1.新潟の堤防釣りで狙える魚種7選
季節や場所に応じて豊富な種類の魚が狙える新潟の海釣り。サビキ釣りやウキフカセ、投げ釣り、ルアー釣りなど釣り方も様々。潮通しやベイトの有無を意識すれば、より効率的に釣果を伸ばせます。新潟の堤防釣りではどんな魚が狙えるのか見ていきましょう。
①クロダイ

黒っぽい体が特徴の魚で、堤防でもよく狙える人気ターゲット。体型は体高が高い典型的なタイの形をしています。最も漁獲される量が多い大きさは体長30cm前後。とても警戒心が高いので、釣るのが難しい魚として知られています。
クロダイは一年中釣ることができますが、季節で狙い方が変わります。春は産卵のために浅場に集まるので大型が期待できます。夏は数が狙え、秋はサイズ・数ともに狙える好シーズン。様々な釣り方でアプローチでき、初心者のステップアップにも向いたターゲットです。
②アジ

アジは堤防で良く釣れるターゲットで、狙うなら夏から晩秋が適期。沿岸の岩礁に居着くタイプは、体が黄みがかっています。一方回遊型といわれる、やや沖合に生息するタイプの体は黒色。体の側線に沿った「ぜいご」と呼ばれるトゲのような鱗があるのも特徴です。
釣り方はサビキ釣りが定番で、初心者でも手軽に始められます。釣果を伸ばしたい時は、岸近くに寄ってくる夜がおすすめ。近年はアジングも人気で、ルアーで狙う楽しさがあります。群れに当たると数が伸びるので、家族での堤防釣りにも向いています。
③サゴシ・イナダ

サゴシ・イナダはブリの若魚で、地域によって呼び名が変わる出世魚の一種です。関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリと名前が変わり、関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリと変化。背中が緑が混じったような青色、腹は銀白色の体色をしています。
春や秋に小魚を追いかけて岸に寄りやすく、30g前後のメタルジグを使ったライトショアジギングがよく合います。狙い目はイワシやアジの群れが接岸する防波堤周り。遠投するとチャンスが広がります。新潟の堤防釣りでも実績が高い魚です。
④シロギス

細長く、体がピンクパールと呼ばれる虹色に輝く魚。砂地を好むため、新潟の堤防でも砂地が広がるポイントがねらい目です。早い場所では春先から釣れ始め、初夏から夏が盛期になります。サイズは20cm前後が多く、天ぷらでも人気があります。
遠投がいらず、ちょい投げで狙えるため初心者にもおすすめ。基本は置き竿、夏は引き釣りと、季節によって仕掛けの使い分けができます。シロギスは群れでいることが多いので、1匹釣れたら同じ場所を狙うと連続ヒットが狙えます。
⑤マゴチ

マゴチの体は平たく、背側は茶褐色で腹は白色、尾ビレは白地に長円型の黒色斑模様。夏がベストシーズンとなり、生きエサを使う方法のほか、ルアーでも十分に狙えます。体長70cm程度にまで成長するが、よく水揚げされるサイズは体長50cm程度。
普段は砂地に身を隠してじっとしているマゴチ。狙い方は生きエサを使ったのませ釣りやルアー釣りで、針に掛かったシロギスに食いつくこともあります。強い引きが魅力で、食味も良い魚として知られています。
⑥カサゴ

赤っぽい個体や黒っぽい個体など、生息する環境によって体色は様々。体の大きさのわりに頭やヒレが大きく、棘が多いのが特徴で、浅場でも釣れる魚として知られています。日中から反応が出ることもあり、初心者にも親しまれています。
カサゴは防波堤周りや磯周りなどの岩礁帯に生息していることが多いので、釣りをする際は根掛かりに注意。エサ釣りの他、ルアー釣り、探り釣り、マイクロテンヤなどで釣れます。年間を通して釣れますが、夏は活性が高く数釣りも期待できます。
⑦青物

青物とはサバやサワラ、ブリなど背中が青い魚の総称。群れで回遊することが多く、堤防に接岸すると一気に釣れ始めることがあります。春と秋にカタクチイワシを追って大群が回遊してくるため、新潟は青物を狙うのにおすすめのエリアです。
青物は基本的に潮の流れに乗って回遊するため、堤防や岬の先端などの潮の流れがある場所が狙い目。「ゴールデンタイム」と呼ばれる朝まずめ・夕まずめ以外の日中は深場にいることも多く、水深があるスポットでは昼間も釣果が多数報告されています。
2.新潟の堤防でおすすめの釣り場所10選
新潟には初心者向けから上級者向けまで、数多くの港や漁港が点在しています。駐車場やトイレ、釣具店の近くなど利便性の高い場所なら家族連れでも安心。砂地や岩礁帯、防波堤など多様なポイントで幅広い魚種が釣れ、季節を問わず釣りを満喫できます。
①有間川港

出典:海上保安庁ホームページ
有間川港は、日本海ひすいラインの有間川駅から近い、小規模で静かな漁港です。有間川漁港フィッシャリーナがあり、駐車場やトイレ、自販機が完備。子ども連れの家族や、初心者でも安心して釣りに取り組める雰囲気が魅力です。
港には東堤防と西堤防がありますが、釣りができるのは西堤防の内側だけになります。水深は浅めですが、西風に強い点がメリット。サビキ釣りではアジやメバルが狙え、砂地ではちょい投げでキス釣りも楽しめます。秋にはエギングでアオリイカも狙えます。
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住所 |
〒949-1702 新潟県上越市有間川1014−6 |
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アクセス |
北陸自動車道「名立谷浜IC」より車で約8分 |
②親不知港

出典:海上保安庁ホームページ
親不知海水浴場に隣接しており、砂浜が続くポイントが魅力の港。ベイトが集まりやすく、季節によってさまざまな魚を狙えるのが特徴です。ちょい投げではキスやカレイ、サビキではアジやカマス、根魚のメバルやキジハタなども期待できます。
夏の時期に姿を見せるのがイナダなどの回遊魚。エギングでアオリイカを狙う人やチヌ釣りをする人など、様々な釣りが楽しめるため、釣り方に迷ってしまうほどです。近くには道の駅「親不知パーク」があり、駐車場やトイレを利用しやすい環境です。
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住所 |
〒949-0308 新潟県糸魚川市外波 |
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アクセス |
北陸自動車道「親不知IC」から車で約3分 |
③柏崎港

出典:海上保安庁ホームページ
新潟県中部に位置する大型港。西埠頭・中央埠頭・東埠頭・中浜埠頭の各所で釣りが楽しめます。湾内で釣れるのはアジやシロギス、カレイなど。荒天時には黒鯛が避難してくることもあります。西埠頭はトイレも近く、家族連れや初心者の方におすすめです。
外海に面している東埠頭は、青物や大型魚が狙えるポイント。港内は防波堤が広く足場も良いので、サビキやちょい投げはもちろん、チヌや真鯛、シーバスなどの本格的な釣りも楽しめます。周辺には駐車場やトイレ、釣具店や休憩施設も充実しています。
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住所 |
〒945-0852 新潟県柏崎市中浜2-4 |
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アクセス |
北陸自動車道「柏崎IC」から車で約15分 |
④出雲崎漁港

出典:海上保安庁ホームページ
西防波堤と北防波堤がある出雲崎漁港。西防波堤は駐車スペースが広く、車の近くで釣りが可能です。外側は離岸堤やテトラ帯で多少荒れた海でも影響が少ないのが魅力。広い防波堤に駐車場やトイレが整備されており、ファミリーやカップルでも安心して利用できます。
港内ではシロギスや小アジなどが釣れるほか、ブロックの根を探るとメバルやアイナメなどの根魚も獲れます。夏はキジハタ、秋はアオリイカも狙え、ベイトが集まる時期には大物の釣果も期待可能。初心者からベテランまで楽しめる釣り場です。
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住所 |
〒949-4308 新潟県三島郡出雲崎町尼瀬175-9 |
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アクセス |
北陸自動車道「西山IC」から車で約20分 |
⑤鯨波港

出典:海上保安庁ホームページ
鯨波港はシロギス釣りで人気の高いスポットとして知られています。港内は車の乗り入れができないので、少し離れた場所に駐車しましょう。メインターゲットはクロダイやアイナメ、カサゴなどの根魚で、凪の日に磯や堤防付け根で狙うのがおすすめです。
ウキフカセ釣りではコマセを使ってクロダイを誘導すると成果が出やすくなります。ルアーフィッシングではジグヘッドとワームで根魚を探ることも可能。ベイト次第ではシーバスもヒットします。カゴ釣りでアジ、エギングでアオリイカ、投げ釣りでキスも狙えます。
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住所 |
〒945-0855 新潟県柏崎市鯨波3-11−10 |
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アクセス |
北陸自動車道「米山IC」から車で約10分 |
⑥岩船港

出典:海上保安庁ホームページ
岩船港は粟島行きフェリーが発着する大きな港。埠頭にはトイレや自動販売機があり、周辺には飲食施設やコンビニ、釣具店などが揃っています。車を横付けして釣りを楽しめるポイントもあり、利便性が高い環境でファミリーフィッシングに向いています。
防波堤や砂浜、磯場、河川に伴う河口域などが集まり、豊富な魚種が集まる当漁港。埠頭ではシロギスや、アジなどが、メイン釣り場の西堤防ではサビキやアジ、クロダイ、スズキなどが狙えます。水深のある場所では大物をゲットできる可能性もあります。
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住所 |
〒958-0058 新潟県村上市岩船港町1−67 |
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アクセス |
日本海東北自動車道「神林岩船港IC」から車で約10分 |
⑦桑川港

出典:海上保安庁ホームページ
小規模ですが釣れる魚の種類が多く、観光地として知られている桑川港。釣り客だけでなく観光客の姿も見られます。港の出入り口付近は遊覧船が通るので、船の動きに注意しましょう。遊覧船待合所には駐車場や食事処があり、浜焼きやおにぎりを食べて休憩できます。
南側防波堤の外側ではクロダイなどが、北側防波堤の外海側テトラ帯ではクロダイやメジナ、アイナメ、メバル、アオリイカを狙えます。テトラ帯は不安定なため足元に注意。
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住所 |
〒959-3665 新潟県村上市桑川 |
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アクセス |
日本海東北自動車道「村上瀬波温泉IC」から車で約25分 |
⑧いずもざき海遊広場

出典:出雲崎町観光協会
フィッシングブリッジを渡って離岸堤で釣りを楽しめる施設で、家族連れに人気のある無料の釣り公園です。駐車場やトイレが整っており、小さな子ども連れでも安心。フェンスもあるため安全性が高いのが特徴です。冬時期は橋が閉鎖され釣りはできません。
必要な道具は近くの出雲崎漁港で調達できるのがうれしいポイント。海底にはカバーが多く、カサゴやメバル、アイナメといったロックフィッシュを狙うのに向いています。夏場はアジが多く回遊するので、サビキ釣りを楽しめます。
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住所 |
〒949-4305 新潟県三島郡出雲崎町羽黒町200 |
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アクセス |
北陸自動車道「西山IC」から車で約10分 |
⑨大潟漁港

出典:海上保安庁ホームページ
上越市大潟区の海岸沿いにある大潟漁港。駐輪スペースはありますが、公衆トイレが常設されていないため、特に子ども連れの方は事前に備えておきましょう。防波堤は足場が高く、テトラ帯もあるので移動の際は十分注意が必要です。
夏場は投げ釣りでシロギスが狙えるほか、青物が回遊する時期にはメタルジグを遠投するショアジギングのアングラーが多く、防波堤が賑わいます。砂地が多いためマゴチもターゲットになり、泳がせ釣りでは大型マゴチのゲットも期待できます。
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住所 |
〒949-3115 新潟県上越市大潟区渋柿浜144 |
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アクセス |
北陸自動車道「柿崎IC」または「大潟IC」から車で約15分 |
⑩新潟東港

出典:にいがた観光ナビ
新潟東港の第2東防波堤は、初心者からベテランまで楽しめる海の管理釣り場。春はサワラ、初夏にはイナダなどの青物が手軽に狙えます。釣り場には番号が記され、1人あたりのスペースが確保されているため、混雑していても周囲を気にせず釣りに集中できます。
管理釣り場なので釣りをする場合は入場料金が必要。細かいルールがあるので、事前にチェックしておきましょう。どんな魚が釣れているかは、ホームページの釣果報告から確認できます。初心者、ファミリー、黒鯛狙いのベテランまで幅広く楽しめる釣り場です。
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住所 |
〒957-0101 新潟県北蒲原郡聖籠町東港1-2862-11 |
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アクセス |
国道7号新新バイパス「蓮野IC」から車で約10分 |
3.堤防釣りを快適にするポータブル電源とは

海風を感じながら、初心者でものんびり楽しめる堤防釣り。しかし、長時間の釣行では暗さや気温、デバイスの充電切れなど、快適性を損なう要素も多くあります。特に新潟の冬は厳しい寒さに見舞われるため、初心者にとってはハードルが高く感じますよね。
そこでおすすめのアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄電し、コンセントがない場所でも電化製品に給電できる機器を指します。堤防釣りにポータブル電源を持参するメリットは、以下のとおりです。
・扇風機や電気ストーブを使い、快適な気温で釣りに集中できる
・電子レンジやオーブンを使い、釣った魚をその場で調理できる
・小型冷蔵庫に釣った魚や生き餌を保存し、鮮度を保てる
・集魚灯や電気ウキを駆使して、夜釣りを長く楽しめる
・釣りスポットを調べるスマホを常にフル充電にしておける
強い日差しを長時間受ける真夏の堤防釣りでも、ポータブル電源があれば、常に涼しい気温で終日釣りが楽しめます。反対に冬の堤防釣りでは、冷たい海風が寒さを助長させますが、暖房機器を駆使できると快適性が段違いです。
堤防釣りで使用するポータブル電源は、創業から14年間で世界販売台数600万台を突破した実績を誇るJackery(ジャクリ)製品がおすすめです。業界トップクラスの軽量コンパクト設計を誇り、駐車場から釣り場まで離れていても負担になりません。
釣り場に出かける前に緊急充電モードを使うと、最短60分で満充電が可能です。100%の電池残量で自然放電は1年間でわずか5%なので、使いたい時にすぐ使えます。バッテリー異常を保護するBMSとNCMを搭載しているので、炎天下でも安心して釣りが楽しめます。
4.【条件別】堤防の海釣りにおすすめの場所3選
新潟は冬釣りや夜釣り、家族連れなど、目的や条件に応じた堤防釣りスポットも充実。季節や時間帯によって釣れる魚も変化するため、事前に情報を確認し、計画的に釣行することで効率的に釣果を狙えます。条件別にみたおすすめの釣り場を、詳しく見ていきましょう。
①【冬釣り】小木港

出典:海上保安庁ホームページ
小木港は佐渡島にある港で、カーフェリーや高速船でアクセス可能。ホテルや旅館、キャンプ場、温泉などの施設も多く、四季を通じて様々な魚が釣れるスポットです。佐渡島の代表的なターゲットといえばクロダイで、季節を問わず狙えるのが魅力です。
足場が良いのもうれしいポイントですが、長堤防はフェンスが設置されており立入禁止。フカセ釣りでクロダイやメジナが狙え、エギングやロックフィッシュも楽しめます。2月は特に寒さが厳しい時期ですが、キツネメバル、ヤリイカ、カレイなどが期待できます。
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住所 |
〒952-0604 新潟県佐渡市小木町 |
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アクセス |
北陸自動車道「上越IC」直江津港へ車で約10分、直江津港「佐渡汽船」カーフェリーで約2時間40分 |
②【夜釣り】筒石漁港

出典:海上保安庁ホームページ
古くから漁が行われてきた筒石漁港。東堤防・西堤防・旧沖堤防・新沖堤防から構成されています。旧沖堤防は西沖堤防と接続され、潮の流れが変わり魚が減ったと言われますが、依然として釣果は期待できます。街灯が多く夜釣りでも安心して竿を出せるのが魅力です。
港周辺にはトイレがあり、足場も比較的良いため、家族連れやカップルにも最適。クロダイ・アジ・アオリイカ・メバルなどが狙え、夏場は夜釣りでアナゴが釣れることもあります。砂地ですが、場所によっては根掛かりに注意。東堤防付け根から先は立入禁止です。
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住所 |
〒949-1306 新潟県糸魚川市筒石453-5 |
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アクセス |
北陸自動車道「名立谷浜IC」から車で約10分 |
③【家族連れ】直江津港

出典:ホテル門前の湯
直江津港第三東防波堤は有料の管理釣り場で、アジやイナダの他、春はマダイ、秋はアオリイカなど、狙える魚種も豊富。小学生は料金が半額です。ライフジャケット着用が必須で、トイレやレンタルサービスも整っているので、初心者や子どもでも安心して楽しめます。
2025年7月から事前に入場順が確保できる「順番待ちシステム」を導入。休日は特に混雑しますが、長時間並ばなくても入場できるようになり、子どもがいる家庭にも便利です。公式サイトでは日々の釣果情報が更新されているので、釣行前にチェックしておきましょう。
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住所 |
〒942-0011 新潟県上越市港町1-9 |
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アクセス |
北陸自動車道「上越IC」から車で約10分 |
まとめ
新潟の堤防釣りは季節や場所ごとに様々な魚が顔を見せ、アングラ―たちを楽しませてくれます。環境が整った漁港なら、家族連れでも安心して釣りの時間を満喫できます。事前に情報を確認し、釣り方を工夫すれば、思わぬ大物との出会いも期待できるでしょう。
この記事で紹介した釣りスポットを、ぜひ今後の釣行プランに取り入れてみてください。