1.買ってはいけない洗濯機の特徴|避けるべき購入パターン

洗濯機選びで後悔する人に共通しているのは、「なんとなくスペックだけを見て買った」というパターンです。どのタイプを選ぶか、どんな機能が自分に必要かを整理しないままだと、あとから「こんなはずじゃなかった」となります。
以下では、購入前に必ず知っておきたい「買ってはいけない洗濯機」の特徴を具体的に解説します。
①乾燥機能なしのドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機を買う理由の多くは「乾燥まで自動でできる便利さ」です。ところが、価格を抑えようとして乾燥機能のついていないドラム式を選んでしまう方がいます。以下の理由で、乾燥機能なしのドラム式はおすすめしません。
● 縦型に比べて洗浄力が下がりやすいのに、乾燥という最大のメリットを活かせない
● 本体価格・修理費用などのコストが縦型よりも高くなりやすい
● 故障した際のパーツ代・修理費用が高い
洗浄力と価格の両立なら縦型洗濯機のほうが圧倒的に有利です。「ドラム式の見た目が好き」という理由だけで選ぶとコスパの悪い買い物になってしまいます。乾燥機能が不要なら縦型、乾燥まで使いたいなら乾燥機能つきのドラム式を選ぶのがおすすめです。
②容量が少なすぎる・多すぎる洗濯機
洗濯機の容量は「多少ズレていても問題ない」と思いがちですが、実際にはかなり影響があります。
容量が少ないと洗濯物が入りきらず、何回かに分けて洗わなくてはならないため、水道代・電気代・時間がすべて余分にかかります。反対に容量が大きすぎると、少量しか洗わないのに毎回大量の水を使うため節水・節電の面で無駄が多いです。
家族の人数や洗濯頻度、毛布やシーツのような大きい物を洗うかを踏まえて、生活スタイルに合った容量を選びましょう。
③設置スペースに合わないサイズの洗濯機
「サイズは問題ないと思って注文したら、搬入経路を通らなかった」というのはよくあるケースです。洗濯機は本体サイズだけでなく、以下の寸法まで事前に確認しなければなりません。
● 防水パン(洗濯機置き場)の幅・奥行き
● ドアや廊下の幅など搬入経路の最小幅
● (マンションの場合)エレベーターの奥行き
● 水栓の高さと給水ホースが届くかどうか
とくに防水パンのサイズは機種選びに直接影響します。「本体幅・奥行きが防水パンに収まっていても、ホースや手掛け部分がはみ出てしまう」というケースもあるので、サイズを確認する際は必ず本体の外寸全体をチェックしてください。家電量販店のスタッフなどに事前調査を依頼すると確実です。
④ヒーター式乾燥機能の洗濯機
乾燥機能つき洗濯機には「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類があります。本体価格が安いからという理由でヒーター式を選ぶのは注意が必要です。ヒーター式はヒートポンプ式に比べて、次のようなデメリットがあります。
● 乾燥時の消費電力が2〜3倍高く、電気代が大幅にかかる
● 高温の熱風で乾燥させるため、衣類が縮んだり傷みやすかったりする
● 乾燥時間が長くなりやすい
ヒートポンプ式は本体価格こそ高いですが、ランニングコストが低く衣類へのダメージも少ないため、長い目で見るとお得です。乾燥機能をメインで使いたい場合はヒートポンプ式のドラム式洗濯機を選びましょう。ただし乾燥をめったに使わないなら、ヒーター式でも十分なケースがあります。
⑤スリムすぎるデザインの洗濯機
洗面所が狭いからといって、幅50cm以下のスリム型洗濯機を選ぶのは慎重に検討しましょう。スリムタイプは確かに省スペースですが、以下の点で通常サイズの洗濯機より劣ります。
● 同じ価格帯でも容量が少なく、人数が少なくても洗濯を複数回に分ける必要が出やすい
● 洗濯槽が縦長になるため、衣類の偏りによる振動や騒音が大きくなりやすい
● 機能面のラインナップが少なく、選択肢が限られる
設置スペースの問題は、防水パンの交換で解決できる場合もあります。スリム洗濯機が本当に必要かどうかは、スペースをきちんと測ってから判断しましょう。
⑥中古品・ヤフオク・メルカリでの購入
「同じ型番が半額以下で買える」と中古に惹かれる気持ちはわかります。ただし、洗濯機の中古購入はリスクが高いです。中古の洗濯機には、以下のようなリスクが潜んでいます。
● 内部の洗濯槽にカビや雑菌が繁殖していても外からは見えない
● 配管やモーターなどの劣化状態を購入前に確認できない
● メーカー保証が切れていることが多く、故障時の修理費用がすべて自己負担になる
洗濯機の寿命は一般的に7〜10年程度とされています。5年以上使用されたものを中古で買うと、すぐに故障して修理費や買い替え費用がかかってしまうことも。新品と中古の価格差が修理費で帳消しになるケースも少なくないため、新品や量販店の展示品を選んだほうが安心です。
⑦無名メーカーの激安品
通販サイトなどで見かける数万円台の聞いたことがないブランドの洗濯機は、できれば避けたほうがよいでしょう。以下のような理由で安くなっている可能性があるためです。
● パーツや製造コストを極限まで削減しているため、品質が安定していない
● 日本国内に修理対応窓口や保守部品のストックがなく、故障しても修理できない
● PSE(電気用品安全法)マークはついていても、実際の耐久性・安全基準が不明なことがある
洗濯機はほぼ毎日使い続ける家電。5〜10年単位で使うことを考えると、パナソニックや東芝・シャープ・日立といった主要メーカーの製品を選んだほうが、サポート体制や部品供給の面で安心です。
2.失敗しない洗濯機の選び方|メーカー・タイプ別のポイント
「買ってはいけない洗濯機」を把握したところで、次は自分に合った洗濯機を正しく選ぶ方法を解説します。いくつかのポイントを押さえておけば選び方はシンプルです。詳しく見ていきましょう。
①故障率・修理対応の評判を確認する
洗濯機の故障率はメーカーが公表しておらず調べるのが難しいため、購入前にAmazonなど通販サイトのレビューを確認しましょう。「すぐに故障した」「修理に時間がかかった」「部品がなくて直せなかった」といった内容のレビューがどのくらいあるかに着目してみてください。とくに、同じ不具合の報告が複数あるパターンは注意が必要です。
ただしレビューを見る際は、投稿件数が少なすぎるものや、逆に極端に酷評ばかりのものは参考程度にとどめてください。レビューは、どうしても「不満があった人」が多く書き込む傾向があるためです。
②アフターサービスの充実度をチェックする
洗濯機は長期間使う家電なので、購入後のサポート体制も選ぶポイントのひとつ。以下の点を確認しておきましょう。
● メーカーの修理受付窓口が国内にあるか
● 問い合わせは電話・メールのどちらに対応しているか
● 修理の出張対応エリアが自宅をカバーしているか
「今トラブルが起きたから対応してほしい」と思っても、問い合わせ窓口が海外のみ、もしくはメールのみだとすぐに対応してもらうのは難しいです。メーカーもしくは購入店に直接電話すれば、即時対応してもらえる洗濯機をおすすめします。
③口コミ・レビューで静音性を確認する
洗濯機の静音性はカタログの数値だけでは実感しにくい部分です。「洗い○○dB・脱水○○dB」という記載はありますが、実際の音の印象は生活環境によって大きく変わります。音の大きさを示す単位dB(デシベル)ごとの目安は以下のとおりです。
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dBの目安 |
感覚的なイメージ |
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30dB以下 |
5m先のささやき声が聞こえる |
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30〜40dB |
普通の声でも10m以内で会話できる |
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40〜50dB |
普通の声でも3m以内で会話できる |
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50〜60dB |
大声なら3m以内で会話できる |
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60dB以上 |
大声なら1m以内で会話できる |
カタログのdB数値に加えて、実際のユーザーのレビューで「夜中に回しても気にならなかった」「意外と音が響く」といった声もチェックするのがおすすめです。とくに集合住宅や寝室の近くに洗濯機置き場がある場合は、静音性を重視して選びましょう。
④縦型とドラム式を用途に応じて選ぶ
縦型とドラム式はどちらが優れているというわけではなく、生活スタイルによって向き・不向きがあります。以下で具体的に比較しました。
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比較項目 |
縦型 |
ドラム式 |
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洗浄力 |
高い |
やや低め |
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乾燥性能 |
低い |
高い |
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節水性 |
低い |
高い |
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本体価格 |
安め |
高め |
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設置スペース |
奥行きが小さめ |
前方に扉が開くスペースが必要 |
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衣類へのやさしさ |
ふつう |
高い |
縦型がおすすめなのは、洗浄力を優先したい人や初期費用を抑えたい人、子どもの泥汚れやスポーツウェアをよく洗う人です。一方ドラム式は、乾燥まで全自動で済ませたい人や部屋干しの手間をなくしたい人、洗濯物を干すスペースが限られている人におすすめします。
⑤一人暮らしは容量6kg以下の縦型を選ぶ
一人暮らしの場合、洗濯物は1日あたり1〜1.5kg程度が目安です。容量5〜6kgの縦型洗濯機がもっとも無駄が少なく、コスパに優れています。
ドラム式は本体価格が10万円を超えるものが多く、一人暮らし向けの小容量タイプはラインナップも少ないです。乾燥機能つきを選ぶ場合でも、コンパクトなドラム式か、縦型乾燥機との組み合わせを検討するとよいでしょう。
⑥家族世帯は容量8kg以上を選ぶ
3〜4人家族であれば、1日の洗濯物は3〜4kg程度になります。毛布やシーツ、バスタオルなどをまとめて洗うシーンが発生することも考えると、容量8〜10kgの洗濯機を選ぶのがおすすめです。
10kgあれば家族4人分の洗濯を1回でまとめて洗えるので、洗濯の回数が減り水道代や電気代の節約にもつながります。家族が増える予定がある場合は、少し余裕のある容量を選んでおくと長く使えるでしょう。
3.買ってよかった洗濯機おすすめ3選
ここでは、コスパと使い勝手のバランスに優れたおすすめ洗濯機を3つ紹介します。ユーザーレビューも紹介するので、前述の「失敗しない選び方」と照らし合わせつつ参考にしてみてください。
①パナソニック NA-FA10K5(縦型)

引用:Panasonic
パナソニックの全自動洗濯機「NA-FA10K5」は、洗濯容量10kgの縦型モデルです。液体洗剤・柔軟剤を適切な量で自動投入する「自動投入機能」を搭載しており、洗濯ごとの計量・投入の手間がかかりません。
また、専用の錠剤を使って衣類と洗濯槽を同時に除菌できる「次亜除菌コース」は、においが気になる梅雨時期や部屋干しの多い家庭にもおすすめ。家族3~4人分の洗濯物を1日1回まとめて洗いたい方に向いているモデルです。
◎ユーザーレビュー
糸くず取りが優秀です。
10年前の日立ではこびりついてフィルターを使用していましたが、この機種は不要だと感じました。
洗濯時間も早いし、洗剤自動投入は本当に便利です。
引用:Yahoo!ショッピング
日立のドラム式を使っていましたが、敷物、シーツ類の脱水が苦手なようで、何度も給水、脱水を繰り返し、出かけるまでに洗い上がらないことが多く、ストレスの日々でした。こちらの縦型に変えてからは時間通りに洗い上がり、水もたっぷり使えるので洗い上がりがスッキリ、気持ちが良いです。洗面台に合わせて白を選びましたが、清潔感があってとても気に入っています。買い替えて大正解でした!
引用:Yahoo!ショッピング
②東芝 ZABOON AW-8DH3(縦型)

引用:TOSHIBA
東芝の縦型洗濯機「ZABOON AW-8DH3」は、洗濯容量8kgのコンパクト設計モデルです。本体幅は555mmと一般的なの縦型より細めで、洗面所が少し狭くてもすっきり設置できます。
最大の特徴は、独自の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄」。ナノサイズの極小の泡が繊維の奥まで入り込んで汚れを落とし、さらに銀イオンを含む抗菌水で洗うたびに衣類を除菌します。部屋干し臭の原因になる雑菌の繁殖を抑えるため、部屋干しが多い2人暮らし〜4人家族の家庭にとくにおすすめです。
◎ユーザーレビュー
東芝5kgの洗濯機からの買い替えです。サイズは横幅以外大きくなった感じがしません。
隣の部屋にいると「ウィーン」という音が全く聞こえません。さすがはインバーターですね。
重低音がなくなったので、集合住宅で夜でも気にせず洗濯できそうです。
そのかわり、水の音はそれなりに聞こえます。
引用:Amazon
たしかに静かです。洗いも脱水も。
ほぐせる脱水もその通りでした。
派手さはないけど満足。
引用:Amazon
③シャープ ES-S7J-WL(ドラム式)

引用:SHARP
シャープのドラム式洗濯乾燥機「ES-S7J-WL」は、洗濯7kg・乾燥3.5kgに対応したコンパクトモデル。一般的な防水パンの内寸、奥行540mm以上に設置できるスリム設計で、ドラム式をなかなか置けなかったマンションや狭い洗面所でも導入しやすいのが強みです。
シャープ独自の「プラズマクラスター除菌乾燥」で、乾燥しながら衣類を除菌・消臭できます。乾燥まで全自動で完結させたいけれど設置スペースに不安がある、という1人~2人暮らし方におすすめのモデルです。
◎ユーザーレビュー
このドラムにして良かったです。
シンプルで使いやすいです。
大きさも小さい私の家にぴったりです。
引用:Yahoo!ショッピング
購入したばかりですが、めっちゃ静かで、びっくりです。小さい分、容量も、少ないですが、私には、ピッタリです。
引用:価格.com
4.停電時の洗濯対策に!Jackeryポータブル電源

南海トラフ巨大地震の発生確率は「30年以内に60〜90%程度以上」とされており、停電が数日〜数週間続く可能性も想定されています。洗濯機を新調するこのタイミングで、停電への備えも一緒に見直しておきましょう。停電が起きると、洗濯はもちろん日常生活のあらゆる活動がストップしてしまうため、事前の対策は必須です。
● 冷蔵庫の食材が数時間で傷み始める
● 夏場は扇風機・エアコンが使えず熱中症リスクが上がる
● スマートフォンが充電できず、情報収集も連絡もできなくなる
こうしたリスクにまとめて対策できるのがJackeryのポータブル電源です。ポータブル電源とは、コンセントも使える大容量の持ち運び式蓄電池のこと。Jackeryは日本国内7年連続売上高・販売台数No.1・防災安全協会の防災製品等推奨品マーク取得と実績や信頼性も十分です。
専用ソーラーパネルと組み合わせれば、停電が長引いても太陽光で充電しながら使い続けられます。持ち出せるので、キャンプなどのアウトドアイベントでも使えるのがポイントです。洗濯機の買い替えを機に、Jackeryのポータブル電源で停電対策もあわせて整えておきましょう。
まとめ
買ってはいけない洗濯機の特徴を改めてまとめました。
● 乾燥機能なしのドラム式
● 容量が生活スタイルに合っていないもの
● 設置スペースに合わないサイズ
● ヒーター式乾燥搭載の洗濯機
● スリムすぎるデザインのもの
● 中古品・フリマサイトでの購入
● 無名メーカーの激安品
洗濯機選びで失敗しないためには、容量や設置サイズ・乾燥方式・静音性・アフターサービスを事前に確認し、信頼できるメーカーの中から自分の生活スタイルに合ったものを選んでみてください。
停電時の洗濯対策にはJackeryのポータブル電源がおすすめ。もちろん、洗濯機以外にも調理家電や冷暖房、スマホ充電まで多岐にわたって対応可能です。キャンプや車中泊などのアウトドアにも活躍するので、洗濯機とあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
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