屋久島の台風シーズンはいつ?対策方法や便利グッズも紹介!

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屋久島は、台風や集中豪雨の影響を受けやすい南西諸島のひとつです。特に台風シーズンとなる夏〜秋には、天候変化によって登山や海水浴などの旅行プランに影響が出る可能性があります。

 

この記事では、屋久島の台風が多い時期の特徴を解説します。旅行へ行くときの注意点や揃えておくべき便利グッズも紹介しますので、自然の宝庫・屋久島を安心して満喫する準備をしましょう。

目次
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1.屋久島の台風シーズンは5月から10月!旅行へ行くときの注意点

 

屋久島の台風シーズンは5〜10月です。旅行に行くときは、下記3つのポイントに注意しましょう。 

台風による飛行機やフェリーの欠航に注意する

ツアーに参加するときは台風が来やすい時期を避ける

6〜7月の梅雨の洪水にも注意する 

2024年には、台風10号「サンサン」を含む計5個の台風が屋久島へ接近しています。 

参考:気象庁|2024 年(令和 6 年)の台風のまとめ(速報) 

台風が多い屋久島において「何に注意してどう対処するか」を把握しておきましょう。

台風による飛行機やフェリーの欠航に注意する

屋久島に台風が近づくと、飛行機やフェリーが欠航になるケースがあります。突然台風が接近すると、旅行やツアーの日程に関わらず運休が決まる場合も多いです。 

台風シーズン中に屋久島へ行きたい方は、旅行スケジュール前後の日程に余裕を持たせておきましょう。日程の変更が難しい場合、事前にキャンセル料の有無について確認しておくのがおすすめです。 

屋久島旅行への計画を立てたあとは、出発3日前から最新の天気情報をチェックしましょう。気象庁の公式サイトやウェザーニュースアプリで、屋久島の天気情報を確認できます。

ツアーに参加するときは台風が来やすい時期を避ける

台風シーズン中の屋久島では、縄文杉や白谷雲水峡などの人気ツアーが中止になることも多いです。とくに9月前後は台風が直撃しやすいため、直前でのキャンセルや旅中のスケジュール変更が発生してしまうリスクもあります。 

屋久島への観光ツアーに参加してみたい方には、比較的天候が安定しやすい4〜5月または9月後半〜11月上旬がおすすめです。過去のデータにも目を通しつつ、台風が発生しにくい時期を選びましょう。

6月の梅雨の洪水にも注意する

台風シーズン中の屋久島では、台風だけでなく梅雨の大雨・洪水にも注意が必要です。屋久島の降水量は平地でも約860mmと非常に多く、本土と比べるとおおよそ2倍もの差があります。 

参考:気象庁|屋久島(鹿児島県) の年間降水量(年・月ごとの値) 

屋久島で長時間の豪雨が発生すると、土砂災害や洪水が発生するリスクがあります。特に登山道や川沿いの場所は増水しやすいため、通行止めになることも珍しくありません。 

梅雨の時期に屋久島を訪れる場合は、大雨への対策を万全にしておきましょう。万が一旅行中に大雨が降っても対処できるよう、レインウェアや防水バッグなど必要なアイテムを揃えておくことが大切です。

関連人気記事:9月は台風が多いシーズン!発生数・確率・過去の被害を徹底解剖

2.屋久島の過去の台風による被害|2024年台風10号

 

2024年8月に発生した台風10号により、屋久島内の観光施設や道路に広範な被害が発生しました。下記画像は、台風10号の影響により倒壊した樹齢3000年の歴史を誇る「弥生杉」の様子です。

屋久島の過去の台風による被害|2024年台風10号

引用:YouTube「樹齢3000年の「弥生杉」台風で倒れる 寸断された縄文杉ルート開通のめどは 屋久島」 

町では道路での通行止めが相次ぎ、交通網が機能しなくなったエリアも存在します。また、土砂災害や風倒木によって遊歩道や景勝地へのアクセスも一時的に制限され、観光客の受け入れ体制にも支障が出たのです。 

台風10号の被害を受けて、屋久島町では道路管理・観光施設の安全確認が行われました。屋久島の復旧状況や台風対策に関する情報は、公式サイトで逐次更新されています。

3.屋久島の台風シーズンへの対策方法

 

屋久島の台風シーズンへの対策方法として、下記5つが挙げられます。 

余裕のある旅行計画を立てる

交通機関の運行状況を定期的にチェックする

台風情報をチェックできるサイトをスマホに登録する

ホテルに食料や飲み物を確保しておく

スマホの充電が切れないよう注意する

旅行中に台風が来ても慌てないよう、事前の備えを万全にしておきましょう。

余裕のある旅行計画を立てる

台風シーズンに屋久島へ行く方は、まず余裕のある旅行計画を立てましょう。屋久島は飛行機やフェリーでしか行けない離島のため、台風が近づくと交通機関が欠航する恐れがあります。 

飛行機やフェリーが欠航すると、旅行スケジュールに影響が出てしまうため注意が必要です。屋久島到着後に台風が接近した場合、帰りの便が欠航して仕事や学校へ行けなくなるリスクもあります。 

台風シーズンに屋久島へ行きたい方は、旅程前後に1〜2日の余裕を持たせておくのがおすすめです。旅程に遅れが生じる可能性も考慮し、仕事や学校の予定も調整しておきましょう。

交通機関の運行状況を定期的にチェックする

屋久島滞在中は、交通機関の運行状況を定期的にチェックしましょう。飛行機やフェリーは、台風の接近によって急きょ運休や欠航になる場合もあります。 

天候の変化次第では前夜や当日早朝にスケジュール変更が生じる場合もあるため、最新情報を常に確認しておくことが大切です。交通機関の運行状況は、屋久島町公式サイト屋久島観光協会公式サイトで確認できます。 

万が一台風の被害を受けた場合でも、交通機関の回復をいち早く知れるよう準備しておきましょう。

台風情報をチェックできるサイトをスマホに登録する

屋久島へ行く時は、常に気象情報をチェックできる体制を整えておくことが大切です。大雨や台風に関する情報をチェックするには、下記のサイトがおすすめです。 

気象庁ホームページ

ウェザーニュース(天気・災害速報アプリ)

Yahoo!天気・災害|雨雲レーダー・台風進路予測 

最新の台風情報をいち早くチェックできるよう、上記のサイトをブックマークしておきましょう。スマホアプリをインストールして使う場合は、通知をオンにしておくのも忘れずに。

ホテルに食料や飲み物を確保しておく

屋久島滞在中に台風が接近すると、外出ができず買い物にも行けなくなってしまいます。台風の襲来に備えて、あらかじめホテルの中に最低限必要な食料や飲み物を確保しておきましょう。 

また台風の襲来直後は、コンビニやスーパーが閉店したり、食べ物の品揃えが少なくなったりする可能性もあります。ホテルに売店やレストランがある場合も、交通機関の状況によっては平常通り利用できないケースもあるので注意が必要です。 

屋久島旅行中は台風や大雨による外出制限を想定し、最低1日(3食)分の食料と飲み物をホテルに常備しておくのがおすすめです。

スマホの充電が切れないよう注意する

台風シーズン中に屋久島で行動するときは、スマホの電池切れに気をつけましょう。たとえ交通機関や気象情報アプリを準備していても、電池が切れてしまうと最新情報を確認できません。レストランや観光地の検索もできなくなってしまいます。 

ただし屋久島にはコンビニが少ないため、必要になってもモバイルバッテリーが手に入らないかもしれません。 

屋久島旅行におけるスマホの充電には、Jackery(ジャクリ)のポータブルバッテリー(Jackery Explorer 100 Plus)がおすすめ。手のひらサイズで持ち運びしやすく、重さも1㎏未満の約965gと軽いです。機内持ち込みも可能なので、飛行機での移動中も安心してスマホを充電できます。

4.台風シーズンへの対策におすすめなグッズ5選

 

台風シーズンへの対策におすすめなグッズ5選

屋久島の台風シーズンへの対策には、下記5つのグッズがおすすめです。

ポータブル電源

レインウェア

防水バッグ

長靴

懐中電灯 

グッズごとの目的や活用方法に目を通しておきましょう。

ポータブル電源

ポータブル電源は、台風時の停電対策や避難に役立つアイテムです。持ち運び可能なバッテリーのようなイメージで、持っているとコンセントがない場所でも電子機器へ給電できます。 

台風が接近すると、同時に停電が発生するケースは珍しくありません。ポータブル電源があれば、電気が止まったときでも安心してスマホを充電できます。 

またポータブル電源は、観光中のカメラやハンディファンへの給電にも使用可能です。屋外での長時間異動が見込まれる屋久島旅行では、あらゆる端末のバッテリー切れを防ぐための心強い味方となります。

レインウェア

レインウェアは、台風による大雨や強い風への対策グッズのひとつです。たとえ傘を持っていても、台風による強い風や横殴りの雨の被害を受けてしまいます。 

傘では防ぎきれない激しい雨や風への対策として、防水性・透湿性に優れたレインウェアを用意しておきましょう。耐水圧10,000mm以上のものや、ゴアテックス(水は通さず湿気だけを逃がす高機能な防水透湿)素材のものがおすすめです。

防水バッグ

防水バッグは、雨水から持ち物を守るために必要なアイテムです。雨の中の移動や台風発生時の避難中にバッグが濡れてしまうと、中の食料や電子機器が濡れてしまうリスクがあります。 

自然に囲まれた屋久島では、川を渡ったり濡れた地面を歩いたりすることも多いです。持ち物を守るために、防水性能に優れたアウトドア仕様のバッグを用意しておきましょう。

長靴

台風シーズンの屋久島では、雨によって道路が冠水したり、登山道がぬかるんだりすることがあります。水たまりや地滑りによる転倒や足の蒸れを防ぐため、長靴を持参しましょう。 

登山やアウトドアを好む方には、足首をしっかり覆えるミドル丈(約25〜30cm)以上の長靴がおすすめです。持ち運びしやすい軽量なタイプを選ぶと、長時間の移動における負担も軽減できます。

懐中電灯

台風シーズンの屋久島旅行には、懐中電灯も欠かせません。夜に台風が発生した場合、街灯が少なく暗い夜道を移動することになります。 

夜道を照らせる懐中電灯がないと、避難中に道に迷うリスクが高まります。スマホがある場合も、バッテリー切れになると明かりとしても機能しなくなるので注意が必要です。旅行中は持ち物が増えることも考慮し、両手がフリーの状態で周りを照らせるヘッドライト型の懐中電灯を用意しておきましょう。

関連人気記事:台風の被害とは?日本で起きた事例や台風対策に必要な防災グッズを紹介

5.屋久島の台風シーズン対策にはJackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめ

 

屋久島に限らず、日本はほとんどの地域に「台風による停電のリスク」があります。そこで、台風対策として「Jackery(ジャクリ)のポータブル電源」を用意しておくのががおすすめです。スマホの充電はもちろんのこと、電気毛布で暖を取ったり、炊飯器で温かいご飯を炊いたり……など、「天気がないとできないこと」が停電中にもできるようになります。 

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源はリュックに入るサイズのモデルも多数揃っているため、防災・アウトドア・旅行などさまざまなシーンで活躍します。台風が多い日本、自分や家族の安心のために、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を1台備えてみてはいかがでしょうか。

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6.屋久島の台風シーズンに関してよくある質問

 

最後に、屋久島の台風シーズンに関してよくある下記の質問へ回答します。 

屋久島の梅雨の時期はいつ?

台風が接近したら屋久島から出た方がよい?

台風シーズンでも屋久島で楽しめるアクティビティはある?

屋久島の旅行ベストシーズンはいつ? 

記事で触れていない内容についても、参考情報として目を通しておきましょう。

屋久島の梅雨の時期はいつ?

屋久島の梅雨は、例年5月下旬〜7月中旬にかけて続きます。特に6月の降水量は非常に多く、月間1,000mmを超えることも珍しくありません。 

梅雨の時期は湿度も高く、登山道や観光地では足元が滑りやすくなります。怪我や水濡れ防止のためにも、レインウェアや長靴など上記段落で紹介したアイテムを揃えておきましょう。

台風が接近したら屋久島から出た方がよい?

屋久島旅行中に台風が接近した場合は、旅程次第で早めに島外へ避難するのも選択肢です。屋久島は離島のため、フェリーや飛行機が欠航すると数日間出られないこともあります。 

出発前に台風関連のニュースが出たときは、早めの段階におけるキャンセルや日程変更も検討しましょう。無理に観光へ行こうとせず、命を守るための判断が必要です。

台風シーズンでも屋久島で楽しめるアクティビティはある?

屋久島では、台風シーズン中でも下記のアクティビティを楽しめます。 

屋久杉工芸体験

郷土料理づくり

屋久島環境文化村センターの見学

屋久島自然館や歴史資料館めぐりなど 

しかし大雨や台風の接近が予想される場合、下記のアクティビティは避けておくのが無難です。 

登山

沢登り

カヤック

ダイビングなど 

雨が降っても屋久島観光を楽しめるよう、天候ごとに複数の観光プランを立てておきましょう。

屋久島の旅行ベストシーズンはいつ?

屋久島のベストシーズンは、4月下旬〜5月中旬と10月〜11月上旬です。両時期は気候が比較的安定しており、雨も少ないため、登山やアウトドア体験にも出かけやすくなります。 

春は山桜や新緑が美しくなり、秋には紅葉と涼しい空気の中で屋久杉の森を堪能できます。

屋久島ならではの大自然やアクティビティを安全に楽しみたい方は、上記の時期に旅行スケジュールを立てましょう。ただしGWや連休は混雑しやすいため、早めの計画が必要です。

まとめ

 

屋久島の台風シーズンは主に5〜10月で、特に8〜9月は接近数が多くなります。台風が接近しやすい時期に旅行へ行く場合は、情報収集体制と持ち物の準備が欠かせません。 

旅行前や旅行中の急な天候変化に備えて、最新の気象情報をチェックできるようにしておきましょう。記事で紹介した気象庁ホームページウェザーニュース(天気・災害速報アプリ)なら、天候と同時に台風の情報も確認できます。 

また屋久島旅行では、台風接近時の避難に向けたアイテムを揃えておくことも大切です。ポータブル電源やレインウェアなど、天候の急変も想定して準備を整えましょう。

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