1.初心者必見!夏の釣りの服装とは
夏は暑いからといって、半袖・半ズボンのみで釣りに向かうのは推奨できません。炎天下に素肌が露出し続けることになるので、日焼けで真っ黒になったり、熱中症になったりするリスクが高まります。夏の釣りにおすすめの服装は、以下のとおりです。
●トップス|Tシャツ+ラッシュガード
夏にはTシャツ一枚で生活しているという方も多いでしょう。夏の釣りにおいても、涼しく過ごせるTシャツの着用はおすすめです。
ただし、素肌の露出を避けるために、Tシャツの下にはラッシュガードを着用しましょう。ラッシュガードを着用すれば、汗や水で濡れてもすぐに乾く上に、直射日光や水面からの跳ね返りによる紫外線を遮断できます。
●ボトムス|半ズボン+レギンス
トップスと同じ考え方で、ボトムスも半ズボンにレギンスの組み合わせがおすすめです。レギンスはストレッチ素材なので、足首まで丈がありながら、足の動きを妨げません。歩き回ったりしゃがんだりする機会が多い釣りにぴったりの組み合わせと言えるでしょう。
●シューズ|フィッシングシューズ
夏の靴といえば、サンダルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、サンダルは脱げやすいので、足元が不安定な磯場などでの釣りには向いていません。そこでおすすめなのが、フィッシングシューズです。
フィッシングシューズとは、釣り場でも安全に着用できるように設計された専用の靴を指します。フィッシングシューズを着用するメリットは、以下のとおりです。
・ソールのグリップ力に優れている
・防水性や耐久性が高い
・素足が露出しないため、日焼け防止効果がある
移動しながら釣りを楽しむという方は、軽量タイプを選ぶとよいでしょう。
2.夏の釣りで着用すべきアイテム3選
夏の釣りの基本となる服装に加えて、以下のようなアイテムも着用すれば、さらに夏の釣りの快適性や安全性が向上します。日焼け対策や熱中症対策、船からの転落防止対策を万全にして、夏の釣りを楽しみましょう。
●帽子
夏の釣りに、キャップやハットなどの帽子は必須です。日陰で釣りを行うことはほとんどないので、帽子があれば頭に直射日光が当たるのを防げます。
また、帽子のツバによって日光を遮れるので、水面の魚を見つけやすくなります。船釣りが多いという方は、海風によって帽子が飛ばされないよう、紐の付いているタイプがおすすめです。
●偏光サングラス
太陽光による眩しさを軽減するのに、偏光サングラスが活躍します。水面の乱反射も抑えられるので、水中の魚を視認しやすくなります。泳ぐ魚の動きを鮮明に捉えられるようになるので、高い釣果も期待できるでしょう。また、釣り針や水しぶきが飛んできた際に、目を保護する役割もあります。
●ライフジャケット
釣りを安全に楽しむ上で、ライフジャケットの着用は欠かせません。ライフジャケットとは、万が一海に転落した際にも、浮力を確保できる器具のことです。国土交通省は、海難事故を防止するために、乗船する際にライフジャケットの着用を義務付けました。夏の釣りには、首回りが蒸れないベルト式ライフジャケットがおすすめです。
3.夏の釣りの服装選びで重要な3つのポイント
夏の暑さ対策や安全性、機能性を考慮した服装は、釣りのパフォーマンスを向上させるだけでなく、体調管理や事故防止にも役立ちます。夏の釣りの服装選びで重要なポイントは、以下のとおりです。
●肌の露出をできるだけ控える
紫外線、熱中症対策として、肌の露出はできるだけ控えましょう。日焼けは肌が黒くなるだけと思っている方は、その本当の恐ろしさを理解していません。
紫外線は角膜炎や口唇ヘルペス、悪性黒色腫を引き起こす原因になります。釣りは炎天下に長時間いることになるので、特に注意してください。
●速乾性と通気性に優れた素材を選ぶ
夏の熱中症対策として、速乾性と通気性に優れた素材を選びましょう。速乾性に優れていれば、かいた汗を素早く蒸発させられるので、涼しい状態を保てます。また、蒸れやベタつきで不快に感じることもありません。
通気性に優れていると、新鮮な風が服の中を循環するため、涼しく釣りが楽しめます。夏の釣りに最適な素材は、以下のとおりです。
素材の種類 |
特徴 |
ポリエステル |
・速乾性と耐久性に優れる ・日光による劣化が少ない |
リネン |
吸水性や通気性、速乾性に優れる |
コットン |
・吸水性や吸湿性、通気性に優れる ・速乾性は比較的劣る |
●つま先が隠れている靴を選ぶ
夏の釣りで安全性を確保するためには、つま先が隠れた靴がおすすめです。つま先が隠れた靴を履くことで、以下のようなメリットがあります。
・足場が安定しない磯場で、岩につま先をぶつけて怪我をするのを防ぐ
・仕掛けを投げる釣りをする場合に、釣り針から指を守る
・船釣りで、船のへりにつま先をぶつけて怪我をするのを防ぐ
特に、釣り初心者は上記のような状況でつま先を怪我しやすいので、注意してください。
4.夏の釣りの暑さ・日焼け対策に必要なアイテム5選
夏の釣りを快適に楽しむために、以下のようなアイテムがあると便利です。特に、子供やお年寄りを連れている場合は、熱中症リスクの高さから必要不可欠なアイテムと言えるでしょう。
●ポータブル電源
電気の力で、夏の釣りを快適にしてくれるアイテムがポータブル電源です。ポータブル電源とは、内部のバッテリーに大量の電気を蓄え、コンセントがない釣り場でも電化製品に給電できる機器を指します。
夏の釣りにポータブル電源を持っていく主なメリットは、以下のとおりです。
・扇風機を稼働させて、常に冷風を浴びながら涼しく釣りができる
・釣った魚や生き餌、冷たい飲み物を車載冷蔵庫に冷蔵保存できる
・夜釣りで転落防止対策や集魚灯として、LEDライトを点灯させられる
・電子レンジや電気ケトルで、釣り場を離れずに手軽に調理できる
・釣り方や釣り場の情報を調べるためのスマホを常にフル充電にしておける
ポータブル電源さえあれば、熱中症対策が完璧になるだけでなく、食事のために釣り場を離れる必要がないので、長く釣りが楽しめます。また、夜釣りでは集魚灯が使えるようになるので、高い釣果も期待できるでしょう。
ポータブル電源は数多くのメーカーから販売されていますが、夏の釣りに最適なのは、Jackery(ジャクリ)製品です。創業から12年間で世界販売台数400万台を突破した実績や顧客満足度98.9%を誇り、アウトドアで活躍することは間違いありません。
耐久性と放熱性に優れた素材を採用しているので、炎天下の釣りでも安全に電化製品に給電できます。BMSとNCM制御機能により、バッテリー異常も見逃しません。
●車載冷蔵庫
持ち運びできるコンパクトな冷蔵庫である「車載冷蔵庫」。家庭で使用している冷蔵庫と同様に、冷蔵・冷凍・保温機能を有するタイプも存在します。夏の釣りに車載冷蔵庫があれば、冷たい飲み物をいつでも飲めるので、熱中症対策に効果的です。
また、炎天下に生き餌を放置していると、すぐに劣化してしまい、釣果が期待できなくなります。釣った魚も、夏に長時間常温で放置していると、食中毒の危険が高まるでしょう。車載冷蔵庫があれば、生き餌も釣った魚も常に冷蔵保存できます。
●首掛け扇風機
首掛け扇風機も、夏の釣りにおける暑さ対策に欠かせないアイテムです。釣りをしている最中は、魚のいるポイントに移動したり、釣り竿を振って魚を誘ったり、仕掛けの準備を行ったりと、動きが多くなります。
そのため、通常の扇風機では、冷風が当たるように逐一角度を調整しなければなりません。首掛け扇風機であれば、両手を自由にして体に固定できるので、常に冷風を浴びられます。
●冷感タオル
炎天下での釣りで、急速に体を冷やせるアイテムが冷感タオルです。濡らして振るだけで、気化熱によって冷感効果を発揮します。洗濯して繰り返し使えるので、夏の釣りの必需品と言えるでしょう。太い血管が通っている首元に巻いておけば、冷たい血液が体中を巡り、素早く全身の体温を下げられます。
●日焼け止めクリーム
紫外線対策として、レギンスやラッシュガードを着用していたとしても、素肌の露出を完全には防げません。手や顔、首など、素肌が見えている部分には、日焼け止めクリームを塗りましょう。日焼け止めを塗るのは、釣りを始める15〜20分前がおすすめです。
5.夏の釣りを快適にするポータブル電源2選
夏の釣りを満喫するためには、ポータブル電源の存在が欠かせません。ポータブル電源があれば、日中帯の暑さ対策は勿論のこと、夜釣りでの安全性や釣果にも影響を及ぼします。
数あるポータブル電源の中でも、Jackeryのポータブル電源は高い安全性と耐久性を兼ね備えています。高温耐性にも優れているため、炎天下での夏の釣りに最適です。
それでは、夏の釣りにおすすめの機種を見ていきましょう。
●Jackery ポータブル電源 240 New
容量256Wh、定格出力300Wのポータブル電源です。約3.6kgと軽量コンパクト設計なので、釣り場の移動時にも気軽に持ち運べます。緊急充電モードを使えば、釣りに出かける前の1時間で満充電が可能です。
アプリ対応なので、釣りをしている最中にも片手で簡単に操作できます。扇風機を使った気温対策や夜釣りで集魚灯の電気供給源におすすめのモデルです。
●Jackery ポータブル電源 600 Plus
容量632Wh、定格出力800Wのポータブル電源です。軽量コンパクト設計なので、駐車場から釣り場まで距離があっても、気軽に持ち運べます。
高速充電機能によって、釣りに行く前の1.7時間で満充電できます。扇風機や車載冷蔵庫で熱中症対策を万全にしたい方や、調理家電も使用したい方におすすめのモデルです。
6.夏の釣りの服装に関するよくある質問
最後に、夏の釣りの服装に関するよくある質問を紹介します。海釣り・川釣り・船釣りなど、釣りのスタイルによって、夏に最適な服装は一部異なるので注意してください。
●海釣りと川釣りで服装の選び方は異なる?
川釣りは海釣りと異なり、川の中に入って釣りをすることがあります。そのため、夏の川釣りには、ズボンとブーツが一体化したウェーダーを用意しておきましょう。ただし、川岸や浅瀬のみで釣りをするという方には、ウェーダーは必要ありません。
ブーツの靴底は、濡れた岩でも滑りづらいフェルトソールがおすすめです。ウェーダーの素材には、防水性と透湿性に優れた「ゴアテックス」や「ブレスシェード」を選びましょう。その他の服装は、海釣りと同様の選び方で問題ありません。
●夏の船釣りで着る服装を選ぶポイントは?
船釣りの服装も基本的には海釣りと変わりませんが、ライフジャケットは必ず着用する必要があります。釣り船で貸出している場合もあるので、確認してみてください。安全性をさらに高めたい場合は、国土交通省が定めた以下の条件を満たすタイプを選びましょう。
・浮力が5Kg以上のもの
・発見しやすい蛍光色
・笛が紐で取り付けられている
上記の条件を満たしたライフジャケットには、安全基準をクリアしているとして「桜マーク」が印刷されています。
まとめ|夏の釣りの服装は肌の露出に気を付けよう
夏の釣りの服装は、Tシャツ・半ズボンという組み合わせの下に、ラッシュガードとレギンスを着用しましょう。肌の露出を避けることで、紫外線対策と熱中症対策を行います。帽子や偏光サングラスで日差しを避ける工夫も重要です。
また、ポータブル電源と首掛け扇風機や車載冷蔵庫があると、夏の釣りの快適性はさらに向上します。この記事で紹介した装備を携え、夏の釣りを満喫してください。
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