1.ポータブル電源で車のバッテリー上がりを解決する3つの方法

ポータブル電源で車のバッテリー上がりを解決するには、主に以下の3つの方法があります。
● ジャンプスタート
● バッテリー充電
● 車のメインバッテリー消費を減らしてバッテリー上がりを防ぐ
解決方法を知っておけば、車のバッテリー上がりにも慌てずに対応できるようになります。ポータブル電源を賢く活用して、万が一のトラブルに備える準備をしておきましょう。
方法①ジャンプスタート
ポータブル電源の中には「ジャンプスターター機能」が搭載されたモデルがあり、バッテリーが上がった車をその場で再始動できます。
使い方も簡単で専用のケーブルをバッテリー端子に接続し、電源を入れるだけでOK。ブースターケーブルや別の車を用意する必要がなく、ポータブル電源1台で解決できるのが大きなメリットです。とくに急いで出発したいときや、周囲に助けを求められない状況で非常に頼りになります。
ただし、車のバッテリーの電圧やエンジンの排気量によって対応できない場合があります。自分の車の仕様に合わせたポータブル電源を選ぶようにしましょう。
方法②バッテリー充電
「バッテリー充電」はジャンプスターターのように瞬間的にエンジンをかけるのではなく、時間をかけてポータブル電源から車のバッテリーに充電する根本的な解決策です。ポータブル電源の出力をバッテリーに接続し、一定時間充電することで車を再び使用可能な状態へと戻します。
とくに長期間乗らずに放置していた車や、バッテリー自体が弱っている場合に有効です。また、定期的に補充電を行うことで予防的なメンテナンスにもなり、車のトラブルを未然に防げます。
ただし、完全に劣化してしまったバッテリーは、充電しても元の性能には戻りません。充電してもすぐに電圧が下がってエンジンがかからなくなってしまう場合は、バッテリー自体の交換を検討しましょう。
方法③車のメインバッテリー消費を減らしてバッテリー上がりを防ぐ
車中泊やアウトドアで照明や家電を使う際には、シガーソケットを使用することが多いでしょう。しかし、車のエンジンが止まった状態でシガーソケットから電化製品を使い続けると、車のメインバッテリーが消耗してバッテリー上がりが発生する原因となります。
そのためスマホの充電や電気毛布など、車中泊やアウトドアで家電を使いたい場合にはポータブル電源がおすすめです。ポータブル電源で電力を分散させれば車のバッテリーが守られるだけでなく、より快適に車中泊を楽しめるようになります。
とくに寒さでバッテリーが上がりやすい冬場や長期滞在では、ポータブル電源が心強い相棒となってくれるでしょう。
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2.Jackeryポータブル電源で車のエンジンを始動する方法

Jackeryのポータブル電源は災害時の備えやアウトドアのお供としてだけでなく、車のバッテリー上がりにも役立ちます。ジャンプスターター機能は搭載されていませんが、専用のケーブルを使ったバッテリーの充電が可能です。
以下で車にバッテリー上がりが起きた際に、Jackeryポータブル電源でエンジンを始動するに必要な機器や手順をわかりやすく解説していくので、車のバッテリーが上がった際の参考にしてみてください。
①エンジン始動に必要な機器
Jackeryのポータブル電源でバッテリー上がった車を始動するには、以下の機器が必要になります。
● Jackery ポータブル電源
使用するポータブル電源は、容量が500Wh以上の大容量モデルがおすすめです。車種によって必要となる電力量が異なるため、ご自身の車の仕様に合ったポータブル電源を選びましょう。
②エンジン始動までの手順

Jackeryのポータブル電源で車のエンジンを始動する手順は、以下のとおりです。
1. ポータブル電源のシガーソケットに充電ケーブルを接続する(※このとき電源はOFF)
2. 充電ケーブルのオレンジクリップで車のバッテリーの+電極を挟む
3. 充電ケーブルの黒クリップを車のバッテリーで−電極を挟む
4. ポータブル電源の電源をONにして充電を開始する
5. 40〜60Ahバッテリーでは15〜20分、60〜100Ahバッテリーでは30〜40分で充電された後自動車が起動できるので、充電が完了したらポータブル電源の電源をOFFにする
6. −電極に接続した充電ケーブルの黒クリップを外す
7. +電極に接続した充電ケーブルのオレンジクリップを外す
8. 車のエンジンを始動する
車種にもよりますが、充電は15〜40分程度で車を起動できます。ロードサービスを呼ぶよりも早く車のバッテリー上がりに対処できるので、「Jackery」のポータブル電源を1台備えておきましょう。
③ポータブル電源でバッテリー上がった車を起動する際の注意点
Jackeryのポータブル電源で車のエンジンを始動する際の注意点は、以下のとおりです。
● 接続が完了するまでポータブル電源の電源を入れない
● 接続、取り外しの手順を間違えない
● 専用ケーブルを外してからエンジンをかける
これらの注意点を守らないとショートや機器の故障、バッテリー・車両の損傷につながります。とくに端子の接続手順は安全性に直結するため、必ず正しい順序で行いましょう。
3.ジャンプスターターとポータブル電源の違い

車のバッテリー上がり対策には主にジャンプスターターとポータブル電源が使われますが、この2つにどのような違いがあるのかわからない方も多いでしょう。状況に合わせて使い分けられるように、以下でジャンプスターターとポータブル電源の違いについて解説していきます。
①ジャンプスターターは緊急時に即エンジン始動できるアイテム
「ジャンプスターター」は車のエンジンを直接始動できるため、緊急時に即エンジンを始動できるのが特徴です。小型で持ち運びやすく、さっと取り出して急なトラブルにもすぐに対応できます。
短時間でエンジンをかけられるので、ゆっくりと時間をかけてバッテリーを充電する時間がない時に非常に便利なアイテムです。
②ポータブル電源は日常的にも使える万能アイテム
「ポータブル電源」はスマホの充電や家電への給電など、幅広い用途で活用できるのが特徴です。エンジン始動まで15分~40分をかけて車のバッテリーに充電する必要がありますので、ジャンプスターターのようにすぐにエンジンを始動することはできませんが、長時間車を動かさない場合のバッテリー上がり対策に役立ちます。
バッテリー上がり以外にも車中泊やアウトドアで冷暖房器具や調理家電を使ったり、災害時の非常用電源として使ったりとさまざまなシーンで大活躍。日常生活に役立てながら緊急時に備えられる、あなたの生活の相棒として心強いアイテムです。
③普段の備えにポータブル電源、緊急用にジャンプスターターを併用するのがおすすめ
車のバッテリー上がりに備えるなら、普段の備えに役立つポータブル電源と緊急時に即効性のあるジャンプスターターを併用するのがおすすめです。日常生活やレジャーでも活用できるポータブル電源と即エンジンを始動できるジャンプスターターを組み合わせて準備しておけば、急なトラブルにも慌てず冷静に対処できるでしょう。
関連記事:車のバッテリー充電時間はどれくらいかかる?充電方法も詳しく解説!
4.車のバッテリー上がり対策には持ち運びやすさ抜群の「Jackery ポータブル電源」がおすすめ

車のバッテリー上がりに備えるなら、専用ケーブルで車のバッテリーの充電ができる「Jackery ポータブル電源」がおすすめ。
● 全世界500万台以上の販売台数を誇るポータブル電源メーカー
● 軽量・コンパクト設計で持ち運びやすさ抜群
● 防災製品等推奨品マーク取得済みだから緊急時にも安全に使える
● ラインナップが豊富だからあなたにぴったりの一台が見つかる
バッテリー上がり以外にも車中泊やキャンプなどのアウトドア、災害時の非常用電源としても頼りになるアイテムです。 この機会にJackeryを手に入れて、安心のカーライフを実現しましょう。
5.まとめ
いつ起こるかわからない車のバッテリー上がりだからこそ、日常遣いができるポータブル電源と即効性のあるジャンプスターターを備えておきましょう。事前に準備しておくことで、緊急時にも慌てずに対応ができます。
車のバッテリー上がり対策にはコンパクトで持ち運びやすい「Jackery ポータブル電源」がおすすめ。アウトドアや防災対策などさまざまなシーンで活躍する「Jackery ポータブル電源」で、生活をより便利で安全なものにしていきましょう。
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