100均アイテムを使って、うさぎの寒さ対策!冬もエアコンなしで大丈夫?

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寒さが本格化する冬、うさぎが快適に過ごせるか心配な飼い主は多いのではないでしょうか。しかし、エアコンを24時間稼働すると電気代がかかり、専用の防寒グッズを揃えると費用もかさみます。

 

100均で手に入るアイテムを上手に活用すれば、コストを抑えながら寒さ対策が可能です。この記事では、100均アイテムを使った寒さ対策の方法から注意点まで解説します。今すぐできる防寒対策を見つけ、安心して冬を迎えましょう。

目次
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1.冬の寒さで死んでしまう?うさぎの寒さ対策の基本

うさぎは寒さに比較的強い動物と言われていますが、急激な温度変化や極端な低温には弱く防寒対策をしないと体調を崩すことがあります。 

特に子うさぎや高齢のうさぎは寒さの影響を受けやすく命に関わることもあるため、防寒対策が大切です。

エアコンで室温20度以上をキープする

うさぎにとって最適な室温は18〜24度です。冬場は最低でも15度を下回らないようにしましょう。エアコンを使う場合は、20度前後に設定して一定の温度を保つのがおすすめです。 

温度管理で気をつけたいのは、急激な温度変化を避けることです。昼間は暖かくても夜間に急激に冷え込むと、うさぎの体に負担がかかります。タイマー機能を使って夜間も適温を維持したり、温度計を設置して室温を常にチェックしたりするのがおすすめです。 

エアコンを使うときは、風が直接うさぎに当たらないよう注意します。乾燥も体調不良の原因となるため、加湿器を併用したり濡れタオルを干したりして湿度の管理も必要です。

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ケージを寒い場所に置かない

ケージは窓際や玄関近くなど冷気が入りやすい場所を避けて、家の中でも暖かい場所に設置してください。 

リビングなど家族が集まる部屋は暖房を使う機会も多く、温度が安定しやすいためおすすめです。ただし、テレビやオーディオの近くは騒音でストレスになる可能性があるため、距離を保つようにしましょう。 

また、床からの冷気を防ぐために、ケージを少し高い位置に置くのがおすすめです。棚の上や専用スタンドを使うことで、冷たい空気が溜まりやすい床面から離せます。

2.100均アイテムを使った手作り防寒対策4選

100均アイテムを使った手作り防寒対策

100均ショップはうさぎの寒さ対策に活用できるアイテムが豊富です。工夫次第で専用の防寒グッズに負けない手作りアイテムを作れて、コストを大幅に抑えながらうさぎを寒さから守れます。

毛布やダンボールでケージを覆う

100均で購入できるフリース素材の毛布やひざ掛けは、ケージを覆うのに適したアイテムです。ケージの上部と側面を毛布で覆うことで冷気の侵入を防ぎ、ケージ内の温度を保てます。 

毛布を使う際は、うさぎがかじれない位置に固定するのがポイントです。洗濯ばさみやクリップを使って、ケージの外側に固定します。前面は様子が見えるように開けておき、空気の通り道も確保すれば換気もできます。 

ダンボールも優れた断熱材で、ケージの周りにダンボールを立てかけることで風よけとして機能し保温効果を高めることが可能です。100均で購入できるダンボールシートを使えば、見た目もすっきりとした防寒対策ができます。

マットやアルミシートをケージの下に敷く

床からの冷気は、うさぎの体温を奪う原因です。100均で手に入るジョイントマットやアルミシートを活用すれば冷気を遮断できます。 

ジョイントマットは厚みがありクッション性もあるため、うさぎが動き回る際の衝撃も吸収します。ケージのサイズに合わせて必要な枚数をつなげるだけで、簡単に設置できるのも魅力です。 

アルミシートは保温効果が高く、薄手で扱いやすいのが特徴です。ケージ内の床面に敷くこともできます。ただし、うさぎが直接触れる場所に使う場合は、上にタオルや牧草マットを重ねて快適な環境を作りましょう。アルミシートは汚れても簡単に拭き取れるため、衛生面でも優れています。

湯たんぽやカイロを使う

100均で購入できる湯たんぽやカイロも、簡単にうさぎがいる環境を暖められるアイテムです。湯たんぽを使うときは、以下のポイントに気をつける必要があります。 

直接触れると火傷の危険があるためタオルで包む

お湯の温度は40〜50度程度で準備する 

定期的にお湯を交換すれば、コストをかけずに暖かさを保てます。 

使い捨てカイロも手軽に使えますが、以下のポイントに注意が必要です。 

布製のケースなどに入れて直接触れないようにする

酸素を消費して発熱するタイプのカイロは密閉空間で使わない 

電子レンジで温めるタイプの小麦カイロなら、繰り返し使えて経済的です。湯たんぽやカイロは、うさぎが過ごす環境を快適に保つための補助アイテムとしての活用が良いでしょう。

タオルで隠れ家にもなる仕切りを作る

100均のフェイスタオルやバスタオルを活用すると、ケージ内に暖かい隠れ家スペースを作れます。うさぎは狭い場所を好む習性があるため、タオルで作った仕切りは防寒対策に加えて安心できる居場所作りにもなります。 

タオルを使った仕切りの作り方は簡単です。以下の方法で風を遮る小部屋のような空間を作れます。 

ケージの角にタオルをテント状に張る

洗濯ばさみでケージの天井から垂らす

厚手のタオルを選べば、より高い保温効果が期待できます。 

タオルの位置を工夫すると、ケージ内に温度差のあるゾーンを作ることも可能です。暖かい場所と涼しい場所を用意すると、うさぎが自分で快適な場所を選べます。

3.うさぎの100均寒さ対策で気をつける4つのこと

100均アイテムを使った寒さ対策は経済的ですが、使い方を間違えるとうさぎの健康を害する可能性があります。安全に寒さからうさぎを守るための注意点を知り、健康を損なわない環境を作りましょう。

温めすぎによる熱中症を予防する

冬場でも過度な保温は熱中症を引き起こす危険があります。うさぎは汗腺が発達していないため、体温調節が苦手な動物です。防寒対策に熱心になるあまり、ケージ内の温度が上がりすぎないよう注意が必要です。 

熱中症になると以下のような症状が見られます。 

呼吸が荒くなる

よだれを垂らす

ぐったりして動かない 

熱中症の症状を見逃さないよう、日頃からうさぎの様子をよく観察することが大切です。温度計と湿度計をケージ内に設置し、常に快適な環境を維持できているか確認しましょう。 

防寒対策をしたときは、必ず逃げ場となる涼しい場所を作ってください。ケージ全体を毛布で覆うのではなく一部を開けておいたり暖房器具から離れた涼しい場所も確保したりすれば、うさぎが自分で体温調節できる環境を作れます。

温度だけでなく寒暖差による体調不良に注意する

うさぎにとって危険なのは、急激な温度変化です。昼夜の寒暖差が大きい環境では、体調を崩しやすくなり、食欲不振や下痢などの症状が現れることがあります。 

朝晩の冷え込みが厳しい時期は、特に注意が必要です。日中は暖房を使っていても、夜間に暖房を切ると急激に温度が下がります。タイマー機能を活用したり保温性の高い毛布を追加したりして、できるだけ温度変化を緩やかにする工夫が必要です。 

また、暖かい部屋から寒い部屋へ急に移動させる際にもストレスがかかります。移動が必要な場合は徐々に温度に慣れさせるか、移動用のキャリーケースにタオルや毛布を入れて保温するなどの対策をしましょう。

毛布やダンボールをかじって誤飲しないようにする

うさぎは何でもかじる習性があるため、防寒対策に使用するアイテムの素材選びは注意が必要です。毛布の繊維やダンボールの破片を飲み込んでしまうと、腸閉塞を起こす危険があります。 

毛布やダンボールを使用するなら、以下のポイントに気をつけてください。 

ケージの外側に固定し、内側に入り込まないよう工夫する

毛布をケージ内で使用する必要がある場合は、目の粗い編み目の製品は避ける

ダンボールは表面がコーティング加工されたものは避け、無地のものを選ぶ 

定期的にかじられていないか確認し、破損している場合はすぐに交換しましょう。

寒さ対策をしても様子がおかしいときは受診する

防寒対策をしてもうさぎの様子がいつもと違う場合は、早めに動物病院を受診するのがおすすめです。以下の症状は、体調不良のサインです。 

食欲がない

水を飲まない

糞が少ない

下痢をしている

毛づくろいの頻度が減る

じっとして動かない 

特に、12時間以上食事をとらない場合は緊急事態と考え、すぐに獣医師に相談してください。体調不良の原因は寒さだけとは限りません。ストレスや他の病気が隠れている可能性もあるため、自己判断せずに専門家の診断を受けてください。 

普段から行きつけの動物病院を決めておき、緊急時にもすぐに対応できるよう準備しておきましょう。

4.【要注意】誤飲やケガの危険があるうさぎの100均寒さ対策アイテム一覧

【要注意】誤飲やケガの危険があるうさぎの100均寒さ対策アイテム一覧

100均にはさまざまな防寒グッズが販売されていますが、すべてがうさぎにとって安全というわけではありません。以下のアイテムは、使い方を誤るとうさぎに危険を及ぼす可能性があり注意が必要です。 

アイテム

リスク

おすすめの使い方・注意点

毛布・編み物

・誤飲

・絡まる

・ケージ内に入れない

銀マット・アルミシート

・破片を誤飲

・角を折り返すかテープで端を固定する

・かじれない場所に置く

カイロ、ヒーター、発熱シート

・火傷

・中毒(化学物質)

・直接触れない場所に置く
・カバー付きで使う
・温度管理をする

ゴム・ビニール製マット

・中毒

・誤飲

・噛めない形状のものを使う

ライト・電飾

・ケガ

・事故

・直接触れない場所に固定する
・配線を保護する

うさぎは何でもかじる習性があるため、口に入る大きさのものやかじりやすい素材のものは避けましょう。100均の防寒グッズを活用するときは、うさぎの安全性を第一に考えて商品を選んでください。

5.冬の寒い日の停電に備えるにはポータブル電源がおすすめ

冬の寒い時期に停電が発生すると暖房器具が使えず、うさぎの命に関わる事態になりかねません。災害に備えてポータブル電源を用意するのは、うさぎの安全を守る上でおすすめの防災対策です。 

ポータブル電源は持ち運べる蓄電池で、ACコンセントで出力可能なため以下のような寒さ対策や停電時の安全確保ができます。 

電気毛布やヒーターを動かせる

電気ケトルでお湯を沸かして湯たんぽを作れる

懐中電灯などの灯りを確保できる

スマホを充電して情報収集や連絡ができる 

ポータブル電源の世界的な販売メーカーであるJackery(ジャクリ)の製品は、10年以上使える長寿命バッテリーのため防災グッズなどの長期保存に向いています。また、自然放電が1年間でわずか5%のため、いつ起こるかわからない停電に備えていつでも使える状態を維持することが可能です。 

ポータブル電源を用意して、寒い日に停電が起きてもうさぎを守れる環境を準備しましょう。


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6.うさぎの寒さ対策に関するよくある質問

うさぎの飼い主さんから寄せられる寒さ対策に関する質問をまとめました。100均アイテムを活用した具体的な解決策を紹介します。

100均アイテムで作ったうさぎの柵で寒さ対策をするには?

100均のワイヤーネットやジョイントで作った手作りの柵で防寒対策をするには、柵の外側にクリアシートやビニールシートを貼り付けることで風の侵入を防げます。 

柵の内側には、フェルト生地や厚手の布を部分的に取り付けると良いでしょう。全面を覆ってしまうと圧迫感が出てしまうため、風が当たりやすい面だけに設置するのがポイントです。

100均のカイロや発熱系グッズはうさぎに使っても大丈夫?

100均のカイロや発熱系グッズはうさぎの寒さ対策に使えますが注意点もあるため、以下のポイントに気をつけて活用しましょう。 

ケージの外側に設置するか、カバーを使って直接触れないようにする

貼るタイプのカイロならケージを覆う毛布に貼り付ける

うさぎが暑くなったときに離れられるスペースを 確保する 

ケージの半分程度を温めて残りは通常の温度にしておけば、うさぎが自分で快適な場所を選べます。

複数うさぎの寒さ対策を100均で揃えるコツは?

共用できるアイテムと個別に必要なアイテムを分けて考えるのがコツです。 

部屋全体を暖める対策は共用で実施し、各ケージの防寒対策は個別に調整します。例えば、部屋の窓に断熱シートを貼ったり床全体にアルミシートを敷いたりする対策は、すべてのうさぎに効果がありコストを抑えた寒さ対策が可能です。

まとめ

100均アイテムを活用すれば、工夫次第で専用グッズに頼らず寒さ対策ができます。100均アイテムを使う場合は誤飲やケガのリスクがあるアイテムは避け、安全に使えるアイテムを使う必要があります。 

停電などの緊急事態に備えて、ポータブル電源を準備するのもおすすめです。ポータブル電源があれば、停電時でも暖房器具を使って快適に過ごせます。 

寒い日でもうさぎが安心して過ごせるよう準備し、冬の寒さを乗り越えましょう。

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