車中泊ができる道の駅はどこ?おすすめの場所13選!

シェア

「車中泊を楽しみたいけど、どこでできる?」「道の駅で車中泊はできるの?」

ドライブの途中で、どこかに宿泊施設に泊まらず、車中泊をしたい方は多いと思います。しかし車中泊ができる場所は制限されていますし、車中泊ができるかどうか事前に確認しなければなりません。そのため当記事では、車中泊ができる道の駅を13箇所紹介します。

目次

1.そもそも道の駅で車中泊できるの?

まずは、道の駅で車中泊ができるのか解説していていきます。

●道の駅では短時間の休憩のみ許可されている

道の駅では基本的に短時間の休憩や仮眠のみが許可されており、宿泊を目的とした利用はできません。道の駅は、ドライバーが休息を取るために設けられた休憩施設だからです。

しかし、中には車中泊ができる道の駅もあります道の駅で車中泊をしたいと考えている方は、車中泊が許可されているか事前に確認しておきましょう。 

●車中泊を禁止している道の駅があるのはなぜ?

以下のような理由から、車中泊を禁止している道の駅があります。 

  • 夜間は営業していない
  • トラブルが起こりやすい
  • 駐車場が少ない 

また、道の駅の車中泊について国土交通省が、「駐車場などの公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています」と見解していることも車中泊禁止の要因となっているようです。

参考:国土交通省  

2.車中泊ができる道の駅の特徴2つ

車中泊ができる道の駅の特徴は2つあり、以下の通りです。

・RVパークがある道の駅

・車中泊を許可している道の駅

それぞれを見ていきましょう。

●RVパークがある道の駅

RVパークとは、日本RV協会が快適に安心して車中泊ができる場所と認めた場所です。認められるためには、以下の条件を満たす必要があります。

・余裕のある駐車スペース(横4m×縦7m以上推奨)

・24時間利用可能なトイレ

・100V電源が使用可能(20A以上推奨)

・入浴施設が近隣にあること(車で15分圏内)

・ごみ処理が可能

・入退場制限が緩やか

・看板の設置(指定ロゴを日本RV協会より支給)

・複数日の滞在が可能

24時間使える設備が完備されているため、車中泊を考えている人は、RVパークを探しましょう。

参考:一般社団法人日本RV協会 協会概要

●車中泊を許可している道の駅

RVパークを設置していなくても、車中泊を積極的に受け入れている道の駅も存在します。

例えば香川県にある、小豆島ふるさと村では、キャンピングカーがおける専用の駐車場があります。またキャンプをするための備品も揃っており、手ぶらでキャンプを楽しめる道の駅です。備品などのレンタル料金はこちらから確認できます。

他にもRVパークを併設していたり、24時間使える駐車場を用意していたりする道の駅もあります。

参考:小豆島ふるさと村 公式サイト

3.車中泊ができるおすすめの道の駅13選

車中泊ができる道の駅は以下の通りです。

・【北海道】道の駅びえい「白金ビルケ」

・【青森県】道の駅「つるた」

・【福島県】道の駅「猪苗代」

・【宮城県】道の駅「三滝堂」

・【群馬県】道の駅「たくみの里」

・【石川県】道の駅「のと千里浜」

・【静岡県】道の駅「朝霧高原」

・【京都府】道の駅「スプリングひよし」

・【和歌山県】道の駅「すさみ」

・【広島県】道の駅「湖畔の里福富」

・【愛媛県】道の駅「清流の里ひじかわ」

・【福岡県】道の駅「おおき」

・【熊本県】道の駅「きくすい」

関連人気記事:【未経験者必見】車中泊生活10年の経験者が語る本当に必要なもの10選

1.【北海道】道の駅びえい「白金ビルケ」

道の駅びえい「白金ビルケ」は、車中泊専用のキャンピング場所が設置されています。キャンプ場所では、電源や炊事場、バーベキューなどさまざまな設備が用意されています。

他にもサイクリングコースやドッグランなどアウトドアが可能です。有名観光地へのアクセスもしやすいため、北海道で車中泊を考えている方は、ぜひ道の駅びえい「白金ビルケ」を利用してみてください。

住所

〒071-0235 北海道上川郡美瑛町白金

連絡先

0166-94-3355

営業時間

9:00~18:00(6月~8月)、9:00~17:00(9月~5月)

公式サイト

https://biei-info.jp/biruke/

2.【青森県】道の駅「つるた」

道の駅「つるた」は、広大な田園風景の中に位置する道の駅です。施設内ではジャンボサイズのシュークリームなど、青森県鶴田町名物のジャンボシリーズが販売されています。 

他にも農家さんこだわりの特農産物や、名産物のぶどう「スチューベン」を贅沢に使ったワインやソフトクリームなどが味わるのでおすすめです。 

ただし、冬場は豪雪地帯になるので、寒さ対策だけでなくタイヤチェーンやスタッドレスタイヤも準備しましょう。 

住所

〒038−3524

青森県北津軽郡鶴田町大字境字里見176−1

連絡先

0173−22−5656

営業時間

9:00〜17:00

公式サイト

http://www.tsurunosato-aruja.com/

関連人気記事:車中泊におすすめのポータブル電源6選|必要性や使い道・選び方のポイントを紹介!

3.【福島県】道の駅「猪苗代」

道の駅「猪苗代」は、RVパークが併設された道の駅です。道の駅の魅力は、「磐梯山(ばんだいさん)」と「猪苗代湖(いなわしろこ)」が一望できる点です。

ただし冬季(12月~3月)は雪のため、RVパークは閉鎖されます。道の駅周辺には、スキー場がありますが、駐車場として活用できないため注意しましょう。

住所

〒969-3132 福島県耶麻郡猪苗代町大字堅田字五百苅1番地

連絡先

0242-36-7676

営業時間

9:00 ~ 18:00(年中無休)

公式サイト

https://michinoeki-inawashiro.co.jp/

4.【宮城県】道の駅「三滝堂」

宮城県にある道の駅「三滝堂」は、施設内にあるRVステーションで車中泊が楽しめます。24時間営業のコンビニが併設されているため、夜間でも必要なものを調達できます。

他にも小、中、大型犬用ドッグランが併設されており、すべての犬が利用可能です。冬は寒いため、車中泊を考えている人は、毛布など寒さ対策を万全にしましょう。

住所

〒987-0908 宮城県登米市東和町米谷字福平191-1

連絡先

0220-23-7891

営業時間

9:00 ~ 19:00(年中無休)

公式サイト

https://mitakido.jp/

5.【群馬県】道の駅「たくみの里」

道の駅「たくみの里」には、さまざまな体験ができる施設があります。わら細工や和紙作りなど20以上の体験ができ、施設の大きさが東京ドーム約70個分と広大な点も特徴です。

道の駅にはRVパークが設置されており、そこで車中泊が可能です。またRVパーク利用者は、近くにある温泉施設「奥平温泉 遊神の湯 遊神館」を無料で利用できます。

住所

〒379-1418 群馬県利根郡みなかみ町須川847

連絡先

0278-64-2210

営業時間

9:00 ~ 17:00(年中無休)

公式サイト

https://takuminosato.jp/

6.【石川県】道の駅「のと千里浜」

石川県にある道の駅「のと千里浜」では、直売所やベーカリーなど地元の特産物のお土産や食事が楽しめます。とくに「マルガージェラート」は絶品の味です。

併設されたRVパークで車中泊ができ、車のタイヤシャワーを利用できます。車のタイヤ周辺が汚れてしまった方は、ぜひ使ってみてください。

住所

〒925-0054 石川県羽咋市千里浜町タ1番地62

連絡先

0767-22-3891

営業時間

9:00 ~ 17:00(年中無休)

公式サイト

https://noto-chirihama.com/

7.【静岡県】道の駅「朝霧高原」

道の駅「朝霧高原」は、雄大な富士山が眺められる道の駅です。朝霧高原の食材をふんだんに使用したアイスクリームが味わえます。 

周辺には陣馬の滝や田貫湖などの観光スポットもあるので、静岡県を満喫したい方は利用してみてください。 

住所

〒418−0101

静岡県富士宮市根原字宝山492−14

連絡先

0544−52−2230

営業時間

8:00〜17:00

公式サイト

https://www.asagiri-kogen.com/

8.【京都府】道の駅「スプリングひよし」

京都府にある道の駅「スプリングひよし」は、日吉ダム直下にあるため、眺めがきれいです。野菜の直売所やレストランが施設にあり、とくに名物のカレーが絶品と話題となっています。

他にも天然温泉があり、バトミントンやスポーツなどのアクティビティの後にリフレッシュができます。

住所

〒629-0335 京都府南丹市日吉町中宮ノ向8番地

連絡先

0771-72-1526

営業時間

10:00~21:00(営業日)、10:00~18:00(休館日)

公式サイト

https://www.springs-hiyoshi.co.jp/

9.【和歌山県】道の駅「すさみ」

道の駅「すさみ」は、公式サイトに「車中泊OK」と記載されている道の駅です。施設内には温泉もあるので、ゆっくりと湯船に浸かって体を休めることができます。 

国の天然記念物に指定されている「江須崎」を見渡すことができる展望台もおすすめです。 

住所

〒649-3142

和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808−1

連絡先

0739−58−8888

営業時間

9:00〜18:00(10月〜3月は17:00まで)

公式サイト

https://www.michinoeki-susami.com/

10.【広島県】道の駅「湖畔の里福富」

道の駅「湖畔の里福富」には、キャンプ場や炊事場など車中泊の準備をしなくても気軽に楽しめます。他にも野菜の直売所や地元の食材を使ったレストランがあり、観光場所としても利用可能です。

300台以上駐められる駐車場があり、ゴールデンウィークなど繁忙期でも安心して利用できます。

住所

〒739-2303 広島県東広島市福富町久芳1506

連絡先

082-435-2110

営業時間

9:30~18:00(平日)、9:00~18:00(土日祝)

公式サイト

https://kohannosato.com/

11.【愛媛県】道の駅「清流の里ひじかわ」

道の駅「清流の里ひじかわ」は、愛媛県南部にあります。小さめな道の駅ですが、愛媛県特産の野菜直売所やレストランが用意されています。また近くにコインランドリーや温泉があり、リフレッシュできるスポットも。

RVパークが設置されており、RVパークの駐車場は車2台分の広さのため、大型車でも安心して利用可能です。

住所

〒797-1503 愛媛県大洲市肱川町宇和川3030

連絡先

0893-34-2700

営業時間

8:00~18:00

公式サイト

https://seiryuunosato-hijikawa.co.jp/

12.【福岡県】道の駅「おおき」

道の駅「おおき」は福岡の南部、久留米市の近くにある道の駅です。周辺の農地で収穫体験や地元の食材を使ったビュッフェなどが楽しめます。

RVパークでは、テントやテーブルなどもレンタルも受け付けているため、準備をしなくても気軽に車中泊ができます。

住所

〒830-0405 福岡県三潴郡大木町 大字 大字横溝 1331-1

連絡先

0944-75-2150

営業時間

9:30~17:30

公式サイト

https://www.michinoekioki.com/

13.【熊本県】道の駅「きくすい」

道の駅「きくすい」は、RVパークが併設されており、車中泊の他キャンプやバーベキューが楽しめます。他にも川が近くにあり、カヌー体験も可能。

周辺には温泉施設もあるため、運転後やアクティビティの後にリフレッシュも可能です。

住所

〒865-0136 熊本県玉名郡和水町江田455

連絡先

0968-86-3100

営業時間

9:00~20:00

公式サイト

http://kikusuiromankan.jp/


4.車中泊するときにあると便利なアイテム5選!

車中泊するときにあると便利なアイテム5選!

車中泊をするときに便利なアイテムは以下の通りです。

ポータブル電源

・コンパクトな寝具

・ランタン・懐中電灯

・車内用のカーテン

・車中泊用のマット

①ソーラーパネルとセットのポータブル電源

ポータブル電源とは、本体に搭載されている電池にソーラーパネルなどで電気を蓄え、電子機器に給電できる物です。車中泊をするとき、炊飯器や車載冷蔵庫などを使うときに必要です。発電機やモバイルバッテリーとは以下の点で違います。

電源

ポータブル電源

発電機

モバイルバッテリー

用途

・パソコンや家電の給電向き

・DCポート付きで車載冷蔵庫なども給電可能

 

・出力が最も大きい

・会社や家庭の非常用電源向き

・スマホやタブレットの充電向き

 

特性

・ソーラーパネルなどで充電が可能

・電気を作るために、ガソリンなど燃料が必要

・外部電源から充電

メリット

・太陽光での充電可能

・災害時にも使える

・排気ガスなし

・作動音が静か

・大出力の発電が可能

・充電可能

デメリット

・天候が悪い時、発電できない

・容量によっては重い

・発電時の騒音

・排気ガスが出る

・ガソリンの買い替えが必要

・容量・出力が小さい

多数あるポータブル電源の中でもJackery Solar Generatorがおすすめ。理由は、急速ソーラー充電が対応できるからです。たとえばJackery Solar Generator 1000 Newは、ソーラーパネル(400W)なら3時間でフル充電できます。

車中泊では、晴れているときにソーラーパネルで充電し、走行中は、シガーソケットで走行充電いして、いつでも電化製品を使えるようになります。大きい出力が必要なときでも発電機のような音量はありません。また機器自体が軽量なため、女性でも手軽に持ち運びが可能です。

ここからは、世界で400万台以上も販売できたJackeryポータブル電源の中から車中泊におすすめの機種を2つ紹介します。この記事を参考に、道の駅での車中泊をより充実させましょう。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セット

「Jackery ソーラーパネル 600 Plus」と車上に取り付けるソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100 Prime」がセットになった中容量モデルです。 

重量約7.3kgと軽量コンパクトなので、車中泊にも手軽に持ち運べます。車中泊でも、それなりに消費電力が大きい家電を使用したい人におすすめのアイテムです。

●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

「Jackery ポータブル電源 1000 New」と「Jackery SolarSaga 100」がセットになった大容量モデルです。 

重量約10.8kgと同容量モデルに比べて非常にコンパクトなので、車に乗せても邪魔になりません。コンパクトながら消費電力の大きい家電も使用できる車中泊の強い味方です。

②.コンパクトな寝具

車中泊では、寝袋や毛布を必ず準備しましょう。部屋の中よりも車の中のほうが温度の変化が大きいからです。特に春や秋に車中泊すると、「思ったよりも寒い」と感じる方も多いです。

布団はスペースを取ってしまうため、できる限りコンパクトで快適に寝れる寝具を用意しましょう。

関連記事:車中泊では寝袋と布団どっちが最良?経験者が語る季節に応じた使い分け方とは

③.ランタン・懐中電灯

ランタンと懐中電灯は、夜間に車の中で過ごすときに必須です。理由は車内で過ごすときにランタンを使い、トイレなど外出する時は、懐中電灯を使うからです。

両方とも100円ショップで販売されているため、ぜひ準備しましょう。

参考:DAISO公式通販・ネットストア 

④.車内用のカーテン

キャンプ場やRVパークでは、人の行き来もあるため、外にいる人と目が合ってしまいます。人によっては眠れなくなることもあるため、カーテンを準備しましょう。

またプライバシーの観点からも重要です。女性だけや一人だけで車中泊をするときに、トラブルに巻き込まれる可能性があるからです。もしカーテンの準備が手間と考えている方は、余分に毛布やダンボールを持っていって、車内を隠す方法もあります。

関連記事:初心者でもできる車中泊カーテンの作り方3選!自作するメリットや注意点も紹介

⑤.車中泊用のマット

一般的に車は、車中泊用に作られていません。車内は座席などの凹凸があるため、マットを敷かなければ、快適な睡眠は確保できないです。

インフレータブルマットやエアマットを敷いて、快適な睡眠場所を確保しましょう。注意点としては、大きすぎるマットは車のサイズによっては入らない点です。また厚みがなければ車の硬い樹脂パーツがきになる人もいます。

そのためマットを購入する時は、事前にサイズを必ず確認しましょう。また厚みは5cm以上がおすすめで、10cm以上あるとベッドのような寝心地になります。

5.道の駅の車中泊で守るべきマナー

道の駅の車中泊をするなら、以下のマナーを必ず守りましょう。 

  • ・食事や仮眠はすべて車内で行う
  • ・周りの人への配慮を忘れない
  • ・ゴミは指定の場所に捨てる 

道の駅は、ドライバーが休むための施設です。宿泊を目的とした車中泊で利用する場合は、休憩目的で利用している方の迷惑にならないような行動を心がけましょう。 

また、車中泊に関するルールは道の駅によって異なります。車中泊を行う際は、利用する道の駅に定められたルールに必ず従いましょう。

6.道の駅の車中泊に関するよくある質問

ここからは、道の駅の車中泊に関するよくある質問について解説していきます。

●四国でおすすめの車中泊ができる道の駅は?

四国でおすすめの車中泊ができる道の駅は、香川県三豊市にある「ふれあいパークみの」です。 

物産コーナーやお食事処、日帰りでも楽しめる温泉のほかに子どもも楽しめるアスレチックなど大人から子どもまで楽しめる施設となっています。 

関連記事:冬の車中泊は危険がいっぱい?寒さ対策を万全にするための6つの方法

●九州でおすすめの車中泊ができる道の駅は?

九州でおすすめの車中泊ができる道の駅は、福岡県にある道の駅「おおき」です。 

地元の食材を使ったビュッフェや周辺の農地で収穫体験などがあるので、お子様も一緒に車中泊を楽しめます。 

RVパークではテントやテーブルなどもレンタルできるので、車中泊用のアイテムが揃っていない方にもおすすめです。

まとめ

今回は、車中泊ができる道の駅を解説しました。道の駅は多くの方が利用するために設備が充実しています。ただし多くの道の駅では、車中泊は禁止されており、休憩のみ許可されています。

また車中泊をする時は、簡単には入手できないものもあるため、事前に必要なものを必ず準備しましょう。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源があれば、料理や車内での電源の利用が快適になります。車中泊を考えている人は導入を検討されてはいかがでしょうか。

関連人気記事
サマーセール|Jackery Japan