1.名古屋はいつから雪が降る?雪が降る時期と今年の予想
名古屋で雪が降る時期は、平年値(1991〜2020年の平均)と最新の季節予報から見通せます。ポイントは以下の3つです。
● 名古屋の雪の日は12〜3月に集中し、最も多いのは1月である
● 初雪の平年日は12月18日で終雪は3月12日、2025年は12月3日にみぞれを観測した
● 2026〜2027年の冬は暖冬傾向だが、南岸低気圧による太平洋側の雪に注意が要る
まずは雪が降る月から解説します。
①名古屋で雪が降るのは12〜3月、一番多いのは1月
名古屋で雪が降るのは、おもに12月から3月の4か月間です。雪やみぞれが少しでも降った日を「雪日数」といいます。気象庁の平年値は1月の雪日数が9.4日と最も多く2月の6.8日が続きます。12月は4.8日・3月は2.8日にとどまり、11月や4月に雪が降る年はほぼありません。
年間の雪日数は23.7日ですが、積もらずに溶ける雪も含まれます。実際に積雪が1cm以上になる日は年間3.5日ほどで、名古屋は冬の間に何度か雪が降るものの地面に積もることは少ないです。
参考:気象庁「過去の気象データ検索」名古屋 平年値(年・月ごとの値)
②名古屋の初雪は例年12月18日ごろ、終雪は3月12日ごろ
名古屋の初雪は平年で12月18日、終雪は3月12日です。初雪は冬になって初めて雪やみぞれを観測した日、終雪は冬の最後に雪やみぞれを観測した日を指します。
ただし、雪が降る時期は年によって異なります。2025年は12月3日の夜にみぞれが観測され、平年より約2週間早い初雪でした。また、名古屋は3月に雪が降ることもあり2025年3月は2日間、雪が観測されています。
早い年は12月上旬から雪が降るため、冬用タイヤや防寒用品は11月中に準備しておくと安心です。
参考:気象庁「過去の気象データ検索」名古屋 2025年(月ごとの値)
参考:気象庁「過去の気象データ検索」名古屋 2025年12月(日ごとの値)
③今年は名古屋に雪が降る?2026〜2027年の冬の見通し
2026〜2027年の冬は全国的に平年より気温が高く、暖冬になる見込みです。
日本気象協会によると、エルニーニョ現象の影響で冬型の気圧配置(大陸側に高気圧、日本の東に低気圧が並ぶ西高東低の状態)が長続きしにくいと予想されています。エルニーニョ現象は太平洋の赤道付近で海面水温が平年より高くなる現象で、日本は暖冬になりやすい傾向があります。
ただし、暖冬だからといって雪が降らないわけではありません。2026〜2027年の冬は本州の南側を進む「南岸低気圧」が通過しやすく、普段は雪の少ない太平洋側も雪に注意が必要です。
気象庁の寒候期予報(12〜2月の予報)でも、東海地方を含む東日本太平洋側の降水量は平年より多い予想です。また、冬の後半は一時的に強い寒気が流れ込む可能性もあります。
参考:日本気象協会 tenki.jp「2026~2027年冬は全国的に暖冬予想 ただし急な寒波と大雪に注意」
2.名古屋に雪が降る日は東京の約3倍、日本海側から雪雲が流れ込む
名古屋は東京と同じ太平洋側ですが、雪が降る日は東京よりも多くなりやすいです。気象庁の平年値と地形からわかる名古屋の特徴は、以下の2点が挙げられます。
● 名古屋の雪日数は年23.7日で、東京の8.5日の約3倍にあたる
● 冬型の気圧配置になると、日本海で生まれた雪雲が名古屋まで流れ込む
冬型の気圧配置は大陸側に高気圧、日本の東の海上に低気圧が位置する西高東低の状態です。北西から吹く季節風によって日本海上で雪雲が発達し、福井県の若狭湾付近を通って名古屋のある濃尾平野まで流れ込みます。
2014年12月に名古屋で23cmの積雪を記録した際も、日本海側から流れ込んだ雪雲が大雪をもたらしました。名古屋は北西から雪雲が流れ込むと雪が降りやすくなるため、冬の天気予報は風向きや気圧配置にも注目しましょう。
参考:気象庁「過去の気象データ検索」名古屋 平年値(年・月ごとの値)
参考:気象庁「過去の気象データ検索」東京 平年値(年・月ごとの値)
参考:名古屋地方気象台「平成26年(2014年)12月17日~18日 冬型の気圧配置による大雪」
3.名古屋に雪は積もる?ふだんの積雪量と大雪の記録
名古屋で雪が積もる頻度や積雪量は、気象庁の平年値と近年の観測記録から読み取れます。
● 1cm以上の積雪が観測される日は平年で年間3.5日、ひと冬の最深積雪の平年値は8cm
● 2025年から2026年10月までに積雪を観測したのは3日で、いずれも1cm
● 20cm以上の積雪は2014年12月の23cmを最後に、約12年間観測されていない
名古屋は雪が積もる日は少ないものの、年によっては20cmを超える大雪になる場合もあります。過去の積雪記録を解説します。
①名古屋で雪が積もるのは年に1〜2回、ひと冬の最大は8cmほど
名古屋で雪が積もるのは、平年で年1〜2回ほどです。気象庁の平年値によると1cm以上の積雪が観測される日は年間3.5日あります。しかし、積もった雪が翌日まで残る場合もあり、雪が積もるのは年1〜2回です。
また、ひと冬で最も深く積もった雪の平年値(最深積雪)は8cmで、5cm以上の積雪が観測される日は年間1.3日です。
積雪が数cmでも路面は滑りやすく、車のスリップや歩行中の転倒につながります。雪に慣れていない名古屋は、少しの積雪でも通勤や物流に影響が出る可能性があるため注意が必要です。
参考:気象庁「過去の気象データ検索」名古屋 平年値(年・月ごとの値)
②2025年と2026年に名古屋で雪が積もったのは3日だけ
2025年1月から2026年10月までに、名古屋で積雪を観測したのは3日です。気象庁の観測記録によると、積雪が確認されたのは以下の3日でした。
● 2025年1月10日(1cm)
● 2025年2月8日(1cm)
● 2026年1月12日(1cm)
いずれも積雪量は1cmで、最深積雪の平年値である8cmを下回っています。一方、雪が降った日は多く、2025年2月の雪日数は11日で平年の6.8日を上回りました。
雪が積もっていなくても、朝晩の冷え込みによって路面が凍結する場合があります。雪の予報が出ている日は道路状況を確認し、必要に応じて車の運転を控えるなど安全を優先して行動しましょう。
参考:気象庁「過去の気象データ検索」名古屋 2025年1月(日ごとの値)
参考:気象庁「過去の気象データ検索」名古屋 2025年2月(日ごとの値)
参考:気象庁「過去の気象データ検索」名古屋 2026年1月(日ごとの値)
③名古屋で20cm以上の雪は何年ぶり?最後は2014年の23cm
名古屋で最後に20cm以上の積雪を記録したのは、2014年12月18日の23cmです。2026年10月時点で、約12年間にわたって20cm以上の積雪は観測されていません。
名古屋地方気象台の資料によると、2014年12月の大雪は2005年12月19日以来9年ぶりの記録でした。また、1890年に観測を始めてから20cm以上の積雪を記録した月は9回あり、過去最大は1945年12月19日の49cmです。
名古屋で20cm以上の雪が積もることは珍しいものの、今後も大雪が降らないとは限りません。大雪になると交通機関の運休や道路の通行止めなど日常生活に大きな影響が出る可能性があるため、日頃から備えておく必要があります。
参考:気象庁「過去の気象データ検索」名古屋 観測史上1〜10位の値
参考:名古屋地方気象台「平成26年(2014年)12月17日~18日 冬型の気圧配置による大雪」
4.当たる天気予報は?名古屋の天気と雪をリアルタイムで調べる方法
名古屋の雪の予報を確認するなら、気象庁の公式情報を目的別に使い分けるのがおすすめです。
● 翌日の降雪予報は天気予報でつかみ、当日は「今後の雪」で6時間先までの積雪を確認する
● 今降っている雪雲は「雨雲の動き」で確認し、「警報・注意報」も参考にして外出を判断する
どちらもスマートフォンから無料で見られます。それぞれ具体的な確認方法を解説します。
①明日の天気で名古屋に雪が降るかは気象庁の「今後の雪」で確認する
どの天気予報を参考にすればよいか迷ったら、まずは気象庁の公式情報を見ましょう。
翌日の雪の可能性は、名古屋地方気象台の天気予報で確認できます。雪が降ると予想される当日は、気象庁の「今後の雪」を活用するのがおすすめです。
「今後の雪」は6時間先までの地面に積もっている雪の深さ(積雪の深さ)と新たに降り積もる雪の量(降雪量)を、約5km四方の範囲ごとに1時間単位で確認できます。
②今日の名古屋の天気は雨雲レーダーでリアルタイムに見る
今、名古屋で雨や雪が降っているか知りたいときは、気象庁の雨や雪の降る強さを色分けして地図上に表示するサービス「雨雲の動き」が便利です。5分ごとに情報が更新され、1時間先までの予測も確認できます。
名古屋は北西から雪雲が流れ込むことが多いため、岐阜県や滋賀県方面の雨雲の動きに注目すると、雪が降り始めるタイミングを予測する目安がわかります。ただし、雨雲レーダーは雨と雪を区別できない点に注意が必要です。
また、気象庁の警報・注意報のページは、名古屋市に発表されている大雪注意報などを確認できます。大雪注意報が発表されているときは外出時間をずらしましょう。
参考:気象庁「雨雲の動き」
参考:気象庁「警報・注意報」
参考:名古屋地方気象台
5.車社会の名古屋で雪が降るとどうなる?交通・暮らしへの影響
名古屋で雪が降ると車の運転や公共交通機関の運行など、以下のように日常生活のさまざまなシーンで影響が出る可能性があります。
● 愛知県は雪が積もった道路や凍結した道路をタイヤチェーンなどの滑り止め対策をせずに運転すると、交通違反になる
● 2014年12月の大雪は、名古屋でも交通機関の運休や停電が発生した
● 気温がマイナス4℃以下になると、水道管が凍結・破損するおそれがある
車の運転や日常生活への影響を詳しく解説します。
①名古屋の雪道をノーマルタイヤで走ると違反になる
名古屋は雪が積もった道路や凍結した道路を、滑り止め対策をせずに夏用のノーマルタイヤで走行すると交通違反です。愛知県道路交通法施行細則は積雪や凍結によって滑るおそれのある道路を運転するとき、タイヤチェーンの装着などの滑り止め対策を義務づけています。
冬用タイヤを装着していないときは、雪が積もった日や路面が凍結した日の運転を控えてください。雪の日も車を使う必要があるなら事前に冬用のスタッドレスタイヤへ交換するか、タイヤチェーンを準備しましょう。
参考:国土交通省 中部地方整備局 三重河川国道事務所「都道府県道路交通法施行細則又は道路交通規則における積雪、凍結時の防滑措置」
②2014年の大雪で名古屋も交通機関が運休した
2014年12月17日から18日にかけて、名古屋は大雪の影響により交通機関の運休や停電が発生しました。
名古屋地方気象台の資料によると、18日午前7時に名古屋で23cmの積雪を観測しています。また、蟹江町と一宮市でも18cmの積雪を記録し、愛知県西部の広い範囲で大雪が降りました。
名古屋で20cm以上の雪が積もるのは、10年に1度ほどです。ただし、一度大雪になれば交通機関が止まり、車も渋滞や立ち往生で動けなくなるおそれがあります。
大雪の予報が出たときは前日までに予定を見直し、在宅勤務や時差出勤に切り替えるなど早めに対策しましょう。
参考:名古屋地方気象台「平成26年(2014年)12月17日~18日 冬型の気圧配置による大雪」
③停電や水道管の凍結で暮らしに影響が出る
雪が降るほど冷え込む日は、水道管の凍結や大雪による停電に注意が必要です。特に、次のようなトラブルが起こる可能性があります。
● 水道管の凍結・破損によって水が使えなくなり、修理費用がかかる場合がある
● 停電の影響で照明や家電製品が使えなくなり、日常生活に支障が出る
● エアコンなどの暖房器具が使えなくなり、寒さで体調を崩すおそれがある
名古屋市上下水道局によると、気温がマイナス4℃以下になると水道管が凍結・破損しやすいです。
寒い冬でも安全に過ごせるよう水道管の保温対策に加え、毛布や使い捨てカイロなど電気を使わずに暖を取れる防寒用品も準備しましょう。
参考:名古屋市上下水道局「水道管の凍結にご注意ください!!」
6.名古屋の雪に備える!大雪の対策3つ
名古屋で大雪が降っても慌てずに過ごせるよう、次の3つの対策をしておくと安心です。
● 食料と飲料水を備蓄し、大雪で外出できなくなっても数日間は自宅で過ごせるようにする
● 車で移動するときは橋の上や日陰などの凍結しやすい道路に注意する
● 停電の備えに毛布や使い捨てカイロなどの防寒用品に加え、非常用電源を用意する
突然の大雪にも対応できるよう、早めに準備を進めましょう。具体的な対策方法を解説します。
①名古屋に雪の予報が出たら食料と水を蓄える
雪の予報が出たら自宅で数日間過ごせるよう、食料や飲料水を備蓄しましょう。日本気象協会も大雪で道路や鉄道が止まり商品が届かなくなると、食料品や日用品が普段どおりに購入できなくなるおそれがあると注意を呼びかけています。
食料の備蓄は普段から食材を少し多めに購入し、古いものから順番に使うローリングストックがおすすめです。食べ慣れた食品を備蓄できるうえ、賞味期限切れによる食品ロスも防げます。
また、水道管の凍結による断水に備えて、浴槽に生活用水をためておくと安心です。
参考:日本気象協会 tenki.jp「大雪に備えて(知る防災)」
②冷え込む朝は水道管と路面の凍結に気をつける
冷え込みが厳しい朝は、水道管や路面の凍結に注意が必要です。名古屋市上下水道局は水道管の凍結を防ぐために、次のような対策をすすめています。
● 屋外に露出した水道管や蛇口に保温材を巻き、ビニールなどで覆う
● 蛇口から少量の水を出し続け、水道管の凍結を防ぐ
● 水道管が凍ったときは、タオルをかぶせてぬるま湯をゆっくりかけて解かす
また、道路は橋の上やトンネルの出入り口、日陰などが特に凍結しやすい場所です。昼間は濡れているだけの道路でも、夜間の冷え込みによって凍結する場合があります。朝晩に車を運転するときは路面の状態を確認し、十分に速度を落として走りましょう。
参考:名古屋市上下水道局「水道管の凍結にご注意ください!!」
参考:国土交通省 中部地方整備局 三重河川国道事務所「積雪・凍結道路の注意ポイント」
③停電しても寒さをしのげるよう備える
大雪による停電でエアコンや電気ストーブが使えなくなると、室内が冷え込み体調を崩すおそれがあります。冬の停電に備えて、電気を使わずに暖を取れる防寒用品を用意しましょう。
停電時は、次のようなアイテムが役立ちます。
● 使い捨てカイロは電気を使わずに体を温められ、持ち運びや保管もしやすい
● 湯たんぽはお湯を入れるだけで暖を取れ、繰り返し使える
● ポータブル電源は停電時の電源を確保できて、電気ケトルや電気毛布などを動かせる
持ち運びできる蓄電池のポータブル電源があれば、AC出力(コンセント)で動く家電が使えて停電時も快適に過ごせます。防寒用品に加えてポータブル電源も準備し、停電時でも暖を取れるよう準備しておくと安心です。
7.名古屋の雪と停電に備えるならJackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめ

名古屋の大雪と停電に備えるなら、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめです。ポータブル電源はコンセントを備えた持ち運べる大容量のバッテリーで、停電中も家電を動かせます。大雪の日は、次のような使い方ができます。
● 電気毛布を使い、暖房が止まった部屋で寒さをしのぐ
● 電気ケトルでお湯を沸かし、温かい飲み物やカップ麺を用意する
● 冷蔵庫に電気を送り続け、食品が傷むのを防ぐ
● スマートフォンを充電し、天気予報や停電の情報を確かめる
Jackeryは、日本国内で7年連続売上高・販売台数No.1を獲得しているメーカーです。自然放電を抑えたモデルが多く、満充電で1年間置いても電池の減りは約5%です。公式ストアで購入すれば最大5年間の長期保証が付き、保証期間中は無償で修理を受けられます。
大雪で停電しても暖房や食事に困らないよう、Jackeryのポータブル電源を備えておきましょう。
8.まとめ
名古屋で雪が降るのは12〜3月で、雪の日は年23.7日と東京の約3倍です。積もるのは年1〜2回ですが、2014年は23cmの大雪で交通機関の運休や停電が発生しました。
今冬は暖冬の予想ですが、南岸低気圧による雪に注意が必要です。冬が来る前に食料と水の備蓄や凍結対策を済ませておくと安心です。雪の日も安心して過ごせるよう、停電に備えてJackery(ジャクリ)のポータブル電源を今のうちに用意しましょう。