調和するこの特別な舞台に、2023年に続き2025年も参加できたことは、私たちにとって大きな財産となりました。

フジロックは、自然の中で音楽を楽しみ、人とつながり、環境と向き合う場です。その理念に触れることで、私たちは「エネルギーのあり方」をあらためて考えることができました。今回の経験を糧に、これからも私たちはクリーンエネルギーの可能性を広げていきます。

フジロックという特別な場に再び迎えていただけたことに、心から感謝します。

Jackery Greenについて

ポータブル電源とソーラーパネルを製造・販売するJackeryは、ソーラーパネルやポータブル電源の活用だけにとどまらず、「できること、すすめよう。for Green!」をキャッチコピーに、2022年度から環境に関する企業活動を推進していくため、「Jackery Green」というプロジェクトを開始しました。

キャッチコピーの通り、環境問題に対して、まずは小さくてもできることから、企業として何に取り組むことができるのかを考えながら一歩一歩実現していき、やがて大きなエネルギーになることを目標として活動を続けていきます。