1.台風後の釣りは「1〜3日後」がベストタイミング!よく釣れる理由は?
台風後の釣りは、発生から1〜3日後がベストタイミングといわれています。魚が釣れやすくなる理由は、主に下記4つです。
・うねりの影響で魚の行動パターンが変わる
・海水のかき混ぜ効果で栄養分が広がる
・水温や酸素量が変化し魚が活発的になる
・エサとなる小魚や甲殻類が岸寄りに集まりやすくなる
それぞれ用語も解説しますので、台風後に魚が連れやすくなる理由を知っておきましょう。
●うねりの影響で魚の行動パターンが変わる
台風直後の海には、しばらく「うねり」が残ります。うねりとは、強風によって遠くの海から伝わってくる長くて大きな波のことです。
台風後の海はうねりによって海底がかき回され、海中の地形や波の流れが一時的に変化します。普段は警戒心が強い魚も活発に泳ぎ回るようになり、警戒心が薄れてエサに食いつきやすくなります。
うねりの影響で水中の濁りが発生し、仕掛けが魚に気づかれにくくなるのも釣り人にとっての大きなメリットです。
●海水のかき混ぜ効果で栄養分が広がる
台風後の海は、海水のかき混ぜ効果で魚の栄養分が海全体に広がります。海水のかき混ぜ効果とは、台風による強風と波の影響で海の表層と深層の水が大きくかき混ぜられる現象のことです。
海水のかき混ぜ効果により、海底に沈殿していた魚の栄養分(プランクトンの死骸など)が水中に浮上します。海全体に広がった餌を求める魚や甲殻類の動きも活発になり、多くの釣りスポットに集まる流れです。
さらに台風後の海では、集まった魚や甲殻類を狙って大型魚が浅場までやってくる食物連鎖も起こります。
●水温や酸素量が変化し魚が活発的になる
台風によって強い風や波が発生すると、海の水温や酸素濃度にも変化が生じます。海の表層と深層の温度差が縮まると、特定の温度を好む魚の行動範囲も広がるのです。
また波によって空気が海水に溶け込むと酸素量も増えるため、魚が長時間エサを探しやすい状態になります。特に夏場は海水の温度が上がりやすく、釣り人にとっても絶好のチャンスです。
●エサとなる小魚や甲殻類が岸寄りに集まりやすくなる
台風によるうねりや海水のかき混ぜ効果が発生すると、沖合で暮らす小魚やエビ・カニなどの生き物が波の影響を避けるため岸寄りに移動します。上記の生き物は、スズキやヒラメなどの大型魚にとって格好のエサです。
小魚やエビ・カニの移動に伴い、多くの大型魚も岸寄りのエリアへ向かってきます。そのタイミングを逃さず狙うことで、想像以上の釣果を狙うことも可能です。
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2.台風後に釣れやすくなる魚とは?それぞれ特徴も紹介
台風後に釣れやすくなる魚として、下記4種類が挙げられます。
・バス(ブラックバス)
・シーバス(スズキ)
・クロダイ
・太刀魚(タチウオ)
それぞれの画像や特徴をチェックし、釣ってみたい魚を見つけてみましょう。
●バス(ブラックバス)

バス(ブラックバス)は、獰猛な性格で有名な北米原産の淡水魚です。湖や池、川などに幅広く生息しており、ルアー釣りのターゲットとしても人気があります。
全長は通常30〜50cm程度が一般的で、60cmを超える個体もいるようです。台風後の濁りによって岸際まで出てきやすいため、餌に対する反応も良くなります。クセが少ない白身が特徴で、ムニエルやフライにすると美味しく食べられる魚です。
●シーバス(スズキ)
シーバスは、日本全国における沿岸や河口部を回遊する肉食魚です。全長は50〜80cmで、大型個体では1mを超えることもあります。
台風後は河口や港内の濁り水にシーバスの餌が集まるため、接近するタイミングを狙えば釣れる確率が上がります。ルアー釣りが主流ですが、イワシやキビナゴを使った餌釣りもおすすめです。釣った後は、刺身や塩焼きにすると美味しく食べられます。
●クロダイ
クロダイは汽水域から浅瀬にかけて広く分布しており、堤防や岸壁から狙える人気の魚です。一般的なサイズは30〜45cm程度ですが、50cmを超える大型個体も存在します。
台風後は濁り水によって警戒心が下がり、餌にも食いつきやすくなります。クロダイを狙うなら、ウキフカセ釣り(ウキを使って撒き餌で魚を寄せる釣り方)やダンゴ釣り(団子状の撒き餌で魚を狙う釣り方)がおすすめです。
クロダイの身は、刺身だけでなく塩焼きや煮付けにしても美味しくいただけます。
●太刀魚(タチウオ)
太刀魚(タチウオ)は、鋭い歯と銀色の体が特徴の肉食魚です。夜行性のため、夕方〜夜にかけて活発になります。
サイズは80〜100cmと大きく、1mを超える大型個体も珍しくありません。台風後における水質の変化で岸寄りに集まった小魚を追って接岸したところを狙いましょう。
太刀魚を狙うなら、キビナゴやサンマの切り身を餌に使ったルアー釣りやテンヤ釣りがおすすめです。脂の乗った白身は、塩焼きや天ぷらにすると美味しくなります。
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3.台風後に釣れにくくなる魚とその理由
台風後に釣れにくくなる魚は、下記5種などがあります。
・アジ
・イワシ
・ヒラメ
・イカ
・タコなど
特に群れで行動するアジやイワシは、台風後に深場へ移動してしまう傾向があります。ヒラメやイカ、タコなどの底物(海底付近で生活する魚介類)も、荒れた海底の影響で警戒心が強くなりやすい生き物です。
アジやイワシ、ヒラメなどを狙いたい方は、台風後しばらく時間が経ってから釣りに出かけるとよいでしょう。風の強さや水の濁り具合もチェックしつつ、ターゲットの魚の習性に応じた釣りの計画を立てるのがおすすめです。
4.台風後の釣りで注意すべきポイント
台風後の釣りでは、安全確保のために下記4つのポイントに注意してください。
・足場の安全を必ず確認する
・水の濁りや流れの強さを見極める
・台風直後の強風や突風に気をつける
・大雨や洪水に注意する
安心安全に釣りを楽しむためにも、想定されるリスクや対処法を把握しましょう。
●足場の安全を必ず確認する
台風直後の釣りを始める前に、まず足場の安全を確認してください。台風通過後の釣り場には、足場に土砂やゴミが蓄積していたり、足元がぬかるんで滑りやすくなっていたりすることがあります。
堤防や磯場には、転倒による怪我や海への転落の危険も潜んでいます。特にテトラポッドや濡れたコンクリート面は滑りやすいため、滑りにくい靴やライフジャケットを必ず着用しましょう。
釣りの安全確認を怠ると、大漁どころか大きな事故につながる可能性があります。釣りスポットに到着したら、まずは身の回りの安全を確認しましょう。
●水の濁りや流れの強さを見極める
台風後の釣りを楽しむには、水の濁りや流れの強さを見極めることも大事です。水の濁りが強すぎると、人間だけでなく魚の視界が遮られ、エサやルアーへの反応も鈍くなります。
台風によって海の水は大きく濁り、流れも一時的に速くなります。川や湖では海以上に急激な流れが発生することもあり、想像以上に釣れないケースも珍しくありません。
台風後の釣りでは、流れが緩やかで濁りが少ないポイントを探して釣り場を選ぶことが大切です。自力での見極めが難しい方は、ホテルのスタッフや釣りスポットにいる方々に聞いてみるとよいでしょう。
●台風直後の強風や突風に気をつける
水辺では台風が過ぎ去った後も、気圧の影響で強風や突風がしばらく続く場合があります。とくに海周辺は強い風が吹くことも多いため、魚が釣竿にヒットしたタイミングでバランスを崩したり、仕掛けや道具が風に飛ばされたりする危険があります。
風の強さ次第では、自分自身が吹き飛ばされるリスクも否定できません。釣りを楽しむ以前に、自分の身を守る行動を徹底しましょう。
●大雨や洪水に注意する
台風が通り過ぎたあとも、海周辺へ行く場合は引き続き大雨や洪水に注意が必要です。川の上流域や山間部では、台風の影響でしばらく雨が降り続くことがあります。
また台風後の河口や支流付近では、急な濁流や増水も起きやすくなります。用水路や排水溝の近くでも思わぬ事故につながる可能性があるため、決して無理に近づかないことです。
台風後に釣りへ行くときは、まず気象庁の公式サイトで雨量データや河川の水位情報を確認し、安全が確認された場所を選びましょう。
5.釣り道具や電子機器の充電にはJackery(ジャクリ)のポータブル電源が便利!
釣り道具や電子機器の充電には、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめ。ポータブル電源とは、持ち運び可能な大容量のバッテリーのことです。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源があれば、コンセントのない釣りスポットでも安心して下記を含む様々な釣り道具へ充電・給電ができます。
・電動ルアー
・投光器
・電気コンロ
・ヘッドライト
・ハンディファン
・カメラなど
またJackery(ジャクリ)のポータブル電源は、釣りだけでなくキャンプや登山など様々なアウトドアにも活用できます。キャンプ場で温かいご飯を食べたい方や、山の中でもバッテリーを気にせずスマホを使い方におすすめな便利グッズです。また、台風後の釣りだけでなく、台風により停電が起きてしまったときの非常用電源としても活躍します。
さまざまな電子機器を使うアウトドアにJackery(ジャクリ)のポータブル電源を取り入れて、夏のアクティビティを思い切り楽しみましょう。
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6.台風後の釣りに関してよくある質問
最後に、台風後の釣りに関してよくある下記の質問へ回答します。
・台風後に青物の魚は釣れにくいって本当?
・海や川は台風後何日で元にもどる?
・台風が接近してきたら釣りを控えたほうがよい?
記事で触れていない内容にも目を通し、台風後の釣りに出かける準備を整えましょう。
●台風後に青物の魚は釣れにくいって本当?
青物の魚は回遊性が高く、台風後の海の変化に敏感です。青物には下記の魚などがあり、台風後はバスやクロダイと違って一時的に釣れにくくなることがあります。
・ブリ
・カンパチ
・サゴシなど
青物の魚は、台風から2〜3日ほど時間が経った後に再び岸寄りへ回遊してくることもあります。餌となる小魚の有無を確認しながら、潮通しの良いポイントを狙うのがコツです。
●海や川は台風後何日で元にもどる?
海や川が台風前の状態に戻るまでの期間は、おおよそ1〜3日が目安です。波や風が落ち着くと、水の濁りが取れてきます。
水の濁りが落ち着いてくると、警戒心の強い魚も再びエサを追い求めるようになります。淡水域や河口付近では、台風後に水位や流れが安定するまで時間がかかることも多いです。
しかし、台風直後は記事で紹介したシーバスや太刀魚が釣れやすくなるタイミングでもあります。台風が近づいてきたら、上記を含む特定の魚を釣るチャンスと考えておくとよいでしょう。
●台風が接近してきたら釣りを控えたほうがよい?
結論、台風が接近している時点で釣りに行くのはやめるべきです。特に海では、気象警報の発表前から強風や高波が発生し始めます。
堤防や磯場では足を滑らせて海に転落し、高波にさらわれたりするリスクがあるため大変危険です。最悪の場合、命に関わる事故につながりかねません。
周囲に迷惑をかけないためにも「台風が来たら釣りに行くのはやめるもの」と考えておきましょう。台風後のタイミングを楽しみに釣具を調達したり、釣り方のジャンルを増やしてみ足りするのもおすすめです。
まとめ
台風後の釣りは「台風通過後1〜3日」がベストチャンスです。うねりの影響や水のかき混ぜ効果による濁りによって栄養(餌)が拡散されるため、それらを捕食する魚が沿岸に集まりやすくなります。
台風後の釣りスポットでは、シーバスやクロダイなど比較的大きな魚を釣るチャンスです。天候の変化や周囲の状況を確認しつつ、安全な場所で釣りを楽しんでください。
釣り道具やスマホの充電には、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめです。電動釣具や調理器具への給電にも使えるので、釣りの便利グッズとして活用しましょう。
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