蓄電池の選び方を徹底解説!容量・価格・設置場所から失敗しない選び方

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蓄電池を選ぶときは、設置工事が必要なタイプかどうかを最初に確認するのがスタート。持ち家で据え置く場合は工事込みの設置型、賃貸の場合やキャンプなどでの持ち出しも想定するならポータブル型がおすすめです。

そのうえで蓄電池の容量・定格出力・充電方法などのポイントを確認していけば、用途に合った一台に絞り込めます。 

この記事では蓄電池の選び方を順番に解説するので、しっかり確認していきましょう。

目次
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1.最初にチェック!蓄電池の「設置型」「ポータブル型」の選び方

最初にチェック!蓄電池の「設置型」「ポータブル型」の選び方

設置型蓄電池は工事が必要な分、大容量で太陽光発電との連携に強いのが特徴。ポータブル型蓄電池は工事不要で導入でき、防災・アウトドアと用途を兼ねやすいのがメリットです。以下の4パターンから、自分の住宅環境と使い方に近いものを確認してみてください。 

 持ち家で据え置き用途にしか使わない:容量が大きく太陽光連携にも強い設置型蓄電池がおすすめ

 すでに太陽光発電設備がある:設置型が基本だが、分電盤経由で連携できるポータブル蓄電池もある

 賃貸など設置工事が難しい:工事不要でコンセントに差し込むだけのポータブル型蓄電池がおすすめ

 キャンプなどで持ち出しても使いたい:防災・アウトドアを1台で兼ねられるポータブル型蓄電池がおすすめ 

どのパターンに当てはまるかを確認したら、以下の詳細を読み進めてみましょう。

①持ち家で据え置き用途にしか使わないなら「設置型蓄電池」

自宅に固定して使い続けることだけを想定しているなら、設置型の蓄電池がおすすめです。設置型は容量が大きい製品が多く、家全体への給電や太陽光発電との組み合わせ運用に対応したモデルが揃っています。 

ただし導入には電気工事士による設置工事が必要です。工事費用を含めると100万円以上になるケースも多く、一度設置したあとは移動できません。購入前に設置スペースと費用を十分に確認して導入を検討しましょう。

②すでに太陽光発電設備があるなら「設置型蓄電池」

屋根などに太陽光パネルをすでに設置しているなら、同じパワーコンディショナーに接続できる蓄電池を選ぶと、発電した電気をためて使えます。多くのポータブル型蓄電池は太陽光発電と連携できないため、必然的に設置型が選択肢になります。 

ただし、最近ではポータブル型蓄電池にも太陽光発電との連携に対応した製品が登場中。たとえば「Jackery ポータブル電源 5000 Plus」は太陽光発電との連携に対応し、さらに別売の分電盤を経由すれば家のコンセントから電気が使えるようになります。工事も最小限に抑えられるので、設置型にこだわらずポータブル型も比較してみてください。

③賃貸など設置工事が難しいなら「ポータブル型蓄電池」

賃貸住宅や分譲マンションでは、大規模な電気工事を自由に行えないケースがほとんどです。ポータブル型の蓄電池はコンセントに差し込むだけで使えるため、工事不要で導入できます。 

引っ越しの際も持ち出せるため、転勤が多いなど住み替えしがちなライフスタイルにもおすすめ。設置スペースも設置型に比べてはるかにコンパクトで、室内に置きやすいのも特長です。

合わせて読みたい:マンションで蓄電池は設置可能?後付けでも導入できる方法や注意点を解説

④キャンプなどで持ち出して使いたい場合も「ポータブル型蓄電池」

外出先や屋外での使用を想定しているなら、ポータブル型一択です。設置型は固定されているため持ち運べません。ポータブル型は以下のようなシーンで活躍します。 

 車中泊でエアコンや電気毛布を一晩中稼働させる

 キャンプでIHクッキングヒーターや電気ランタンを使う

 停電時に必要な部屋へ運んで冷蔵庫や照明をつなぐ

 被災時に持ち出して避難先でスマホや医療機器に給電する 

「いざというときの防災備蓄」と「ふだんのアウトドア」の両方に使い回せるのは、持ち運べるポータブル電源ならではの価値です。

2.蓄電池選び方の7つのポイント

蓄電池選び方の7つのポイント

設置型かポータブル型かを決めたら、次は蓄電池製品の中身を比較します。以下の5点を押さえておけば、後悔せずに蓄電池を選べるでしょう。 

 バッテリー容量:家族の人数・季節・1日の使用量に合わせて選ぶ

 定格出力:使いたい家電の消費電力の合計を下回らないモデルを選ぶ

 充電方法:コンセント・ソーラー・走行充電など複数の手段があると安心

 出力ポート:AC・USB-A・USB-Cなど必要なポートが揃っているかを確認

 設置場所・安全性・寿命:屋内外の条件とバッテリーの種類・保証を確認 

それぞれのポイントを以下で詳しく解説します。

①日常生活を送れるだけのバッテリー容量がある

家庭用蓄電池で日常生活を送れるだけの電気を貯められると、心強いでしょう。その量は、どのくらいなのでしょうか?東京都が2023年3月に発行した「家庭の省エネハンドブック」によると、省エネ家庭で消費する日々の電力量は以下のとおりとなっています。 

世帯人員

5月(中間期)

8月(冷房期)

1月(暖房期)

1名

2.5kWh

3.1kWh

3.4kWh

2名

3.7kWh

4.3kWh

5.7kWh

3名

4.2kWh

5.4kWh

6.6kWh

4名以上

3.8kWh

6.0kWh

7.3kWh

出典:東京都「家庭の省エネハンドブック 令和5年3月発行」:https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/home/publishing.files/web_2023_handbook.pdf 

4人家族で冬場に1日分を賄うには7.3kWh、2日分を想定するなら約15kWhが目安です。1人暮らしで夏の昼間だけ乗り切れればよいなら、3kWh程度でも対応できます。

「容量は大きいほど安心」と考えがちですが、実際の使用量を大きく超えた蓄電池は過剰投資です。家庭用蓄電池の容量の決め方・注意点を確認して、自宅に合った容量を選びましょう。

②消費電力の大きな家電も使える定格出力の高さ

定格出力」とは、蓄電池が同時に供給できる電力の上限です。使いたい家電の消費電力がこの数値を超えると、蓄電池の保護機能が働いて電源が落ちます。「蓄電池の定格出力>同時に使う家電の合計消費電力」となるのが大前提です。 

家庭でよく使う家電の消費電力の目安をまとめたので、定格出力を決める参考にしてみてください。 

家電

消費電力の目安

IHクッキングヒーター

1,400W

電子レンジ

1,000〜1,300W

エアコン(6〜8畳)

500〜1,000W

冷蔵庫

50〜150W

電気ケトル

850〜1,300W

ドライヤー

600〜1,200W

たとえばエアコン(最大1,000W)と電子レンジ(最大1,300W)を同時に使うと合計2,300Wになります。定格出力2,300W未満の蓄電池では電源が落ちるため、余裕を持って定格出力3,000Wのモデルがおすすめです。 

一方、冷蔵庫・照明・スマホ充電のみを維持したい用途なら、定格出力1,500Wで十分対応できます。停電時に何を動かしたいか、平常時にどの家電を同時に使うかを具体的にイメージして選びましょう。

③充電方法を選べることと充電時間の短さ

停電が長引いた際に電力を使い切らないよう、充電方法が複数ある蓄電池がおすすめです。 

充電方法

特徴

コンセント(AC充電)

最速・もっとも手軽

停電中は使用不可

ソーラーパネル

停電中でも発電できる

天候に左右される

走行充電

(シガーソケットまたは専用の走行充電器)

車のエンジンをかけながら充電できる

※ポータブル型蓄電池のみ

ソーラーパネルを組み合わせれば、晴れている限り電力を補充し続けられます。ポータブル型には走行充電の選択肢もあり、車で移動しながら充電可能。充電時間が短いモデルほど、再充電もスムーズです。

④出力ポートの種類と数が多く、多種多様な機器を使えること

蓄電池で電力を取り出す方法は、搭載されている出力ポートの種類によって異なります。 

ポートの種類

主な用途(対応の家電種類)

ACコンセント(100V)

家電全般(冷蔵庫・テレビ・電子レンジなど)

USB-A

スマホ・タブレット・LEDランタンなど

USB-C(PD対応)

ノートPCやスマホの高速充電

シガーソケット(DC)

車載機器・カーナビなど

ACコンセント(200V)

エアコン・IHクッキングヒーターなど

スマホやタブレットはUSBポートに直接つなげると変換アダプターが不要です。ノートPCはUSB-C(PD対応)があれば素早く充電できます。停電時に複数の家電を同時に使いたい場合は、ACコンセントの口数も確認してください。 

ふだん使っている家電を書き出し、必要なポートの種類と数が揃っているかを照らし合わせてみましょう。

蓄電池を置く場所によって、選ぶべき製品の条件が変わります。 

 屋内設置:床荷重への影響がないか、稼働音が気になる場所でないかを確認する

 屋外設置:防水・防塵性能を確認。海沿いの地域では耐塩害対応モデルを選ぶ

 ポータブル型蓄電池:屋内外を問わず置き場所を変えられるが、直射日光や高温環境は避ける

家庭用蓄電池は製品ごとに設置場所が決められています。屋内・屋外の設置条件に適合しない場所へ設置すると、本来の性能を発揮できないだけでなく、故障や安全上のトラブルにつながるおそれがあります。設置前にはスペースの寸法だけでなく、メーカーが指定する設置条件も必ず確認しましょう。蓄電池の設置工事の流れや費用相場、工事前のチェックポイントもあわせて確認しておくと安心です。

⑥安全性が十分に確保された機種を選ぶ

蓄電池は大量の電気エネルギーを蓄えるため、安全性は製品選びで外せない基準です。 

 バッテリーの種類:リン酸鉄リチウムイオン電池は熱暴走しにくく、発火リスクが低い

 保護機能(BMS):過充電・過放電・短絡などを自動検知して電源を遮断する機能を搭載しているか

 公的認証:防災製品等推奨品マークなど、第三者機関による安全認証を取得しているか 

長期間・繰り返し使う蓄電池には、熱に強く安全性が高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用した蓄電池がおすすめです。安全性が認められた製品であるかを確認するために、第三者機関による認証の有無も必ずチェックしましょう。

⑦寿命が長い機種を選ぶ

蓄電池の寿命は「充放電サイクル数」で判断します。 

 リン酸鉄リチウムイオン電池採用モデル:4,000〜6,000サイクル以上が多く、毎日使っても10年以上もつ

 三元系リチウムイオン電池採用モデル:サイクル数1,000〜2,000回程度にとどまる製品が多く寿命は5年程度が目安 

また、あわせて長期のメーカー保証がついているかも確認してください。保証期間が長いほど万が一の際の対応が安心です。

3.家庭用蓄電池には工事不要&移動できる「Jackeryポータブル蓄電池」がおすすめ!

家庭用蓄電池には工事不要&移動できる「Jackeryポータブル蓄電池」がおすすめ!

Jackery(ジャクリ)ポータブル蓄電池は、工事不要で、購入してすぐ使いはじめられます。どちらも持ち運び対応なので、家の中はもちろん、庭やキャンプなどの屋外でも使用可能です。 

Jackery(ジャクリ)は7年連続でポータブル電源・ソーラーパネル市場における売上・販売台数No.1の実績がある安心のブランド。全製品が防災製品等推奨品マークを取得しており、災害時の使用に対する安全性もしっかりと認められています。 

以下では、設置型と遜色なく使えるレベルの大容量ポータブル蓄電池2機種ピックアップしました。 

  Jackeryポータブル電源 5000 Plus:エアコンや200V家電も動かせる最大容量モデル

Jackeryポータブル電源3600 Plus:4人家族の1日分をカバーできる防災備蓄の中心モデル 

それぞれの特長を以下で解説するので、自分に合っていると思ったら詳細をチェックしてみてください。

①Jackery ポータブル電源 5000 Plus |容量5,040Wh・定格出力6,000W(瞬間最大12,000W)

Jackeryポータブル電源 5000 Plus は、「停電になっても、ふだんと変わらない生活を続けたい」という家庭におすすめの超大容量モデルです。容量5,040Wh・定格出力6,000W(瞬間最大12,000W)で、エアコン・IHクッキングヒーター・電子レンジを同時に稼働させても落ちません。100V・200Vのどちらにも本体単体で対応しており、大型家電もそのままつなげます。 

本体はスーツケース程度のサイズ(幅420×高さ635×奥行390mm)にまとまっており、テーブルの下にも収まります。キャスター付きで転がして移動できるため、リビングや廊下に置いても邪魔になりません。 

さらに、拡張バッテリーを最大5台追加すれば最大30,240Whまで容量を増やせます。設置型の蓄電池に負けない大容量で、家族の安心を守ってくれる蓄電池です。

製品スペック詳細

Jackery ポータブル電源5000Plus

容量

5,040Wh(最大30,240Whまで拡張可能)

定格出力

6,000W (瞬間最大12,000W)

充電速度

ACコンセント充電:4.1時間

ハイブリッド充電:1.4時間

出力ポート数

AC出力×4(最大20A)

USB-A×2(最大18W)

USB-C×2(最大100W)

DC出力×1:12V⎓10A

家電への稼働

時間目安(例)

電子レンジ(960~1160W):約3.4時間

冷蔵庫(55W):75時間

電気毛布(55W):約50時間

電気ケトル(850w):5時間

炊飯器(330W):10時間

充放電サイクル数

4,000回

※4000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持

サイズ&重量

420×390×635mm(60kg)

②Jackery ポータブル電源 3600 Plus|容量3,584Wh・定格出力3,000W(瞬間最大6,000W)

後から容量をプラスできる、超大容量の防災電源
Jackery 3600Plus + 専用拡張バッテリー

Jackeryポータブル電源3600 Plusは、防災備蓄として「まず1台」を考えている家庭におすすめのモデルです。容量3,584Wh・定格出力3,000W(瞬間最大6,000W)で、冷蔵庫・照明・スマホ充電を維持しながらエアコンや電子レンジも同時稼働できます。「冷蔵庫の食材を守りながら、暑さ寒さをしのいで過ごす」という停電初日をカバーできる1台です。 

重量は35kgと比較的重いですが、キャスター付きで転がして移動できるため、玄関や廊下への移動も1人でラクラク。

拡張バッテリーを追加すれば最大21,5000Whまで容量を増やせるので、設置型の蓄電池のように数日間の停電にもじゅうぶん対応します。

さらに充放電サイクルは6,000回で、買い替えせずに10年以上使い続けられる「防災備蓄」として役立つ1台です。

製品スペック詳細

Jackery ポータブル電源 3600 Plus

容量

3584Wh(単体で最大21.5kWhまで拡張可能)

定格出力

3000W(瞬間最大6000W)(50hz/60hz両方対応)

充電速度

ACコンセント充電:3時間

ソーラーパネル充電:6.5時間(800W入力時)

シガーソケット充電:40時間

ハイブリッド充電(AC+ソーラー充電):最速1.8時間

出力ポート数

AC出力×5、

USB-A×2(最大18W)

USB-C×2(それぞれ最大100W)

家電への稼働

時間目安(例)

電動ドリル(400W-800W):約5.8時間

電子レンジ(960~1160W):約2.6時間

冷蔵庫(570Wh/24h):4~5日間

電気ケトル(850w):3.6時間

炊飯器(330W):7.5時間

スマホ(29W):約130回

電気バーベキューグリル(1600-1700W):1.8時間

エアコン(900W):約3.3時間

充放電サイクル数

6,000回

※6000回充放電後も工場出荷時の70%の容量を維持

サイズ&重量

約 375 × 317 × 229 mm(約35kg)

蓄電池の代わりにポータブル電源の活用も検討を

蓄電池選びの最後に、改めて「設置型」と「ポータブル型」の選択肢を比較しておきましょう。 

 設置型:大容量で太陽光連携にも強いが、工事費含め100万円超が多く、賃貸では導入が難しい

 ポータブル型:工事不要・低コストで導入でき、引越しや用途の変化にも対応できる 

据え置き専用か、防災・アウトドアと兼用したいかを起点に考えると、どちらが自分に合うかが見えてきます。ポータブル電源が気になる方は、Jackeryの製品ページをチェックしてみてください。

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