ポータブル電源選びは慎重に!デメリット9つを確認しよう
屋外や停電時にも電力を供給してくれるポータブル電源は、アウトドアを楽しみたい方、災害時の備えをしたい方にとって便利なアイテムです。ですが、実際に購入する前にポータブル電源デメリットも確認しましょう。ポータブル電源デメリットを理解することで対処法も選ぶべきポータブル電源の種類も見えてきます。本記事ではポータブル電源のデメリット、それらのデメリットを克服できている製品を詳しく紹介します。
ポータブル電源のデメリット9つ
・保管方法が難しい
ポータブル電源は製品の性質上暑さにも寒さにも弱いです。そのため、長期間屋外の倉庫にしまっておくと劣化を早めてしまいます。
とくに気温が高い時期は、放置していると発火リスクが高まります。日本の夏は湿度も高く、ポータブル電源にダメージを与えてしまいます。極端に寒い場所に放置するとバッテリーの劣化の原因にもなります。
高温多湿を避けて適温の場所に保管する必要があるため、意外と保管方法が難しいと感じる方は多いです。
・充電が切れやすい
ポータブル電源は電源のない屋外でも家電製品を使える魅力的なアイテムですが、充電が切れてしまうとただの荷物になってしまうデメリットがあります。メーカーや製品の質によっても充電して使える時間は変動します。
安価なポータブル電源はフルで充電しても稼働時間が短い可能性もあるので注意してください。
また、バッテリーの劣化によって、充電してもすぐに使えなくなるものもあります。
充電のサイクルが多ければ多いほど寿命が長いため、購入時は価格や容量だけでなく充電サイクルも確認しておきましょう。
関連人気記事:ポータブル電源の寿命とは?寿命を延ばす方法を解説
・大きくて収納に不便
ポータブル電源は容量が大きくなるにつれて大きさも重さも増していきます。
大きなものだと30cm四方程度のサイズになり、収納場所に困る可能性もあります。
上記で解説した通りポータブル電源はデリケートなアイテムなので、屋外や気温差が激しい場所、ほこりをかぶりやすい場所に放置するのは厳禁です。
クローゼットなどの保管場所を確保しておく必要があります。
収納場所が気になる方は、同じ容量の中でもコンパクトなポータブル電源を選んだり、容量を抑えてサイズの小さいポータブル電源を選ぶこともおすすめです。
・重くて持ち運びにくい
容量の大きいポータブル電源は40kg以上の重さがあるものも珍しくありません。
ポータブル電源はアウトドア時など屋外でも電力を使えるのが魅力ですが、重くて持ち運びに不便だと外出先に持っていくのも億劫になってしまいます。
女性や高齢者では持ち運びができず、万が一落としてしまった際の故障も心配です。
アウトドア時の利用を考えて持ち運びやすい設計になっているポータブル電源や、比較的軽めのポータブル電源を選べば問題を解消できます。
・漏電や発火の危険性がある
ポータブル電源のバッテリーは、高温多湿の場所に長期間保管していると漏電、発火の危険性があります。
ポータブル電源の発火は複数報告されており、日本では火災のリスクを抑えるためにPSEの認証マークがついたポータブル電源しか販売できないルールが設けられています。
日本製品や日本に拠点を置くメーカーで製造されているポータブル電源は、日本の厳しい安全基準をクリアしたバッテリーを採用しているため、正しく使用し、保管場所を間違えなければ漏電、発火リスクは最小限に抑えられます。
安価な海外製品は検査基準が日本の基準を満たしていない可能性もあります。
安心して使用し続けるためにも認証マークを確認し、メーカー独自できちんとテストをしているかなどもチェックしましょう。
・充電できなければ使えない
ポータブル電源は電源がない場所で電力を利用できるアイテムですが、本体を充電していなければ使うことはできません。
また、長年使っているとバッテリーを消耗し、短時間でも充電が切れてしまう可能性もあります。
災害時用に持っていても、普段充電していなければ停電時に役に立たないという点もデメリットです。
使用前はフルに充電しておくことを忘れないだけでなく、太陽光充電など、電力がない場所でも充電できるアイテムを一緒に取り入れるとこのデメリットを解消できます。
・高額なものの使い道が少ない
ポータブル電源は安くても数万円、高くなると50万円近い金額のものもあります。
高額なものの、いざ購入してみるとあまり使い道がなかった、思ったより不便だったと感じるかもしれません。
ポータブル電源の価格はメーカーにもよりますが、容量や機能性によっても大きく変動します。
安くても容量が低いと思うような使い方ができないかもしれません。
また、使用目的に適した容量を事前に把握することで最適な容量のポータブル電源を選べて、無駄な出費を防げます。
ポータブル電源購入時にはなぜ必要なのか、どのようなタイプが必要なのかを明確にした上で実際の商品を選びましょう。
・選択肢が豊富で選びきれない
どの商品、どのメーカーが自分に合っているかわからず、選択肢が多すぎて選びきれないというのもポータブル電源デメリットの一つと言えます。
ポータブル電源は日本国内だけでなく海外でも多くのメーカーが製造販売しています。
自然災害が多い日本では災害時の備えとしてポータブル電源を購入する方も多いですが、近年のアウトドアブームによってさらに需要が高まり、次々に新商品や新ブランドが登場しています。
実際に利用している人の口コミを聞いてみる、複数のメーカーの特徴を比較するなど、じっくり時間をかけて自分にぴったりのポータブル電源を見つけなければなりません。
ポータブル電源の販売実績が豊富で、日本国内でも徹底したフォローを行っているメーカーを選べば、万が一のトラブルや不明点もすぐに解消できて安心です。
関連人気記事:「徹底解説」用途別のポータブル電源容量目安を紹介
・慎重に処分しなければならない
ポータブル電源は購入時だけでなく処分時にも慎重にならなければなりません。普通ごみと一緒に捨てることでバッテリーなどから有害物質が発生する可能性があります。
また、粗大ごみとして処分すると、屋外にさらされることで発火や漏電を起こすかもしれません。各自治体のルールを確認し、適切な方法で処分しましょう。取扱説明書に処分方法が記載されているケースもあります。また、メーカーによっては自社の製品に対して、捨てるポータブル電源を無料で回収してくれるポータブル電源メーカーもあります。
Jackeryならポータブル電源のデメリットを克服できる
Jackeryのポータブル電源は、数々のポータブル電源のデメリットを克服できる、優れた機能を持っています。
ポータブル電源メーカーの中でもJackery(ジャクリ)は人気のメーカーです。ブラックとオレンジのスタイリッシュなデザインを見かけた方も多いのではないでしょうか。
ポータブル電源特有のデメリットをJackeryがどのように解消してくれるのか、詳細を確認しましょう。
・アウトドアから災害時まで使い道が豊富
Jackeryのポータブル電源は240Whから2000whまで、豊富なラインナップがあります。
予備電源として持っておきたい方はコンパクトなサイズを、アウトドアで本格的に使用したい方は大容量タイプをと、自分の目的に応じて好きなポータブル電源を選べます。
また、出力ポートも複数あるため、同時に数台のデバイスに接続が可能です。
Jackeryの中で大容量の2000Proは、AC出力が3、USB-A出力が2、USB-C出力が2、そしてシガーソケット出力が1と、合計8つの方法で出力ができます。
家族や友人と、複数の調理器具や家電、音楽プレーヤーなどを接続し、ポータブル電源をフル活用しましょう。
・充電方法が豊富にある
Jackeryのポータブル電源はACアダプターによる充電だけでなく、DCポートによる充電、さらに太陽光発電による充電と、合計3種類の充電方法が選べます。
自動車のシガーソケットを利用すれば、目的地まで移動しながら充電も可能です。
さらにソーラーパネルを取り入れて充電すれば、電源が近くにない山や海、川でも充電を気にすることなくポータブル電源を活用できます。
2000ProはACアダプターなら2時間、太陽光なら2.5時間、シガーソケットなら24時間でフル充電できます。
・持ち運びやすいデザイン
Jackeryのポータブル電源はアウトドア時に利用することを考え、持ち運びやすいデザインになっています。
持ち手がついているのはもちろん、コンパクトな設計も嬉しいポイントです。
他社の同程度の容量のポータブル電源と比較すると、重さは20%から50%程度軽く、サイズも10%から15%小さいです。
例えば:2000Proのサイズは約384x269x307.5mmで、重さは約19.5kgです。ポータブル電源の大きさや重さが気になる方は、他社製品とも比較してみてください。
ブランドのイメージカラーであるオレンジがアクセントとなり、アウトドアシーンもおしゃれに楽しめるのも魅力です。
・ソーラーパネルとのセットで太陽光発電ができる
ポータブル電源と一緒に取り入れたいのがソーラーパネルです。
ソーラーパネルがあればコンセント充電ができないアウトドア時や災害時も太陽光で電力を生み出すことができ、充電を気にすることなくポータブル電源を使用できます。
Jackeryのソーラーパネルは使いたいときにさっと開いて設置するだけのポータブルタイプなので、アウトドア時はもちろん、庭やベランダに置いて自宅で発電することも可能です。
災害時の備えとして、また家庭の電気代の節約としてもフル活用しましょう。
・選びやすい金額
関連人気記事:Jackery ポータブル電源の安全性について
・優れた操作性
これまでポータブル電源を使ったことがない方にとって、操作性の良さもチェックしておくべきポイントです。
Jackeryのポータブル電源はスイッチを押すだけで給電が開始されるため、複雑な操作や難しい知識は必要ありません。
前面の液晶画面も大きく、どれくらい容量が残っているのか、どれくらい充電できているのかなどを一目で確認できます。
さらにLEDライトを搭載することで、夜間でも操作がしやすくなりました。停電時にも安心して利用可能です。
・寿命が長くコスパに優れている
Jackeryのポータブル電源に使用されているリチウムイオン電池は非常に高品質で、長期間使い続けられる長寿命タイプです。
リチウムイオン電池は長く使い続ける内に劣化が進み、フル充電に時間がかかったり充電が切れるのが早くなったりしてしまいます。その寿命を示す際に使われるのがサイクルです。
これはフル充電して何回使えるかを示すもので、2000Proのサイクル数は1000サイクル。
月に3回キャンプのためにフル充電をしても、20年間使い続けられる計算です。
また、1000回を過ぎても80%の容量が保障されているので、多少使い心地は落ちるものの、実際には20年以上の期間使い続けられます。
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