1.沖縄にある無料で利用できる車中泊スポット5選
まずは、車中泊で宿泊費を抑えたい方におすすめの無料で利用できる車中泊スポットをご紹介します。車で自由な旅が可能なのが車中泊の良いところですが、停泊場所次第では旅費を抑えられるメリットもあります。ここでご紹介する場所を選べば、宿泊費を考えることなく沖縄で車旅が可能です。参考にして検討してみてください。
①「道の駅 いとまん」

参照元:https://www.city.itoman.lg.jp/site/kankou-navi/1814.html
日本最南端の道の駅「いとまん」は、沖縄南部エリアの観光の拠点として使える道の駅です。南部観光の情報も集められ、美味しい食文化も楽しめます。とくに「うまんちゅ市場」や「お魚市場」では、新鮮野菜や果物、翁近海で水揚げされたお魚たちが販売され、鮮度抜群なお刺身や海鮮丼も食べることができます。また、「沖縄式豚焼肉ばんない」もあってお肉も堪能できるので、沖縄の食文化を満喫できるスポットです。
那覇空港から車で20分の場所にあります。空港でレンタカーを借りて手軽に行ける場所としてもおすすめ。駐車場は広く312台もの駐車スペースがあります。ただ、夜間でも利用者が少なくなく、施設付近に車が集中することもあります。トイレ施設付近の駐車スペースは車と車の間隔の狭さが気になるかもしれません。
沖縄県糸満市西崎町4-19-1 |
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電話番号 |
098-987-1277 |
営業時間 |
9:00~18:00 |
施設情報 |
レストラン、喫茶・軽食、観光案内、直売所、Wi-Fi、トイレ |
利用料金 |
無料 |
公式サイトURL |
②「桃原ビーチ」
参照元:https://www.okinawastory.jp/spot/600013238
沖縄本島北部の国頭村に位置する美しいビーチ。透明度の高いエメラルドグリーンの海が広がり、手つかずの自然が残るビーチです。砂浜はサラサラの白砂で、約400mに渡って続く砂浜から見える景色は格別。シュノーケリングやキャンプを楽しむことができ、トイレや水シャワーも使える施設があり、おすすめの車中泊スポットです。
車中泊は桃原ビーチに隣接する駐車場で停泊。駐車場は狭いですが、夜間利用される方、交通量も少ないので、比較的静かな夜を過ごすことができます。近隣(約3km圏内)にスーパーやコンビニもあるので、車中飯の食材の調達も安心でおすすめです。
住所 |
沖縄県国頭郡国頭村辺土名 |
電話番号 |
- |
営業時間 |
- |
施設情報 |
キャンプ場、トイレ、水シャワー |
利用料金 |
無料 |
公式サイトURL |
- |
③「道の駅 おおぎみ」
参照元:http://www.dc.ogb.go.jp/road/Michi-no-Eki/oogimi.htm
世界自然遺産やんばるの玄関口として知られる「道の駅おおぎみ」。大宜味村の特産品であるシークワーサーなどの農作物や加工品が揃う直売所はもちろん、“やんばる(沖縄島北部の豊かな森林が広がる地域)“の観光情報が豊富に揃う場所として、やんばる観光の拠点に最適な道の駅です。シーカヤックなどのアクティビティが体験でき、やんばるの自然を知り、体感もできるようになっています。
駐車場の広さも十分で、傾斜も少なく車中泊をするのも問題ない環境が整っています。ただ、名の知れた観光スポットの道の駅なため、利用者は多いので注意しましょう。
住所 |
沖縄県国頭郡大宜味村字津波95 |
電話番号 |
0980-44-2233 |
営業時間 |
10:00~19:00(直売所) 9:00~17:00(観光案内所) |
施設情報 |
直売所、レストラン、観光案内、トイレ |
利用料金 |
無料 |
公式サイトURL |
④「道の駅 ゆいゆい国頭」
参照元:https://www.yuiyui-k.jp/spot/
沖縄本島最北端の国頭村にある道の駅。やんばるの自然と文化を体験できる施設として人気があります。新鮮な地元産の野菜や果物、特産品を豊富に販売する直売所や、地元の食材を使ったレストラン、やんばるの自然や文化を紹介する展示コーナーがあるなど観光スポットとしてもおすすめです。また、遊具のある公園やレンタサイクルもあるので家族と一緒に車中泊を楽しみたい方にもおすすめ。駐車場の広さは145台の駐車スペースがあり十分です。
住所 |
沖縄県国頭郡国頭村字奥間1605 |
電話番号 |
0980-41-5555 |
営業時間 |
9:00~18:00 |
施設情報 |
お食事処、物産館、トイレ、広場、キッズスペース、フォトスポット |
利用料金 |
無料 |
公式サイトURL |
⑤「海の駅 あやはし館」
参照元:https://uruma-ru.jp/member/uminoekiayahashikan/
沖縄県うるま市の海中道路の中央に位置する道の駅。魅力は何といっても360度オーシャンビューが楽しめるロケーションとマーラン船を模したユニークな外観です。施設内の1階は特産品販売所やレストラン、鮮魚コーナーになっており、買い物と食事が楽しめます。2階は海の文化資料館になっているので、館内を見て回るのが楽しい施設になっています。
海中道路は本島と離島を結ぶ5.2kmの海上を走る道路。景色がとても綺麗で、近隣にある「野鳥の森自然公園」と一緒に景色を堪能すると良いでしょう。
住所 |
沖縄県うるま市与那城屋平4 |
電話番号 |
098-978-8830 |
営業時間 |
9:00~17:30 |
施設情報 |
管理棟、シャワー室、直売所、物産館 |
利用料金 |
無料 |
公式サイトURL |
2.沖縄にある安心して車中泊できる場所3選
無料で利用できる車中泊スポットを利用するのに不安を感じる方は少なくありません。そんなときは、有料の車中泊専用宿泊施設であるRVパークや、車の乗り入れが可能なオートキャンプ場を利用すると良いでしょう。ホテルや旅館などの宿泊施設を利用するより安価で、安心して利用が可能です。ここでは沖縄にある有料で利用できる車中泊スポットをご紹介します。
①「RVパーク ポツンと一軒家的キャンプ場 源河」
参照元:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1358.html
沖縄県名護市源河にある1日1組限定の完全貸切、プライベートRVパークです。緑豊かな自然に囲まれ、周囲に民家もなく家族やグループで気兼ねなくキャンプを楽しむことができます。源河川での川遊びや満天の星空も眺めることができて、最高のひとときをすごすことができるのが魅力。ウォシュレットトイレ、シャワー室、炊事場など設備が整っており、女性グループや初心者キャンパーでも安心して利用できるのでおすすめです。もちろんRVパークなので、車中泊での車内泊も可能。昼間はデイキャンプを満喫し、夜は車内でゆっくり過ごすのも良いですね。
住所 |
沖縄県名護市源河福地原1868−2 |
電話番号 |
080-4773-6309 |
営業時間 |
チェックイン:13:00~17:00 チェックアウト:10:00 |
施設情報 |
入浴施設、電源有、水道、炊事場、ペット可、トイレ |
利用料金 |
11000円~19800円/1台 |
公式サイトURL |
②「RVパーク 今帰仁キャンプ場」
参照元:https://www.arman-e.co.jp/?p=387
沖縄県今帰仁村にあるキャンプ場内にあるRVパーク。海に面しており、カヤックやボートをレンタルして釣りをすることも可能になっています。隣接する今帰仁村総合運動公園の施設も利用できます。体育館にある温水シャワー、子供用プール、ジムなども利用できるので、様々な遊び、体験ができて1日中滞在できる場所。近隣には今帰仁城跡や古宇利島などの観光スポットがあって観光の拠点として利用するのも良いですね。
住所 |
沖縄県国頭郡今帰仁村湧川 590-1 |
電話番号 |
0980-43-7231 |
営業時間 |
- |
施設情報 |
入浴施設、電源有、Wi-Fi、トイレ、レンタル |
利用料金 |
3500円/1台1泊 |
公式サイトURL |
③「沖縄県総合運動公園オートキャンプ場」
参照元:https://www.nap-camp.com/okinawa/10248
スポーツ施設やレジャー施設が充実した総合運動公園内にあるオートキャンプ場。子供がヨロ部遊具やプールなど遊び場が豊富にあるので、子供連れの家族に人気のあるキャンプ場。
サイトは全て車の乗り入れが可能になっていて、芝生のテントスペースもあります。設備も整っていて、炊事場や水洗トイレ、温水シャワーなどが利用できます。レンタル用品も充実しているので、設備をうっかり忘れてしまっても大丈夫。公園内にはジョギングコースや散策路が整備されていて、施設内を散歩するのもおすすめです。
住所 |
沖縄県沖縄市比屋根5-3-1 |
電話番号 |
098-932-5114 |
営業時間 |
6:00~23:00(駐車場) 9:00~20:00(管理棟) ※チェックイン&チェックアウトは管理棟の時間で実施 |
施設情報 |
シャワー、レンタル、売店、トイレ、水場、かま場 |
利用料金 |
2760円~ |
公式サイトURL |
3.沖縄の温泉施設が近隣にある車中泊スポット2選
車中泊旅では停泊場所と共に探すのが近隣にある入浴施設です。温泉施設が近隣にある車中泊スポットだと、旅の醍醐味も一緒に満喫できるので、温泉施設が近くにあるととても助かりますね。せっかくの旅行なのだから、温泉に入りたい方も多いはず。ここでは温泉泉施設が近隣にある車中泊スポットをご紹介します。
①「セーラの森公園」
参照元:https://camping-cartrip.com/2700/
沖縄県読谷村にある公園。高台にあるこの公園は、眼下に東シナ海を望むことができ、夕方になると夕日がとても綺麗に見ることができる場所です。公園施設もとても広く、散策や芝生広場で遊ぶことも可能。複合遊具や健康遊具もあって、ファミリー向けの車中泊スポットでもあります。
入浴施設が2km圏内、スーパー、コンビニも近隣にあるため、食材の調達も手軽にできるのも魅力。幹線道路から外れていて交通量も少なく、夜間は静かでゆっくり自分の時間を過ごすことが可能な車中泊スポットです。
住所 |
沖縄県中頭郡読谷村波平2056 |
電話番号 |
- |
営業時間 |
終日開放 |
施設情報 |
サッカーコート、バスケットコート、トイレ、自動販売機 |
利用料金 |
無料 |
公式サイトURL |
https://www.vill.yomitan.okinawa.jp/soshiki/toshi_keikaku/4025.html |
②「道の駅 豊崎」
参照元:https://www.okinawastory.jp/spot/600005932
那覇空港からのアクセスも良く、沖縄観光の拠点として利用するのに適した位置にある道の駅です。新鮮な沖縄県産農産物をはじめ特産品などを販売する物産館や、ウージ染め製品を取り扱う「豊見城市観光プラザ てぃぐま館」はとても見どころがあります。県内最大のレンタカーステーションが隣接しており、ここを起点として沖縄車中泊巡りに繰り出すのも良いでしょう。近隣に竜神の湯「琉球温泉 瀬長島ホテル」があり、日帰り温泉も楽しめます。
住所 |
沖縄県豊見城市字豊崎3-39 |
電話番号 |
098-850-8280 |
営業時間 |
9:00~18:00 |
施設情報 |
物産館、ウージ染め館、お食事処、トイレ |
利用料金 |
無料 |
公式サイトURL |
4.沖縄県の石垣島で車中泊はできる?
沖縄県にある石垣島は、透明度が高い海、マンタやウミガメを身近に見れる海として日本でも有数の人気を誇る場所です。何といっても自然との一体感がとても感じられる場所でもあり、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティが豊富です。そんな自然の中での車中泊はとても魅力的に感じることでしょう。
ただ、石垣島は沖縄県本島の近隣にある小さい島なので、そもそも「車中泊は可能なのか」という疑問を感じる方も少なくありません。ここでは石垣島での車中泊に関してくわしくまとめています。
●石垣島での無料車中泊はおすすめしない
まず、石垣島での車中泊が可能な場所はとても限られています。そもそも車で一周するのに3時間くらいで1周できてしまう小さな島なので、駐車場そのものも基本的に少ないです。無料で利用できる駐車場に車を停めたとしても、安全面や快適性に欠けるところが多く問題があります。石垣島ではコンビニの駐車場の長時間利用や路上駐車は禁止されており、要らぬトラブルに巻き込まれる危険性もあります。石垣島でも車中泊がしたいのであれば、有料施設を利用することをおすすめします。
●車中泊するなら「石垣島 伊野田キャンプ場」
参照元:https://pottering.okinawa/inoda-camp/
新石垣空港から車で約15分の距離にあるキャンプ場。石垣島北東部の海岸に位置し、自然環境を満喫できる広大な敷地を持つオートキャンプ場です。海岸沿いにあるキャンプ場なので、車やキャンピングカーを横付けしてオートキャンプができるスペースがあり、区画ごとに水道や電気が使えるなど設備も充実しています。石垣島で安心して車中泊が可能ができる少ない施設としておすすめのスポットです。
住所 |
沖縄県石垣市桃里201-1 |
電話番号 |
090-7921-7349(伊野田自治公民館) |
営業時間 |
チェックイン:10:00~17:00 チェックアウト:11:00 |
施設情報 |
管理棟、温水シャワー、トイレ、炊事場、多目的広場 |
利用料金 |
2500円~/1区画 |
公式サイトURL |
●沖縄での車中泊に潜む危険とは?天候と気温に注意
沖縄での車中泊は、安全対策のほかに注意すべきことがあります。それは、沖縄独特の気候に関しての注意です。年間を通して気温が高い沖縄での車中泊は、常に“熱中症”になる危険性をはらんでいます。とくに、車内は高温になりやすく、エアコンをつけたまま過ごすというのも、バッテリー上がりや一酸化炭素中毒の危険性も出てきます。
〇注意点のポイント
・暑いからと窓を開けっぱなしで深夜を過ごしていると、窃盗や強盗に合う危険性がある
・エンジンをかけエアコンをかけたまま就寝すると、バッテリー上がりや一酸化炭素中毒になるリスクが高まる
〇沖縄での車中泊におけるトラブル回避のポイント
・安全に停泊ができる場所を選んで車中泊を楽しむ
・暑さ対策&熱中症対策をしっかり整えて車中泊をする
場所選びとしては、管理人が常駐していることが多い公認のキャンプ場やRVパークを選ぶことで、安全面のリスクは低くなります。それでも防犯対策はしっかり整えて車中泊をした方が安心できるでしょう。熱中症対策もそうですが、万が一のバッテリー上がりのトラブル対策装備や、エンジンをかけなくても冷房設備が使用できる装備品があると、快適に車中泊を満喫できます。
5.沖縄での車中泊に気温対策を兼ねてJackeryポータブル電源
沖縄での車中泊にとても役に立つ装備品として、「Jackery(ジャクリ)ポータブル電源」がおすすめです。
ポータブル電源は、モバイルバッテリーよりも容量が大きくて、家庭用電源(AC100V)やDC12Vなどの車用の電気設備でも、同時に利用できる電力供給源です。
・暑い沖縄での車中泊に、エンジンをかけずに冷房設備を利用できる
・持ち運びも手軽にできるので車内外で利用できる
・走行充電やソーラー充電が可能だから、消費した電力を簡単に補充できる
・万が一のバッテリー上がりでも専用のアクセサリを使用することで復旧できる
などのメリットがあります。とくに夏場の車中泊旅では、バッテリーに負担をかけてしまいます。万が一のトラブル対策にも使用でき、快適な車内環境を整えることができるので、あると便利な装備品としておすすめです。詳しく知りたい方は、一度Jackery(ジャクリ)公式サイトを覗いてみてください。
まとめ:沖縄での車中泊は暑さ対策をしっかりと
日本の最南端とも言える沖縄県での車中泊。車中泊に興味のある方や、車旅が好きな方にとっては憧れの車中泊旅と言っても過言ではないでしょう。今回の記事では、そんな沖縄での車旅におすすめの車中泊スポットをまとめました。
また、一年を通して気温が高い沖縄での車中泊におけるリスクに関してもくわしくまとめましたので、計画中の方は注意して対策をしっかり整えて望みましょう。