1.寒さ対策をしっかりすれば子供との冬キャンプを快適に楽しめる!
冬のキャンプは、雪景色や星空の下で家族との大切な時間を過ごす素晴らしい機会です。真っ白な雪に覆われた大自然の中でのアクティビティや、温かい焚き火を囲んでの語らいは、冬のキャンプならではの特別な思い出となるでしょう。また家族での雪遊びや星空観察など、冬ならではのアクティビティが楽しめるのも魅力の一つです。
しかし寒さ対策を怠ると、せっかくの楽しいキャンプが台無しになってしまいます。特に子供は大人よりも寒さに敏感で体温が下がりやすいため、体調を崩さないためにもしっかりとした準備が必要です。温かい服装や適切な寝具を用意し寒さから守ることで、安心してキャンプを楽しめます。
冬キャンプは自然の美しさを感じながら、家族との絆を深める絶好の機会です。寒さ対策を万全に整えて、冬のファミリーキャンプを心から楽しみましょう。
2.冬キャンプで子供が寝るときの服装は?|重ね着での寒さ対策が基本!
子供が快適に眠れるような暖かい服装を準備しましょう。重ね着を基本にした寒さ対策がもっとも効果的です。以下に具体的な対策を紹介します。
●重ね着の基本をマスターしよう
冬キャンプを快適に過ごすためには重ね着(レイヤリング)をマスターする必要があります。まず、最も内側に着るインナー(ベースレイヤー)には保温性が高いウール素材や、吸水速乾性が高いポリエステルやナイロンなどの化学繊維を選びましょう。特に汗をかきやすい子供には、吸水速乾性に優れたポリエステルがおすすめです。
次に、その上に保温性の高い中間着(ミドルレイヤー)を重ねます。フリースやダウンジャケットは、温かさを提供しつつ軽量で動きやすいのでおすすめです。中間着は気温に応じて調整できるため、寒さが厳しい時の予備も準備しておきましょう。
最後に、外気からの影響を最小限に抑えるためのアウター(アウターレイヤー)を着せます。風を防ぐ防風性のあるジャケットや、撥水加工が施されたものを選ぶと、雪や雨からも身を守れます。アウターには通気性も考慮し、運動時に発生する湿気を逃がせるものを選ぶと快適です。
ちなみに寝る時はアウターを脱いで、寝袋に入ります。それでも寒い場合はアウターを着たり、中間着のフリースなどを追加して着たりして調整すると良いでしょう。この重ね着の基本をマスターすることで、寒さをしっかり防ぎつつ、子供が快適に過ごせる服装を整えられます。
●冬用の寝袋を準備しよう
冬用の寝袋には、マミー型のダウンシュラフがおすすめです。 保温性が高い良質な寝袋を選ぶことで、快適な睡眠を確保できます。オールシーズン用ではなく冬用の寝袋を準備してあげましょう。
寝袋の形状は封筒型とマミー型があります。マミー型の寝袋は体にフィットし、冷たい空気が入りにくい設計のため冬におすすめです。頭部を覆うフードや首元をしっかりと絞れる構造のものを選ぶと、さらに保温効果が高まります。
また、寝袋の素材にも注意が必要です。ダウン素材は軽量で保温性が高く湿気にも強いですが、価格が高めです。一方で化繊素材の寝袋は、価格が手頃で洗濯も容易なので、ファミリーキャンプには適しています。それぞれの特徴を考慮し、家族に合った寝袋を選びましょう。
●寝る前は電気毛布や湯たんぽで寝袋を温めよう
寝る前に電気毛布や湯たんぽで寝袋を温めておくのをおすすめします。電気毛布を利用する場合は、就寝前にタイマーを設定しておくと、適切な時間に温まるように調整できます。また湯たんぽを寝袋の中に入れておくのも効果的です。温かい寝袋で眠ることで、寒さによるストレスを軽減し快適な睡眠を確保できるでしょう。
●テント内は暖房器具で暖めよう
テント内を暖房器具で暖めれば、快適な睡眠環境を整えられます。ポータブルヒーターや電気ストーブを利用して、就寝前にテント内を暖めておくと良いでしょう。ただし、使用する際は火の元や換気に十分配慮し、安全に運用することが重要です。一酸化炭素中毒を防ぐために、必ず一酸化炭素チェッカーを併用しましょう。
3.子供との冬キャンプはキャンプ場選びも重要!
冬のキャンプでは、キャンプ場の選び方が快適さや安全性に大きく影響します。特に子供と一緒に過ごす場合、適切なキャンプ場選びが非常に重要です。以下のポイントを考慮して、理想のキャンプ場を見つけましょう。
●標高が低いキャンプ場を選ぼう
冬のキャンプでは、標高が低いキャンプ場を選ぶのをおすすめします。標準大気の滞留圏の気温減率というものがあり、標高1kmあたりの気温は平均6.5℃も下がってしまうからです。
参考元:気象談話室
特に寒さに敏感で気温の変化に影響を受けやすい子供がいるファミリーキャンプでは、快適に過ごせる環境が求められます。
また低地では風の影響も少なく、穏やかな天候が期待できる場合が多いです。自然の中でのアクティビティや、焚き火を囲んでの家族の時間を快適な環境で楽しむためにも、風の影響を受けにくい標高が低いキャンプ場を選びましょう。
さらに、低地のキャンプ場はアクセスが良い場合が多く、万が一のトラブル時にもすぐに対応できる安心感があります。特に冬のキャンプでは、天候の急変や寒さによる体調不良が心配されるため、安全に楽しむためにも標高が低いキャンプ場が最適です。
●日当たりが良いキャンプ場を選ぼう
できるだけ日当たりの良いキャンプ場を選びましょう。太陽光が当たる場所では昼間の気温が上昇し、テント内も暖かく保たれやすくなります。キャンプ場の公式サイトやGoogleマップなどで確認して、なるべく木々が少ない開けたサイトをチョイスしてみてください。
●電源サイトがあるキャンプ場を選ぼう
暖房器具や電気ケトルなど、冬キャンプに便利な電化製品を使える電源サイトのあるキャンプ場がおすすめです。電源サイトは自由に電化製品を使用できるため、電気コンロやホットプレートを活用して温かい食事を簡単に準備できます。また、電気ヒーターでテント内を快適な温度に保ったり電気毛布で寝袋を暖めたりすることで、寒さに敏感な子どもとの冬キャンプも安心して楽しめるでしょう。
4.電源なしのキャンプ場にはポータブル電源が必須!
電源がないキャンプ場での冬キャンプでは、可搬式の電源装置「ポータブル電源」が非常に役立ちます。AC電源(コンセント)つきのポータブル電源があれば、電気毛布やポータブルヒーターが使えるため、冬でもぬくぬくと快適なキャンプを楽しめます。またスマホを何度も充電でき、バッテリー残量を気にせず、貴重な瞬間を動画や写真に収められるでしょう。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、大容量モデルからコンパクトモデルまで豊富にそろっており、家族の人数や使用する電化製品に合わせて自分にぴったりのものを選べます。動作温度は「-10℃~45℃」となっており、氷点下になる寒いキャンプ場でも問題なく動作。
販売台数400万台を突破し、世界中から支持されているJackery(ジャクリ)のポータブル電源から家族に合った容量のモデルを見つけて、冬のキャンプを快適に楽しみましょう。
もっと多くの商品を見る
5.子供との冬キャンプもこれで安心!便利な寒さ対策アイテム4選
ここでは、冬キャンプに欠かせない便利な寒さ対策アイテムを4つご紹介します。安心して冬キャンプを楽しむために、しっかりと準備しましょう。
●カイロ
カイロはポケットや寝袋に入れておいて、必要なときにはすぐに取り出して活用できます。
・使い捨てカイロ:手軽に準備できるのが魅力。ポケットに入れて簡単に手を温められる
・充電式カイロ:繰り返し使用できるため、環境に優しく長い目で見ると経済的
さらに、貼るカイロは体の特定の部分を集中的に温められます。寒さを感じやすい手や足だけでなく、背中やお腹に当てれば全身を温められるでしょう。特に寝る時には、温かいカイロがあることで、子供に安心感を与えられます。
●湯たんぽ
寝る前には、湯たんぽを寝袋の中に入れておくのをおすすめします。いざ寝る時には寝袋の中が暖かくなり、ぬくぬくした快適な環境で寝られます。お湯を入れるだけで簡単に使用できるため、準備も手軽。電気を使わずに温まるため、電源のないキャンプ場でも安心して使用できます。
湯たんぽの魅力はそのシンプルさだけでなく、持続的な暖かさにもあります。長時間にわたり心地よい温もりが続くため、寒い夜でもぐっすり眠れるでしょう。また、湯たんぽは軽量で持ち運びが容易なので、気軽にキャンプに持参できるのも魅力です。
なお、お湯を入れる際には、子どものやけどに注意して70〜80℃程度のお湯を使用しましょう。
●電気毛布
電気毛布は、テント内での寒さ対策に最適です。電源がある場合は、就寝前に電気毛布を使用して寝袋を温めておきましょう。ポータブル電源と併用することで、電源のないキャンプ場でも電気毛布を使えます。軽量で持ち運びも簡単なので、冬キャンプの必需品として重宝すること間違いありません。
また、電気毛布は温度調節が可能なモデルが多く、自分の好みに合わせた暖かさに設定できるのも大きな魅力です。寒がりな子供には、適切な温度で安心して眠れる環境を提供できるでしょう。
●ポータブルヒーター
ポータブルヒーターは、テント内を暖めるのに非常に役立つアイテムです。寒い冬のキャンプでは、快適な環境を確保するために特に重宝します。電源が必要になるため、ポータブル電源と併用しましょう。テント内の温度を短時間で上昇させ、心地よい空間を作り出せるのが魅力です。
ただし、使用する際は安全に配慮する必要があります。テント内を換気せずにヒーターを使うと一酸化炭素中毒になる可能性があるからです。最悪の場合、死に至ることも。毎年テント内の一酸化炭素中毒のニュースを目にするほど頻繁に起こる事故なので、ヒーターを使する際は必ず換気してください。
参照元:読売新聞オンライン
またヒーターの周囲には可燃物を置かないようにし、転倒や火災の危険を避けるための注意も必要です。一酸化炭素チェッカーを使用することで、さらに安全性が高まります。
6.冬のファミリーキャンプに関するよくある質問
ここでは、ファミリーキャンプに関するよくある質問3つにお答えします。参考にして、家族全員で快適で安全な冬のキャンプを満喫しましょう。
●子供がいるキャンプでのストーブの安全な使用方法は?
子供がいるキャンプでストーブを使用する際は、以下のポイントに注意しましょう。
・平らな場所にストーブを設置する
・ストーブが熱いことを子供に教える
・大人が近くで監視し、子供が近づかないようにする
・使用後は火が消えていることを確認し、冷えるまで触れないように指導する
ストーブは子供の手が届かない場所に設置し、周囲に燃えやすいものを置かないようにします。また、使用中は常に大人が監視し、ストーブが熱くなっていることを子供に教えましょう。さらに、使用後はストーブが冷えるまで近づかないように指導します。
●冬キャンプで子供が楽しめる遊びは?
冬キャンプでは、雪遊びや雪だるま作りなど、子供が楽しめるアクティビティがたくさんあります。
・凧揚げ
・ソリ体験
・かまくらづくり
・雪合戦
・キャンプファイヤー
・星空観察
・自然の素材を使った工作 など
また、テント内でのボードゲームや絵本の読み聞かせも良いでしょう。寒さを忘れて楽しむことができるよう、以下のアクティビティを計画しておくと良いです。
●冬キャンプでファミリーにおすすめのテントは?
冬のファミリーキャンプには、ノルディスクの「アスガルド」がおすすめです。冬の定番ともいえる大型ワンポールテントは、北欧風のおしゃれなデザインと開放的な居住空間が魅力。大人6人でもゆったり快適に過ごせます。
素材には厚手で保温性があるポイコットンを使用しており、テントの裾部分には底からの冷たい空気を遮断する「スカート」が備えられています。また、テント内で薪ストーブを使用するための煙突穴も装備。冬のファミリーキャンプを快適に過ごすためのおすすめのテントです。
まとめ
子供とのファミリーキャンプを快適に楽しむには、服装とキャンプ場選びが重要です。インナーには保温性が高く吸水速乾性が高いウールやポリエステル素材を選び、ミドルレイヤーには保温性が高く動きやすいフリースやダウンジャケットを着用しましょう。アウターレイヤーには防風性や撥水性があるジャケットがおすすめです。
また、標高が高く日当たりが良いキャンプ場を選びましょう。電源サイトがあるキャンプ場なら、暖房器具が使えてより快適に過ごせます。さらに冬キャンプではポータブル電源が便利です。電気毛布や暖房器具を使うことで、さらに快適なキャンプが実現します。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を準備して、子供と一緒に楽しい冬のキャンプを満喫しましょう。
コメント