1.スマホを充電できるソーラーパネルの種類

スマホを充電できるソーラーパネルには、大きく分けて次の3種類があります。
● 折りたたみ式ソーラーパネル
● ソーラー搭載モバイルバッテリー
● ポータブル電源対応ソーラーパネル
それぞれのメリットや注意点に目をとおし、使いやすそうなタイプのソーラーパネルを見つけましょう。
①折りたたみ式ソーラーパネル|直接スマホへ給電できる
折りたたみ式ソーラーパネルは、軽量で持ち運びやすいのが最大の特徴です。USB-CポートやUSB-Aポートを搭載しているモデルなら、スマホへ直接給電できます。
発電効率が高い製品も多く、天気が良い日は安定して電気を供給しやすい点も大きなメリットです。ただし曇りの日や影がかかる場所では出力が大きく低下し、充電が途切れるケースもあるため注意しましょう。
角度を調整できるスタンド付きのモデルなら、太陽の光が当たるよう本体の向きを変えられます。突然の雨も考慮し、防水性能や耐久性も備えているモデルを選ぶのがおすすめです。
②ソーラー搭載モバイルバッテリー|蓄電しながらスマホを充電できる
ソーラー搭載モバイルバッテリーは、本体を蓄電しながらスマホを充電できるモデルです。両者が一体化しているためコンパクトで日常でも使いやすく、停電時における非常用電源としても役立ちます。
ただしパネルの面積が比較的小さいため、太陽光だけで満充電にするには長時間かかるケースもあります。基本は本体をコンセントで充電し、ソーラーパネルは「補助電源を確保するための装置」として使うとよいでしょう。
③ポータブル電源対応ソーラーパネル|大容量電源との組み合わせが可能
ポータブル電源対応ソーラーパネルは、大容量の電源バッテリーと組み合わせられるモデルです。ポータブル電源とは、持ち運び可能な電源バッテリーを指します。
併用するポータブル電源のスペック次第で、スマホだけでなくノートパソコンや家電などのアイテムを動かすことが可能です。
容量に応じて大きさ・重さは上がるものの、停電時における寒い冬や暗い夜に家電を動かすための便利グッズとなります。ポータブル電源の消費電力(ワット数)を確認し、緊急時に動かしたい家電に応じて最適なモデルを選びましょう。
2.スマホ充電用ソーラーパネルを選ぶときのチェックポイント
スマホ充電用ソーラーパネルを選ぶときは、主に次の5つのポイントをチェックしてください。
● スマホ充電可能と記載されているか
● ポートの形状は合っているか
● 変換効率(発電効率)は高いか
● 携帯性に優れているか
● 防水・防塵性能が備わっているか
購入後のミスマッチを防ぐためにも、必ず見ておくべき箇所をメモに残しておきましょう。
①スマホ充電可能と記載されているか
スマホ充電用ソーラーパネルを選ぶときは、まず製品ページに「スマホ充電対応」の記載があるか確認してください。出力電圧や電流がスマホの充電条件を満たしていないと、充電速度が極端に遅くなる可能性もあります。
最悪の場合、バッテリーや内部基板に負荷がかかり、本体故障につながるリスクもあります。ソーラーパネル本体の仕様はもちろん、過電圧・過電流保護機能が搭載されているかもチェックしておきましょう。
急速充電対応(PDやQC対応)と記載のあるモデルなら、充電時間の短縮にもつながります。
②ポートの形状は合っているか
ソーラーパネルをスマホ充電に使うなら、ポートの形状が合っているかどうかの確認も必要です。USB-Cポートが主流となった今でも、USB-Aのみ搭載しているモデルがあります。
変換アダプターを使えば接続こそできるものの、接触不良や故障の原因になるリスクが発生してしまいます。スマホやタブレットなど充電したい機器のポートを確認し、同じ形状のポートを備えたモデルを選びましょう。
関連記事:ソーラーパネルはUSB付きがおすすめ!選ぶポイントを紹介
③変換効率(発電効率)は高いか
スマホ充電に使うソーラーパネルを選ぶときは、変換効率(発電効率)の高さも事前に確認しましょう。変換効率(発電効率)とは「太陽光をどれだけ電力に変えられるか」を示す数値です。
一般的に20%以上が高効率モデルとされており、下回る場合はスマホの充電速度低下のリスクが高まります。製品ページで変換効率、最大出力(ワット数)を確認し、スマホの消費電力に対して余裕のある出力かどうかを見極めましょう。
④携帯性に優れているか
ソーラーパネルを屋外で使いたい方には、携帯性(持ち運びやすさ)重視のモデルを選ぶのがおすすめです。折りたたみ式で軽量なモデルならリュックに収納しやすいため、キャンプや車中泊などさまざまなアウトドアシーンで役立ちます。
スペックだけを見て用途に合わないサイズを選んでしまうと、不便さから使わなくなる原因になります。購入前に具体的な活用シーンを想像し、バッグや車内スペースに無理なく収まるかをチェックしておきましょう。
⑤防水・防塵性能が備わっているか
スマホ充電用ソーラーパネル選びでは、防水・防塵(ぼうじん)性能のチェックも欠かせません。特に雨の多い地域、砂ぼこりが起きやすい場所で使用する場合、思わぬタイミングで本体が故障するリスクが高まります。
モデルごとの公式ページをチェックし、IP規格の記載があるか確認しましょう。IP防水レベル(IP規格)は、電子機器などの「水や異物(塵埃)の侵入に対する保護等級」を示す国際規格です。
ソーラーパネルの場合、一般的にIP65以上が高水準の防水・防塵性能とされています。 IP65は「粉じんの侵入を防ぎ、あらゆる方向からの噴流水に耐えられる」等級で、突然の雨や水しぶきにも対応可能です。
屋外での使用を前提にモデルを探す場合は、スペックと同時に防水・防塵性能が明記されていることを必ず確認してください。
3.スマホ充電におすすめなソーラーパネル2選
①Jackery SolarSaga 100W Airソーラーパネル
折りたたみ式かつ約3.2kgと100Wクラスで世界最軽量クラスのソーラー充電パネルです。女性や高齢者でも持ち運びやすく、アウトドアシーンや防災時の便利グッズとして活用できます。
撥水加工を施した専用バッグも付いているため、本体を移動時のキズや保管中のホコリ・汚れから守れます。100W出力対応で変換効率も25%と高く、スマホの急速充電が可能です。
防水レベルもIP68と高水準のため、屋外でスマホを充電したい方にぴったりなモデルといえるでしょう。
②Jackery SolarSaga 40 Air ソーラーパネル
約0.9kgと超軽量、大きさもタブレットサイズ並みのコンパクトさが魅力のモデルです。四つ折りも可能なため、デイキャンプや日帰り登山の際にリュックや車内スペースにも収納できます。
小柄ながら出力は40Wと高く、スマホやタブレットの充電には十分なスペックを備えています。ポータブル電源と併用すれば、太陽が出ている時間だけでなく夜間や曇りの日でも電気を使える仕組みを構築可能です。
関連記事:Jackeryソーラーパネルの購入ガイド|ポータブル電源の機種ごとの接続可能枚数・接続方法まとめ
4.Jackeryのポータブル電源セットなら電気を「作って貯める」仕組みを作れる
Jackeryのポータブル電源セットがあれば、ソーラーパネルで日中に発電した電気を本体に蓄電できます。本体に蓄積した電気は、夜間や室内など太陽光が出ていないときに活用可能です。
Jackeryは、14年間にわたり全世界で700万台以上のポータブル電源販売実績を持つ企業です。リン酸鉄リチウムイオン電池を内蔵しており、10年以上の長寿命を実現しています。
ソーラーパネルと組み合わせれば、電気を「作る・貯める・使う」仕組みづくりをワンセットで実現可能です。Jackeryのポータブル電源セットを2つ紹介します。
① Jackery Solar Generator 300D ポータブル電源セット
モバイルバッテリー9台分相当の288Whの大容量バッテリーとソーラーパネルのセットです。合計300Wの出力が可能で、USB-C/USB-Aポートからスマホやタブレットを充電できます。
電気自動車にも使われる安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンセル電池が搭載されており、4,000回以上繰り返し使用可能。4,000回以上充電したあとも、初期容量の70%以上を維持できます。
本体を満タンまで充電すれば、電子機器を次のとおり充電できます。
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デバイス名 |
参考容量 |
充電回数 |
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スマホ |
3561mAh |
14回 |
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ノートPC |
53.8Wh |
3.8回 |
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タブレット |
19.3Wh |
10回 |
-15〜45℃と広範囲の温度下における充放電も可能です。キャンプやスキーなど、季節を問わずさまざまなアウトドアシーンで活用できます。
②Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
容量256Whのポータブル電源 240 NewとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルを組み合わせたセットです。定格出力は300Wと高く、USB-Cポートも搭載しているため、スマホからノートPCまで幅広い機器を充電できます。
停電時には、電源供給をわずか20ミリ秒 (0.02 秒) 未満でポータブル電源に自動切り替えする機能も搭載されています。充電しながら家電を使える「パススルー機能」にも対応しているため、本体のバッテリー切れも予防可能です。
本体を満タンまで充電すれば、電子機器を次のとおり動かせます。
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デバイス名 |
参考容量 |
充電回数 |
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スマホ |
29Wh |
約11回 |
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ノートPC |
87Wh |
約2回 |
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電気毛布 |
55Wh |
約3.7時間(稼働時間) |
アプリ経由での制御も可能なので、スマホひとつで家電を動かしたい方にもおすすめです。
5.スマホを充電できるソーラーパネルに関してよくある質問
最後に、スマホを充電できるソーラーパネルに関してよくある次の質問へ回答します。
①ソーラーパネルでスマホを充電できないときのよくある原因は?
ソーラーパネルでスマホを充電できないときによくある原因は、主に次の4つです。
● 日射量不足で発電量が足りていない
● ソーラーパネルの出力が安定していない
● 太陽光がパネルに対して垂直に当たっていない
● ソーラーパネルとスマホをつなぐケーブルに問題がある
まずはソーラーパネルの発電環境に問題がないか今一度確認してください。曇り空や室内越しの光では日射量が不足し、十分な電力を確保できません。
太陽光が斜めに当たっている場合も、発電効率が低下します。ケーブルの断線や接続不良の有無もチェックし、考えられる原因を一つずつ調べましょう。
②スマホを充電できるソーラーパネルは100均の道具でも作れる?
100均の材料だけで安全にスマホを充電できるソーラーパネルを作るのは現実的ではありません。小型ソーラーパネル自体は販売されているものの、スマホの充電には安定した5V以上の出力や保護回路が必要です。
出力が足りない、保護回路がない状態でスマホを充電すると、接触不良や充電速度の低下につながります。最悪の場合はスマホ本体に負荷がかかり、故障してしまうケースもあるでしょう。
100均のソーラーパネルは、主に学習や実験を目的に作られています。日々の生活やビジネスシーンで活用するモデルを選ぶなら、安全性と手厚いサポートを両立したメーカーの製品を購入するのがおすすめです。
関連記事:100均のソーラーパネルを改造・自作する方法と注意点をわかりやすく解説
③スマホ充電用のソーラーパネルは自作できる?
スマホ充電用のソーラーパネルは自作こそできるものの、次の理由から推奨されていません。
● 電圧・電流を安定させる回路の設計が難しい
● 過電圧・過電流によりスマホが故障するリスクがある
● 本体やスマホが故障しても自己責任となる
たとえ予算を抑えてソーラーパネルを作っても、本体やスマホが故障してしまっては本末転倒です。長く安心して使えるモデルが欲しい方は、日常生活への「投資」と考えて安全性の高いモデルを購入しましょう。
④ソーラー充電器が危険と言われるのはなぜ?
ソーラー充電器が危険と言われるのは、主に次の3つの理由があります。
● 安全性が十分でない製品が多い
● 天候次第で出力が不安定になりやすい
● 内蔵バッテリーの発熱・劣化リスクがある
スマホ充電用のソーラーパネル選びに迷ったら、主に次のポイントをチェックしてください。
● スマホ充電可と記載されているか
● 防水・防塵性能がIP65以上か
● 製品の寿命は明記されているか
過充電防止機能や保護システムなど、安全設計が明記されているかも確認しておくのが大切です。製品ごとの防水・防塵性能や寿命もチェックし、安全かつ長期間使えるモデルを選びましょう。
まとめ
スマホを充電できるソーラーパネルを選ぶときは、まずスマホ充電自体の可否やポートの形状を確認しましょう。モデルごとの仕様を確認すると、購入後の思わぬミスマッチを防げます。
コンパクトで軽量設計のモデルなら、車やリュックでの持ち運びが容易になります。スペックや評判も考慮し、自分にとって最適なモデルを選ぶのが大切です。
Jackeryでは、USB-CやUSB-Aポートを搭載したソーラーパネルを取り扱っています。最大25%と業界最高レベルの変換効率や、IP68以上の防水・防塵性能も備わっているシリーズです。
ポータブル電源とのセットなら、日中に貯めた電気を夜間や停電発生時にも使える仕組みを作れます。コンセントのない屋外や停電時でも、明るい照明や温かいご飯を確保するためのグッズとして活用しましょう。
