四国を車中泊旅で一周しよう!無料&有料車中泊スポット12選|道の駅や温泉施設も紹介

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四国地方は、豊かな自然と独特な文化、美味しい食が魅力の地域です。中でも有名なのは四国カルスト、四国八十八か所巡りではないでしょうか。車中泊をしながら四国を一周する車旅も、長期連休を取って行ってみたいものです。 

今回の記事では、そんな魅力的な四国車中泊旅におすすめの車中泊スポットをまとめています。道の駅を中心に、温泉スポットも一緒にご紹介していますので、車中泊も楽しみつつ四国の魅力をたっぷり味わいましょう。

目次

1.四国で車中泊が無料でできる場所おすすめ5選


車中泊の魅力はやはり宿泊費を低予算で済ませられること。まずは四国での車中泊で無料利用できる道の駅や公園駐車場をご紹介します。

道の駅はその地域の観光も兼ねてドライブの立ち寄り所としても使用でき、直売所や特産品コーナーを見て回るのも楽しいですよね。立ち寄りポイントとして活用して頂ければ幸いです。 

①「道の駅 八幡浜みなつと(愛媛県)」

四国で車中泊が無料でできる場所おすすめ:「道の駅 八幡浜みなつと(愛媛県)」

参照元:https://www.minatto.net/

八幡浜港に隣接する道の駅「八幡浜みなっと」。西日本屈指の水揚高を誇る魚市場があり、その日に水揚げされた新鮮な魚が並ぶとともに、特産品コーナーも魅力的。お食事処では八幡浜ちゃんぽんや海鮮料理が楽しめます。

大きな駐車場(189台駐車可能)を有し、多くの観光客で賑わう道の駅です。駐車場での車中泊に不安がある方は、RVパークも併設しているのでそちらを利用するのもアリ。1泊2000円からと宿泊費としては格安で利用できます。そのた、緑地公園、芝生広場、ボードウォークもあって散策もできてかなりおすすめの車中泊スポットです。 

住所

愛媛県八幡浜市沖新田1581-23

電話番号

0894-21-3710

営業時間

8:30~18:00(売店)

9:00~16:00(フードコート)

施設情報

フードコート、カフェ、石窯ピザ、お食事処、売店、RVパーク

24時間利用トイレ、レストラン、交流館、緑地公園

利用料金

無料

公式サイトURL

https://www.minatto.net/

②「道の駅 なかとさ(高知県)」

四国で車中泊が無料でできるスポット:道の駅 なかとさ(高知県)

参照元:https://www.sk-michinoeki.jp/michinoeki/1509

「買う」・「食べる」・「遊ぶ」をコンセプトに平成29年7月にオープンした道の駅。国土交通省の“みなとオアシス久札”にも認定されており、切妻屋根で焼き杉を使って漁師町の雰囲気を持つ4つの木造平屋立ての建物の中には、新鮮な野菜や鮮魚の販売やお土産コーナー、パン屋、風工房があります。

ちびっこ広場やドッグランも併設されており、愛犬との車中泊や家族利用も可能。駐車場の広さも72台駐車可能で利用しやすいおすすめスポットです。

住所

高知県高岡郡中土佐町久礼8645-2

電話番号

0899-59-9090

営業時間

9:00~18:00(売店)

10:00~16:00(レストラン)

※季節によって変動有

施設情報

売店、レストラン、カフェ、24時間利用トイレ、ドッグラン、

ちびっこ広場

利用料金

無料

公式サイトURL

https://www.nakatosa.com/

③「道の駅 日和佐(徳島県)」

四国で車中泊が無料でできるスポット:「道の駅 日和佐(徳島県)

参照元:https://www.awanavi.jp/archives/spot/1930

JR牟岐線日和佐駅と国道55線沿いに接している道の駅。物産館や足湯館を備え、旅の疲れを癒してくれる徳島県南部の中核観光ゾーンとして利用されています。

近隣には薬王寺、大浜海岸、日和佐うみがめ博物館、日和佐城跡、えびす洞などがあるので、観光スポットの立ち寄り所としても利用できます。

駐車場の広さは57台と中規模クラス。親しみやすい雰囲気でおすすめの車中泊スポットです。

住所

海部郡美波町奥河内字寺前493-6

電話番号

0884-77-2121

営業時間

9:00~17:30(売店)

施設情報

物産店、足湯、EV充電施設、24時間利用トイレ

利用料金

無料

公式サイトURL

https://www.michinoekihiwasa.com/

④「種崎千松公園(高知県)」

四国で車中泊が無料でできるスポット:「種崎千松公園(高知県)」

参照元:https://www.city.kochi.kochi.jp/site/kanko/tanezakisensyo.html

桂浜公園から車で5分ほど行ったところにある種崎千松公園。夏場は海水浴も楽しめます。目の前には海が広がり松林のおかげで強風に守られているから居心地の良い場所。

松林の一部エリアでキャンプ(無料)もできるので、昼間はデイキャンプを楽しみ、日が暮れたら車内で自分の時間を満喫できる公園でゆっくりのんびりしたい方におすすめの車中泊スポット。

住所

高知県高知市種崎

電話番号

088-803-4319(観光魅力想像課)

088-882-8143(キャンプ場)

営業時間

-

施設情報

松林、キャンプ場、遊具、トイレ、駐車場

利用料金

無料

公式サイトURL

https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/tanezaki/

⑤「池田湖水際公園(徳島県)」

四国で車中泊が無料でできるスポット:「池田湖水際公園(徳島県)」

参照元:https://www.skr.mlit.go.jp/kasen/shikoku_kasen/data/yoshino/point/ikeda.html

池田ダム湖畔の公園で、水と緑、青空が美しいコントラストが魅力。2022年5月に“Hessokko水あそびパーク”がオープンし、水遊び、BBQが楽しめるようになりました。水遊びといってもアクティビティとして体験できるものが用意されていて、未経験者でもプロの指導の下楽しく水遊びができ、ウェットスーツやライフジャケットも準備されているから結構本格的。シャワールームや更衣室、休憩所も完備していて設備も充実しています。湖畔BBQは手ぶらで後片付けも不要(有料)だから1日中遊べるスポットとしても人気です。

駐車所の広さはとても広く200台近く駐車可能。水遊びをしてBBQを満喫したあとは、車内でのんびり自分の時間を過ごすのも良いですね。

住所

徳島県三好市池田町イタノ3304

電話番号

0883-72-7620(まるごと三好観光戦略家)

営業時間

8:30~17:15(池田湖水公園)

9:00~18:00(Hessokko水遊びパーク)

施設情報

公園、遊具、駐車場、シャワールーム、更衣室、BBQ、休憩所

利用料金

無料

公式サイトURL

https://shikoku-tourism.com/spot/23769

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2.四国でおすすめの有料車中泊スポット4選|RVパークやキャンプ場


設備が整った施設で快適車中泊ができるスポットとして、大分認知されてきたRVパーク。アウトドア好きには最適な環境でキャンプも一緒に楽しめるオートキャンプ場など、四国で車中泊ができる有料施設をご紹介します。

①「RVパーク ゆとりすと(高知県)」

四国でおすすめの有料車中泊スポット:「RVパーク ゆとりすと(高知県)」

参照元:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/564.html

標高750mある高地車中泊スポットとして定評あるRVパーク。夏の車中泊には最適で、標高が高い分涼しく過ごせます。南には大西洋、西には嶺北の山々が見渡せる自然豊かな場所にあるため、早朝に運が良ければ雄大な大きな雲海を眼下に見ることも可能。夜は見上げれば満天の星空を眺められ、自然と一体になれるおすすめ車中泊スポットです。

住所

高知県長岡郡大豊町中村大王4037-25

電話番号

0887-72-0700

営業時間

チェックイン:13:00~18:00

チェックアウト:7:00~10:00

施設情報

入浴施設、電源有、水道、24時間利用トイレ、ゴミ処理可

ペット可

利用料金

1500円/1泊1台

公式サイトURL

http://www.yutorisuto.jp/

②「みろく自然公園(香川県)」

四国でおすすめの有料車中泊スポット:「みろく自然公園(香川県)」

参照元:https://iko-yo.net/facilities/7471

みろく自然公園は、宿泊施設をはじめログハウスやキャンプ場、ちびっこ広場などもある複合施設として利用できる公園となっています。

道の駅も併設されているため、無料で利用したい方は道の駅駐車場を利用すると良いでしょう。BBQテラス(有料)もあって、昼間からでもゆっくりできる場所です。春は桜が綺麗でお花見目的で訪れる観光客も多い人気スポットです。

住所

さぬき市大川町富田中3286

電話番号

0879-43-5200

営業時間

8:30~17:00

施設情報

宿泊施設、BBQテラス、トイレ、ちびっこ広場、道の駅

利用料金

駐車場 無料

宿泊施設 6615円~(1泊2食)

公式サイトURL

https://sanuki-kanko.jp/sightseeing/place/post-1207.html

③「ユートピア宇和オートキャンプ場(愛媛県)」

四国でおすすめの有料車中泊スポット:ユートピア宇和オートキャンプ場(愛媛県)

参照元:https://www.hatinosu.net/camp/archives/1055/

オートサイト4区画、フリーサイト8区画ある湖畔のとても静かなキャンプ場です。澄んだ空気、深い緑、夜には星空がとても綺麗です。温泉施設も徒歩圏内にあるため、ゆっくり車中泊キャンプを楽しむことができおすすめです。

サイト料金も1泊2000円(オートサイト)からと低価格で利用できるのが嬉しいところ。温泉施設は10:00~20:00(19:30札止め)まで。「ゆっくりご飯食べてたら入浴時間過ぎていた」ということにならないよう、気をつけましょうね。

住所

愛媛県西予市宇和町明間6125

電話番号

0894-67-0077

営業時間

チェックイン:11:00

チェックアウト:10:00

施設情報

炊事棟、トイレ、温泉施設、物販、食堂

利用料金

2000円/オートサイト
1000円/フリーサイト

公式サイトURL

https://yutopiauwa.com/camp/

④「大池オートキャンプ場(香川県)」

四国でおすすめの有料車中泊スポット:「大池オートキャンプ場(香川県)」

参照元:https://higashikagawa.net/activity/ooike-camp

湖畔にあるオートキャンプ場。オートサイトは1区画100㎡の広さに乗用車2台の芝レンガと芝地のキャンプスペースがありかなり広々使えます。日帰りBBQも可。各区画に外灯、電源、流し台、水道が完備され、設備がしっかり整った環境で過ごせるのが魅力。これだけ広ければテントキャンプをやってみたいな感じたら、レンタルも可能。組み立て料金込みで貸し出してくれるので、キャンプ初心者には嬉しいですね。

住所

香川県東かがわ市引田3066-1

電話番号

080-6077-5660

営業時間

チェックイン:14:00~17:00

チェックアウト:10:00

施設情報

外灯、AC電源、流し台、水道、温水シャワー

利用料金

2500円/フリーサイト

3500円/オートサイト

6000円~ログキャビン

公式サイトURL

https://glampicks.jp/glamping/g73915/official/

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3.四国で温泉施設のある車中泊スポットおすすめ3選


車中泊旅では入浴施設が併設されているところを好む方は多いでしょう。中でも「できたら温泉が良い」とお考えの方も少なくありません。四国の温泉を巡る車中泊旅もなかなか楽しいですよね。ここでは温泉施設を中心に車中泊ができる場所をご紹介します。

①「道の駅たからだの里さいた(香川県)」

四国で温泉施設のある車中泊スポットおすすめ:「道の駅たからだの里さいた(香川県)」

参照元:https://takaradanosato.co.jp/

国道32号線と主要地方道・観音寺池田線の交差点にある道の駅。ここには温泉施設「環の湯」が併設されていて、温泉が楽しめる道の駅です。駐車場も広く199台駐車できるスペースがあります。物産館では新鮮な野菜や果物、地元の食材をトッピングした手作りアイスが人気。

温泉施設・環の湯は、鉄分を含んだ温泉とナトリウムを多く含んだ温泉があり、年間10万人の訪れる有名温泉です。駐車場車中泊に不安のある方はRVパークも併設されているので、安心して利用できるおすすめ車中泊スポットです。

住所

香川県三豊市財田町財田上180番地6

電話番号

0875-67-3883

営業時間

8:30~18:00(物産館)

10:00~21:00(環の湯)

施設情報

トイレ、物産館、温泉施設、パークゴルフ、RVパーク

湯の谷荘

利用料金

400円/大人

公式サイトURL

https://onsen.nifty.com/tousan-onsen/onsen003915/

②「道の駅 霧の森(愛媛県)」

四国で温泉施設のある車中泊スポットおすすめ:「道の駅 霧の森(愛媛県)」

参照元:https://www.sk-michinoeki.jp/michinoeki/420

愛媛県四国中央市新宮町にある複合観光施設とも言うべき道の駅。レストラン、カフェ、温泉施設、菓子工房など様々な施設が併設されており、とくに無農薬の地元新宮茶を使った“霧の森大福”が人気です。駐車場も広く152台もの駐車スペースがあります。温泉施設「霧の森交湯~館」は、四国のど真ん中に湧き出た泉質抜群の名湯“霧の森温泉”を手軽に楽しめます(400円/大人)。

住所

四国中央市新宮町馬立4491-1

電話番号

0896-72-3111

営業時間

9:00~15:00(売店)

10:00~16:00(レストラン)

施設情報

売店、レストラン、カフェ、宿泊施設、体験施設、温泉施設

菓子工房、24時間利用トイレ

利用料金

無料

公式サイトURL

https://www.kirinomori.co.jp/

③「土佐佐賀温泉こぶしのさと(高知県)」

四国で温泉施設のある車中泊スポットおすすめ:「土佐佐賀温泉こぶしのさと(高知県)」

参照元:https://kuroshio-kanko.net/info/tosasaga-kobushinosato/

2025年4月25日にリニューアルオープンした温泉宿泊施設のある道の駅。施設コンセプトが「きらくに、ご湯っくり」とされており、気軽に立ち寄って温泉や食事を楽しめる場所を提供してくれています。

料金は1000円/大人と少し高めだが、リニューアルオープンしたこともあってとても綺麗な施設でゆっくりできます。休憩所やお食事処も完備していて思わず「このまま泊まってしまおうか」と思える場所。

住所

高知県幡多郡黒潮町拳ノ川2161

電話番号

050-5799-8539

営業時間

11:00~21:00

施設情報

温泉、サウナ、お休み処、食事

利用料金

1000円/大人

公式サイトURL

https://kobushinosato-kuroshio.jp/

関連人気記事:車中泊でバッテリー上がりが起きる原因は何?3つの対処法と予防策を徹底解説

4.四国の車中泊旅でよくある質問(Q&A)


四国の車中泊旅をするにあたって、よくある質問を3つ集めました。長期的な車中泊旅は、1泊2日の車中泊とは違い荷物は増えるものです。長旅への備えや四国を旅する上で知っておきたいことをまとめましたので、参考にして検討してみてください。

①四国を一周するにはどれくらいかかる?

四国は一周するとなるとその道のりは約1000km。香川、徳島、愛媛、高知と4つの県をぐるっと1周するルートで近年では自転車で挑戦する人も増えてきています。

高速道路を使えば1日で1周することも不可能ではありませんが、観光を絡めると3泊4日が妥当と言えるでしょう。効率良く高速道路も利用しながら、お目当ての観光スポットを回りつつ車中泊旅を楽しむのがおすすめです。  

②四国の車中泊で危険なことはありますか?

四国で長期的な車中泊をする際に危険なことと言えば、次の5つがあげられます。

・エコノミークラス症候群を引き起こすリスクがある

・車内温度が気候に強く影響することがあり、体調を壊す恐れがある

・車上荒らしやトラブルに巻き込まれることがある

・季節によってエンジンのかけっぱなしによる一酸化炭素中毒を起こす恐れがある

・停泊場所が上手く見つけられず徘徊することもある

などです。四国一周を計画される場合はとくに、事前によく調べておくことをおすすめします。不慣れな土地での車中泊は、不安を増長させます。道の駅も必ずしも安全とは限らないため、安心・安全を優先するのであれば有料施設を利用しましょう。

関連記事:車中泊はなぜ危険?体験談と安全を確保するための対策方法を紹介

③四国で車中泊する際に準備しておくと良いアイテムは?

四国での車中泊旅で準備しておくと良いアイテムは以下の通りです。

・携帯用トイレ

・耳栓&アイマスク

・レベラー(車体を水平にするアイテム)

ポータブル電源

携帯用トイレは渋滞やトイレが見つからなかったとき用の非常用として持っておいた方が良いです。道の駅を停泊場所に選んだときに役立つのがレベラーや耳栓&アイマスクです。雨天時は雨音が気になって眠れなかったり、夜間でも車の往来がある道の駅ではとても重宝します。

ポータブル電源は、エンジンを切った状態でも車内で電気が使えるので、長期的な車中泊ではとても役に立つ装備品です。

車中泊におすすめのポータブル電源一覧

5.Jackery(ジャクリ)ポータブル電源で四国の車中泊をもっと快適に!


長期連休を利用して、どこか遠くに車中泊旅に出かけたいと思ったとき、程良い距離にあって観光も満喫できるのが四国地方です。そんな四国一周の車中泊旅にぜひ車に乗せておきたいのがJackery(ジャクリ)ポータブル電源です。

・手軽に持ち運びができてボタン一つで家電に電気を供給できる

・車内で火を使わずに電気調理器で車中飯がつくれる

・エンジンを切った状態でも家電が自由に使用できる

・車中泊以外にもキャンプや災害の非常用電源としても利用できる

などのメリットがあり、車内での過ごし方を充実したものに変えることができます。使った電気は走行充電でシガーライターケーブルからも充電できるので、昼間の移動中に充電しておけば夜間停泊中に使用でき、長期的な車中泊でも便利に使用することが可能です。

Jackeryのポータブル電源一覧はこちら


まとめ:車中泊旅で四国一周!車旅を満喫しよう


四国一周は車中泊旅が好きな方なら一度は挑戦してみたいと感じる魅力を秘めた地域です。四国ならではの観光スポットや温泉、美味しい海の幸を味わいながら各県を回ってみてはいかがでしょうか。

ただ、四国一周するとなると、長期的な車中泊旅となるためしっかりと下調べと準備をして望みましょう。不慣れな土地ではちょっとした気のゆるみが事故やトラブルのもととなるため、車中泊マナーや安全運転で望んでください。

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