キャンプにおすすめのポータブル電源11選｜キャンプでの使い道や選び方も解説

容量(Wh)はポータブル電源がどのくらい給電ができるかを示すもので、数値が大きいほど使用できる時間が長くなります。 キャンプにおすすめのポータブル電源の容量としては、日帰りキャンプやソロキャンプなら500Wh程度あれば十分ですが、宿泊キャンプやファミリーキャンプの場合700Wh以上あると安心。

ポータブル電源の定格出力が、キャンプで使う家電の消費電力を上回る必要があります。また、キャンプで同時複数の電化製品を利用する場合、ポータブル電源の定格出力は、同時に使用する家電の合計消費電力を超えなければいけません。例えば、100Wの小型冷蔵庫 +500Wのコーヒーポットを同時に使う場合、定格出力600W以上のポータブル電源が必要。 キャンプで使う家電に応じて、適切な定格出力を選ぶことが重要です。 キャンプでよく使う家電の消費電力一覧：スマホ:5W ～ 20W、タブレット：10W ～ 30W、LEDランタン：5W ～ 20W、小型扇風機：10W ～ 50W、ポータブルクーラー：200W ～ 400W、電気毛布：40W ～ 100W、ポータブル冷蔵庫：30W ～ 80W、電気ケトル：800W ～ 1500W、電気グリル：1000W ～ 1400W。

荷物が多くなりがちのキャンプでは、ポータブル電源の持ち運びやすさは重要なポイントとなります。駐車場からキャンプサイトまで移動が必要なため、軽量＆コンパクトなポータブル電源なら負担が少なく、簡単に移動できます。また、大容量モデルは重くなりがちですが、持ち手がついているか、コンパクト設計かをチェックしましょう。

AC電源の確保が難しいキャンプでは、ACコンセント充電以外に、車のシガーソケットとソーラーパネルから充電対応できるポータブル電源を選ぶことがおすすめです。 また、ポータブル電源の充電に時間がかかりすぎると、キャンプの出発前や滞在中に不便を感じることがあります。急速充電対応のポータブル電源なら、出発前の短時間充電やキャンプ場での補充電がスムーズに済みます。

キャンプで使用したい電化製品の種類や数に合った出力ポートが搭載されたポータブル電源を選ぶことも大切です。ポータブル電源に搭載される出力ポートの種類は主に３つあります。①AC出力ポート：主にノートPC、電気ケトル、炊飯器、ポータブル冷蔵庫、電気毛布などAC電源が必要とされる電化製品に使用される。②USB出力ポート（Type-A / Type-C）：スマホ、タブレット、デジカメなどの電子機器への充電に使われる。③DC出力ポート：車載冷蔵庫、車用エアポンプなど車載電化製品に使われます。また、キャンプで同時に使用する機器の種類と数を考慮して、適切な出力ポート数を選ぶことも重要です。例えば、ソロキャンプなら4～6ポート（USB × 2, AC × 1, DC × 1 など）、ファミリーキャンプなら6～8ポート（USB × 4, AC × 2, DC × 2 など）を搭載したポータブル電源がおすすめです。