1.ポータブル充電器とは
ポータブル充電器とは、内部に電気を溜め込み、場所を選ばず電化製品に給電できる機器のことです。乾電池式では、コンビニやスーパーで販売している使い捨ての乾電池をセットしてすぐに外部のデバイスに充電できます。
充電式では、ポータブル充電器自体をコンセントに繋いで繰り返し使用できます。スマホやパソコン、ゲーム機などを屋外で長時間使用する方にとっては、必需品と言えるでしょう。
2.ポータブル充電器の主な種類
ポータブル充電器の主な種類は、モバイルバッテリーとポータブル電源です。どちらを選ぶかは、ポータブル充電器を使用する目的によって異なります。それぞれの違いを把握して、あなたに合った種類を特定しましょう。
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モバイルバッテリー |
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容量 |
500mAh~20,000mAh |
100Wh~3,000Wh※ |
出力 |
5W~100W |
100W以上 |
重さ |
150g~500g程度 |
1kg~30kg程度 |
出力端子 |
USB |
AC、USB、DCなど |
蓄電方法 |
乾電池、手回し、ACコンセント |
ACコンセント、ソーラーパネル、シガーソケット |
※100Wh = 27,027mAh
●モバイルバッテリー
小型デバイスの充電に特化したモバイルバッテリーは、携帯性に優れています。ポケットに収まるサイズなので、持ち運びの邪魔になりません。容量は比較的少なく、出力はUSB Type-AまたはType-Cなので、スマホやタブレットへの充電に最適です。
●ポータブル電源
ポータブル電源はAC出力が可能なので、自宅で使用しているような大型家電にも給電できます。搭載しているポートの数が多いので、同時に複数台の電子機器に充電できるのも魅力です。大容量のタイプも存在し、アウトドアや停電対策などで大活躍します。
3.ポータブル充電器が活躍する3つの場面
外出先でスマホやパソコンの充電に困らなくなれば、活動の幅が広がります。大容量のポータブル充電器を使えば、外出先でも家電を駆使して快適に過ごせるでしょう。ポータブル充電器が活躍する主な場面は、以下のとおりです。
●アウトドア|キャンプ・車中泊
キャンプや車中泊、釣りなどのアウトドアにポータブル充電器があると、快適性が大幅に向上します。家電を駆使して快適な生活空間が手軽に作れるようになると、アウトドアのハードルは格段に下がるでしょう。
アウトドアでポータブル充電器が活躍する場面は、以下のとおりです。
・電気ストーブや扇風機を使い、快適な気温を常に維持できる
・電子レンジや電気ケトルを使い、簡単に調理が行える
・小型冷蔵庫を稼働し、BBQで使う食材や飲み物を保存しておける
・車中泊の娯楽になるタブレットやDVDプレーヤーを稼働できる
・車で移動中の電気供給源にすれば、バッテリー上がりを防げる
・アウトドアの思い出を残すための一眼レフを常にフル充電にしておける
アウトドアのハードルを下げたい初心者から、アウトドアの幅を広げたい中上級者まで、ポータブル充電器は重宝するアイテムと言えるでしょう。
●災害|地震・台風
地震や台風などの災害によって送電設備が損傷を受けると、数日間に及ぶ大規模停電が発生します。コンセントが使えない状況でも電気を使うためには、ポータブル充電器が欠かせません。ポータブル充電器は携帯性に優れているため、避難時にも気軽に持ち出せます。
災害発生時にポータブル充電器が活躍する場面は、以下のとおりです。
・停電発生時にはLEDランタンを稼働させて、周囲の安全を確保できる
・停電が長期化しても、調理家電や冷暖房機器を使って普段通りの生活が送れる
・停電中も冷蔵庫に給電して、食品の腐敗を防げる
・家族との連絡手段になるスマホを常にフル充電にしておける
・災害情報の収集に必要なラジオを常に稼働できる
●ビジネス|テレワーク・出張
ポータブル充電器があれば、場所に縛られないワークスタイルが実現します。常にパソコンやスマホに電気を補充できるので、コンセントが使えるカフェを探す必要もありません。
出張先でも、充電切れに困らずに安定したパフォーマンスを発揮できます。全てのビジネスマンが1台は常備しておきたいアイテムと言えるでしょう。
4.ポータブル充電器の選び方5選
ポータブル充電器は、製品によって性能が大きく異なります。用途に合っていない製品を選んでしまうと、デバイスに十分な電気を充電できなかったり、必要以上に電気が余ったりと、後悔する結果になりかねません。ポータブル充電器の選び方は、以下のとおりです。
●小型・軽量で携帯性に優れている
頻繁に持ち出す予定の場合は、小型かつ軽量なタイプを選びましょう。一般的に定格出力・容量が大きくなるほど本体のサイズは大きく、重量は重たくなっていきます。
欲張って用途に見合わない高出力・大容量のタイプを選ぶと、携帯性の悪さから使わなくなっていく恐れもあるでしょう。ポータブル電源業界を牽引するJackery(ジャクリ)のポータブル電源は、業界トップクラスの軽量コンパクト設計を誇ります。
●大容量を備えている
電化製品を長時間稼働したり、複数回充電したりする予定の場合は、大容量を備えたタイプを選びましょう。容量は、Wh(1時間の消費電力)で表されます。
1日に何度もデバイスを充電する場合には、300Wh以上のポータブル充電器が必要です。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、100Whから3000Whの製品が取り揃えられています。
●高出力を備えている
同時に複数台のデバイスに充電したり、消費電力の高い家電に給電したりする場合は、高出力を備えたタイプを選びましょう。ポータブル充電器には、装置が安定して出力できる電力として定格出力(W)が定められています。
Jackery(ジャクリ)は、定格出力128Wから3000Wまでの製品を販売しています。同時に使用予定の家電の消費電力を合計し、必要な定格出力を算出してみてください。
●安全性に優れている
ポータブル充電器と聞いて、発火や火災のリスクを警戒している方も多いのではないでしょうか。安全性の高いポータブル充電器の条件は、以下のとおりです。
・リン酸鉄リチウムイオン電池が採用されている
・PSEマーク検査に合格している
・BMSやNCM制御機能を搭載している
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、上記の全てを備えています。さらに、耐火性や耐振性、耐衝撃にも優れているため、屋外での使用も安心です。
●ソーラーパネルから充電できる
ポータブル充電器本体は、ACコンセントから充電するのが一般的です。ソーラーパネルからも充電できれば、万が一コンセントが使えない状況でも電気を自給自足できます。
アウトドアでポータブル充電器の電気を使い切ったり、自宅で大規模停電が起きたりした場合にも、ソーラーパネルからの充電が可能です。Jackery(ジャクリ)は、業界トップクラスである25%の変換効率を備えたソーラーパネルとポータブル充電器のセットを販売しています。
5.おすすめのポータブル充電器5選
ポータブル充電器は数多くのメーカーから発売されているので、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。創業から12年間で世界販売台数400万台を突破した実績を誇るJackery(ジャクリ)は、小容量から大容量まで幅広い性能のポータブル電源を販売しています。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源の特徴は、以下のとおりです。
・リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載により、10年以上も使用できる
・BMSとNCM制御機能により、バッテリー異常を保護する
・緊急充電モードを使えば、最短1時間で満充電できる
・UPS&パススルー機能により、停電時も0.02 秒未満で電気供給を切り替える
・62種類の保護機能を搭載した「ChargeShieldテクノロジー2.0」を採用する
・バッテリー節約モードでバッテリー寿命が1.5倍に長持ちする
・UL認定の安全性、耐火性、耐衝撃性に優れている
・アプリ対応により、離れた場所から遠隔操作できる
・ソーラーパネルやシガーソケットから充電できる
定格出力・容量別におすすめのポータブル電源を見ていきましょう。
●Jackery Explorer 100 Plus
Jackery Explorer 100 Plusは、電気容量99Wh、定格出力128Wのポータブル電源です。飛行機にも持ち込み可能なので、出張や旅行中の機内でもノートPCを長時間使用できます。スマホやパソコン、ゲーム機への充電が主な用途の方におすすめの製品です。
●Jackery ポータブル電源 240 New
Jackery ポータブル電源 240 Newは、容量256Wh、定格出力300Wの.ポータブル電源です。世界累計50万台以上を販売した大ヒットモデル「240」が容量・定格出力ともにパワーアップしています。アウトドアや出張先で、スマホとパソコンを同時に充電したい方におすすめです。
●Jackery ポータブル電源 300 Plus
Jackery ポータブル電源 300 Plusは、容量288Wh、定格出力300Wのポータブル電源です。リュックに入るコンパクト設計なので、手で持ち運ぶ手間がかかりません。アウトドアや出張でスマホの充電だけでなく、扇風機や電気毛布が使いたい方にも、おすすめの製品です。
●Jackery ポータブル電源 600 Plus
Jackery ポータブル電源 600 Plusは、容量632Wh、定格出力800Wのポータブル電源です。災害時の価値を証明するフェーズフリー認証を取得しています。地震や台風などの災害による停電対策に最適な製品です。
●Jackeryポータブル電源 1000 New
Jackery ポータブル電源 1000 Newは、大容量1070Wh、定格出力1500Wのポータブル電源です。60万人に選ばれた大人気1000モデルの後継器で、全体のサイズが約20%コンパクトになっています。連泊や複数人でのアウトドアや、3人家族の停電対策におすすめの機種です。
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6.ポータブル充電器に関するよくある質問
最後に、ポータブル充電器に関するよくある質問を紹介します。ポータブル充電器に関する疑問点を解消し、あなたの用途に合った一台を見つけましょう。
●スマホの充電におすすめのポータブル充電器は?
スマホを充電する用途で主に使用する場合は、3000mAh以上の容量を備えたポータブル充電器が必要です。Jackery(ジャクリ)が販売する「Jackery Explorer 100 Plus」は、約100Wh(27,027mAh)の容量を備えているので、スマホを8回もフル充電にできます。
●ポータブル充電器は飛行機に持ち込める?
国内線・国際線問わず、機内にポータブル充電器を持ち込むには、容量が160Wh以下である必要があります。モバイルバッテリーであれば、160Whを超える製品はほとんどありません。一方のポータブル電源は、機内に持ち込める製品が限られます。
●災害用のポータブル充電器を選ぶ基準は?
災害用のポータブル充電器には、調理家電や冷暖房機器を数日間稼働できるだけの出力と容量を備えたタイプを選びましょう。また、Jackery(ジャクリ)のような防災に特化した防災製品等推奨品認証やフェーズフリー認証を取得している製品を選ぶのがおすすめです。
まとめ|自分に合ったポータブル充電器を選ぼう
ポータブル充電器とは、内部に電気を蓄電し、場所を選ばず電化製品に給電できる機器です。スマホやタブレットへの充電が目的なら「モバイルバッテリー」、コンセントから給電するような家電の使用が目的なら「ポータブル電源」を選ぶとよいでしょう。
この記事で紹介したポータブル充電器を参考に、電源に縛られない生活を実現してください。
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