1.自宅や車以外にもある?ポータブル電源を充電できる場所|探し方や注意点

ポータブル電源の充電と聞くと、自宅のコンセントや、車のアクセサリーソケット(シガーソケットと呼ばれることもあります)を思い浮かべる方が多いかもしれません。ですが、実はそれ以外にもポータブル電源を充電できる場所がいくつかあります。
①キャンプ場やRVパークの「電源付き区画」
キャンプやお車での旅行をお楽しみになる方にとって、最も頼りになる充電場所の一つが、キャンプ場やRVパーク(キャンピングカーなどで泊まれる施設)にある「電源付き区画」です。
これらの施設では、それぞれの区画に家庭用と同じようなコンセントが備え付けられており、決められた利用料金を支払うことで電気を使うことができます。ポータブル電源の充電はもちろん、他の電気製品も使えるので、より快適に過ごすことが可能です。
・利用料金について:施設や季節によって変わりますが、一般的には通常の区画利用料に、数百円から千数百円程度の追加料金がかかることが多いようです。
・予約について:電源が使える区画は数が限られている場合が多く、特に人気の時期は事前の予約が欠かせません。予約の際にはっきりと「電源付きの区画を希望します」と伝えるようにしましょう。
②一部の商業施設や公共施設など
数は多くありませんが、一部の商業施設や公共施設で、利用者向けに電源コンセントの利用を認めているところがあります。
●コワーキングスペース
お仕事や作業をするためのスペースで、多くの場合、デスクにコンセントが用意されています。一時的な利用が可能であれば、ポータブル電源の充電ができるかもしれません。ただし、施設ごとにルールが異なりますので、必ず利用前に確認しましょう。
●カフェ
一部のカフェでは、カウンター席や壁際の席にコンセントが設置されていることがあります。しかし、お店の迷惑にならないよう、長時間の利用や大きな電力消費は避けるべきです。ポータブル電源に充電する前にお店の方に一声かけ、マナーを守って利用しましょう。
●図書館などの公共施設
学習スペースなどにコンセントが用意されている場合があります。公共の施設ですので、充電目的で長時間コンセントを占有することは避け、施設のルールに従って利用してください。
③充電サービスを提供している施設の探し方
最近では、充電サービスを提供している施設を検索できるアプリやウェブサイトも出てきています。また、施設の公式サイトやSNSなどで情報が発信されていることもありますので、お出かけ前に調べてみると良いでしょう。
【大切なこと】 これらの施設でポータブル電源に充電する場合は、必ず施設のスタッフの方に許可を得るか、決められたルールにきちんと従ってください。
④【要注意!】無断でのコンセント利用は絶対にいけません!
お店や施設の管理者の許可なく、こっそりと外壁のコンセントなどを使用する行為は、「盗電」という犯罪にあたる可能性があります。
「少しだけなら…」「誰も見ていないから…」といった軽い気持ちであったとしても、法律に触れるだけでなく、施設側に大きな迷惑をかけることになります。絶対にやめましょう。
関連記事:ポータブル電源で走行充電は可能?その方法や充電時間について解説!
2.「道の駅」でポータブル電源は充電できる?ルールとマナーについて

車で寝泊まりする際の休憩場所として人気のある「道の駅」。ここでポータブル電源を充電できたら便利だと考える方も多いでしょう。しかし、道の駅でポータブル電源を充電するには、いくつか知っておくべき大切な注意点があります。
①原則として、道の駅での無断充電はできません
まず最も大切なこととして、道の駅にあるコンセントを許可なく使用することは、原則として認められていません。
道の駅は、運転手さんや旅行者の方が休憩したり、地域の情報を得たり、特産品を購入したりするための施設です。自由に電気を使える充電場所として提供されているわけではないのです。
お手洗いや休憩スペースなどにあるコンセントは、多くの場合、お掃除用や施設を運営するための業務用コンセントです。これらを勝手に使用してしまうと、先ほどお話しした「盗電」にあたる可能性があり、道の駅の運営に支障をきたすことにもなりかねません。
②一部の道の駅では充電サービスを提供している場合も
ただし、すべての道の駅で充電が一切できないというわけではありません。ごく一部ではありますが、利用者向けに有料または無料で家庭用コンセントの利用サービスを提供している道の駅も存在します。
これは、電気自動車(EV)を充電するための専用スタンドとは異なり、ポータブル電源やスマートフォンなどを充電できる一般的なコンセントサービスのことです。
例:道の駅 かさまキャンピングカー専用駐車場
道の駅の充電サービスを確認する方法:
1.道の駅の公式サイトを確認する:施設の案内やサービス情報の中に、電源サービスの有無が書かれていることがあります。
2. 電話で直接問い合わせる:これが最も確実な方法です。訪れる前に電話で確認し、もし利用できる場合は、利用方法や料金なども一緒に聞いておきましょう。
3. 現地の案内表示を確認する:施設の中に、充電サービスに関する案内が出ている場合もあります。
「充電できるらしい」といった確かではない情報だけで判断せず、必ず事前に確認することが大切です。
③もし許可を得て充電する場合の注意点
もし運良くポータブル電源の充電を許可してもらえた場合でも、以下の点に注意し、マナーを守って利用しましょう。
1. 必ず管理者に許可を得る:これが一番重要です。無断で使用することは絶対に避け、必ず道の駅のスタッフや管理者の方に声をかけ、充電しても良いか、そして利用する際のルールを確認してください。
2. 利用時間やルールを守る:充電して良い時間や、利用できるコンセントの場所など、施設側が決めたルールをきちんと守りましょう。
3. 他の利用者の迷惑にならないよう配慮する:コンセントを長時間一人で使い続けないように心がけ、他の利用者と譲り合って使いましょう。
道の駅は皆が利用する公共の場所です。誰もが気持ちよく利用できるよう、心がけが大切です。
関連記事:あせる前に要チェック!ポータブル電源が充電できない原因と解決方法を徹底解説
3.お出かけ先でポータブル電源を効率よく充電するコツ

お出かけ先では、ポータブル電源を充電できる場所や時間が限られていることが多いものです。そこで、少しでも効率よくポータブル電源を充電するためのコツをご紹介します。
①折りたたみソーラーパネルを活用する
天候に左右されるという点はありますが、日中に太陽の光さえあればどこでも発電できるソーラーパネルは、お出かけ先での充電において心強い味方となります。
お車での移動中や休憩中に:車のダッシュボードの上や屋根、または停車中に車の外にソーラーパネルを広げておけば、移動中や休憩時間を活用して効率的にソーラー充電できます。
Jackery SolarSagaシリーズの持ち運びやすさ:Jackeryのソーラーパネル「SolarSaga」シリーズは、折りたたんでコンパクトに持ち運べるため、荷物が多くなりがちな状況でも手軽に持参できます。設置も簡単で、必要な時にサッと広げてすぐに発電を開始できる点が魅力です。
関連記事:【2025年版】ポータブル電源×ソーラーパネルセットおすすめモデルと選び方徹底ガイド
②車のアクセサリーソケットからの充電を上手に使う
多くのポータブル電源は、車のアクセサリーソケット(シガーソケット)からの充電(走行中の充電)に対応しています。
移動時間を有効活用:エンジンがかかっている間の移動時間を活用して、ポータブル電源を充電できます。特に長距離を運転する際には、目的地に着くまでにかなりの電力を回復できることもあります。
対応するカーチャージャー(車用充電ケーブル)の準備:お使いのポータブル電源に対応したカーチャージャーを事前に準備しておきましょう。ただし、アクセサリーソケットからの充電は、家庭用コンセントからの充電に比べて時間がかかる場合が多いこと、また、車のバッテリーが上がってしまうのを避けるため、停泊時にエンジンつけっぱなしの長時間充電は控えるべき点に注意が必要です。
③充電時間を考えた計画を立てる
ポータブル電源の充電には、ある程度の時間がかかります。特に容量の大きなモデルを満充電にするには、数時間以上かかることも珍しくありません。
余裕を持ったスケジュールを:お出かけ先での充電を計画に入れる場合は、充電に必要な時間を考慮し、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。
急速充電対応ポータブル電源の利点:最近では、短い時間で充電できる急速充電に対応したポータブル電源も増えています。Jackeryの製品にも、ACコンセントからの急速充電機能を搭載し、最速1時間で満充電できるポータブル電源があります。充電時間を短縮したい方には、このようなモデルがおすすめです。
関連記事:最短1時間でフル充電できるポータブル電源Jackery Newシリーズが人気な理由とは?
4.お出かけ先でポータブル電源の充電トラブルを防ぐために

安心してお出かけ先でポータブル電源を活用するために、事前の準備や心構えも大切です。
①事前の情報収集がとても重要
「行き当たりばったりで何とかなるだろう」と楽観的に考えず、目的地や途中で立ち寄る場所で充電できる可能性のある場所の情報を、事前に調べておくことをおすすめします。
・キャンプ場やRVパークの公式サイトで電源付き区画の有無や予約状況を確認する
・道の駅の情報をチェックし、必要であれば電話で問い合わせる
・充電サービスを提供している可能性のある施設をリストアップしておく
事前の情報収集が、いざという時の安心につながります。
②必要なケーブルやアダプター類を忘れずに
意外とやってしまいがちなのが、充電に必要なケーブル類を持っていくのを忘れてしまうことです。
・ACアダプター(ご家庭のコンセントで充電するためのもの)
・カーチャージャー(お車のアクセサリーソケットで充電するためのケーブル)
・ソーラーパネル接続ケーブル(ソーラーパネルで充電するためのもの)
など、ご自身の充電スタイルに合わせて、必要なケーブルやアダプター類を事前にリストアップし、出発前に必ず確認しましょう。
関連記事:【初心者OK】ソーラーパネルとポータブル電源の正しい接続方法&効率UPのコツ
5.充電場所が困らないJackeryポータブル電源ソーラーパネルセット製品2選

Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルのセット製品であれば、太陽光さえあれば、電源のないお出かけ先でも繰り返しポータブル電源にソーラー充電できます。その高い発電効率と使いやすさで、お出かけ先での電源確保をしっかりとサポートします。
●Jackery Solar Generator 1000 New 100Wポータブル電源ソーラーパネルセット|価格・サイズ・機能性のバランスが良い
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W Primeポータブル電源ソーラーパネルセット|駐車中も走行中もソーラー充電可能
6.まとめ:ルールを守って賢く充電!ポータブル電源とのお出かけをもっと楽しもう
ポータブル電源は、お出かけ先での電気のあり方を変えてくれる、とても便利な製品です。しかし、充電できる場所は限られています。特に公共の場所で充電する際は、ルールやマナーを守ることが大前提です。
● お出かけ先で充電できる場所は限られているため、事前の計画と準備が大切です。
● 道の駅での無断充電は絶対にやめましょう。充電サービスが提供されているか必ず確認し、許可を得てルールを守って利用することが重要です。
● ご家庭のコンセントからの充電が難しい場合は、ソーラーパネル充電や車のアクセサリーソケットからの充電を上手に組み合わせるのが現実的な方法です。
Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルをお使いいただければ、その高い発電効率と使いやすさで、お出かけ先での電源確保をしっかりとサポートします。ルールとマナーを守り、事前準備をしっかり行うことで、ポータブル電源とのお出かけをより一層快適に楽しむことができるでしょう。
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