ハムスターの冬対策はこれで安心!寒さ対策グッズと快適な冬の過ごし方

更新日:
シェア

「冬の寒さでハムスターが体調を崩さないか」と心配していませんか。

 

ハムスターは寒さに弱く、10℃以下になると疑似冬眠のリスクが高まるため、防寒対策が欠かせません。

 

本記事では、おすすめの冬対策グッズ5選や100均で揃える防寒方法、寒さのサインの見分け方まで解説します。

 

停電時の備えも紹介するので、大切なハムスターが安心して冬を越せる環境を整えましょう。

目次
もっと見る

1.ハムスターの冬対策グッズおすすめ5選

ハムスターを寒さから守るには、防寒対策が欠かせません。人気の高い冬対策グッズを5選紹介します。

ミニマルランド|ほっとハム暖フィルムヒーターワイド

ミニマルランド|ほっとハム暖フィルムヒーターワイド

引用元:Amazon 

商品名

ほっとハム暖フィルムヒーター

価格

3,990円(税込)

サイズ

幅20.0 x 奥行24.5 x 高さ1.0 (cm)

評価点数

★ 4.2/5.0

 

製品レビュー

去年はハムちゃんのためにずっと暖房をつけっぱなしにしていましたが、今年はこれがあるおかげで少し節約できています。

ケージの下に敷くだけで使える床暖房タイプのヒーターです。表面温度は42℃±5℃に自動制御されるため、温度管理の手間がかかりません。 

ケージの外側に設置するため、ハムスターがかじる心配もなく安全性に優れています。電気代を抑えながら、ハムスターに暖かい環境を提供できる点が魅力です。

みどり商会|ピタリ適温プラス 2号

みどり商会|ピタリ適温プラス 2号

引用元:Amazon

商品名

ピタリ適温プラス 2号

価格

3,360円(税込)

サイズ

幅22.0 x 奥行22.0(cm)

評価点数

★ 4.4/5.0

 

製品レビュー

他社の物より安くて、暖かいです。グラスハーモニー600に付けていますが、ケージ上部で20℃(室温と同じ)下部は25℃ありました。冬季は夜間ブランケットをかけていますが、三匹のハムは疑似冬眠もしていません。

コストパフォーマンスに優れた保温マットです。ケージの下部を効率よく温め、ケージ内に適度な温度差を作り出せます。

温度が上がりすぎないよう自動制御機能が付いているため、安全性にも配慮されています。価格を抑えつつしっかりした保温効果を求める方におすすめの商品です。

moin moin |ハムスターベッド

moin moin |ハムスターベッド

引用元:Amazon

商品名

ハムスターベッド

価格

1,771円(税込)

サイズ

幅14.0 x 奥行14.0 x 高さ17.0 (cm)

評価点数

★ 4.2/5.0

 

製品レビュー

うちの子がすっぽりはまって暖まっています。居心地がいいんでしょうね。

顔をひょっこり出してくるのもかわいいです。おすすめします。

かぼちゃ型のかわいいデザインが特徴的な防寒ベッドです。外側から内側まで、すべてふわふわ素材で作られているため、ハムスターは暖かく過ごせます。 

置いて使う方法と吊り下げて使う方法の2WAYタイプなので、ケージのレイアウトに合わせて設置できます。中敷きは取り外して洗濯できるため、清潔さを保ちやすいです。

マルカン|カイロケースぽかぽか

マルカン|カイロケースぽかぽか

引用元:Amazon 

商品名

ぽかぽか

価格

600円(税込)

サイズ

幅1.41 x 奥行1.01 x 高さ1.40 (cm)

評価点数

★ 4.4/5.0

 

製品レビュー

電気は使用しないので場所やコンセントを気にせず使えてるのがとても良いです。我が家のハムスターはあったかです。

使い捨てカイロを入れて使う保温ケースです。電気を使わないため、コンセントの位置を気にせず好きな場所に設置できます。 

停電時や外出先でも保温できるため、非常時の備えとしても活躍します。ヒーターの設置が難しい環境でも手軽に保温対策ができる商品です。

ミニマルランド|ふわふわふとん スノーホワイト

ミニマルランド|ふわふわふとん スノーホワイト

引用元:Amazon

商品名

ふわふわふとん スノーホワイト

価格

301円(税込)

サイズ

150g

評価点数

★ 4.5/5.0

 

製品レビュー

ゴールデンハムスター飼っていて、冬用に使っているが、ケージに入れた途端ハムスターが勢い良く家に、中綿を持っていき、ハムスターの家の中が中綿で覆い尽くされ暖かそうだった!

天然綿原料100%で作られた巣材です。ハムスターが自分で好きなように運んで巣作りができるため、行動を満たしながら保温できます。 

繊維が短くほぐれやすいため、ハムスターが扱いやすい点も特徴です。綿の内部が空洞構造になっており、保温性と通気性を両立しています。

2.100均商品でできる!ハムスターの冬の寒さ対策

予算を抑えながら冬の寒さ対策をしたい方には、100均グッズの活用がおすすめです。ここでは、100円ショップで手に入る商品を使った、手軽で効果のある防寒対策を紹介します。

すのこ|底冷えを防ぐ

ケージの下にすのこを敷くと、床から伝わる冷気を遮断できます。すのこの足部分が空間を作り、冷たい床面とケージの間に空気の層ができるため、底冷えを効果的に防げる仕組みです。 

カッターやノコギリでサイズ調整も簡単にできます。木製タイプを使う場合は、トゲやささくれを紙やすりで削り取り、ハムスターがケガをしないよう処理してから設置しましょう。

カイロ(ホッカイロ)|一時的な保温対策に使う

使い捨てカイロは、ヒーターが使えない状況や停電時に役立つ緊急用の防寒グッズです。ケージ内に直接入れると、ハムスターがカイロを破って火傷や誤飲する危険があります。必ず専用ケースやタオルに包んでケージの底面や側面に設置してください。 

カイロの発熱時間は半日程度と短く、温度も安定しません。あくまで一時的な保温手段として考える必要があります。長時間の保温には向かないため、ヒーターなど他の対策と併用するのが理想です。

段ボール|断熱性を高めて外気を遮断

ケージを段ボールで囲むと、外からの冷気を遮断して保温効果を高められます。暖かい空気は上に逃げやすいため、底面・側面・上部を囲む「三方囲い」が効率のよい方法です。 

ただし、完全に密閉すると酸欠や湿気がこもる原因になるため、空気が通る通気口を確保します。ヒーターや発泡スチロールと組み合わせると、さらに温度を安定させられます。

3.ハムスターが冬を快適に過ごすための工夫

ハムスターが冬を快適に過ごすための工夫

冬場のハムスター飼育では、寒さ対策が欠かせません。冬対策に欠かせない3つのポイントを確認しましょう。

ケージの置き場所|直射日光と隙間風を避けて安全な位置に設置する

ハムスターの健康を守るために、ケージの設置場所は以下の点に注意します。 

窓際や玄関付近は避ける:隙間風が入りやすく、温度変化が激しいため

床に直置きしない:冷気がたまりやすく、底冷えする

エアコンの真下は避ける:風が直接当たり、急な温度変化を招く 

おすすめの設置位置は部屋の中央寄りで、床から30cm以上高い場所です。日中の温度が安定している場所を選び、カーテンや家具で冷気を遮る工夫も効果があります。

温度と湿度管理|20〜25℃を保って安定した環境を作る

ハムスターの適温は20〜25℃、湿度は40〜60%です。温度と湿度を管理するためには以下の工夫が必要です。 

温度計と湿度計を設置する

エアコンやヒーターを使って温度を調整する

夜間はタイマー付きヒーターを活用する

ハムスターが自分で快適な場所を選べるように温度差を作る

濡れタオルを室内に干して乾燥を防ぐ

床材をこまめに交換して清潔に保つ 

温度計と湿度計を必ずケージ内またはすぐ近くに設置し、数値で確認できる環境を整えましょう。また、ケージ内の半分程度をヒーターで温めると、ハムスターが自分で快適な場所を選べる温度差を作れます。 

温度が10℃を下回ると疑似冬眠のリスクが高まるため、特に朝晩の冷え込みには注意が必要です。

冬の食事と水分補給|栄養バランスを整え水の凍結を防ぐ

冬はエネルギーの消費量が増えるため、食事内容や水分補給の工夫が欠かせません。寒さを乗り切るために、以下のポイントを意識しましょう。 

高カロリーな餌を適量追加する

ペレットを中心に与える

給水ボトルの凍結対策を行う

ボトル位置や断熱を工夫する 

ヒマワリの種やナッツ類など脂肪分の多い高カロリーな餌を適量追加します。ペレットを中心にバランスよく与えると栄養が偏りません。 

給水ボトルの水が凍らないよう、保温カバーで覆う対策も行います。ボトルの設置位置をヒーター近くに変更したり、断熱材やタオルで包んだりする工夫も効果があります。

4.ハムスターが寒いと感じているときのサインとポイント

ハムスターは寒さを言葉で伝えられないため、行動の変化に気づく必要があります。寒さを感じているときに見られる3つのサインを見てみましょう。

動かなくなる・巣箱から出てこないときは寒さのサイン

ハムスターの活動量が減り、巣箱でじっとしているのは体温低下を防ぐためのサインです。寒いと感じると外気に触れるのを避けて巣箱に引きこもる場合があります。体力と体温を維持するための防御反応なので、早めの対応が求められます。 

朝晩の気温差が大きい春や秋にも多く見られる行動で、夜になっても回し車を回す音が聞こえない場合は要注意です。 

急に活発さがなくなった場合は、ケージ内の温度と湿度を確認します。温度計で20℃を下回っていないかチェックし、必要に応じてヒーターやエアコンで室温を調整してください。

丸まる・震える・体が冷たくなるときは低体温の可能性あり

ハムスターは寒いと体を丸めて熱を逃さないようにします。体を丸くする姿勢は体温が外に逃げるのを防ぎ、呼吸をお腹に当てて温度を保つ効果があります。 

体が小刻みに震えているのは、体温を上げようとする「シバリング」という反応で、寒さを感じているサインです。 

また、触れたときに体が冷たくなっている場合は低体温状態の可能性が高く、危険な状態です。見つけたらすぐにヒーターや毛布で保温し、温度を20〜25℃に調整してください。

食欲が落ちる・ぐったりして動かないときは疑似冬眠の前兆

食欲が落ちて餌を巣箱に貯め込むだけになったり、ぐったりして動かなくなったりするのは疑似冬眠の前兆です。気温が10℃前後まで下がったときに起こる仮死状態で、飼育下のハムスターには命に関わります。以下の表で疑似冬眠の前兆を確認しましょう。 

項目

内容

発生温度

10℃前後になると発生しやすい

状態

食事や水分摂取がほぼなくなり、仮死状態になる

呼吸

非常に浅く、回数も減少する

体温

低下して体が冷たくなる

動き

ほとんど動かず反応が鈍い

疑似冬眠の状態を発見したら、体を少しずつ温めてください。ただし体に負担がかかるため、無理に揺すったり強く温めたりするのは避けましょう。タオルで包んだり、暖房で室温を上げたりして徐々に体温を戻します。 

温めても改善が見られない場合は、早めに獣医の診察が必要です。

5.ハムスターの冬の寒さ対策に「Jackery(ジャクリ)のポータブル電源」を用意しよう

ハムスターの冬の寒さ対策に「Jackery(ジャクリ)のポータブル電源」を用意しよう

災害時にハムスターを寒さから守る環境を整えるなら、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめです。ポータブル電源とは、コンセントが使える持ち運び可能な蓄電池で、大容量のモバイルバッテリーのようなものです。 

大雪や災害による停電が起きてもヒーターや暖房器具に給電できるため、ハムスターの命を守れます。特に冬場は暖房が止まると室温が急激に下がり、疑似冬眠のリスクが高まるため、寒さ対策の備えとして有効です。もちろん、人間が使う暖房や調理器具の使用、スマホなどの充電もしっかりカバーします。 

数あるポータブル電源のなかでも、Jackery(ジャクリ)は世界累計500万台以上の販売実績を誇るブランド。静音性が高く、安全性にも優れているため、ハムスターのような小動物の飼育環境にも適しています。 

万が一の備えとして、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を導入しましょう。


最強のポータブル電源おすすめ特集はこちら

6.ハムスターの冬対策についてよくある質問

ハムスターの冬対策に関するよくある質問とその回答をまとめました。

ハムスターは何度まで寒さに耐えられますか?

理想的な室温は20〜25℃前後です。18℃を下回ると活動量が減り始め、10℃以下になると体温低下や疑似冬眠のリスクが高まります。ケージ内に温湿度計を設置し、温度変化を常にチェックしましょう。 

特に夜間や朝方は冷えやすいため、ヒーターや保温マットを併用して温度を安定させる必要があります。個体差もあるため、日頃からハムスターの様子を観察し、寒さのサインを見逃さないよう注意してください。

ハムスターは冬にヒーターなしでも耐えられますか?

室温が20℃以上を維持できるなら、一部の個体はヒーターなしでも過ごせる場合があります。ただし、15〜18℃を下回る環境では危険なため、必ず以下のような防寒対策をしてください。 

ケージを暖かい場所に移動する

巣材を多めに入れる

ヒーターを設置する

ケージを段ボールや毛布で囲う 

温度計で室温を確認しながら、ハムスターが快適に過ごせるよう気を配りましょう。

寒さ対策で毛布を使用するとき気をつけることはありますか?

ハムスターの寒さ対策で毛布を使用するときは、以下の点に注意してください。 

ケージは全体を覆わず半分だけ覆う

定期的に温度を測って、過度な加温を防ぐ

ヒーターを併用する場合は、熱がこもらないよう注意する

湿気や二酸化炭素がこもらないように、通気口や隙間を確保する 

完全に密閉すると酸欠や過度な保温で体調を崩す原因になるため、空気の流れを維持しながら保温効果を高める工夫が必要です。

ハムスターの寒さ対策グッズは手作りできる?

100均の材料を使って、手軽に防寒グッズを手作りできます。段ボールでケージを囲う方法や、発泡スチロールを断熱材として活用する方法はコスパがよく手軽にできる対策です。 

すのこを下に敷けば底冷えを防ぎ、ケージの外側に布や毛布を巻くと断熱性が向上して保温効果が高まります。 

段ボールでケージを囲う際は、忘れずに通気口を確保しましょう。布や毛布を外側に巻くと、断熱性が高まり保温効果がアップします。 

手作りグッズは低コストで試しやすい反面、安全性の確認(かじり・誤飲防止)が必須です。ハムスターがかじって誤飲する危険がないか、設置後も定期的に確認してください。

ハムスターが疑似冬眠してしまったときの対処法は?

ハムスターが疑似冬眠となった場合は、以下の手順で対応します。 

1.状態を確認する(体が冷たく、呼吸が浅い・動きがほとんどないか)

2.急に温めず、室温を20℃前後まで戻す

3.タオルや手で包み、少しずつ体温を上げる

4.回復の様子を見ながら動物病院に相談する 

呼吸が浅く動かない場合は、急に温めずゆっくり加温します。まず室温を20℃程度に戻し、タオルや手で包んで体温を少しずつ上げてください。 

強制的に動かそうとせず、回復の様子を見ながら動物病院に相談しましょう。

ゴールデンハムスターとジャンガリアンでは冬対策に違いはある?

どちらも寒さへの耐性に差がありますが、冬対策はエアコンの活用やヒーター・保温マットを中心に行います。 

また、床材を多めに敷いたり、巣箱に保温材を追加したりする基本的な防寒対策は共通です。個体差もあるため、様子を観察しながら環境を整えてください。

まとめ

ハムスターを冬の寒さから守るには、20〜25℃の室温を保ち、ヒーターや保温グッズを活用した防寒対策が欠かせません。 

活動量の低下や体が震えるといった寒さのサインを見逃さず対応してください。100均グッズでも手軽に防寒できるため、予算に合わせた工夫が可能です。 

停電時や災害時にもハムスターの命を守るため、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源の導入がおすすめです。 

寒い冬でもハムスターが安心して過ごせるよう、快適な環境づくりを心がけましょう。

関連人気記事