1.テレビの電源が入らない6つの原因
テレビの電源が入らない原因は以下の6つがあります。
・電源ケーブルがコンセントに接続されていない
・テレビの主電源ランプが点灯していない
・テレビ裏側の配線接続に問題がある
・テレビ本体が故障している
・リモコンの操作ミスまたはリモコンが壊れている
・停電によりテレビへの電源供給が止まっている
ここでは具体的に解説しているので、それぞれ見ていきましょう。
●原因1:電源ケーブルがコンセントに接続されていない
意外と見落としがちなテレビの電源が入らない原因は、電源ケーブルがコンセントに接続されていないケースです。
またテレビの電源ケーブルをスイッチ付きの延長コードに接続している場合は、スイッチがオフになっているせいで電源が入らないこともあり得ます。
●原因2:テレビの主電源ランプが点灯していない
テレビの主電源ランプが点灯していないと、リモコンを使ってもテレビの電源は入りません。
市販されているテレビは、主電源がついていないとリモコンで電源がつかない機種がほとんどです。リモコンでテレビの電源が入らない場合は、主電源ランプを確認してください。
●原因3:テレビ裏側の配線接続に問題がある
テレビ裏側の配線接続に問題があると電源が入りません。テレビの画面に下記の「エラーコード」が表示されると配線接続に問題があります。
エラーコード |
内容 |
E202 |
信号が受信できていない |
E209 |
衛星アンテナケーブルがショートしている |
※エラーコードは機種・メーカーによって異なる場合もありますが、多くの機種で同じコードが表示されます
エラーコードが表示された時は取扱説明書を見ながら再度、正しく接続してみてください。
●原因4:テレビ本体が故障している
テレビの電源が入らない原因に、テレビ本体の故障もあり得ます。内部基板に異常があることが想定されるため、テレビの主電源が入らない場合やリモコンを使ってもテレビがつかない場合は修理業者に相談しましょう。
●原因5:リモコンの操作ミスまたはリモコンが壊れている
リモコンの操作ミス、またはリモコンが壊れているとテレビの電源は入りません。リモコンで操作しても画面が映らないため、テレビが故障したと勘違いする方もいます。
リモコン操作でテレビの電源が入らない場合は、電池を交換してリモコンが故障していないか確認してください。
●原因6:停電によりテレビへの電源供給が止まっている
テレビの電源が入らない原因として、停電によりテレビへの電力供給が止まっているケースもあります。当たり前ですが、停電になるとテレビの電源は入りません。
Mb>自宅のブレーカーが落ちていないか、他の電化製品は使用できるか試してみて電力状況を確認しましょう。
また停電対策として、AC電源(コンセント)付きで家電へ電力供給ができる蓄電池「ポータブル電源」を備えておくと便利です。停電時でも電力復旧までの間、普段の生活と同じようにテレビをはじめとする家電を使えます。
2.【ケース別】テレビの電源が入らない時の6つの対処法
ここではケース別にテレビの電源が入らない時の以下6つの対処法を紹介しています。
・スタンバイランプが点滅しているのに電源が入らないケース
・スタンバイランプが点灯しているのに電源が入らないケース
・テレビの電源ランプがつかずエラーコードが表示されるケース
・落雷後にテレビの電源が入らなくなったケース
・電源は入るのに画面がつかないケース
・停電でテレビへの電源供給が止まっているケース
テレビの電源が入らない時は、上記の対処法で対応してください。
●対処法1:スタンバイランプが点滅しているのに電源が入らないケース
スタンバイランプが点滅しているのに電源が入らないケースには、点滅色ごとに下記の対処法があります。
点滅色 |
対処法 |
赤色 |
テレビを再起動する |
オレンジ色 |
テレビのソフトウェアが更新中のため、終了するまで放置する |
緑色 |
リモコンを操作で「衛星アンテナ設定」をオフにする |
点滅色にあった対処法で問題を解決しましょう。それでも電源が入らない場合は、テレビ本体が故障している可能性があるので、メーカーや電気店に問い合わせてください。
●対処法2:スタンバイランプが点灯しているのに電源が入らないケース
スタンバイランプが点灯しているのに電源が入らないケースには、点灯色ごとに下記の対処法があります。
点灯色 |
対処法 |
赤色 |
テレビの主電源を切り、コンセントから電源コードを抜いてしばらく放置した後、再度電源コードをコンセントに挿す |
オレンジ色 |
録画や視聴予約などが作動しているため、機能が完了するまで放置する |
ケアレスミスが原因で「テレビの電源が入らない」と勘違いしがちなので、メーカーに問い合わせる前に冷静に対処してください。それでも問題が解消されない場合はテレビ本体の故障が考えられるので、メーカーに問い合わせましょう。
●対処法3:テレビの電源ランプがつかずエラーコードが表示されるケース
テレビの電源ランプがつかず画面にエラーコードが表示されるケースには、下記の対処法があります。
エラーコード |
対処法 |
E101・E102 |
テレビ裏側にあるB-CASカードを正しく挿入しているか確認する |
E201 |
天候の影響で一時的に電波が弱くなっているため、しばらく放置する |
E202 |
アンテナケーブルの抜け・断線がないか確認する |
E203 |
チャンネルが現在放送されていない状態なので、チャンネルを変更する |
E204 |
視聴可能なチャンネルや番組がないため、チャンネルを再設定する |
E205 |
契約していない有料放送を選択している状態なので、通常のチャンネルに変更する |
E209 |
BS・CSの電波受信ができていないため、配線のゆるみやB-CASカードを正しく挿入していることを確認し、テレビを再起動する |
E400・E402 |
中継局の通信に問題が発生しているため、時間を置いて様子を見る |
上記の対処法でエラーコードを解消しましょう。上記の対処法で改善が見られない場合は、テレビ本体の故障もあり得るため、カスタマーサービスや電気店に相談しましょう。
●対処法4:落雷後にテレビの電源が入らなくなったケース
落雷後にテレビの電源が入らなくなった場合は、以下の手順で対応してください。
1.テレビの電源を「オフ」にする
2.電源コードをコンセントから抜き、時間を置いて電源コードをコンセントに挿す
3.テレビの電源を「オン」にする
上記の手順でも問題が解決しない場合は、アンテナや周辺機器の故障していることもあり得るため、修理業者に問い合わせてみてください。
●対処法5:電源は入るのに画面がつかないケース
電源は入るのに画面がつかないケースは、テレビの電源を「オン・オフ」3回ほど繰り返してみてください。
テレビ本体が正常であればこの対処法で解決します。それでも状況が変わらない場合はテレビ本体やアンテナなどに異常が発生していると考えられるので、電気店に相談してみましょう。
●対処法6:停電でテレビへの電源供給が止まっているケース
停電でテレビの電源供給が止まっている場合は、テレビ本体の電源コードをコンセントから抜いてください。電力復旧したことを確認してから、再び電源コードをコンセントに挿し込みましょう。
また電力復旧まで時間がかかる場合は、テレビから停電関連の情報が得られなかったり、他の電化製品が使用できなかったりと日常生活が困難になります。そんな時は、電源がない場所でも電化製品へ電力供給ができる蓄電池「ポータブル電源」があると便利です。
停電時には搭載するAC電源を使って自宅にある電化製品に電力供給できるので、非常用電源として活躍します。万が一を想定してポータブル電源を自宅に1台備えておくと良いでしょう。
3.停電時に役立つ非常用電源(ポータブル電源)4選
突然の停電に備えて、AC電源(コンセント)搭載で自宅の家電を動かせる蓄電池「ポータブル電源」があると便利です。停電時は下記のようなイメージで、非常用電源として役立ちます。
・スマホを充電して連絡や情報収集手段を確保できる
・電子レンジや電気ケトルを使って暖かい食事を用意できる
・電気毛布や扇風機・エアコンを動かして熱中症・低体温症を防げる
・UPS機能搭載のモデルなら、テレビにつないでおいて突然の停電でも故障を防げる
ソーラーパネルとあわせて用意すれば、繰り返し充電して使うこともできます。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネルは世界中で400万台以上の販売実績があり、多くのユーザーが利用している信頼性が高い商品です。ここではポータブル電源とソーラーパネルがセットになった、停電対策におすすめの4モデルを紹介します。
●Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
ポータブル電源240 NewとJackery SolarSaga 100Wソーラーパネルがセットになりました。コンパクト設計で女性でも手軽に持てるから、停電時はどこでも使えるポータブル電源です。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット
Jackery ポータブル電源 600 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルがセットになっています。自然放電を抑える「超ロングスタンバイモード」を搭載しているので、しばらく使っていなくても急な停電に対応できるポータブル電源です。
●Jackery Solar Generator 1000 New 200W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery ポータブル電源 1000 NewとJackery SolarSaga 200Wがセットになりました。高温耐性にも優れており、45℃の高温環境でも安全に動作します。夏場の停電時の安心が手に入ること間違いなしです。
●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット
Jackery ポータブル電源 2000 PlusとJackery Solar Saga 200Wのセットになっています。伸縮するハンドル・キャスター付きだから力を使わずにスムーズに移動が可能。女性や子どもでもラクに使えるポータブル電源です。
4.テレビの寿命を長持ちさせる3つのコツ
テレビの寿命を長持ちさせる3つのコツは以下の通りです。
・視聴しない時は電源を切る
・こまめに掃除する
・多湿を避けて置く
上記のコツを意識して常日頃から実践してみましょう。
5.テレビの電源が入らないことに関するよくある質問
テレビの電源が入らないことに関する質問で以下の2つがあります。
・テレビがつかない赤点滅の意味は?
・テレビのスタンバイランプがつかないのはなぜ?
質問の回答を詳しく紹介しているので、それぞれ見ていきましょう。
●テレビがつかない赤点滅の意味は?
テレビがつかない赤点滅の意味は、本体に不具合が発生している可能性があるため、以下2つの方法でテレビを再起動してください。
・電源ボタンを長押しする
・電源コードをコンセントから抜く
ただし、メーカーによって再起動の方法が異なる場合があるので、事前に取扱説明書で確認しましょう。
●テレビのスタンバイランプがつかないのはなぜ?
テレビのスタンバイランプがつかない原因には、電源コードやテレビ裏側の配線が抜けていることが考えられます。そのため電源コードがコンセントから抜けていないか、配線が正しく接続されているか確認してください。
まとめ
この記事ではテレビの電源が入らない原因と対処法を解説しました。
落雷による停電の場合は、過電流が原因でテレビが故障することも考えられます。UPS(EPS)機能を内蔵している非常用電源があれば、そのようなテレビの故障を防ぎ、さらに停電時は非常用電源となって活躍するでしょう。
万が一の時のために「Jackery」(ジャクリ)のポータブル電源を、非常用電源として自宅に備えておくのがおすすめです。
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