充電器が熱くなるのは普通なの?火事のリスクあるなしを判断するポイント

「充電器が熱い=危険」とは限りません。まずは、どの程度の熱さなら問題ないのか、どこからが要注意なのかをチェックしておきましょう。
●「少し温かい」程度なら基本的に気にする必要なし
充電器は電気を変換する過程で、ある程度の熱が発生する仕組みになっています。手で触って「ほんのり温かいな」と感じる程度であれば、故障ではなく正常な動作です。
とくに急速充電に対応した充電器は、短時間で大きな電力を供給するため、通常の充電器よりも発熱しやすい傾向があります。目安としては、数秒間触り続けられる温度なら正常と考えてよいでしょう。
●「急に熱くなるようになった」「触れないほど熱い」なら原因究明や買い替えの必要あり
一方で、以下のような状態であれば注意が必要です。
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触れないほど熱く、すぐに手を離してしまう
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以前は熱くならなかったのに、急に熱くなるようになった
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焦げ臭いにおいがする
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充電器が変形している、または変色している
こうした症状が見られる場合は、充電器の劣化や故障が疑われます。そのまま使い続けると発火や火災につながるリスクがあるため、すぐに使用を中止してください。
充電器が熱くなるのはなぜ?5つの原因を解説
充電器が異常に熱くなる代表的な5つの原因を紹介します。自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
●充電器が劣化・断線している
充電器内部にある電圧を変換する部品「トランス」や「コンデンサ」は、経年劣化によって性能が落ちていきます。劣化した部品は電気を効率よく変換できなくなり、余分なエネルギーが熱として放出されてしまうのです。
また、ケーブルの根元部分が繰り返し曲げられることで、内部で断線が起きているケースも。断線した箇所では電気が正常に流れず、その部分に負荷が集中して異常発熱を引き起こします。見た目では分からないことも多いため、購入から2〜3年以上経っている充電器が熱くなるなら買い替えを検討するとよいでしょう。
●充電器と充電する機器の電圧や充電規格が合っていない
充電器と充電する機器の規格が合っていないと、過剰な電流が流れて発熱の原因になります。
たとえば、5W出力のスマホ用充電器でタブレットを充電しようとすると、充電器の能力を超えた電力を供給しようとして過負荷状態になりやすいです。また、USB PD(Power Delivery)やQuick Chargeなど、急速充電の規格にもさまざまな種類があり、充電器と機器の規格が一致していないと正常に動作しません。
充電器を選ぶときは、充電したい機器が対応している電圧(V)、電流(A)、充電規格を確認し、それに合ったものを選ぶようにしましょう。
●使用中の充電など充電器に過負荷がかかっている
充電器を使いながら充電中の機器を使う、いわゆる「ながら充電」は発熱の原因です。ゲームや動画視聴など消費電力の大きい作業をしながら充電すると、充電器はより多くの電力を供給しようとフル稼働し続けます。結果として通常の充電時よりも発熱量が増え、充電器が熱くなってしまうのです。
さらに、ながら充電はバッテリー自体にも負担をかけ、寿命を縮める原因にもなります。
●高温の環境で使用している
電子機器は周囲の温度が高いと放熱しにくくなるため、充電器の温度も上がりやすくなります。とくに注意が必要なのは以下のような場所です。
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直射日光が当たる窓際やダッシュボード
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暖房器具やヒーターの近く
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夏場の車内
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パソコンや家電製品の排気口の近く
また、布団やクッション、ソファの上など熱がこもりやすい場所での充電も避けましょう。充電器の周囲に空間がないと熱が逃げられず、どんどん温度が上がってしまいます。
●熱がこもるスマホカバーを使用している
意外と見落としがちなのが、スマホカバーの影響です。
スマホは充電中にバッテリーが発熱しますが、厚みのあるカバーや革・シリコン製のカバーは熱を逃がしにくい性質があります。スマホが高温になると充電効率が落ち、充電器がより多くの電力を供給しようとするため、さらに発熱する悪循環に陥るのです。
充電中はカバーを外すか、放熱性の高いメッシュ素材や薄型のカバーに変えると改善できる場合があります。
充電器が熱くなっているときの対処法
充電器が熱くなっている原因を特定したら適切に対処していきましょう。具体的な対処法を紹介します。
●充電器に断線などの異常がないか確認する
まずは充電器とケーブルの外観をチェックして以上がないか確認します。ポイントは以下のとおりです。
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ケーブルの根元部分に折れ曲がりや亀裂がないか
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ケーブルの被覆が破れていないか
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プラグ部分が変形・変色していないか
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充電器本体に膨らみやひび割れがないか
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焦げ臭いにおいがしないか
異常が見つかった場合は、すぐに使用を中止して新しい充電器に交換してください。そのまま使い続けると、ショートや発火の原因になります。
●タコ足配線を避け、コンセントをしっかりと奥まで差し込む
タコ足配線やコンセントのズレなど、使い方の問題で発熱が起きていることがあります。単独のコンセントにしっかりと奥まで差し込んでみましょう。ホコリが溜まっている場合は、乾いた布で拭き取ってから差し込みます。
この方法で解決しない場合は、別の方法を試してみてください。
●充電器・ケーブル・充電先の機器の電圧が合っているか確認する
充電したい機器の対応電圧・規格と、充電器の出力が合っているか確認しましょう。
充電器の出力は「Output 5V/2A」「9V/3A」のように、アダプター本体に記載されています。一方、スマホやタブレットの対応電圧・電流は、取扱説明書や公式サイトで確認可能です。電圧が合っていない場合は発熱の原因となっている可能性が高いため、買い替えが必要になります。
急速充電を利用する場合は、機器が対応している規格(USB PD、Quick Chargeなど)に充電器も対応しているか確認してください。規格が合っていない場合は、充電器を購入し直しましょう。
●熱がこもらない涼しい環境で充電する
充電する場所を見直すだけでも、発熱を抑えられることがあります。
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風通しの良い場所で充電する
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直射日光を避ける
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硬くて平らな場所(机の上など)に置く
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布団やソファの上では充電しない
夏場は室温も上がりやすいため、エアコンの効いた部屋で充電するのがおすすめです。また、就寝中の充電は発熱に気づきにくいため、できれば避けたほうがよいでしょう。
●解決しないなら充電器やケーブルを交換する
ここまで解説した対処法を試しても発熱が止まらない場合は、充電器やケーブルの寿命と考えられます。無理に使い続けず、新しいものに交換しましょう。
交換の際はPSEマーク(電気用品安全法に基づく表示)がついた製品を選んでください。

ネットショップなどで売られている安価な充電器の中には、安全基準を満たしていないものもあります。安全基準を満たさない充電器は発熱・発火のリスクが高いため、使用は推奨しません。
充電器が熱くなっているときにやってはいけないこと
充電器が熱くなっているとき、早く冷やしたくなる気持ちは分かります。しかし、間違った冷却方法は故障や事故の原因になるため、これから解説する3つの行為は絶対に避けてください。
●冷蔵庫や冷凍庫に入れる
熱くなった充電器を冷蔵庫や冷凍庫に入れて冷やそうとするのは絶対にNGです。
急激な温度変化によって充電器内部に結露が発生し、水分が電子部品に付着します。その状態で通電すると、ショートや故障の原因に。最悪の場合、発火につながる可能性もあるため、絶対にやめましょう。
●水をかけて冷やす
電子機器に水は大敵です。内部に水が浸入するとショートして故障します。また、コンセントに接続したまま水をかけると感電の危険もあります。充電器を冷やしたいときは、コンセントから抜いて自然に冷めるのを待ちましょう。
●保冷剤を直接当てる
冷蔵庫に入れるのと同様、保冷剤を直接当てて冷やすと急激な温度変化によって結露が発生する恐れがあります。また、保冷剤の表面についた水滴が充電器にかかってしまうこともあるため、故障のリスクが高まります。保冷材に限らず、冷たいものを直接当てて冷やそうとするのは避けてください。
Jackeryの充電器「Jackery 102W GaN 3ポート充電アダプター」は過熱知らずで安心!
充電器の発熱が気になるなら、安全性が高い充電器への買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。Jackery 102W GaN 3ポート充電アダプターは、最新のGaN(窒化ガリウム)技術を採用した高性能充電器です。以下の8つの保護機能を搭載し、一般的な充電器よりも発熱を抑えながら、高出力を実現しています。
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温度制御保護:充電器の温度を常に監視し、異常な温度上昇を防ぐ
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過熱保護:設定温度を超えると自動で出力を制限する
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過電圧保護:電圧の異常を検知して機器を守る
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過電流保護:過剰な電流が流れるのを防ぐ
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短絡保護:ショートによる発熱・発火を防止する
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過電力保護:電力の過負荷を防ぐ
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干渉防止保護:電磁干渉から機器を保護する
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静電気防止保護:静電気による故障を防ぐ
また、3つのポート(USB-C×2、USB-A×1)を搭載しており、スマホ・パソコン・タブレットを同時に充電可能。シングルポートで最大100W、3ポート同時使用でも最大102Wの高出力に対応しているため、充電スピードも申し分ありません。
重さはわずか175gで、クレジットカードほどのコンパクトサイズ。100W対応の充電ケーブル(1.8m)も付属しているので、別途ケーブルの準備も不要です。充電器の発熱が心配な方は、Jackery 102W GaN 3ポート充電アダプターで対策しましょう。
もっと安全&停電対策もセットで解決する「Jackery ポータブル電源」のご紹介
充電器の買い替えを機に、もう一歩進んだ電源対策を考えてみませんか。「Jackery ポータブル電源」があれば、安全に充電できるのはもちろん、停電時のバックアップ電源としても活躍します。
ポータブル電源とは、大容量のバッテリーを内蔵した持ち運び可能な蓄電池のこと。コンセントやUSBポートを備えているため、スマホやパソコンの充電はもちろん、扇風機や小型冷蔵庫などの家電も動かせます。出力が高い上位モデルは、エアコンや電子レンジのような機器を動かすことも可能です。
Jackeryのポータブル電源は、バッテリー制御システム(BMS)による多重保護機能を搭載しているため、過充電や過熱のリスクを気にせず使えます。また、公式サイトで購入すれば5年保証が付くため、長く安心してお使いいただけること間違いなし。充電まわりの安全性が気になっている方、これを機に停電対策も考えたい方は、Jackeryのポータブル電源をチェックしてみてください。
充電器が熱くなることに関するよくある質問
充電器の発熱に関する、よくある質問にお答えします。
●iPhoneの充電中に充電器が異常に熱くなるのはなぜ?対処法は?
iPhoneの充電中に充電器が異常に熱くなる主な原因は以下のとおりです。
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ケースによる放熱不良
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ながら充電による高負荷
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室温の高さによる放熱不足
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充電器の劣化
まずはケースを外して充電し、充電中の使用を控えてみましょう。涼しい場所で充電するのもおすすめです。改善しない場合は劣化や故障が考えられるので、充電器やケーブルの交換を検討してください。
●充電器が熱くなると充電できないのは買い替えのサイン?
充電器が熱くなって充電できなくなる場合は、買い替えを検討すべきサインです。
保護機能が働いて充電がストップしている可能性もありますが、完全に止まるのは正常な状態ではありません。そのまま使い続けると発火のリスクがあるため、早めに新しい充電器に交換しましょう。
●充電器が熱いのを放置しても大丈夫?
触れないほど熱い場合は、放置せずにすぐ使用を中止してください。
少し温かい程度であれば正常な動作範囲ですが、異常な発熱を放置すると、内部部品の劣化が進み、最悪の場合は発火や火災につながる恐れがあります。焦げ臭いにおいがする、変形・変色しているといった症状がある場合はとくに危険です。充電を中止し、コンセントから抜いて様子を見ましょう。
●充電器の差し込み口が熱いのは何が原因?
充電器の差し込み口(プラグ部分)が熱くなる原因として多いのは、接触不良とホコリの蓄積です。
プラグがコンセントにしっかり差し込まれていないと、接触部分で抵抗が生じて発熱します。また、コンセント内部にホコリが溜まっていると、通電不良や発火の原因になることもあります。
対処法としては、ホコリを乾いた布で拭き取り、プラグを奥までしっかり差し込みましょう。それでも熱い場合はコンセント側の問題が考えられるため、お近くの電気工事店への相談をおすすめします。
まとめ
充電器が熱くなった場合は、まず充電器の見た目に異常がないかチェックします。この時点で被服の破れ亀裂・変形などの異常が見られたら買い替えが必要です。
見た目に異常がない場合は、高負荷が原因となっている可能性も考えられるため、タコ足配線を避けて涼しい環境で充電してみてください。改善しない場合は、見た目では分からない劣化や故障の可能性が高いため、充電器やケーブルを買い替えましょう。
なお、充電器を冷蔵庫に入れる、水をかける、保冷剤を直接当てるなどの方法で冷やすのは故障や事故の原因になるため、絶対に避けてください。
充電器の安全性が気になる方は、8つの保護機能を搭載した「Jackery 102W GaN 3ポート充電アダプター」がおすすめです。また、停電対策も兼ねたいなら「Jackery ポータブル電源」もチェックしてみてください。
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