発電機のオイル交換頻度・やり方を紹介!オイルの種類やどこで対応しているかも解説

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「発電機のオイル交換頻度は?」「自分でも交換できる?」

 

発電機を長く安全に使い続けるためには、定期的なオイル交換が欠かせません。オイル交換を怠ると、エンジンの故障や出力低下を招き、いざというときに発電機が動かない事態になりかねません。

 

この記事では、発電機のオイル交換頻度の目安や具体的なやり方を詳しく解説します。正しいメンテナンス方法を身につけて、発電機をベストな状態に保ちましょう。

目次
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1.発電機のオイル交換の頻度・時期の目安

発電機のオイル交換はどれくらいの頻度で行えばよいのでしょうか。目安となる頻度や時期を解説します。

初回は運転20時間後、その後は半年または100時間ごとが目安

新品の発電機を購入した場合、初回のオイル交換は運転時間20時間を目安に行います。新品のエンジンは内部部品の「慣らし」が行われる段階で、金属の微細な削りカスがオイルに混じりやすいためです。

初回交換後は、以下のいずれか早い方を目安に交換しましょう。 

運転時間100時間ごと

半年〜1年ごと(使用頻度が低い場合) 

ただし、メーカーや機種によって推奨される交換時期は異なります。取扱説明書に記載された交換時期を確認し、それに従うのが確実です。

長期間使わない場合も年1回は交換が必要

「非常用に備えているだけで、まったく使っていない」場合でも、年に1回はオイル交換をしましょう。 

発電機を使用していなくても、オイルは空気中の湿気を吸収したり、酸化によって劣化したりするためです。劣化したオイルはエンジン内部の潤滑性能が落ち、久しぶりに動かしたときに摩耗や焼き付きを起こす原因になります。 

防災用として備えている発電機こそ、定期的なメンテナンスが欠かせません。

オイルの色が黒く濁っていたら早めに交換する

交換時期の目安に達していなくても、オイルの状態が悪ければ早めに交換してください。 

オイルの状態は、オイルレベルゲージ(オイル量を確認する棒)を抜いて確認できます。以下のような状態であれば、早めの交換がおすすめです。 

黒く濁って透明感がない

ドロドロと粘度が高くなっている

焦げたような異臭がする

金属片やゴミが混じっている 

新品のオイルは透明感のある琥珀色ですが、使用するにつれて黒っぽく変色していきます。明らかに臭いに変化がある場合や異物が付着する場合も早めにオイル交換しましょう。

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2.発電機のオイル交換のやり方|6ステップで解説

発電機のオイル交換のやり方|6ステップで解説

一般的な発電機のオイル交換は、以下6ステップの手順さえ覚えれば自分でも可能です。 

1. 必要なものを準備する

2. エンジンを数分暖機運転してオイルを温める

3. オイルドレンボルトを外して古いオイルを排出する

4. ドレンボルトを締め、新しいオイルを規定量入れる

5. オイル量を確認してからエンジンを始動する

6. オイル漏れがないか確認して完了 

6つのステップを順番に詳しく解説します。

①必要なものを準備する|オイル・廃油処理箱・漏斗など

まずは必要な道具を揃えましょう。 

必要なもの

用途

新しいエンジンオイル

交換用(機種に合った規格・量を確認すること)

廃油処理箱(オイルパック)

古いオイルを吸収して処分するため

漏斗(ろうと)

オイルをこぼさず注入するため

ウエス・古布

こぼれたオイルを拭き取るため

手袋(耐油性)

手の汚れ・火傷防止のため

レンチ・スパナ

ドレンボルトを外すため(サイズは機種によるので確認すること)

オイルジョッキ

オイルの計量・注入用

すべてホームセンターやカー用品店で購入できます。ウエス・古布は、不要になったタオルや雑巾でかまいません。

②エンジンを数分暖機運転してオイルを温める

オイル交換の前に、エンジンを2~3分程度暖機運転します。オイルは温めることで粘度が下がり、エンジン内部に付着した汚れごとスムーズに排出できるためです。冷えた状態のままだとドロドロで抜けにくく、古いオイルが内部に残りやすくなります。

ただし、運転直後はエンジンやオイルが高温になっているため、火傷に注意してください。暖機運転後、数分待ってから作業を始めると安全です。

③オイルドレンボルトを外して古いオイルを排出する

エンジンが適度に冷めたら、古いオイルを排出します。

1.発電機を水平な場所に置く

2.オイル給油口のキャップを外す

3.廃油処理箱をドレンボルトの下にセットする

4.ドレンボルトをレンチで緩めて外す

5.古いオイルが完全に抜けるまで待つ(2〜3分程度)

オイルを抜くためのドレンボルトは、エンジンの側面下部にあるのが一般的です。なお、機種によってはドレンボルトがなく、給油口を傾けて排出するタイプもあります。ドレンボルトが見つからない場合は、取扱説明書で排出方法を確認してください。

④ドレンボルトを締め、新しいオイルを規定量入れる

古いオイルが抜けきったら、新しいオイルを注入しましょう。

1.ドレンボルトを元の位置に取り付け、しっかり締める

2.漏斗を給油口にセットする

3.新しいオイルを規定量の8割程度まで入れる

4.オイルレベルゲージで量を確認しながら、少しずつ追加する

5.上限ラインに達したら給油口キャップを締める

オイルレベルゲージを給油口に差し込むと、オイルが規定量まで入っているか確認できます。たとえばオイルが600mL入る発電機なら、いったん500mL程度まで入れてみて、そのあとオイルレベルゲージを確認しながら少しずつ追加していくのが良いでしょう。

なお、オイルの入れすぎはエンジンに負担をかけるため、必ず機種ごとの規定量を守ってください。規定量は取扱説明書に記載されています。

⑤オイル量を確認してからエンジンを始動する

オイルを入れ終えたら、エンジンを始動して最終確認します。

1.エンジンを1〜2分程度アイドリングさせる

2.エンジンを停止し、2〜3分待つ

3.オイルレベルゲージでオイル量を再確認する

4.不足していれば少しずつ追加する

なお、エンジン始動後はオイルがエンジン内部に回るため、最初に入れた量より減って見えることがあります。正常ですので、始動前に規定量のオイルを入れていれば問題ありません。

⑥オイル漏れがないか確認して完了

最後に、オイル漏れがないか確認します。

ドレンボルト周辺からオイルが滲んでいないか

給油口キャップがしっかり閉まっているか

試運転した発電機の下にオイルの跡がないか

異常がなければオイル交換は完了です。交換日と運転時間をメモしておくと、次回の交換時期の目安になります。

3.発電機のオイル交換をしないとどうなる?

「面倒だから」「あまり使わないから」とオイル交換を怠ると、以下のトラブルの原因になります。

出力の低下

燃費の悪化

エンジンの故障

劣化したオイルは潤滑性能が低下し、エンジン内部の金属部品同士の摩耗が進みます。摩耗が進むとエンジンの圧縮が落ち、出力低下や燃費悪化を招いてしまうのです。

さらに放置すると、オイル切れや油膜切れによってエンジンが「焼き付き」を起こす可能性があります。焼き付きとは、潤滑不足によって金属同士が溶着してしまう現象のこと。こうなるとエンジンは動かなくなり、修理には数万円〜十数万円の費用がかかることも。最悪の場合、買い替えが必要になります。

「いざというときに動かない」という事態を避けるためにも、定期的なオイル交換は欠かさず行いましょう。

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4.発電機のオイル交換に使うオイルの種類と量

発電機のオイル交換には、どのようなオイルを使えばよいのでしょうか。種類と選び方を解説します。

一般的な家庭用ガソリン発電機には10W-30のエンジンオイルを使用

家庭用のガソリン発電機には、一般的に「4サイクルエンジン用」のオイル「10W-30」を使用します。なお、この「10W-30」の数字が示す意味は以下のとおりです。

10W:低温時の粘度を示す数値。数字が小さいほど低温でもサラサラで始動性が良い

30:高温時の粘度を示す数値。数字が大きいほど高温でも油膜を保ちやすい

10W-30は幅広い温度帯に対応できる「マルチグレードオイル」で、一般的な使用環境であればオールシーズン使用可能です。

オイル量は機種によって異なりますが、家庭用の小型発電機であれば0.25〜0.6L程度が目安。必ず取扱説明書で規定量を確認してからオイルを好感してください。

メーカー推奨のオイルを使用するのが確実

発電機メーカーは、自社製品に最適なオイルを推奨しています。迷ったらメーカー純正オイルや推奨オイルを選ぶのが確実です。

メーカー

推奨オイルの例

ホンダ

ホンダ純正ウルトラG1(10W-30)など

ヤマハ

ヤマハ純正4サイクルオイル(10W-30)など

工進

一般的な4サイクルエンジンオイル(10W-30)

なお、ディーゼル発電機の場合は、必ずディーゼルエンジン用と記載があるオイル(CF規格など)を使用してください。

5.発電機のオイル交換はどこでできる?費用の目安

オイル交換は自分で行う以外に、専門店に依頼する方法もあります。それぞれの費用を見ていきましょう。

自分でやれば1,500〜3,000円程度で済む

自分でオイル交換を行う場合、かかる費用はオイル代と廃油処理箱代のみです。

項目

費用の目安

エンジンオイル(1L)

1,000〜2,500円程度

廃油処理箱

500円程度

合計

1,500〜3,000円程度

オイルの価格はグレードやメーカーによって異なります。純正オイルはやや高めですが、品質面では安心です。

販売店やメーカーに依頼すると3,000〜5,000円が相場

自分で作業するのが不安な場合は、発電機の販売店やメーカーのサービス拠点に依頼できます。

依頼先

費用の目安

発電機販売店

3,000〜5,000円程度

メーカーサービス拠点

3,000〜5,000円程度

農機具店・建機レンタル店

2,000〜4,000円程度

費用には工賃とオイル代が含まれます。出張対応の場合は別途出張費がかかることもあるため、事前に確認しておきましょう。

ガソリンスタンドでは対応していない場合が多い

車のオイル交換はガソリンスタンドでも対応していますが、発電機には対応していない場合がほとんどです。基本的なオイルの換え方は同じですが、車とは構造が異なるため、一般的なガソリンスタンドでは断られることが多いでしょう。

発電機のオイル交換を依頼したいなら、購入した販売店やメーカーに問い合わせるのが確実です。

6.メンテナンスフリーで使えるJackery(ジャクリ)ソーラー発電機

メンテナンスフリーで使えるJackery(ジャクリ)ソーラー発電機

「オイル交換や定期メンテナンスが面倒…」という方には、メンテナンス不要で簡単に使えるJackery(ジャクリ)ソーラー発電機(ポータブル電源ソーラーパネルのセット)という選択肢もあります。

ポータブル電源は、大容量のバッテリーを内蔵した持ち運び可能な蓄電池のこと。燃料式の発電機と違い、エンジンを搭載していないためオイル交換は一切不要です。プラグの点検やエアフィルターの清掃といった定期メンテナンスも必要ありません。

使い方もシンプルで、太陽さえあれば、ソーラーパネルで充電し使いたいときに電源ボタンを押すだけ。暖機運転や始動操作も不要なので、機械が苦手な方でも安心して使えます。騒音や排気ガスもなく、屋内でも使用可能です。

防災用の備えとして「置いておくだけで安心」な電源をお探しなら、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源をチェックしてみてください。公式サイトで購入すれば安心の5年保証もついてきます。

Jackery(ジャクリ)ソーラー発電機はこちら

7.発電機のオイル交換に関するよくある質問

発電機のオイル交換について、よくある質問にお答えします。

ホンダ・ヤマハ・デンヨーなどメーカーごとのオイル交換時期は?

メーカーに関係なく、オイル交換は以下の頻度で行うことが推奨されます。

初回交換:初運転から20時間後または1か月後の早い方

2回目以降:100時間運転後または1年ごと

発電機の取扱説明書に別途指示が記載されている場合は、その内容に従ってください。

オイル交換と一緒にやっておくべきメンテナンスは?

オイル交換とあわせて、発電機は以下の点もメンテナンスしましょう。

エアフィルターの清掃・交換:50時間ごとを目安に点検。汚れていれば清掃、破損していれば交換。ほこり・土ぼこりが多い環境で使っている場合は使用ごとの清掃を推奨

スパークプラグの点検・清掃:50~100時間ごとを目安に点検。電極の摩耗や汚れをチェック。白や黒に変色していたら交換時期

燃料フィルターの点検:詰まりや汚れがないか確認して清掃

燃料の確認:古い燃料は劣化するため、30日~3ヶ月に1回は新しい燃料に入れ替え

定期的にメンテナンスすることで発電機の寿命を延ばし、いざというときのトラブルを防げます。

廃油の処分方法は?

もっとも手軽なのは、市販の「廃油処理箱(オイルパック)」を使う方法です。箱の中に吸収剤が入っており、廃油を注ぐと固めてくれます。使用後は燃えるゴミとして処分できます(※)。

※自治体によってルールが異なる場合があるため、事前に確認してください。

廃油処理箱を使わない場合は、以下の方法があります。

ガソリンスタンドに持ち込む:無料で引き取ってくれる場合が多い

カー用品店に持ち込む:オイル購入時に引き取ってくれることも

廃油回収業者に依頼する:量が多い場合は業者に依頼

絶対にやってはいけないのは、廃油を側溝や土に流すこと。環境汚染につながるうえ、不法投棄として罰せられる場合があります。

まとめ

オイル交換の頻度は、初回が運転20時間後、その後は半年または100時間ごとが目安です。長期間使わない場合でも、年1回は交換しましょう。オイルの色が黒く濁っていたら、時期を待たず早めに交換してください。

使用するオイルは、4サイクルエンジン用の10W-30が一般的。取扱説明書に記載のメーカー純正オイルを使うと安心です。自分で交換すれば1,000〜2,000円程度、販売店に依頼すると3,000〜5,000円程度が相場となっています。

オイル交換などのメンテナンスが面倒に感じる方は、メンテナンスフリーのポータブル電源も選択肢の一つ。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源なら、オイル交換不要・燃料不要で、いざというときにすぐ使えます。

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