日本製と海外製のポータブル電源どちらを選ぶべき?ポータブル電源の選び方とは

日本製がいいとは限らない?ポータブル電源の選び方とは

少し前まではポータブル電源をはじめとして電化製品は日本製の方が品質がよいとする認識が多くありました。しかし、その認識を変えるほど、優れた海外製のポータブル電源が市場に販売されています。そこで今回はポータブル電源の選び方とともに日本製と海外製の特徴についても触れていきたいと思います。

日本製と海外製のポータブル電源どちらを選ぶべき?注目すべきポイントとは?

安心・安全なポータブル電源を選ぶためにはいくつかのポイントに注意してポータブル電源を見ることが大切です。

そのポイントは日本製・海外製品共通で、「容量」「出力ポート」「入力ポート」「重量」「セーフティー機能」ごとにカテゴリーを分類してみるとよいでしょう。

容量

ポータブル電源の容量は使用するデバイスによって容量が異なります。

例えばスマートフォンやタブレットを充電する場合は、37Whの容量で十分です。一方、キャンプなどで車載冷蔵庫を使用する場合は、80wh以上の容量が必要になります。なお、容量が大きければ多いほど稼動できる時間も長くなります。

またポータブル電源の容量を決めることで容量とポータブル電源の価格が適切かどうか比較することができます。近年では大容量で安価なポータブル電源も販売されており、その多くがノンブランド企業の商品になります。

ノンブランドであっても上質なものも存在しますが、見極めることはとても困難でしょう。そのため容量と価格のバランスを確認するようにしましょう。

出力ポート・入力ポート

ポータブル電源の出力ポート数は同時に充電できるデバイスの機器を、出力ポートの種類は接続できるデバイスの種類を決めます。

一方で入力ポートはポータブル電源の充電方法を決めます。

それぞれのポートを把握することで最大電力出力や入力についても考慮できるため、より安心で安全なポータブル電源を選ぶことができます。

海外製のポータブル電源の場合、充電アダプターなどが違うケースがないとは言い切れません。しかし、日本法人がある海外企業のポータブル電源は問題なく使えるので心配ありません。

セーフティー機能

ポータブル電源には、過充電や過放電、短絡などの事故を防ぐためのセーフティ機能が搭載されている製品があります。

そういった機能を搭載していると製品のトラブルを未然に防いでくれるため、安全性を高めてくれます。

また、安全基準などの認証を受けている製品であれば、認証分野において特に信頼を置ける製品で間違いないでしょう。

ポータブル電源のセーフティー機能

ポータブル電源はさまざまな内蔵のセーフティ機能を備えており、以下のような機能があります。

セーフティー機能①過充電防止機能

ポータブル電源が充電されているときに、バッテリーの充電が満タンになると、充電が停止するようになっています。

これは、過充電が発生し、バッテリーがダメージを受けるのを防止するための機能です。

セーフティー機能②過放電防止機能

ポータブル電源が機器を駆動しているときに、バッテリーの残量が少なくなると、ポータブル電源が自動的に切断されます。

これは、過放電が発生し、バッテリーの寿命が短くなるのを防止するための機能です。

セーフティー機能③過電流防止機能

ポータブル電源が機器を駆動しているときに、過剰な電力を消費する場合があります。

そんな時にポータブル電源は自動的に過電流を検知し、電源を切断する機能です。

セーフティー機能④短絡防止機能

ポータブル電源が機器を駆動しているときに、接続された機器にショートが発生することがあります。

そんな時にポータブル電源は自動的にショートを検知し、電源を切断する機能です。

主要なポータブル電源のメーカーは日本製と海外製のどちらが多い?

Jackery ポータブル電源 2000 Pro

ポータブル電源のメーカーは、様々な生産国から販売されています。日本製のポータブル電源もいくつかありますが、一般購入ができるポータブル電源で主要なメーカーとその生産国を紹介していきます。

このようにリストアップすると海外製のポータブル電源も多く流通していることがわかります。

Jackery(アメリカ)

Jackery(ジャクリ)は、アメリカに本拠を置くポータブル電源を開発し生産販売したメーカーで、高出力のバッテリーと急速充電技術を備えた製品を提供しています。

同社の製品は、キャンプやアウトドア、防災、DIYなどでの使用に最適で、安全性が高く、耐久性があり、長寿命が特徴です。世界で累計200万台を超えた販売実績があり、世界の有名メディア・団体150社以上が推奨されています。

関連人気記事:Jackery(ジャクリ)の評判や口コミは?実際の満足度や選んだ理由を解説!

ENELOOP Portable Solar(日本)

充電池などを手がけるパナソニックのサブブランドで、ポータブル電源製品もラインナップしています。

ソーラーパネルを搭載した製品が特徴で、環境に配慮した製品として注目を集めています。

Goal Zero(アメリカ)

Goal Zeroはアメリカに本拠を置くポータブル電源メーカーで、太陽光発電システムやポータブル電源を提供しています。

同社の製品はキャンプやアウトドアでの使用に最適で、持ち運びが容易です。

MAXOAK(中国)

MAXOAKは中国に本拠を置くポータブル電源メーカーで、高容量のバッテリーと多数の出力ポートを備えた製品を提供しています。

同社の製品は、家庭用やビジネス用途に最適で、高い信頼性と耐久性を誇ります。

上記に挙げたこれらのメーカーは、ポータブル電源市場においてよく知られています。また、Jackery(ジャクリ)は高品質な製品を提供しており、日本でも簡単に購入することができます。

日本製と海外製に共通するポータブル電源の製品規格とは

日本製と海外製のポータブル電源に共通する製品規格があります。

これらの企画はポータブル電源の性能と安全性を確保するためにとても重要で、購入する際は製品規格に基づいた商品であるかを確認することで安心して利用できます。

では実際に製品規格を紹介していきましょう。

USB Power Delivery(USB PD)

USB PDは、USBインターフェースを使用して、高速で急速充電を実現する技術です。

USB PDは、最大100ワットまでの出力をサポートしており、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどのデバイスに対応しています。

Qualcomm Quick Charge(QC)

QCは、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを急速充電するための技術です。

QCは、最大100ワットまでの出力をサポートしており、安全かつ効率的な充電を実現しています。

Underwriters Laboratories(UL)

ULは、製品の安全性を評価するための評価機関です。

ULは、ポータブル電源製品に対する安全性のテストを実施し、ULのマークを付与することで、製品の安全性を示しています。

高品質で安全性の高いポータブル電源ならjackery社がおすすめ

高品質で安全性の高いポータブル電源ならjackery社がおすすめ

ポータブル電源を、続けてポータブルソーラーパネルを開発したのがアメリカで設立されたjackery社です。「あらゆる人に、あらゆる場所でグリーンエネルギーをもたらしたい」そんな想いをもとに日々製品の技術向上を試みています。

さらに世界累計販売台数200万台突破、世界の有名メディア・団体150社以上が推奨しています。なお、有する全てのポータブル電源・ソーラーパネル製品は防災マークを取得できて、防災に役たつ安全なアイテムとして承認されています。そこで、jackery社の中でおすすめの急速充電できるProモデルの機種を介していきます。

●Jackery ポータブル電源 1000 Pro

Jackeryポータブル電源1000Proはjackery社の人気機種モデルのポータブル電源です。定格出力1000W、USBはデュアルPD100W出力に対応しているため、ノートPCも急速充電することができます。

さらに、手軽に持ち運べるコンパクト設計で、ボタン一つで簡単に操作することができます。高速充電できるので、最速1.8時間でフル充電できるのでとても便利です。

また、充電や過放電を防止するバッテリーマネージメントシステム(BMS)を搭載しているので、安心してご使用いただけます。

製品名 Jackeryポータブル電源1000Pro

容量

1002Wh

定格出力

1000W/正弦波(最大瞬間出力:2000W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:1.8時間
ソーラー充電:最速1.8時間
シガーアダプター:12時間

保証期間

5年間

●Jackery ポータブル電源 1500 Pro

Jackeryの大容量・高出力モデルの「Jackeryポータブル電源 1500Pro」に高速充電を実現するUltra-Charging Systemを搭載したProモデルです。

ほぼ多くの家電製品を稼働することができ、停電時には冷蔵庫などにも給電できます。

寿命は2,000サイクルと長寿命で、自然放電が少なく、80%の電池残量で472日間保管することができます。大容量にも関わらず、ポータブル電源本体へのフル充電は、最速2時間で実現できます。

さらに0.9mから3度の落下に耐える耐衝撃設計や耐火素材なども搭載されているため安心して使用することできます。

製品名 Jackeryポータブル電源 1500Pro

容量

1512Wh

定格出力

1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:16.5時間

保証期間

5年間

●Jackery ポータブル電源 2000 Pro

Jackery ポータブル電源 2000 ProはJackery社の最高クラスのポータブル電源です。2160whの大容量で、2200Wの高出力、最大瞬間出力が4400Wです。ほぼ全ての家電を稼動できます。

最大8つのデバイスに同時給電が可能なため、大人数や長時間のキャンプや車中泊に充電を心配せずに使うことができます。

高速充電機能を搭載しており、最速2.5時間でフル充電できます。

バッテリーマネージメントシステム(BMS)を搭載し、過充電や過放電を防止する高い安全性を実現しています。

製品名 Jackery ポータブル電源 2000 Pro

容量

2160Wh

定格出力

2200W/正弦波(最大瞬間出力:4400W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2.5時間
ソーラー充電:最速2.5時間
シガーアダプター:24時間

保証期間

5年間

ポータブル電源で海外旅行も安心!コンパクトな電源で持ち運びも簡単

ポータブル電源は海外旅行でもとても便利で安心して使用することができます。

例えば海外でのアウトドアでは電子機器の充電ができたり、遠い距離を移動する際には車載家電や車中泊のための電源として活躍します。

このようにいざというときの電源確保にポータブル電源は重宝し、安心安全な旅行をサポートします。ポータブル電源はコンパクトで海外旅行にも持ち運びやすいですが海外で利用するにはいくつかの注意点があります。

注意点①電圧や周波数のチェック

海外では日本と電圧や周波数が異なることがあります。違った電気環境のなかでポータブル電源を使ってしまうと故障やトラブルの原因になりかねません。

旅行先の電圧や周波数などもチェックしておきましょう。必要であれば変換器やアダプターを使用して、正しい電圧や周波数に合わせて製品を使うようにしましょう。

注意点②航空機への搭載に注意する

海外旅行にポータブル電源を持っていくときは必ず航空機を利用しますが、一般的に航空会社が設けているルールを守らなくてはいけません。

航空会社によって異なりますが、一般的にポータブル電源の容量が100Whを超えると、航空機の機内持ち込みが禁止されています。

また、リチウムイオンバッテリーを搭載したポータブル電源は搭載数に制限を設けている可能性があるので注意しましょう。

ポータブル電源は過剰な熱や衝撃により火災や爆発の原因となります。そのため、事前に航空会社に連絡したり、航空会社のサイトで確認する必要です。

まとめ

さて今回はポータブル電源は日本製と海外製どちらがいいのかについて紹介してきました。安全機能を搭載しているか?ノンブランドではないか?などの視点で見ると高品質なポータブル電源を見つけることができるでしょう。


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