【2024年】夏の車中泊におすすめの暑さ対策11選|役立つグッズや注意点も紹介

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車中泊がお好きな方にとって、夏の暑さは悩みの一つです。夏の過酷な環境のもとで車中泊するためには、熱中症対策や虫よけ対策など、暑さと共に体調管理にも気を配らなければなりません。
この記事では夏の車中泊の暑さに役立つ方法を紹介すると同時に、夏で車中泊する注意事項、暑さ対策グッズをご紹介していきます。この記事を読んで、夏車中泊の暑さ対策を万全に整えましょう
目次

1.夏の車中泊で暑さ対策を行う必要性


車中泊は、基本的にエンジンを切った状態で車内で過ごすことがマナーです。夏の車中泊では車のカーエアコンを使うこと以外に暑さ対策をしっかりしておかないと、熱中症の原因にもなるばかりか、車中泊をするには過酷な環境で過ごさなくてはなりません。

ここでは、夏の車中泊をするさいの注意点を踏まえて、暑さ対策の必要性を解説します。

●夏場は夜間でも熱中症に気を付ける

熱中症といえば、昼間の炎天下でおこる症状と思われがちですが、実は夜間でも熱中症を引き起こす危険性は大いにあります。夜間の熱中症となる原因は

  • 室内温度や湿度の上昇が原因で引き起こすこともある
  • 室内で適切に体温を冷やすことができないとき

夏で車中泊する場合、熱帯夜で車内の湿度が上昇し、汗がかけない状況になるととても危険です。車は日中の熱を蓄積しやすく、防犯のために窓を閉め切るケースも珍しくありません。その環境こそが熱中症を引き起こす原因となり注意が必要なのです。

●夏場の車内温度は50度を越えることもある

車の構造上、鉄板でおおわれている車内は熱を蓄積しやすく外気温よりも車内温度の方が高くなります。

日本自動車連盟(JAF)は2012年8月に、外気温が35℃の状況で車内温度がどの程度上がるか実験を行いました。エアコンがないと、15分程度で熱中症の危険レベルに到達します。3cm程度窓を開ける、サンシェードをつけるといった対策を取っても、30分後には車内温度が40℃に到達します。時間が経過すると、50℃を超えることもあります。そのため、

  • 窓を開けて風通しを良くして車内に熱がこもらないようにする
  • 車が太陽を浴びて熱を吸収するのを防ぐ
  • など、車内温度が上がらないよう心がけることが大切です。「これくらいの暑さなら大丈夫」と我慢していると、体調を壊す原因にもなりますし、快適な睡眠なんて得ることはできません。何らかの暑さ対策をしたうえで、車内の環境を整えましょう。

    2.夏の車中泊を快適に過ごすための暑さ対策11選

    夏の車中泊を快適に過ごすための暑さ対策11選

    夏の車中泊で暑さ対策を取る方法は、さまざまです。夏の車中泊をするにふさわしい場所選びも含めた、快適に過ごすための方法をまとめています。

    車中泊スポット選びは重要!涼しい場所を選ぶ

    涼しい場所を選んで車中泊することは、夏の暑さ対策に最も有効な方法の一つです。標高が高い場所や大都市から離れた場所を選ぶとよいでしょう。

    標高の高い山が避暑地として選ばれるように、車中泊スポットも同じ。海よりも山を選ぶほうが快適に過ごすことができます。

    100メートル標高が上がると、気温は0.6℃~1℃下がると言われています。例えば標高1,000メートルの場所なら、海抜ゼロメートルの場所と比べて6℃~10℃下がります。内陸部での夜は冷えやすいため、これ以上の気温低下が期待できます。

    標高が高くなくても大都市から離れると、涼しい夜を過ごしやすくなります。郊外や田舎ではヒートアイランド現象が起こりにくく、気温が大都市中心部よりも低くなるためです。

    車は朝日を凌げる場所に停める

    朝日が昇り始めると、車内温度は一気に上がっていきます。夏場は日の出時間も早いので、暑さとともに寝苦しくて起きてしまうこともあるでしょう。

    少しでも車内温度が上がり始めるのを遅らせるためにも、朝日に照らされるのをしのげる場所に車を停車しておきましょう。たとえば、森林の中にあるキャンプ場など木が朝日を防いでくれる場所が最適です。

    ③網戸や防虫ネットを張り、窓を開ける

    無風の環境よりも風があった方が、人の体感温度は下がります。車中泊で夏の夜を過ごす場合、屋外は涼しくなっても車内はまだ暑い場合も多いでしょう。車内の風通しを良くすると、寝苦しさを軽減できます。

    • ・窓を開けて扇風機やサーキュレーターを使って車内に空気の流れをつくる
    • ・後ろのハッチを開けて外から風を入れるだけでも涼しく感じる

    などの効果が得られて快適です。ただ、防犯面のことや、虫が車内に入ってくるのを防ぐ必要があるため、網戸や防虫ネットなど虫よけグッズを活用して対策しましょう。 

    ④速乾性と冷感素材を使った服装と寝具を選ぶ

    夏の車中泊では寝るときのきの服装にも工夫すると寝苦しさを軽減できます。私たちは少なからず寝汗をかきますし、寝ている時は体温調節ができません。気温の影響をかなり受けてしまいその分汗をかきます。

    • ・速乾性の高い服装で汗で服が肌に張り付く不快感を軽減する
    • ・着替えは多めに持っていき、汗をかいたら着替えられるようにしておく

    などの工夫をしておけば、汗による不快感を軽減できます。少なくとも寝るとき専用の服装は用意しておくことで、朝起きたときに着替えられてリフレッシュすることができます。

    また、冷感素材を使った寝具と服装は、肌に触れると冷たい感触があります。体にたまった熱を速やかに逃がす働きがあるためです。暑さを感じる夏の日に使うと、心地よさを感じることでしょう。

    冷感素材は肌着やスポーツウェアなどの衣類、敷パッドや枕などの寝具に使われています。夏車中泊の暑さ対策の一つとして、用意してみてはいかがでしょうか。

    ⑤エアコンを利用する

    夏車中泊の暑さ対策にエアコンの活用を考える方も多いでしょう。車中泊で活用できるエアコンには、以下の2種類があります。

    車の装備品として搭載されているカーエアコン

    車に設置できる、持ち運び可能なエアコン(ポータブルクーラー)

    車中泊の暑さ対策におすすめのはポータブルエアコンです。その理由を確認していきましょう。

    ●車のエアコン

    車のエアコンは、スイッチ一つで動作する手軽さが魅力です。涼しい風がすぐに車内に入ってくるでしょう。外が涼しい場合は外気導入により、車外の空気で冷やすことも可能です。

    一方で車のエアコンを動かすため、ガソリンなどの燃料を消費します。電気自動車の場合は、バッテリーが消費されるでしょう。燃費が悪くなることは、デメリットに挙げられます。

    特にガソリン車やディーゼル車は、エンジンを動かさないと冷房が効きません。周囲に響くエンジンの音は、くつろぎの時間や安眠を妨害するおそれがあります。このため車中泊をする場合、車のエアコンを使い続ける方法はおすすめできません。

    ●ポータブルエアコン


    車中泊におすすめのは、ポータブルエアコンの活用です。コンパクトで持ち運び可能ですから、夏など必要となる季節に積み込めばよいわけです。ガソリンなどの燃料を消費しないことも、魅力といえるでしょう。

    電力供給アイテム【ポータブル電源】と一緒に用意しておけば、暑い夏の車中泊でも快適に過ごせます。

    関連記事:熱帯夜の中で車中泊!エアコン必須な状況下で快適に過ごすための方法と注意点

    ⑥扇風機やサーキュレーターを使って涼む

    車中泊の暑さ対策には、扇風機やサーキュレーターを使う方法もあります。風を送ることで、体感温度を2℃~5℃下げる効果が期待できます。暑さをしのぎやすくなるでしょう。

    扇風機やサーキュレーターは、比較的少なめの消費電力で済むメリットも見逃せません。家庭用の100V電源だけでなく、USBにつないで動く製品もあります。

    ⑦車載冷蔵庫や冷凍庫を使い、冷たい飲み物や食べ物、アイスを用意

    夏の車中泊 暑さ対策には、体の中から冷やす方法もあります。車載冷蔵庫や冷凍庫を搭載すれば、好きなタイミングで冷たい飲み物や食べ物、アイスなどを召し上がれます。涼しさを感じられるひとときを味わえるでしょう。

    もっとも暑いからといって、冷たいものの食べ過ぎや飲み過ぎはおすすめできません。胃や腸が不調を起こす原因となるおそれがありますから、ほどほどの量にとどめましょう。

    関連記事:プロが選んだ車中泊用冷蔵庫おすすめ10選

    ⑧ポータブル電源で暑さ対策を簡単に

    夏の車中泊につきものの暑さに備えるうえで、ポータブル電源は欠かせない存在となっております。

    ポータブル電源とは、事前に大量な電気を貯めて、電源のない場所でも生活家電や車載冷蔵庫、スマホなどに給電できる、持ち運び可能な電源装置です。

    ここまでで取り上げたエアコンや扇風機、サーキュレーター、冷蔵庫や冷凍庫は、電気が必要です。ポータブル電源があればエンジンを切った後も、家電や電子機器に電気を長期間供給できるため、夏の車中泊を快適に過ごせます

    車中泊におすすめのポータブル電源一覧|Jackery Japan

    ⑨サンシェードやカーテンを使い、日光をさえぎる

    夏の日差しは、ガラス越しであっても暑さを感じます。サンシェードやカーテンを使って、日光をさえぎりましょう。日差しを室内に入れないことで、車内温度の上昇を抑えられます。

    関連記事:初心者でもできる車中泊カーテンの作り方3選!

    ⑩ボディシートや冷却スプレーを使う

    夏の暑さ対策には、涼しい気分にする方法もあります。ボディシートや冷却スプレーは、涼しさを感じられるアイテムです。一時的でもさっぱりし、冷たい感触を味わえるため、暑さによる不快感が和らぎます。

    もっとも、車内の温度を下げる効果は期待できません。他の方法とあわせて活用することがおすすめです。

    ⑪瞬間冷却剤を使う

    冷やしたいものや場所によっては、瞬間冷却剤の使用も暑さ対策に有効です。瞬間冷却剤は、たたくと速やかに冷たくなる特徴があります。以下のようなケースに使うとよいでしょう。

    熱中症が疑われる場合の冷却

    ・ やけどや打撲・ねんざの応急処置

    食材を迅速に冷やしたい場合

    保冷剤と異なり、たたく前ならば常温で保存できる使いやすさが強みです。

    3.夏の車中泊暑さ対策で役立つグッズ8選

    夏の車中泊暑さ対策で役立つグッズ8選

    夏の車中泊でも快適に過ごすための暑さ対策グッズをご紹介します。ここで紹介している対策グッズは、一つだけではあまり効果は得られません。複数活用することで、社内環境を大きく改善することができるので、より多くの対策グッズをそろえて万全にすることをお勧めします。 

    ①サンシェード&カーテン

    サンシェードで日光を車内に入れることを防ぐことで、車内温度の上昇を軽減できます。

    とくに、前席側は窓の部分が多いので、側面にもカーテンやシェードを取り付けるとより効果的に温度の上昇を軽減できます。 

    ②扇風機&サーキュレーター

    扇風機やサーキュレーターで車内に蓄積した暖かい空気を循環させることで、車内温度を一定に保つ効果を得られます。そのほか、

    • 窓を開けて車内の熱を外に逃がすこともできる
    • 外の空気を車内に取り入れることができる

    などの効果も期待できるので、おすすめのアイテムです。夏場は車内温度が外気温よりも高温になるので、外の空気を取り入れて車内に溜まった空気を外に逃がすことで、高温になった社内温度を下げることができます。 

    ③ポータブルクーラー

    ポータブルクーラーとは、持ち運びができる携帯用クーラーのことです。カーエアコンよりは冷却機能は劣りますが、車内温度をある程度下げることは可能です。値段が高いものほど冷却性能も高く、作動音も静かなものが多いです。購入の際は、作動音と冷却性能をよく確認してから購入することをおすすめします。

    ポータブルクーラー単体だけでは車内に冷気が行きわたらないので、扇風機やサーキュレーターとともに使用することで車内全体に冷気を循環させることができます。セットで検討してみてください。 

    ④ポータブル電源

    ポータブル電源は、ポータブルクーラーや扇風機、サーキューレーターなどの電気機器を動かすための電力供給源です。モバイルバッテリーよりも容量が大きく、家庭用コンセントが使えるのが特徴。製品によって容量が決まっているため、使用したい電気機器の消費電力や使いたい時間を考えて選びましょう。たとえば、1000Whのポータブル電源で消費電力300Wのポータブルクーラーを使用する場合、 

    「1000Wh×80%÷300W=約2.6時間」 

    使用できる計算になります。Jackery(ジャクリ)であれば、小容量から大容量まで様々な用途で使えるポータブル電源を豊富に販売しています。夏の車中泊で使用するためには欠かせない温度耐性や、安心・安全に使用できる機能を持っています。そのほか、

    • PSEマーク(電気用品安全法)付き
    • 長期保証で修理・無料回収サービスなどアフターケアも充実
    • リン酸鉄リチウムイオンバッテリー内蔵して10年間以上長持ち

    など、アウトドア向けに設計された性能と充実したサポート体制が整っているメーカーなので、車中泊向けのポータブル電源を選ぶならJackery製品がおすすめです。 

    関連人気記事:車中泊におすすめのポータブル電源7選|使い道や選び方も紹介

    ⑤冷感敷パット

    接触霊感素材でできている冷感敷パットを使用すると、ひんやり感がアップして暑さによる寝苦しさを抑えることができます。

    接触冷感素材は生地内の水分を素早く吸収、拡散する働きがあり、肌から生地内へ熱を移動させて生地に触れる部分にひんやり感を与えてくれます。

    実際に触れてみて瞬間的な冷たさや肌ざわりなどを確認して、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。 

    ⑥制汗剤&冷却スプレー

    汗による体のベタつきやにおいを取り除くことも大切です。制汗剤や冷却スプレーを使用して、不快感を取り除きましょう。冷涼成分が配合されたものだと、クール感が持続するのでおすすめです。 

    ⑦防虫ネット&網戸

    車内温度を下げるために、空気の入れ替えをするとき、窓を開けた状態で過ごすこともあるでしょう。夏場は虫対策も必要なので、防虫ネットや網戸を利用して虫が車内に入ってくるのを防ぐ必要があります。 

    寝ているときに耳元で蚊の羽音が聞こえる不快感や、虫刺され予防も含めて空気の入れ替えができるようにしたいですね。 

    ⑧「冷却タオル&スカーフ」

    冷却タオル&スカーフは、水に濡らして軽く絞り、肌に身に着けることで生地内の水分を素早く吸収、拡散させ気化熱を奪う効果があります。首には太い血管が通っていることもあり、首を冷やすことで体の熱を抑えることができます。

    4.車中泊の暑さ対策に欠かせないポータブル電源について

    車中泊の暑さ対策に欠かせないポータブル電源について

    ポータブル電源は、夏の車中泊の暑さ対策に役立ちます。3つの観点から、役立つ理由を確認していきましょう。

    ●冷房機器を使って快適に過ごせる

    ポータブル電源があれば、さまざまな冷房機器を使えます。エアコンだけでなく扇風機やサーキュレーターも選ぶことができ、涼しい空間を車内に作り出せます。外が暑い日でも、車内で快適に過ごすことが可能です。

    ●さまざまな食べ物・飲み物を楽しめる

    ポータブル電源があれば、車でも冷蔵庫や冷凍庫を使えます。さまざまな食べ物や飲み物を楽しめるため、車中泊が楽しくなることでしょう。

    ●冷たくするとおいしい食品を冷たいまま楽しめる

    冷たくするとおいしい食品は、アイスやデザート、冷たい麺類など多数あります。冷蔵庫や冷凍庫を車に積むことで、これらの食品を冷たいまま楽しめます。クーラーボックスと異なり、保冷剤を入れる必要はありません。ポータブル電源の電池残量がある限り、冷たさを保ち続けることができます。

    ●要冷蔵・要冷凍の食品を食材として使え、料理の幅が広がる

    食材には肉や魚をはじめ、要冷蔵や要冷凍のものが多数あります。冷凍食品は、代表的なものの一つです。

    冷蔵庫や冷凍庫があればこれらの食品を食材として購入でき、料理の幅を広げることが可能です。食費を抑えることもできるでしょう。車中泊で豊かな食生活を送るためにも、ポータブル電源は欠かせません。

    ●車のガソリンやバッテリーを節約できる

    家電への給電をポータブル電源に任せることで、車のガソリンやバッテリーを節約でき、移動のためだけに使うことが可能です。車から離れる必要がある場合でも、車内を適温に保つためにエンジンをつけっぱなしにする必要はもうありません。燃費が良くなることも、嬉しいポイントといえるでしょう。

    5.夏の車中泊暑さ対策におすすめのポータブル電源4選

    ポータブル電源は、どれも同じではありません。夏の車中泊には、高品質のポータブル電源を選びたいものです。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は大容量でコンパクト、使い勝手がよく、安全性に優れております。

    製品創業12年間で400台以上の販売実績を達成できたJackery(ジャクリ)の中から夏の車中泊暑さ対策におすすめのポータブル電源製品をご紹介します。 

    ●Jackery Solar Generator 600 Plus100Wポータブル電源ソーラーパネルセット

    コンパクトで手軽に持ち運びができる中容量モデル。家庭用コンセント(AC100V)の出力ポートも2個実装されているので小型冷蔵庫や卓上扇風機も同時に使用でき、一泊二日程度の軽自動車での週末車中泊にピッタリのサイズです。ソーラーパネルもセットになっているので柔軟な充電も可能。もしものときの災害時の緊急車中泊にも対応できます。

    ●Jackery Solar Generator 600 Plus100Primeポータブル電源セット

    ●Jackery Solar Generator 1000 Plusポータブル電源セット

    軽バン車中泊でも積み込める、かさばらない大きさの大容量モデルです。ソーラーパネルがセットになったモデルなので、太陽光から充電でき柔軟な使用ができます。また、最大5kWまで拡張バッテリーを増設可能なのも魅力です。車中泊以外のアウトドアにも手軽に持ち運びができるので、幅広く活躍できるポータブル電源です。

    ●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

    ●Jackery Solar Generator 2000 Plusポータブル電源セット

    変換効率が25%のソーラーパネルとセットになったJackeryの中でもトップレベルの容量と性能を持ったポータブル電源です。夏の車中泊にとって最強装備となるポータブルクーラーを長時間稼働できるので、一晩使用できる容量を持っています。また、Jackeryのソーラーパネルは直接電気機器にも電力供給ができるので、柔軟な使い方ができるのでおすすめ。

    6.暑い夏で車中泊する際の4つ注意点

    夏の暑さを防ぎ車中泊を快適に過ごすためには、押さえておきたいポイントや注意点が4つあります。どのような対策を取ればよいか、確認していきましょう。

    ●十分な水分・塩分補給を行う

    夏は熱中症や脱水になりやすい時期です。車内で適切に冷房をつけていても、油断はできません。また夜でも、熱中症になるリスクがあります。

    暑さ対策には、十分な水分や塩分の補給も欠かせません。のどの渇きを感じる前に飲むことがベストです。経口補水液を使うと、水分と塩分を手軽に補給できます。スポーツドリンクでも補給できますが、糖分が多いため飲みすぎには注意してください。

    ●寝冷えに要注意

    夜の気温は標高や当日の天候などにより、大きく変わります。盆地や高原などでは日中は暑くても、夜や早朝は上着が欲しい冷え込みになる箇所も少なくありません。ふだん熱帯夜となる場所で過ごす方は、いつもと同じ感覚で寝ると寝冷えをしていまい、体調を崩すおそれがあります。

    車中泊を快適に過ごすうえで、宿泊地の気温のチェックは重要です。外気温にあわせて、冷房や服装を調節しましょう。場合によっては、冷房は朝から夕方の間だけ使えば済むかもしれません。

    ●定期的な換気も忘れずに

    夏は外が暑いため、車内を締め切りがちです。しかし定期的に換気を行うことは、快適さを保つうえでも重要です。車中泊の場合は夜の外気温が下がる場合も多いため、外気を入れることにより車内の温度を下げられるケースも少なくありません。

    加えて締め切った車内では、二酸化炭素濃度が上昇します。2019年5月に日本自動車連盟(JAF)が公表した実験結果によると、内気循環で1時間走行すると車内の二酸化炭素濃度が4,520~6,770ppmになったという結果が出ています。室内での二酸化炭素濃度の基準値は1,000ppmですから、かなり高い数値です。

    このため、定期的な換気は重要です。虫の侵入が気になる場合は防虫ネットを張る、車の外気導入モードを使うなどにより換気しましょう。

    ●駐車中はエンジンを止める

    駐車中は特別の事情がない限り、エンジンを止めましょう。燃料を余分に消費する、近隣の騒音となり苦情を言われるなど、良くないことばかりです。

    この場合もポータブル電源があればエアコンやクーラーを稼動できるため、エンジンをかけたまま駐車する必要はありません。

    まとめ|ポータブル電源の活用で快適な車中泊を

    夏の車中泊の暑さ対策はさまざまですが、家電の活用で解決できる方法も多いです。ポータブル電源を活用すればさまざまな家電を使えるため、一度に複数の対策を取れます。車のエアコンに頼る方法と比べても、夏の車中泊がぐんと快適になることでしょう。暑さへの対策と燃料の節約を両立できるところも、うれしいポイントです。

    大きな効果をあげるためには、できるだけ大容量のポータブル電源を選ぶことがおすすめです。ソーラーパネルも揃えると移動中に充電できるため、さらに効果がアップします。この夏はポータブル電源を活用し、快適な車中泊を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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