バイクのバッテリー電圧はどのくらいが正常?電圧低下の原因・対処法を解説

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バイクのバッテリー電圧は、停車時に12.4〜12.8Vあれば良好です。バイクは車よりバッテリーが小さく、電圧が少し下がっただけでセルが回らなくなるため、こまめに電圧をチェックしましょう。

 

この記事では、バイクの停車時・アイドリング時の電圧の正常値の目安、電圧が下がる原因とサイン・対処法を解説します。

目次
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1.バイクのバッテリー電圧の正常値目安はどのくらい?

バイクのバッテリーは容量が小さいため、わずかな電圧の低下がセルの回り方やウインカーの点滅といった症状に反映されます。電圧の状態は、専用のバッテリーテスターを使えば簡単に確認できます。

引用:モノタロウ 

測るタイミングによって正常値の基準が変わるため、エンジンがかかっているかどうかを確認してから数値を読み取ってください。以下の3点がポイントです。 

停車時の良好なバッテリー電圧の目安は12.4〜12.8V。アイドリング時なら13V前後

11V以下はすぐに充電が必要。10V以下まで下がるとすでに深放電状態で、充電しても戻らないことがある

旧車・小排気量の原付は6Vバッテリーを使っているケースがある。測る前に自分のバイクのバッテリーが何Vタイプかを確認しておく 

以下で正常な電圧の目安を詳しく解説します。

停車時は12.4〜12.8V・アイドリング中は13V~14V前後が正常の目安

停車中かアイドリング中かなど、バイクの状態によってバッテリー電圧の正常値の目安は変わります。 

測るタイミング

正常値の目安

注意が必要なライン

停車時

12.4〜12.8V

12.0V以下

アイドリング時(※)

13〜14V前後

12.0V以下

走行中・アクセルを煽ったとき

13.5〜14.5V

12.4V以下・15V以上

※アイドリング時の電圧は車種による差が出やすいため、とくに目安として見てください。 

走行直後でバッテリーがまだ温まっていると、停車時でも13Vを超える数値が出ることがあります。正しく測るには、エンジンを止めて30分以上おいてから測りましょう。 

なお、アイドリング時に12V以下しか出ない場合、ジェネレーター(発電機)がうまく発電できていないことが考えられます。バッテリー単体の問題とは別に、発電系のトラブルとして対処が必要です。

11V以下は要注意・10V以下で回復しないなら交換を検討するサイン

停車時に11V以下が出ていたら、セルを回すための電力が明らかに足りていない状態です。バイク用のトリクル充電器(微弱電流でゆっくり充電するタイプの充電器)でしっかり補充電してから再度測ってください。 

10V以下まで落ちているのは深放電と呼ばれる状態になっている可能性が高く、バッテリー内部の鉛板が硫酸鉛に変化する「サルフェーション」が進んでいます。充電しても電圧が戻りにくく、戻ったとしてもすぐ落ちるようなら交換するとよいでしょう。

旧車・原付には6Vバッテリー搭載車もあり確認が必要

1970〜80年代より前の旧車や、一部のホンダ・スズキの小排気量原付(スーパーカブ初期型など)は6Vバッテリーを搭載しています。12Vバッテリーと6Vバッテリーでは正常値がまったく異なるため、電圧を測る前に必ず確認が必要です。 

自分のバイクのバッテリーが6Vか12Vかを調べる方法は以下のとおりです。 

バッテリー本体のラベルや刻印に「6V」「12V」と書いてある

バイクの取扱説明書の仕様欄で確認する

6Vバッテリーは12Vよりひとまわり小さいことが多い 

6Vバッテリーの満充電時の電圧は6.3〜6.4V前後が目安です。「12Vより低いから弱っている」と誤解しないようにしてください。


2.バイクのバッテリー電圧が低下する原因と症状・対処法

バイクのバッテリーが弱くなる原因の多くは「乗らない期間の長さ」と「経年劣化」です。車と違い、バイクは季節や生活スタイルによって乗る頻度が大きく変わるため、知らないうちに電圧が落ちていることが多くあります。ここでは、バイクのバッテリー電圧が低下する原因と症状・対処法をまとめて解説します。 

月1回以下など乗車頻度が続くと自然放電でじわじわ電圧が落ちていく

セルの回りが弱くなる・ウインカーが点滅しなくなるのは電圧低下のサインとしてよく出るパターン

まずはバイク専用のトリクル充電器でゆっくり充電し、回復するか確認する

充電しても12V以下が続くか、使用2〜3年を超えているなら交換を視野に入れる 

バッテリー自体が問題なのか、発電系(ジェネレーター・レギュレーター)が問題なのかで対処法が変わります。以下で詳しく見ていきましょう。

乗車頻度が低いと自然放電でじわじわ電圧が下がる

バイクのバッテリーは、エンジンが止まった状態でも盗難防止装置やETCユニットに微量の電流が流れ続けます。乗らない期間が長くなるほど充電されないまま放電が続き、1〜2か月の短期間でバッテリーが上がってしまうことも。とくに電圧が落ちやすいのは以下のようなケースです。 

冬季に1〜2か月以上バイクをガレージに保管している

ETCや電熱ウェア用電源・USB電源などの電装品を後付けしている

近所の買い物などの短距離走行ばかりで、発電量よりも消費量が上回っている 

とくに冬季保管するときはバッテリーを取り外してトリクル充電器に繋いでおくか、マイナス端子を外して放電を止めておくと安心です。

セルの回りが弱い・ウインカーが遅いなどが電圧低下のサイン

バイクのバッテリーは小さいので、少しの電圧低下でも車より電装品や始動系に影響が出やすいです。以下のような変化が出てきたら電圧をチェックしてみてください。 

セルボタンを押したときの回転が遅い・力のない「ウー↓」と下がるような音になる

ウインカーが遅い、または点滅しないでつきっぱなしになる、暗くなる

ヘッドライトがアイドリング中に暗く、エンジン回転を上げると明るくなる

エンジンのかかりが悪く、チョークを引いてもなかなか始動しない 

ウインカーの点滅不良はバイク特有の症状で、車では起きにくい現象です。初めて気づくサインになることが多いため、覚えておくとよいでしょう。

電圧低下かな?と思ったらまずはバッテリー充電を試してみる

電圧が低めでも、劣化していないバッテリーなら充電で戻ることがほとんどです。バイク用充電器を使う際は、カーバッテリー用ではなくバイク専用のトリクル充電器を選んでください。バイクのバッテリーは容量が小さいため、大電流で一気に充電すると傷みます。 

充電後に再度電圧を計測して12.4V以上戻っていれば問題ありません。ただし、充電後に数日で同じ症状が出る場合は以下のどちらかが考えられます。 

バッテリー本体の劣化:充電しても満充電にならない、または自己放電が早い

ジェネレーターやレギュレーターの不具合:走行中に充電がされていない 

バッテリー本体の劣化はバッテリー交換、ジェネレーターやレギュレーターの不具合は車両側の修理が必要です。症状が繰り返すときはバイクショップで見てもらうことをおすすめします。

充電しても12V以下が続く場合や2〜3年経過している場合は交換も検討しよう

使い方によっても変わりますが、バイクのバッテリーは2〜3年が交換の目安です。以下のいずれかに当てはまったら交換を視野に入れましょう。 

充電後も12V以下が続く、または充電器をつなぐと「異常」ランプが点く

使用年数が2〜3年を超えている

充電してもセルの回りが改善しない

交換の際は、現在搭載されているバッテリーと同じ型番・規格を選んでください。

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3.バイクのバッテリー上がりはJackery(ジャクリ)ポータブル電源で対策!

バイクのバッテリー上がりはJackery(ジャクリ)ポータブル電源で対策!

ツーリング先でバッテリーが上がったとき、真っ先に思い浮かぶのは「押し掛けできる人を探す」か「ロードサービスを呼ぶ」の2択ではないでしょうか。ただ、山道や深夜のツーリングでは押し掛けを手伝ってくれる人も近くにいないことが多く、ロードサービスの到着まで1時間以上かかることも珍しくありません。 

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源とバイク用のトリクル充電器を積んでおけば、いつでもどこでもバッテリーの充電が可能。バッテリー上がりの不安とは無縁になります。コンパクトなモデルなら大き目のサイドバッグやパニアケースに収まるので、ツーリングの常備品として加えておくと安心です。

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4.バイクのバッテリー電圧に関するよくある質問

バイクのバッテリー電圧に関するよくある質問と、その回答をまとめました。

電圧は正常なのにセルが回らない場合の原因は?

電圧が十分なのにセルがまったく回らない場合、キルスイッチが「OFF」のままになっていないかを最初に確認してください。案外これで解決するケースがあります。 

キルスイッチが問題ではない場合、考えられる原因は以下のとおりです。 

セルモーター自体の故障:セルを押しても完全に無音

スターターリレーの故障:カチッという音はするが、そこから先が回らない

バッテリー端子の接触不良:端子が緩んでいたり腐食していたりする 

スターターリレーの故障はバイクに多いトラブルで、安価な部品の交換で直ることがほとんどです。原因の切り分けが難しいなら、バイクショップで電気系の点検を依頼しましょう。

バイクの電圧が高すぎる場合は何が原因?

走行中に常時15V以上が出ているときは、レギュレーターの故障が疑われます。レギュレーターとは発電した電気を一定の電圧で安定させる部品です。これが壊れると電圧のコントロールが効かなくなります。 

過充電が続くとバッテリーが劣化するだけでなく、ライトバルブが次々と切れたり、カプラーが溶けたり、最悪の場合は他の電装部品にまで影響が出ます。15V以上が続く場合はできるだけ早くエンジンを止め、バイクショップで見てもらってください。



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まとめ

バイクのバッテリーは停車時に12.4〜12.8Vあれば正常です。11V以下ならすぐに充電が必要、10V以下だとすでに深放電状態で、そのままでは始動できないケースがあります。セルの回りが弱い・ウインカーやライトの光が弱いといった症状が出たら、まずテスターで電圧を測ってみてください。 

Jackeryのポータブル電源とバイク用のトリクル充電器があれば、万が一出先でバッテリー上がりが起きても心配なし。1台備えて、サイドバックやパニアケースに入れる習慣をつけておくとよいでしょう。

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