カーポートにソーラーパネルをつける前に|価格・発電量・失敗例を解説

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最近の電気代の高騰や災害の備えをきっかけに「自家発電で電力を賄えないのか」と考え、カーポートにソーラーパネルを取り付けて電力を自給する方法が注目されています。

 

ただし価格に見合う効果があるかよくわからず、設置後に「失敗した」と後悔しないか不安が先行してはいないでしょうか。

 

本記事ではカーポートにソーラーパネルをつける前に知っておくとよい実際の失敗例や価格相場、発電量の目安などを詳しく解説します。

目次
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1.【カーポートにソーラーパネルを付けて後悔する前に】実際の失敗例とよくある原因

カーポートにソーラーパネルを付けたことによる実際の失敗例とよくある原因を解説します。実際に設置してから後悔しないためにも、参考にしてみてください。

導入費用にメンテナンス費用を含めると予想以上にお金がかかる

ソーラーカーポートの導入費用に以下のようなメンテナンス費用を含めると、予想以上にお金がかかってしまうケースがあります。 

ソーラーパネルの点検や清掃(年1回)

インバーター(※)交換(10〜15年が交換目安)

カーポート本体の経年劣化による補修費用

※インバーター:ソーラーパネルが生成する直流電力を、家庭で使える交流電力に変換する装置 

維持費を想定せず初期費用だけで判断すると、「思ったより高くついてしまった」と後悔する原因になります。ソーラーカーポートを導入する前に、施工業者から10〜20年間の想定維持費の見積もりをとっておきましょう。

設置した場所が悪く想定より発電量が少なくてガッカリする

以下のような設置条件が悪く、想定より発電量が少なくてガッカリしてしまうケースです。 

日照条件(南向き・日陰の有無)

屋根の傾斜角度とパネルの角度

周囲の建物や樹木による影 

このような失敗を避けるには、現地の日射条件や影の影響も含めた「1年間の日射シミュレーション」をソーラーカーポート設置前に業者へ依頼して行ってもらいましょう。 

シミュレーションは、設置予定地の位置・向き・周囲環境を考慮した現地調査を踏まえて行われるのが一般的です。机上のデータのみに頼らないことで、発電量の誤算を防げます。

近隣住民への配慮を怠ったためクレームを受けてしまう

近隣住民への配慮を怠ってソーラーカーポートを設置した結果、以下のようなクレームを受けてしまうことも少なくありません。 

パネルの反射光が眩しい

屋根が高くなり圧迫感がある

景観が悪くなった 

設置後に近隣住民との関係が悪化することを避けるためにも、事前にソーラーカーポートを設置しようとしていることを周知しておきましょう。とくに住宅密集地では「見た目の違和感」に敏感な住民もいるため要注意です。

一般的な価格相場を知らず不利な条件で契約してしまう

ソーラーカーポートの一般的な価格相場を知らずに設置を進めると、不利な条件で契約してしまうリスクがあります。訪問営業などで「今だけ特別価格で設置可能です」などの誘い文句に流され、相場よりも高い金額で契約してしまう方もいるでしょう。 

契約前には、以下のポイントを押さえてください。 

複数の業者から見積もりを取得する

設置内容に応じて価格がどう変動するか把握する

工事費・パネル性能・保証内容などを細かく確認する 

施工不良やトラブルができる限り起きないようにするため、口コミや評判などを参考にして信頼できる業者を選びましょう。

設置に必要な手続きや申請に時間がかかり工事が遅れる

ソーラーカーポートを導入する際、設置に必要な手続きや申請に時間がかかって工事が遅れることがあります。 

そのため契約前には、どの申請が必要で審査にどれくらい時間を要する見込みか業者に確認しておきましょう。大切なのは、工期に余裕を持ったスケジュールを立てておくことです。

2.ソーラーカーポートはいくらで設置できる?1台あたりの価格相場

ソーラーカーポートはいくらで設置できる?1台あたりの価格相場

ソーラーカーポートはいくらで設置できるのでしょうか。ここでは1台あたりの価格相場や後付けの場合はどうなるのか、少しでも負担を減らす方法はないのかを解説します。

※メーカーや仕様により数万〜数十万円前後の差が出る可能性があります。

1台あたり、おおよそ100〜180万円程度になる

1台用のソーラーカーポートを設置する場合、おおよそ100〜180万円前後が相場とされています。価格は地域の業者や設置条件でも変わるため、複数の業者から見積もりを取って比較してみてください。

2〜3台用に増やすと、一般的に200〜300万円程度になる

2〜3台用のソーラーカーポートを設置する場合、相場は200〜300万円前後になるのが一般的です。費用は、以下のような要因で変わります。 

使用するパネルの出力

メーカー

屋根材の強度

設置環境 

最終的な費用は施工業者による現地調査のうえで提示される見積もりによって決まるため、複数社から見積もりを取って比較して決めましょう。

既存カーポートにソーラーパネルだけ後付けする場合は、50〜150万円

既存設置されているカーポートにソーラーパネルのみを後付けする場合、50〜150万円前後が相場とされます。この費用には、以下のようなものが含まれます。 

ソーラーパネルの機器代

取り付け・電気工事代 

カーポート自体の設置費用は、含まれていません。そして以下のような要因によって、後付けの費用は変動します。 

パネルの発電容量(kW数)

パネルのメーカーや性能(変換効率・耐久性など)

電気工事の難易度(既存配線との接続、電力系統の対応)

構造補強の有無 

また、既存カーポートの形状や材質によっては後付けできない場合もあります。業者に依頼し、現地調査と設置可否を判断してもらいましょう。 

個人向けの補助金が利用できれば、負担を減らせる

ソーラーカーポート設置に関する個人向けの補助金が利用できれば、不安を減らせる可能性があります。 

ただし、2025年10月時点でソーラーカーポートにおける個人向けの国の補助金の公示はありません。時期によっては公募が開始されるので、補助金を利用したい方は注目しておきましょう。

参考:環境省「駐車場を活用した太陽光発電設備(ソーラーカーポート等)等の導入支援事業の公募開始」

3.ソーラーカーポートのデメリットとは?設置前に知っておきたい注意点

ソーラーカーポートにはデメリットもあり、知っておかないと「こんなはずではなかった」と後悔する可能性があります。ここでは、ソーラーカーポートの代表的な4つの注意点を解説します。

初期費用が高く、投資回収に時間がかかる

ソーラーカーポートの導入には、車の台数に応じて100〜300万円以上の初期費用がかかるのが一般的です。ソーラーパネル発電で電気代の節約が見込めるとはいえ、投資回収には10年〜20年ほどかかってしまいます。その間に設備が劣化して修繕が必要になったり、引っ越しをして使わなくなったりするリスクもあります。

一方で、ポータブル型のソーラーパネルであれば数万円で導入可能です。初期投資が抑えられるため、まずは発電を試してみたい方にもおすすめです。

発電量が設置する場所や天候に左右されやすい

ソーラーカーポートの発電量は、設置場所の天候に大きく左右されます。とくに住宅地では隣家の影がかかることもあり、「思ったより発電しない」と後悔する可能性が出てきます。そのためソーラーカーポートを設置する前には、立地と気候条件を見極めることが必要です。

一方でポータブル型のソーラーパネルがあれば、発電に適した場所へ自由に持ち運べます。天気のよい日にだけ屋外で使用すれば、安定した発電が期待できます。設置環境に縛られないのは、固定式のカーポートにはない魅力です。

災害時に破損リスクがあり安心できない

ソーラーカーポートは地震・台風・積雪などの災害時には破損リスクがあるため、安心できません。耐風圧や耐雪性能の基準を満たしていない製品を選んでしまうと、被害リスクはさらに高まります。一度破損すると修理費用も高額で、精神的にも大きな負担となるでしょう。

その点ポータブル型のソーラーパネルなら使用しないときは屋内に保管しておけるため、風雨や積雪による破損リスクを最小限に抑えられます。とくにJackery(ジャクリ)のソーラーパネルは折りたたみ・収納性に優れるため、災害時でも安心して管理できます。

蓄電池がなければ使える場面が限られる

ソーラーカーポートでは蓄電池がなければ電気を貯めておけないため、発電してもその電力をすぐに使わなければ無駄になってしまいます。使えるシーンが限られてしまい、夜間にも電気を使いたいニーズに応えられます。

その点Jackery(ジャクリ)のソーラーパネルはポータブル電源とセットで使えるため、発電・蓄電一体型で手軽に導入できます。ソーラーカーポートのような大規模な設置工事や蓄電池の設置スペースを用意する必要もなく、購入してすぐに使えるのが魅力です。

4.「Jackery(ジャクリ)のソーラーパネル」ならもっと手軽に太陽光発電ができて安心

「Jackery(ジャクリ)のソーラーパネル」ならもっと手軽に太陽光発電ができて安心

ソーラーカーポートの設置には高額な初期費用や複雑な工事が必要です。設置したあとも災害リスクがあったり使える場面が限られていたりと多くのハードルがあります。興味はあるものの失敗したくない方は、より手軽に太陽光発電を始められる「Jackery(ジャクリ)のソーラーパネル」をおすすめします。

Jackery(ジャクリ)のソーラーパネルの魅力・メリットは、以下です。

設置工事の手間や費用が一切不要、メンテナンスも簡単

折り畳みでどこへも持ち運びやすい 防災製品等推奨品マーク取得済みで、災害時に役立つ製品と認められている

最大25%の発電効率を実現している(一般的な太陽光発電は約15%〜20%)

耐久性に優れた素材ETFEラミネートを採用し、防塵・防水性能も高い

ポータブル電源とセットで使えるため、夜間や停電時でも安心して使えて節電にもなる

DC出力ポート以外にUSB-A/Cも実装しているモデルが多く、太陽光さえあればスマホに直接ソーラー充電できる

すなわち、ソーラーカーポートのデメリット面をJackery(ジャクリ)のソーラーパネルが解消してくれます。安全と信頼を兼ね備えているJackery(ジャクリ)のソーラーパネルを導入して、失敗しない太陽光発電を始めてみてください。

ソーラーパネルおすすめ一覧はこちら

5.カーポートにソーラーパネルを付けることに関するよくある質問

カーポートにソーラーパネルを付けることに関するよくある質問と、その回答をまとめました。

リクシルなどメーカーごとにソーラーカーポートの価格は変わりますか?

おもに以下の要因によってメーカー間の価格差が生じ、ソーラーカーポートの価格が変わります。

項目

詳細

強度・耐久性

高強度・高耐久性のモデルは高価格

デザイン・素材

高機能素材やデザイン性で価格上昇

各社の独自技術

屋根一体型などの独自設計で高額になる

発電容量

発電容量が大きいほど価格も上がる

パネル性能

変換効率の高いパネルや高性能モデルは高額

保証期間

長期保証の内容によっては価格が高くなる傾向がある

販売ルート

ネット通販は訪問販売より安い傾向がある

工事の難易度

設置場所の地盤強度や配線の複雑さで工事費が変動する

このように価格には幅があるため、複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。

ソーラーパネルをDIYしてカーポートに取り付けられますか?

以下の理由からソーラーパネルをDIYしてカーポートに取り付けるのは難しく、現実的ではありません。

電気工事士の資格がないと配線作業ができない(電気工事士法第3条)

カーポートへの設置は建築物の構造に関わるため、強度・安全性の審査が必要になる

地方自治体によっては、建築確認申請や電力会社への手続きが必要な場合がある

参考:e-Gov 法令検索「電気工事士法(第3条)」

また、パネルの重量によりカーポートが破損・倒壊する危険があります。設置ミスによる雨漏りや漏電・火災のリスクが高く、DIYするとメーカー保証も受けられません。

「建物一体型」として電力供給を行うソーラーカーポートの設置は専門知識と法的手続きが求められるため、専門業者への依頼が妥当です。

ソーラーパネルをカーポートに取り付けたらどのくらいの発電量になりますか?

ソーラーパネルをカーポートに取り付けた場合の発電量は、以下の目安表のとおり設置するカーポートの台数(屋根面積)に応じて変わります。

駐車台数

発電出力の目安

年間発電量の概算

1台

約3.0kW〜3.6kW

約3,000〜3,600kWh

2台

約4.5kW〜5.0kW

約4,500〜5,000kWh

3台

約6.0kW〜9.0kW

約6,000〜9,000kWh

面積が広いほど搭載パネルも増え、発電量も大きくなります。ただし、実際の発電量は以下のような条件によって変動します。

地域の日射量

設置角度と向き

周囲の影

パネルの性能

正確な発電量を知るには、業者によるシミュレーションで確認してみてください。

まとめ

ソーラーカーポートは、駐車スペースを有効活用しながら太陽光発電ができる魅力的な設備です。しかし初期費用の高さや破損リスクがあることなどのデメリットもあるため、設置に慎重になる方もいるでしょう。

もっと気軽に太陽光発電を始めたいと感じているのであれば、工事不要で安全性も高い「Jackery(ジャクリ)のソーラーパネル」を導入してみてください。あなたのライフスタイルに合った方法で、ソーラーパネルを活用していきましょう。

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