ソロ車中泊でも満喫できるスポット5選|都心から行ける初めての一人旅
「車中泊スポットに行ってみたい」「車中泊スポットはどこが良い?」いざ車中泊をしてみようと思い立ち、目的地を決めようとしたときの選び方に困っていませんか?
いろんな車中泊スポットがある中で、自分の目的を十分に満足させてくれる場所ってどこがあるのか。車中泊スポットの選び方やおすすめのスポットとして、「初めての車中泊を、独りで満喫できるスポット」を厳選して5つ紹介しています。
独りで車中泊に行くとなると、不安と期待がごちゃ混ぜになっていて、なかなか決断できないこともあるでしょう。その不安を安心に変えて、車中泊を満喫できる情報をお届けしていますので、最後までじっくり読んでくださいね。
車中泊ができる施設場所とは
車中泊スポットとして場所を探す場合、どんな施設を中心に探すと良いのか。初めて車中泊スポットを利用しようとしている方は、わからない方もいらっしゃるでしょう。人気のあるお店ほど、利用客も多く混雑しているため、「独りを満喫したい」と考えている方には快適に過ごせない可能性もあります。
車中泊ができるスポットとして代表される施設は以下の3つです。
・オートキャンプ場
・RVパーク
・シェアリングスペース
順に施設についてくわしく解説していきます。独自で車中泊スポットを見つけてみたい方は、この3つを目安に探してみるのも1つの方法ですよ。
①オートキャンプ場
「オートキャンプ」とは、キャンピングカーを利用したり、自動車にキャンプ用品を積み込み、車内やテント、タープを組んで寝泊まりするスタイルのことを言います、オートキャンプ場では、これらの車が乗り入れることができるキャンプ場のことです。
「車の乗り入れが可能なキャンプ場」ならオートキャンプ場という施設名で登録されているため、全ての施設が車中泊可能ではないので注意が必要です。事前予約の際に、車中泊可能かどうかは確認した方が良いでしょう。
関連人気記事:オートキャンプ場とは?無料オートキャンプ場の紹介と、普通キャンプ場でオートキャンプ並みで楽しむ方法
②RVパーク
日本RV協会は以下の条件をRVパークとして施設条件を明示しています。
・余裕のある駐車スペース
・24時間利用可能なトイレ
・100V電源が使用可能
・入浴施設が近隣にある
・ゴミの処理が可能
・入場制限が緩やか
・看板の設置
・複数日の滞在が可能
これらを考えた場合、RVパークは「快適に安心して車中泊ができる場所」であることが、条件を満たす施設となります。
③シェアリングスペース
シェアリングスペースとは、空きスペースや遊休不動産をインターネットやシステムを活用して貸し出すことができる仕組みのことです。一時的な目的や時間単位で貸し出されることもシェアリングスペースと呼ばれるため、様々な分野で使われています。
たとえば、会議室やオフィス、パーティースペース、民泊までいろんな形態があります。車中泊スポットとしても実用性があり、利用者が増えてきました。
最近では、車中泊スポットとしてもシェアリングハウスが活用されるようになってきています。田舎の土地の広い大きな建物の持ち主の方が、土地と建物の有効活用の一環として用いられるようになってきています。
車中泊スポットを選ぶ4つのポイント
不安と期待が入り混じった初めての車中泊。車中泊スポットはどんなところが良いのか悩むところではないでしょうか。まだ車中泊に慣れていない方は、装備が充実していなくても安心して宿泊できる場所を選びたいものです。
おすすめの車中泊スポットを紹介する前に、車中泊スポットを選ぶポイントをまとめていますのでぜひ参考にしてください。ポイントは以下の4つです。
・利用できる設備を確認すること
・車を停泊できる場所の状況を確認しておく
・周辺地域の施設を確認しておく
・自分が利用する目的と一致しているかを確認しておく
車中泊の目的は「非日常を体験し、自由を満喫すること」にあります。この目的を達成するための手段としてスポットを利用するのです。あなたが自由を感じ、満足できる場所になるのかを判断するためにも、選ぶポイントは抑えておきましょう。
ポイント1:利用できる設備を確認する
あなたが車中泊スポットに宿泊するにあたり、その施設にある設備が充実していなくては車中泊を満喫することはできません。不便であったり居心地が悪かったりすると、不完全燃焼になってしまいますよね。そうならないためにも、設備はきちんと確認しておきましょう。車中泊をするにあたって必要な設備は以下の4つです。
・トイレが近くにあるか
・食事ができる場所は確保できるのか
・周囲の様子は静かで居心地が良いところなのか
・時間をつぶせるようなものがあるか(散策や観光施設の有無)
これらの内容が、可能な限り全て満たしているところが、あなたにとって快適な場所です。
関連人気記事:【未経験者必見】車中泊生活10年の経験者が語る本当に必要なもの10選
ポイント2:車を停泊できる場所の状況を確認しておく
次に、車を停泊する場所です。実際に車の中で眠るときに、寝心地が悪かったりすると快眠できませんよね。たとえば、車を停めた場所に傾斜があると、車内で眠るときに身体が安定せず寝心地が悪くなります。
他に考えられるのは、
・隣の車との間隔が狭い
・周囲の騒音が気になる
・街灯が近くにある
以上が車中泊中に感じる不快なものとしてあげられます。自分の持ち物である程度防ぐことはできます(アイマスクや耳栓)が、完全に遮断したいと願うならスポット選び方に加えておくと良いです。
ポイント3:周辺地域の施設を確認しておく
車中泊に利用する施設以外にも、周辺地域の状況は把握しておきましょう。初めての車中泊では、十分に準備したつもりでも「忘れ物」や「足りなくなってしまう」ことはよくあります。
たとえば、
「カセットコンロのガス」
「食材」
「調味料」
「トイレットペーパー」
「ティッシュ」
などです。これらは普段から車に乗せているものや、施設にあるものであったりします。車中泊の場合だと、公衆のものを利用することもあり「あるはずのものがない」状況も出てきます。不測の事態に買い足しができるお店が近くにあれば、安心できます。
関連人気記事:車中泊におすすめのポータブル電源6選|必要性や使い道・選び方のポイントを紹介!
ポイント4:自分が利用する目的と一致してるかを確認する
前述でもあるとおり、車中泊の大きな目的は「非日常を体験し、自由を満喫すること」です。これに対し、あなたは自由な時間を満喫するための手段を明確にしておくことが大切です。
たとえば、
・観光できるところ
・散策できるところ
・釣りができるところ
・読書ができるところ
・温泉があるところ
あなたにとって「充実した時間つぶし」ができるものがある場所が、自由を満喫できる場所となります。車中泊スポットを探すときには必ずこれらの中で最低1つは目的を明確にしておき、車中泊スポットを選ぶポイントとして押さえておきましょう。
都心から行けるおすすめ車中泊スポット5選
都心から行ける車中泊可能スポットを5つご紹介します。初めて車中泊をする方や、初心者の方でも利用しやすく、少ない予算で行ける小旅行をイメージしてピックアップしています。選んだポイントは以下の5点です。
・都心から行ける範囲の車中泊スポットであること
・設備が充実していること
・自然が満喫できるところ
・温泉が敷地内及び周辺地域にあるところ
・安い予算で車中泊ができるところ
「独り気ままの車中泊小旅行」を満喫できる施設を厳選しているので、順にくわしくご紹介していきますね。
①「おふろcafe utatane」
参考元:公式サイト
住所 |
〒331-0815 埼玉県さいたま市北区大成町4丁目179−3 |
サイト情報 |
https://ofurocafe-utatane.com/ |
基本設備 |
24時間利用できるトイレ,自動販売機,温泉,喫煙所 |
周辺施設 |
コンビニ(100m),スーパーマーケット(600m),ガソリンスタンド(500m) レストラン(200m),24時間利用可能トイレ(コンビニ) |
利用料金 |
朝風呂(5:00~9:00)セットの1泊車中泊駐車場代3,000円 温泉550円~(別途オプションサービス有) 宿泊も可能(6,000円~) |
お問い合わせ先 |
048-856-9899 |
[特徴]
埼玉県大宮市にある『おふろcaféutatane』は、お風呂以外にもお洒落なカフェや漫画読み放題のラウンジ、ワーキングスペースなど、宿泊もできる設備が整った温泉施設です。とても雰囲気の良いお店で1日ゆっくりと過ごせることで人気も高いです。周辺地域にはコンビニやスーパーマーケット、レストランなどもあるので、「初めてだし独りは少し不安がある」という方には安心して利用できる車中泊スポットです。
②「湯花楽秦野店」
参考元:湯花楽秦野店公式サイト
住所 |
〒257-0015 神奈川県秦野市平沢295−2 |
サイト情報 |
https://www.yukaraku.com/hadano/ |
基本設備 |
水道,公園,自動販売機 |
周辺施設 |
コンビニ(10m),スーパーマーケット(20m),ガソリンスタンド(300m) レストラン(350m) |
利用料金 |
1泊車中泊駐車場代2,200円 温泉720円~ |
お問い合わせ先 |
0463-84-4126 |
[特徴]
湯花楽秦野店は、神奈川県秦野市に位置する温泉施設です。温泉にゆっくり浸かってのんびり過ごすことができます。車中泊をする際、とても便利に感じるのはコンビニです。コンビニが近くにあれば、トイレや食べるものに困ることはありません。コンビニ以外でも、周辺地域には飲食店があるので便利です。観光としては、大山阿夫利神社や芦ノ湖があるので、散策してみるのも良いですね。
③「RVパーク那須塩原エヅリン」
[基本概要]
住所 |
〒329-2732 栃木県那須塩原市一区町281-191 |
サイト情報 |
https://rvpark-ezrin.jimdofree.com/ |
基本設備 |
24時間利用可能なトイレ,水道,ペット可,喫煙所,防犯カメラ フリーWi-Fi,自動販売機,つり場 |
周辺施設 |
コンビニ(1600m),スーパーマーケット(1400m),ガソリンスタンド(1500m) 温泉(太陽の湯,大田原温泉ホテル龍城苑) |
利用料金 |
1泊車中泊代2,000円 |
お問い合わせ先 |
0287-47-5671 |
[特徴]
栃木県那須塩原市に位置する『RVパーク那須塩原エヅリン』は、釣りを楽しむことができる車中泊スポットです。あなたがもし“釣り好き”なら、ルアーフィッシングを車中泊の目的の1つにしても良いでしょう。観光であれば、近くに日光江戸村や鬼怒川温泉があります。温泉も楽しむことができるので、日頃の疲れを温泉に浸かって癒すのもありです。
➃「HIROYAJIテラス」
参考元: Carstay
[基本概要]
住所 |
〒325-0303栃木県那須郡那須町高久乙2783-11 |
サイト情報 |
公式サイトなし 関連サイト:Carstay |
基本設備 |
水道,フリーWi-Fi,ペット可,公園 追加オプション:AC電源(500円/泊),ゴミ処理(100円/1袋) |
周辺施設 |
コンビニ(3000m),スーパーマーケット(700m), レストラン(500m) ガソリンスタンド(3400m),温泉(日帰り温泉旅館3600m) |
利用料金 |
1泊車中泊代500円~ |
お問い合わせ先 |
Carstay から予約可能 |
[特徴]
自然豊かな那須高原のロイヤルリゾートのど真ん中にある『HIROYAJIテラス』は、那須温泉も近く、世界遺産日光東照宮も約60分の距離にあります。観光目的の拠点として利用すると良いですよ。備え付けのテーブルや椅子も完備されているので自然の中で食事することもできます。
唯一残念なのは、トイレが道の駅を利用しなければならないため少し距離(徒歩5分程度)があります。それ以外はネックなところはなく快適に過ごせる施設です。
⑤「Garden ONOUE(ガーデン尾の上)」
参考元:Carstay
[基本概要]
住所 |
〒377-1612 群馬県吾妻郡嬬恋村大前2279−537 |
サイト情報 |
公式サイトなし 関連サイト:Carstay |
基本設備 |
24時間利用可能なトイレ,水道,公園,フリーWi-Fi,ペット可 喫煙所,自動販売機,コインランドリー,防犯カメラ 追加オプション:AC電源(500円/泊),テント泊可(1,000円/泊) シャワー(1,000円/可) |
周辺施設 |
レストラン(1300m),24時間利用可能なトイレ(5m),温泉(1100m) |
利用料金 |
1泊車中泊代3,000円~ |
お問い合わせ先 |
Carstay から予約可能(7日事前予約必要) |
[特徴]
群馬県吾妻郡嬬恋村の標高1,100mに広がる浅間高原の車中泊スポットです。森に囲まれた自然豊かな周辺地域には、軽井沢や草津温泉などの観光地に30分程度で行くことができます。自然の中でゆっくり過ごしたい方におすすめのスポットです。
『Garden ONOUE』 は宿泊施設や飲食店、個別塾のある複合施設になっているため、個別塾に参加してみるのも良いですね。
車中泊スポットで守るべきルールとマナー
車中泊を満喫したいと考えているのは、あなただけではありません。車中泊スポットに来ている方は、あなたと同じ目的で施設を利用しています。
「自分がされて嫌なことは、相手にとっても迷惑なこと」
であるため、施設を利用するうえでルールやマナーは知っておくと良いです。順にくわしく解説していきますね。
①ゴミは指定された場所へ捨てるか持ち帰る
車内で過ごしていると、ゴミは必ず出ます。空き缶やペットボトル、食事をしたあとの使い捨てのお皿やお箸、ティッシュやお菓子の袋などです。施設で捨てるより持ち帰るのがベストですが、指定されたごみ箱が設置されている場合は、きちんと分別して捨てて帰るようにしましょう。
最近ではマナーの悪い方の影響で、車中泊できる場所に影響が出てきています。キャンプ場であったとしても「車中泊禁止」のキャンプ場も出てきています。気を付けるべきは「誰かがやっているから大丈夫」という心理です。
車中泊禁止な場所がこれ以上増えないためにも、ゴミの後片付けはマナーとして心がけたいですね。
②騒音(エンジン音や発電機始動音)や光害への配慮
車を停泊しているときは、エンジンは切るのがマナーです。真冬や真夏の車中泊では、車のエアコンはとても便利ですが、深夜の時間帯はエンジンの音はかなり響きます。他のキャンパーの方や、同じ車中泊をされているお客様もいらっしゃるので、エンジンはかけっぱなしにしないようにしましょう。
また、ヘッドライトや車内の光が他のお客様の迷惑になってしまうこともあります。車の後部がプライバシーガラスになっている仕様でも、夜だと光が漏れて外から丸見えになってしまうこともあります。目隠しカーテンを取り付けておくなど対策は万全に取っておきましょう。
関連人気記事:【2023年】車中泊はなぜ危険?体験談と安全を確保するための対策方法を紹介
③施設を利用する際の注意事項は必ず確認する
施設を利用するときのチェックイン時に、お店の方から注意事項を確認しておくと良いです。お店によっては指定された注意事項が違う場合があります。これは、その施設の環境によるものが多いです。
たとえば、ゴミの引き取りが「1袋100円」と指定がある施設もあります。
料金に影響する場合がある(施設によっては有料オプションに設定されている)こともあり、費用がかかる場合もあるので注意が必要です。
車中泊をするための準備は忘れずに
車中泊スポットとしての行き先を決め、いざ車中泊への準備を考えたとき、忘れずに持っていくべきアイテムがあります。それは、
・寝袋やマット
・照明器具
この3つは車中泊をするうえで必須アイテムなので、忘れずに荷物に入れておきましょう。車の中で過ごすひと時は、あなたが望んだ非日常です。有意義な時間を過ごすために「どんなことをして過ごそうか」と考えて必要なものを揃えていくと良いですよ。
関連人気記事:ポータブル電源はこんなふうに使える!車中泊での活用方法を紹介
今回の記事では、ソロ車中泊のためのおすすめスポットを5つご紹介しています。どこに行けば快適で楽しめるか悩んだら、まずはおすすめから選んで行ってみてください。新しく行動に移すときは、必ずと言っていいほど失敗がつきものです。その失敗も経験として次の目的地を決めるのも、車中泊の楽しみ方です。
車中泊におすすめのポータブル電源製品一覧
Jackery Solar Generator 2000 Pro
(ポータブル電源2000Pro+ソーラーパネル200W)
容量:2160Wh
定格出力:2200W
フル充電:7.5時間(Solarsaga 200W×1枚)
Jackery Solar Generator 1000 Pro
(ポータブル電源1000Pro+ソーラーパネル100W)
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:13.5時間(Solarsaga 100W×1枚)
Jackery Solar Generator 1500pro
(ポータブル電源1500Pro+ソーラーパネル200W)
容量:1,512Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 200W×1枚)
Jackery Solar Generator 1000
(ポータブル電源1000+ソーラーパネル100W)
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:13.5時間(Solarsaga 100W×1枚)
「車中泊スポットに行ってみたい」「車中泊スポットはどこが良い?」いざ車中泊をしてみようと思い立ち、目的地を決めようとしたときの選び方に困っていませんか?
いろんな車中泊スポットがある中で、自分の目的を十分に満足させてくれる場所ってどこがあるのか。車中泊スポットの選び方やおすすめのスポットとして、「初めての車中泊を、独りで満喫できるスポット」を厳選して5つ紹介しています。
独りで車中泊に行くとなると、不安と期待がごちゃ混ぜになっていて、なかなか決断できないこともあるでしょう。その不安を安心に変えて、車中泊を満喫できる情報をお届けしていますので、最後までじっくり読んでくださいね。
車中泊ができる施設場所とは
車中泊スポットとして場所を探す場合、どんな施設を中心に探すと良いのか。初めて車中泊スポットを利用しようとしている方は、わからない方もいらっしゃるでしょう。人気のあるお店ほど、利用客も多く混雑しているため、「独りを満喫したい」と考えている方には快適に過ごせない可能性もあります。
車中泊ができるスポットとして代表される施設は以下の3つです。
・オートキャンプ場
・RVパーク
・シェアリングスペース
順に施設についてくわしく解説していきます。独自で車中泊スポットを見つけてみたい方は、この3つを目安に探してみるのも1つの方法ですよ。
①オートキャンプ場
「オートキャンプ」とは、キャンピングカーを利用したり、自動車にキャンプ用品を積み込み、車内やテント、タープを組んで寝泊まりするスタイルのことを言います、オートキャンプ場では、これらの車が乗り入れることができるキャンプ場のことです。
「車の乗り入れが可能なキャンプ場」ならオートキャンプ場という施設名で登録されているため、全ての施設が車中泊可能ではないので注意が必要です。事前予約の際に、車中泊可能かどうかは確認した方が良いでしょう。
関連人気記事:オートキャンプ場とは?無料オートキャンプ場の紹介と、普通キャンプ場でオートキャンプ並みで楽しむ方法
②RVパーク
日本RV協会は以下の条件をRVパークとして施設条件を明示しています。
・余裕のある駐車スペース
・24時間利用可能なトイレ
・100V電源が使用可能
・入浴施設が近隣にある
・ゴミの処理が可能
・入場制限が緩やか
・看板の設置
・複数日の滞在が可能
これらを考えた場合、RVパークは「快適に安心して車中泊ができる場所」であることが、条件を満たす施設となります。
③シェアリングスペース
シェアリングスペースとは、空きスペースや遊休不動産をインターネットやシステムを活用して貸し出すことができる仕組みのことです。一時的な目的や時間単位で貸し出されることもシェアリングスペースと呼ばれるため、様々な分野で使われています。
たとえば、会議室やオフィス、パーティースペース、民泊までいろんな形態があります。車中泊スポットとしても実用性があり、利用者が増えてきました。
最近では、車中泊スポットとしてもシェアリングハウスが活用されるようになってきています。田舎の土地の広い大きな建物の持ち主の方が、土地と建物の有効活用の一環として用いられるようになってきています。
車中泊スポットを選ぶ4つのポイント
不安と期待が入り混じった初めての車中泊。車中泊スポットはどんなところが良いのか悩むところではないでしょうか。まだ車中泊に慣れていない方は、装備が充実していなくても安心して宿泊できる場所を選びたいものです。
おすすめの車中泊スポットを紹介する前に、車中泊スポットを選ぶポイントをまとめていますのでぜひ参考にしてください。ポイントは以下の4つです。
・利用できる設備を確認すること
・車を停泊できる場所の状況を確認しておく
・周辺地域の施設を確認しておく
・自分が利用する目的と一致しているかを確認しておく
車中泊の目的は「非日常を体験し、自由を満喫すること」にあります。この目的を達成するための手段としてスポットを利用するのです。あなたが自由を感じ、満足できる場所になるのかを判断するためにも、選ぶポイントは抑えておきましょう。
ポイント1:利用できる設備を確認する
あなたが車中泊スポットに宿泊するにあたり、その施設にある設備が充実していなくては車中泊を満喫することはできません。不便であったり居心地が悪かったりすると、不完全燃焼になってしまいますよね。そうならないためにも、設備はきちんと確認しておきましょう。車中泊をするにあたって必要な設備は以下の4つです。
・トイレが近くにあるか
・食事ができる場所は確保できるのか
・周囲の様子は静かで居心地が良いところなのか
・時間をつぶせるようなものがあるか(散策や観光施設の有無)
これらの内容が、可能な限り全て満たしているところが、あなたにとって快適な場所です。
関連人気記事:【未経験者必見】車中泊生活10年の経験者が語る本当に必要なもの10選
ポイント2:車を停泊できる場所の状況を確認しておく
次に、車を停泊する場所です。実際に車の中で眠るときに、寝心地が悪かったりすると快眠できませんよね。たとえば、車を停めた場所に傾斜があると、車内で眠るときに身体が安定せず寝心地が悪くなります。
他に考えられるのは、
・隣の車との間隔が狭い
・周囲の騒音が気になる
・街灯が近くにある
以上が車中泊中に感じる不快なものとしてあげられます。自分の持ち物である程度防ぐことはできます(アイマスクや耳栓)が、完全に遮断したいと願うならスポット選び方に加えておくと良いです。
ポイント3:周辺地域の施設を確認しておく
車中泊に利用する施設以外にも、周辺地域の状況は把握しておきましょう。初めての車中泊では、十分に準備したつもりでも「忘れ物」や「足りなくなってしまう」ことはよくあります。
たとえば、
「カセットコンロのガス」
「食材」
「調味料」
「トイレットペーパー」
「ティッシュ」
などです。これらは普段から車に乗せているものや、施設にあるものであったりします。車中泊の場合だと、公衆のものを利用することもあり「あるはずのものがない」状況も出てきます。不測の事態に買い足しができるお店が近くにあれば、安心できます。
関連人気記事:車中泊におすすめのポータブル電源6選|必要性や使い道・選び方のポイントを紹介!
ポイント4:自分が利用する目的と一致してるかを確認する
前述でもあるとおり、車中泊の大きな目的は「非日常を体験し、自由を満喫すること」です。これに対し、あなたは自由な時間を満喫するための手段を明確にしておくことが大切です。
たとえば、
・観光できるところ
・散策できるところ
・釣りができるところ
・読書ができるところ
・温泉があるところ
あなたにとって「充実した時間つぶし」ができるものがある場所が、自由を満喫できる場所となります。車中泊スポットを探すときには必ずこれらの中で最低1つは目的を明確にしておき、車中泊スポットを選ぶポイントとして押さえておきましょう。
都心から行けるおすすめ車中泊スポット5選
都心から行ける車中泊可能スポットを5つご紹介します。初めて車中泊をする方や、初心者の方でも利用しやすく、少ない予算で行ける小旅行をイメージしてピックアップしています。選んだポイントは以下の5点です。
・都心から行ける範囲の車中泊スポットであること
・設備が充実していること
・自然が満喫できるところ
・温泉が敷地内及び周辺地域にあるところ
・安い予算で車中泊ができるところ
「独り気ままの車中泊小旅行」を満喫できる施設を厳選しているので、順にくわしくご紹介していきますね。
①「おふろcafe utatane」
参考元:公式サイト
住所 |
〒331-0815 埼玉県さいたま市北区大成町4丁目179−3 |
サイト情報 |
https://ofurocafe-utatane.com/ |
基本設備 |
24時間利用できるトイレ,自動販売機,温泉,喫煙所 |
周辺施設 |
コンビニ(100m),スーパーマーケット(600m),ガソリンスタンド(500m) レストラン(200m),24時間利用可能トイレ(コンビニ) |
利用料金 |
朝風呂(5:00~9:00)セットの1泊車中泊駐車場代3,000円 温泉550円~(別途オプションサービス有) 宿泊も可能(6,000円~) |
お問い合わせ先 |
048-856-9899 |
[特徴]
埼玉県大宮市にある『おふろcaféutatane』は、お風呂以外にもお洒落なカフェや漫画読み放題のラウンジ、ワーキングスペースなど、宿泊もできる設備が整った温泉施設です。とても雰囲気の良いお店で1日ゆっくりと過ごせることで人気も高いです。周辺地域にはコンビニやスーパーマーケット、レストランなどもあるので、「初めてだし独りは少し不安がある」という方には安心して利用できる車中泊スポットです。
②「湯花楽秦野店」
参考元:湯花楽秦野店公式サイト
住所 |
〒257-0015 神奈川県秦野市平沢295−2 |
サイト情報 |
https://www.yukaraku.com/hadano/ |
基本設備 |
水道,公園,自動販売機 |
周辺施設 |
コンビニ(10m),スーパーマーケット(20m),ガソリンスタンド(300m) レストラン(350m) |
利用料金 |
1泊車中泊駐車場代2,200円 温泉720円~ |
お問い合わせ先 |
0463-84-4126 |
[特徴]
湯花楽秦野店は、神奈川県秦野市に位置する温泉施設です。温泉にゆっくり浸かってのんびり過ごすことができます。車中泊をする際、とても便利に感じるのはコンビニです。コンビニが近くにあれば、トイレや食べるものに困ることはありません。コンビニ以外でも、周辺地域には飲食店があるので便利です。観光としては、大山阿夫利神社や芦ノ湖があるので、散策してみるのも良いですね。
③「RVパーク那須塩原エヅリン」
参考元:https://rvpark-ezrin.jimdofree.com/(
RVパーク那須塩原エヅリン
公式サイト)
[基本概要]
住所 |
〒329-2732 栃木県那須塩原市一区町281-191 |
サイト情報 |
|
基本設備 |
24時間利用可能なトイレ,水道,ペット可,喫煙所,防犯カメラ フリーWi-Fi,自動販売機,つり場 |
周辺施設 |
コンビニ(1600m),スーパーマーケット(1400m),ガソリンスタンド(1500m) 温泉(太陽の湯,大田原温泉ホテル龍城苑) |
利用料金 |
1泊車中泊代2,000円 |
お問い合わせ先 |
[特徴]
栃木県那須塩原市に位置する『RVパーク那須塩原エヅリン』は、釣りを楽しむことができる車中泊スポットです。あなたがもし“釣り好き”なら、ルアーフィッシングを車中泊の目的の1つにしても良いでしょう。観光であれば、近くに日光江戸村や鬼怒川温泉があります。温泉も楽しむことができるので、日頃の疲れを温泉に浸かって癒すのもありです。
➃「HIROYAJIテラス」
参考元:https://carstay.jp/ja/stations/kanto/station/604896a650fe8325233b999d/ (Carstay)
[基本概要]
住所 |
〒325-0303栃木県那須郡那須町高久乙2783-11 |
サイト情報 |
公式サイトなし 関連サイト:Carstay |
基本設備 |
水道,フリーWi-Fi,ペット可,公園 追加オプション:AC電源(500円/泊),ゴミ処理(100円/1袋) |
周辺施設 |
コンビニ(3000m),スーパーマーケット(700m), レストラン(500m) ガソリンスタンド(3400m),温泉(日帰り温泉旅館3600m) |
利用料金 |
1泊車中泊代500円~ |
お問い合わせ先 |
Carstay から予約可能 |
[特徴]
自然豊かな那須高原のロイヤルリゾートのど真ん中にある『HIROYAJIテラス』は、那須温泉も近く、世界遺産日光東照宮も約60分の距離にあります。観光目的の拠点として利用すると良いですよ。備え付けのテーブルや椅子も完備されているので自然の中で食事することもできます。
唯一残念なのは、トイレが道の駅を利用しなければならないため少し距離(徒歩5分程度)があります。それ以外はネックなところはなく快適に過ごせる施設です。
⑤「Garden ONOUE(ガーデン尾の上)」
参考元:https://carstay.jp/ja/stations/kanto/station/5cbc20504b0b4525004ff7b1/
[基本概要]
住所 |
〒377-1612 群馬県吾妻郡嬬恋村大前2279−537 |
サイト情報 |
公式サイトなし 関連サイト:Carstay |
基本設備 |
24時間利用可能なトイレ,水道,公園,フリーWi-Fi,ペット可 喫煙所,自動販売機,コインランドリー,防犯カメラ 追加オプション:AC電源(500円/泊),テント泊可(1,000円/泊) シャワー(1,000円/可) |
周辺施設 |
レストラン(1300m),24時間利用可能なトイレ(5m),温泉(1100m) |
利用料金 |
1泊車中泊代3,000円~ |
お問い合わせ先 |
Carstay から予約可能(7日事前予約必要) |
[特徴]
群馬県吾妻郡嬬恋村の標高1,100mに広がる浅間高原の車中泊スポットです。森に囲まれた自然豊かな周辺地域には、軽井沢や草津温泉などの観光地に30分程度で行くことができます。自然の中でゆっくり過ごしたい方におすすめのスポットです。
『Garden ONOUE』 は宿泊施設や飲食店、個別塾のある複合施設になっているため、個別塾に参加してみるのも良いですね。
車中泊スポットで守るべきルールとマナー
車中泊を満喫したいと考えているのは、あなただけではありません。車中泊スポットに来ている方は、あなたと同じ目的で施設を利用しています。
「自分がされて嫌なことは、相手にとっても迷惑なこと」
であるため、施設を利用するうえでルールやマナーは知っておくと良いです。順にくわしく解説していきますね。
①ゴミは指定された場所へ捨てるか持ち帰る
車内で過ごしていると、ゴミは必ず出ます。空き缶やペットボトル、食事をしたあとの使い捨てのお皿やお箸、ティッシュやお菓子の袋などです。施設で捨てるより持ち帰るのがベストですが、指定されたごみ箱が設置されている場合は、きちんと分別して捨てて帰るようにしましょう。
最近ではマナーの悪い方の影響で、車中泊できる場所に影響が出てきています。キャンプ場であったとしても「車中泊禁止」のキャンプ場も出てきています。気を付けるべきは「誰かがやっているから大丈夫」という心理です。
車中泊禁止な場所がこれ以上増えないためにも、ゴミの後片付けはマナーとして心がけたいですね。
②騒音(エンジン音や発電機始動音)や光害への配慮
車を停泊しているときは、エンジンは切るのがマナーです。真冬や真夏の車中泊では、車のエアコンはとても便利ですが、深夜の時間帯はエンジンの音はかなり響きます。他のキャンパーの方や、同じ車中泊をされているお客様もいらっしゃるので、エンジンはかけっぱなしにしないようにしましょう。
また、ヘッドライトや車内の光が他のお客様の迷惑になってしまうこともあります。車の後部がプライバシーガラスになっている仕様でも、夜だと光が漏れて外から丸見えになってしまうこともあります。目隠しカーテンを取り付けておくなど対策は万全に取っておきましょう。
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③施設を利用する際の注意事項は必ず確認する
施設を利用するときのチェックイン時に、お店の方から注意事項を確認しておくと良いです。お店によっては指定された注意事項が違う場合があります。これは、その施設の環境によるものが多いです。
たとえば、ゴミの引き取りが「1袋100円」と指定がある施設もあります。
料金に影響する場合がある(施設によっては有料オプションに設定されている)こともあり、費用がかかる場合もあるので注意が必要です。
車中泊をするための準備は忘れずに
車中泊スポットとしての行き先を決め、いざ車中泊への準備を考えたとき、忘れずに持っていくべきアイテムがあります。それは、
・寝袋やマット
・照明器具
この3つは車中泊をするうえで必須アイテムなので、忘れずに荷物に入れておきましょう。車の中で過ごすひと時は、あなたが望んだ非日常です。有意義な時間を過ごすために「どんなことをして過ごそうか」と考えて必要なものを揃えていくと良いですよ。
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今回の記事では、ソロ車中泊のためのおすすめスポットを5つご紹介しています。どこに行けば快適で楽しめるか悩んだら、まずはおすすめから選んで行ってみてください。新しく行動に移すときは、必ずと言っていいほど失敗がつきものです。その失敗も経験として次の目的地を決めるのも、車中泊の楽しみ方です。
車中泊におすすめのポータブル電源製品一覧
Jackery Solar Generator 2000 Pro
(ポータブル電源2000Pro+ソーラーパネル200W)
容量:2160Wh
定格出力:2200W
フル充電:7.5時間(Solarsaga 200W×1枚)
Jackery Solar Generator 1000 Pro
(ポータブル電源1000Pro+ソーラーパネル100W)
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:13.5時間(Solarsaga 100W×1枚)
Jackery Solar Generator 1500pro
(ポータブル電源1500Pro+ソーラーパネル200W)
容量:1,512Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 200W×1枚)
Jackery Solar Generator 1000
(ポータブル電源1000+ソーラーパネル100W)
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:13.5時間(Solarsaga 100W×1枚)