1.防災グッズで実際いらなかったもの6選!
防災グッズをカバンいっぱいに用意していた筆者から感じた、防災グッズで実際にいらなかったものを以下の5つ紹介します。
・ロープ
・コンパス
・カップ麺
・携帯浄水器
・手回しラジオ
・テント
「防災グッズいらなかったもの」と言っても、どれも防災グッズとして紹介されている商品です。人によっては必要になる可能性もあるので、使用するときをイメージして「これはいるでしょ」と感じたものは積極的に購入しても良いです。それでは、防災グッズでいらなかったものを一つずつ紹介して行きます。
①【救助・避難用ロープ】:ロープは素人には使いにくい
救助・避難用に用意したロープは一度も使うことなく避難生活を終えました。救助・避難用ロープの使い道としては、
・ガレキの下から人を引き上げる
・ガレキを動かす
・2階などから下へ避難する
などが挙げられます。しかし、上記のような行動が必要になる危険な状況で素人が下手に手を出すと、返って二次災害を引き起こしかねません。
広島県のHP「ひろしまラボ」でもロープはロープワークの知識と技術を持った人が使った場合に機能すると紹介されており、練習なしで使う難しさがうかがえます。
出典:ひろしまラボ 本当に必要な防災グッズ15選!今すぐリュックを確認しよう
また、避難時は倒れた家具を避けて走ったので「邪魔な家具を動かすためにロープを使う」ということはありませんでした。倒れたら道を塞ぐ家具や、2階からの避難を想定しない限り、防災グッズにおける救助・避難用ロープの優先度は低いといえます。家のどこかに用意しておく程度でも良いでしょう。
②【コンパス】自宅から避難所へは迷わなかった
防災グッズの中には、コンパスを用意する方もいらっしゃいます。コンパスは方角を知りたいときには重宝しますが、自宅から避難所への道を教えてはくれません。そもそも、近隣の避難所であれば道がわかることがほとんどです。
ただし引っ越したばかりの方や旅行中など、地理に自信のない方は「国土交通省 国土地理院 指定緊急避難場所データ」を確認しましょう。
災害が起きたらどこへ避難したら良いか示してくれます。引越し直後や旅行前に指定緊急避難場所データを印刷しておき、スマホが使えなくなっても避難場所がわかるようにしておけばより安心です。防災グッズでは、コンパスよりも地図の方が頼りになります。
③【カップ麺】水がもったいない
お湯だけあれば手軽に食べられるカップ麺も、水道が止まった状況では水がもったいなくてなかなか食べるに至りませんでした。
リスク対策.comの記事によると、熊本地震ではカップ麺の配給もあったようですが、ガス・水道・電気のライフラインが停止している状態では作れないと苦情があったそうです。
(出典:リスク対策.com 再外食「カップ麺を切る」その1 )
筆者の実体験としてはカップ麺よりも、
・チョコレート
・ドライフルーツ
・缶詰
などの方が手軽に食べられてよかったですね。
防災グッズとして、カップ麺を用意しても良いですが、水道が断水した状況では作りづらいことを覚えておきましょう。
➃【携帯浄水器】ペットボトルの水を備蓄しておいた方が良い
携帯浄水器という、汚れた水を手軽に浄水してくれる装置があります。防災用に良いかと思うかもしれませんが、ペットボトルの水さえ用意してあれば使うことはありません。
農林水産省によると、電気・ガス・水道などは1週間程度止まる可能性もあるので、1週間分の備蓄を用意しておくと良いとされています。
(出典:農林水産省 緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド )
1人1日3リットル水が必要ですので、「3リットル×人数×7日分」の水をペットボトルで用意しておくと安心です。
また、水道が止まっても給水車による水の応急給水もあるため、携帯浄水器の出番は少なくなります。携帯浄水器は優先度の低い防災グッズでしょう。
⑤【手回しラジオ】手回し作業がめんどくさい
避難時に便利と言われている手回しラジオは、あまり使いませんでした。筆者は避難所で手回しラジオを使ってみたら、回すのがめんどくさくてすぐに使わなくなったんです。
防災プロの地震対策SHOPの記事でも手回しラジオは時間や労力がかかるので補助用として持つと良いと記載があります。
(出典:防災プロの地震対策SHOP もう迷わない!防災ラジオはこう選ぶ7選 )
手回しラジオを用意するなら、電池式のラジオを用意した方が良いでしょう。ラジオ用の電池も余裕を持って多めにストックしておくと安心です。手回しラジオは防災グッズとして用意しても、避難所では使いづらさを感じる商品でした。
⑥【テント】野外で寝る機会が少ない
避難所が埋まっていて外で寝泊りせざるを得ない事態に備えて、テントを用意している方もいるでしょう。しかし、テントが必要になる場面はほとんどありません。
仮に避難所が混んでいたとしても、室内に通されて寝床を確保してもらえるでしょう。テントは重い上にかさばるので、避難時には邪魔になります。災害時には迅速な避難が求められるので、使う可能性が低い物のために迅速な避難を犠牲にするのは本末転倒です。
2.【共通篇】防災グッズで本当に必要なもの7選
①飲料水
災害時の断水に備えて、飲料水を確保しておきましょう。水さえ飲めれば、人間は2〜3週間は生き延びられると言われています。東京消防庁のガイドラインによると、災害時に必要な飲料水は1日1人あたり3Lです(※1)。
支援物資の到着や断水の復旧まで時間を要するため、最低でも3日、できれば1週間分を備蓄しておきましょう。硬水は赤ちゃんの消化に悪いため、軟水を選ぶのがおすすめです。また、賞味期限は5年以上のものを選べば、買い替えの頻度も少なくて済みます。
②食料
災害によって物流機能が停止した場合、食料も手に入りづらくなります。食料は健康を維持するために欠かせません。健康バランスを考えて、以下のような食料を備蓄しましょう。
分類 |
食料 |
主食 |
米、乾麺、カップ麺類、パックご飯 |
主菜 |
レトルト食品、缶詰 |
副菜 |
日持ちする野菜、野菜ジュース、調味料、インスタント味噌汁 |
家庭に備蓄する食料は、3日〜1週間分が望ましいとされています。
関連記事:災害時に非常食になるもの10選!いざという時に備えて安く買い揃えよう
③懐中電灯
災害による停電生活や、夜道を避難する際などに暗闇を照らせる懐中電灯。安全性を確保するための防災必需品と言えます。その中でも防災グッズにおすすめなのが、LED懐中電灯です。コンパクトな上に十分な明るさを誇り、長時間点灯させられます。
LED懐中電灯には電池式と充電式がありますが、災害時には電池を確保できない可能性があるため、充電式がおすすめです。ポータブル電源ソーラーパネルを組み合わせれば、避難生活が終わるまでLED懐中電灯を稼働させられます。
④携帯トイレ
避難した先にトイレがなかったとしても、場所を選ばずに用を足せるグッズが携帯トイレです。排泄物を固める速度は商品によって異なるので、臭いが漏れる心配をなくすために、凝固速度が速いタイプを選びましょう。
携帯トイレも3日〜1週間分の備蓄が必要です。トイレに行く頻度は人によって異なるので、自分の1日の回数に見合った備蓄量を確保してください。また、携帯トイレと併せてトイレットペーパーやポリ袋、ウェットティッシュもあると安心です。
関連記事:停電中でもトイレは使える?タンクレスの流し方・断水時の注意点や対策
⑤トイレットペーパー
災害時に不足しがちな日用品として、トイレットペーパーが挙げられます。自宅避難時にトイレットペーパーが切れたとしても、スーパーや薬局が営業していないと買い足せません。
また、避難先ではトイレの数に限りがあるため、多くの被災者が頻繁に使用すると、トイレットペーパーが切れる可能性があります。アルミパウチで真空パックされた防災用のトイレットペーパーを選べば、長期間保存しておけるのでおすすめです。
⑥ポータブル電源
災害で停電したときの非常用電源としては、
・モバイルバッテリー
・ポータブル電源
・発電機
などがありますが、一番おすすめなのは、ポータブル電源です。モバイルバッテリーでは充電容量が少ない上にUSB機器(スマホやタブレット)しか使えません。また発電機は、ガスやガソリンを使って発電するため、排気が出て室内では使いにくいという問題があります。
一方、ポータブル電源は、モバイルバッテリーよりも大容量で、発電機のように排気も無いため室内でも安全かつ長時間で冷蔵庫や扇風機などの家電やスマホに電力を供給できます。
ポータブル電源があれば、停電生活中の気温対策(エアコンや扇風機、電気毛布を使用)や調理家電での加熱調理が簡単に行えます。家族との連絡や災害情報の収集に欠かせないスマホも充電に困りません。
災害時の非常用電源としてポータブル電源を購入するなら、Jackery(ジャクリ)社のポータブル電源がおすすめです。Jackeryポータブル電源とソーラーパネルは全て、「日本一般社団法人防災協会の推奨認定」を取得しています。防災用品として高い評価を得ているということです。
さらに、安全性を担保するCharge Shield技術により、大容量でありながら「早くて安全」な高速充電を実現しています。例えばJackeryポータブル電源2000Newなら、2042Whの大容量でも最速1.7時間でフル充電できます。
⑦救急セット
災害によって怪我をした際に、すぐに応急処置を行えるアイテムとして救急セットが必要です。また、被災者が密集する避難所では、感染症の危険もあります。救急セットの中身には、以下のようなグッズを入れるのがおすすめです。
- ・絆創膏
- ・消毒液
- ・はさみ
- ・ピンセット
- ・ガーゼ
- ・包帯
- ・常備薬やかぜ薬、胃薬、頭痛薬
医薬品は、3日〜1週間は服用できる分を備蓄しておきましょう。
3.【必見】災害の停電時におすすめの非常用電源5選
災害時に停電を想定した上で、非常用電源として生活家電を稼働できるポータブル電源があれば、停電になっても生活家電を使えるので、普通通りに家電生活を送ることができます。また、コンパクトで持ち運びなので、避難所までお手軽に持ち運ぶこともできます。排気ガスも一切出ないため、室内でも安全で使えます。さらに、太陽光発電による充電も対応できるので、ソーラーパネルとセットで購入すれば、長時間の停電も電源切れの心配が要りません。
Jackeryのポータブル電源は、高出力・大容量、コンパクト、自然放電が少なくて防災品認証という強みから、防災にはもってこいの商品と言えます。ここでは、防災グッズで本当に必要なものとして、災害の停電時におすすめの非常用電源「ポータブル電源ソーラーパネル」製品を紹介いたしますので、ぜひご確認下さい。
●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット
●Jackery Solar Generator 2000 Plusポータブル電源 セット
Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セットは、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用した従来品より長寿命なポータブル電源2000Plusと、業界最高レベルとなる25%の変換効率を誇るソーラーパネルSolar Saga200がセットになった商品です。
電気容量を2kWhから24kWhまで拡張してお使いいただけます。災害時に2042Whの容量じゃ物足りないという方は、バッテリーパックを用意しておくと良いでしょう。
ポータブル電源の容量と出力の大きさから、大人数の家族防災や企業オフィス防災、又は長期間の車中泊におすすめです。
製品名 | Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット |
容量 |
2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 |
約4000回サイクル |
保証期間 |
5年間 |
Jackery Solar Generator 2000 Plusの製品詳細はこちらへ
●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、容量1070Wh・定格出力1500WのJackeryポータブル電源 1000 NewとJackery SolarSaga 100がセットになった商品です。2~3人家族の防災や、長期間の車中泊におすすめです。電子レンジや電気ケトルなどの高出力家電を含む、ほぼ全ての家電を動かせます。
●Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セット
Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セットは、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したJackeryポータブル電源1000PlusとソーラーパネルSolarSaga100がセットになった商品です。サイクル数が4000回で10年以上も使える長寿命を実現。
電化製品→ポータブル電源→家庭用コンセントの順番に接続しておけば、急な停電でも20ms(0.020秒)以内にポータブル電源からの電源供給に切り替えるEPS機能を搭載。急な停電でも冷蔵庫など使いっぱなしの家電を止めることなく稼働できます。
製品名 | Jackery Solar Generator 1000 Plusポータブル電源セット |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
保証期間 |
5年間 |
Jackery Solar Generator 1000 Plusの製品詳細はこちらへ
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネルセット
Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セットは、容量632Wh・定格出力800WのJackeryポータブル電源 600PlusとJackery SolarSaga 100がセットになった商品です。中容量モデルなので、2人家族の防災グッズにぴったりです。
●Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルは、容量256Wh・定格出力300WのJackeryポータブル電源 240 NewとJackery SolarSaga 40 Miniがセットになった商品です。家族全員分のスマホ充電や扇風機・電気毛布の稼働に役立ちます。
4.【女性・赤ちゃん・高齢者別】防災グッズで本当に必要なものリスト
ここでは、本当に必要と感じた防災グッズを、女性、赤ちゃん、高齢者別で紹介していきます。
●【赤ちゃん篇】防災グッズで本当に必要なものリスト
ご家庭に赤ちゃんがいると、用意する防災グッズも変わってきます。実際の避難生活で使った赤ちゃん用品としては以下のようなものになります。
赤ちゃんの防災グッズで本当に必要なものリスト:
・粉ミルク
・ミルク(紙パック)
・紙パックミルク用のアタッチメント
・オムツ
・お尻ふき
・抱っこ紐
・暇つぶしのおもちゃ
ミルクやオムツなどの消耗品は使いながらストックする、ローリングストック方式で備蓄をしておくと良いでしょう。抱っこ紐は赤ちゃんと歩いて避難するときには、使うことになるので常に使える場所に置いてくと普段使いしながら防災グッズとしても活躍しやすくなります。
赤ちゃんがいるご家庭は、持ち物が多くなる傾向があります。普段から災害に備えて、シミュレーションをしておくことが大切です。
●【女性篇】防災グッズで本当に必要なものリスト
防災グッズの中には、女性だからこそ用意しておきたい物があります。特に避難所生活では、男性よりも女性の方が防犯面や衛生面で気を付けるべき点が多くなるでしょう。
女性の防災グッズで本当に必要なものリスト:
- ・生理用品
- ・クレンジングシート
- ・マスク
- ・ヘアゴム
- ・ホイッスル
断水が発生していると、衣服を洗えるとは限りません。生理用品として「おりものシート」があれば、ショーツが汚さずに常に清潔な状態を保てます。化粧を落とすためには、クレンジングシートが必要です。
避難所ではメイクができない状況が続くため、マスクがあれば、感染症予防だけでなく顔を隠すためにも使えます。ヘアゴムは、髪を束ねて涼しさを確保するために便利です。
被災者が密集している避難所での防犯対策として、ホイッスルも常備しておきましょう。
●【高齢者篇】防災グッズで本当に必要なものリスト
高齢者は、体力を考慮して軽量かつコンパクトな防災グッズを選ぶ必要があります。また、一般的な防災グッズに加えて、以下のようなグッズも用意しておきましょう。
高齢者の防災グッズで本当に必要なものリスト:
- ・持病の薬
- ・歩行補助具
- ・おむつ
- ・予備の眼鏡
- ・入れ歯洗浄シート
- ・気温対策グッズ
持病を抱えている方は処方されている薬、足が不自由な方は杖や歩行器などの歩行補助具が必要です。失禁や尿もれを防ぐために、おむつも用意しておきましょう。
また、眼鏡は避難する際に破損するリスクもあるので、予備を持っておくと安心です。入れ歯を入れている方は、洗浄シートも忘れないでください。
高齢者は体力を消耗しやすいため、暑さ・寒さ対策も欠かせません。停電によってエアコンが使えない恐れもあるので、冷却グッズやカイロなども備蓄しておきましょう。
関連記事:ポータブル電源は災害時にいらない?不要派の意見や役立つ4つのシーン
5.【季節別】防災グッズで本当に必要なものリスト
●夏の防災グッズで本当に必要なものリスト
夏の季節には、暑さをしのぎ熱中症を防ぐ防災グッズが必要となります。夏に必要な防災グッズとしては、以下のようなものになります。
夏の防災グッズで本当に必要なものリスト:
・塩分補給品(塩飴や塩タブレット)
・汗拭きシート
・うちわ
・電池式の携帯ファン
・替えの肌着類
・虫除けスプレー
暑さ対策品を中心としていますが、夏は虫が気になる季節ですので虫除けスプレーもピックアップしました。読売新聞オンラインの記事には、上記の他にも衝撃で冷たくなる瞬間冷却パックもピックアップされています。
(出典:読売新聞オンライン 暑さに備える夏の防災グッズとは?防災ポーチと持ち出し袋を夏使用に)
最近は、モバイルバッテリーや充電式で動かせる冷感デバイスも多数発売されているので、そちらを用意するのも良いですね。夏には夏の防災グッズを用意しましょう。
●冬の防災で本当に必要なものリスト
冬の季節には、寒さとインフルエンザなどの感染を防ぐ対策グッズが必要となります。冬の防災グッズで本当に必要なものは以下のようなものになります。
冬の防災グッズリスト
・アルミシート
・コンパクトに収納できる防寒着
・カイロ
・灯油ストーブ(自宅避難用)
・マスク
・アルコール消毒液
・体温計
などになります。
冬の寒さ対策は命に関わるほど重要な問題で、東京新聞によると2011年3月11日に発生した東日本大震災においても、低体温症で亡くなる人も少なくなかったと伝えています。
(出典:東京新聞 冬場の“被災 防寒”備えを 寝床や車内 衣類など身近に)
冬は気温と湿度が低く、ウィルスが飛散しやすい条件が揃っています。人が集まる避難所では、人とともにさまざまなウィルスも集まってくるので、マスクやアルコール消毒を準備して感染症対策をしておきましょう。
6.あると便利だった防災グッズリスト
災害の「備え」チェックリストの中にないもので、あると便利だった防災グッズは以下のようなものになります。あると便利だった防災グッズリスト:
・ラップ
・お菓子(チョコレートなどカロリーの高いもの)
・ドライフルーツ
・トランプ・花札
・カセットコンロ
・ヘッドライト
・簡易トイレ
・耳栓・アイマスク
上記の中でも特に用意して欲しいのがラップ。
ラップは一つ用意しておけば、いくつもの使い方ができる防災アイテムのお手本のような商品です。使い方の例としては、
・食器に被せて洗い物をなくす
・丸めてスポンジにする
・お腹に巻いて防寒用の腹巻きにする
・配給の食べ残しを包んでおく
などがあります。あると便利だったグッズリストを参考に、防災グッズを選んでみてください。
7.100均ショップで買える防災グッズリスト
防災グッズで本当に必要なものは100均でも購入できます。100均ショップ【Seria】も「いざという時の防災対策」というおすすめ商品の紹介ページで以下のような防災グッズを紹介しています。
・緊急用呼子笛
・圧縮タオル L
・アルミ温熱シート
・NEWランチャーライト
・12SMD &LEDランタン
・LEDライト
・水で流せるポケットティッシュ
(引用:Seria 「いざという時の防災対策」)
特集ページでは、上記だけですが実店舗に行けばさらに以下のような商品が見つかります。
・軍手
・携帯トイレ
・アルミシート
・マスク
・包・帯
・ウェットティッシュ
・紙皿
・電池
・スリッパ
「防災グッズどこで買おうかな」という方は、まず100均ショップに買いに行っても良いでしょう。
まとめ
防災グッズでいらなかったものや本当に必要なものを紹介しました。筆者の実体験をもとに防災グッズでいらなかったものリストは、
・ロープ
・コンパス
・毛布
・カップ麺
・携帯浄水器
・手回しラジオ
になります。この記事を参考に、防災グッズの用意や見直しをしてみてください。