カップルのキャンプで何する?必要なものやおすすめキャンプ場6選も紹介

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カップルキャンプは二人の特別な思い出作りにぴったりです。自然の中で二人きりの時間を過ごせば、きっと忘れられない体験になるでしょう。しかし、キャンプ初心者の場合は、二人で何をして過ごせばいいか、キャンプ時に何が必要かが分からず、悩む人が多くいます。

 

本記事では、カップルキャンプの楽しみ方から必要なものリスト、キャンプ時の注意点、エリア別のおすすめスポットまで詳しく紹介します。これから二人の思い出づくりにカップルキャンプに挑戦したい方は、ぜひ参考にしてください。

目次
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1.カップルのキャンプで何する?夜の過ごし方も

カップルキャンプは、非日常的な空間と時間の中でお互いの仲を深める特別な体験です。普段のデートとは違い、自然の中で協力しながら作業することで、相手の新しい一面が見えます。夜にはロマンチックな時間を共有することで、二人の距離が一気に縮まるでしょう。

楽しみ方1|焚き火の前で語り合う

焚き火を囲みながら、ゆったりとお互いについて語り合う時間は、カップルキャンプの醍醐味です。焚き火の幻想的な雰囲気を目の前にすれば、普段話さないような将来の夢や、価値観に触れる話、悩みの相談が自然とでき、お互いをさらに知る良い機会になるでしょう。

楽しみ方2|天体観測をする

キャンプ場の夜は周辺に街灯など人工的な明かりが少ないため、天体観測をするのに最適です。天体観測をより一層楽しむには、標高が高い場所にあるキャンプ場や視界が開けている区画を選ぶと良いでしょう。日常では見られない、鮮やかな星空を楽しめるはずです。

楽しみ方3|キャンプ飯を作る

二人で協力して夕食の準備をするのも、夜の特別なイベントです。料理の作る工程を二人で分担すれば、自然とコミュニケーションが増え、相手を深く知る機会につながるでしょう。普段料理をしない方でも、パートナーと協力し合うことで、お互いの仲を深められます。

2.カップルのキャンプに必要なものリスト

カップルのキャンプに必要なものリスト

カップルキャンプを思い出に残る素敵な体験にするには、荷物を少なくしたり、準備や設営にかかる時間を短縮したりするのが重要です。レンタルを活用するのも良いでしょう。カップルキャンプのシーン別に必要なものをリストにまとめました。

カップルのデイキャンプに必要なものリスト

デイキャンプは宿泊をしないため、テントや寝袋といった大きな宿泊用品が不要です。デイキャンプに必要なものは以下のとおりです。 

チェア

テーブル

タープ

防寒着

食事・調理・火気アイテム

食器・カトラリー 

近隣に飲食店があったり、事前にお弁当を持ってきたりする場合には、現地で食事を準備する必要がないため、さらに持ち物が減らせます。

関連人気記事:デイキャンプとは?家族やカップルにおすすめの楽しみ方・過ごし方を紹介!

カップルの宿泊キャンプに必要なものリスト

宿泊キャンプでは、デイキャンプのアイテムに加えて、夜間の寒さ対策と寝具セット、明かりを確保するため照明が必須です。宿泊キャンプに必要なアイテムは以下のとおりです。 

テント

シュラフ(寝袋)

インナーマット

ランタン

防寒着 

これら必須アイテムの他に、宿泊シーズンに合わせた冷暖房アイテムやウォータージャグを準備しておくと、宿泊キャンプをより快適に過ごせます。

3.初心者必見!カップルキャンプの注意点3選

カップルキャンプを楽しむには、注意しておくべき3つのポイントがあります。特にキャンプに慣れていない初心者は、自然環境への対応や火気の管理、服装選びに注意しましょう。些細なトラブルがお互いのストレスになり、けんかに発展してしまう場合があります。 

カップルキャンプの注意点は、以下のとおりです。

注意点1|防寒・防虫対策を徹底する

カップルキャンプを成功させるには、徹底した防寒・防虫対策が重要です。日中とは違い、標高が高いキャンプ場は夏でも冷え込むため、防寒対策が欠かせません。他にも、虫が多い自然ならではの環境に対して、ストレスを感じる方もいるため、防虫対策も必要です。

注意点2|火気の安全管理を行う

キャンプの醍醐味である焚き火やキャンプ料理を楽しむ際は、火気を安全に取り扱うよう十分気をつけてください。テントやタープなど化学繊維のキャンプアイテムは火の粉で簡単に穴が空いてしまうため、焚き火をする際は自分たちだけでなく、周りへの配慮が必要です。

注意点3|服装は重ね着する

キャンプは寒暖差が生じやすいため、体温調整がしやすいように重ね着を前提とした服装を準備しておくのが重要です。日中は暑くても、夕方以降は急に冷え込む可能性があるため注意しましょう。真夏でも冷え対策として、アウターを準備しておくのがおすすめです。

4.カップル向けキャンプ場の選び方3選

カップルキャンプを思い出に残る体験にするには、キャンプ選びが重要です。快適さや利便性、二人で楽しめるアクティビティが揃っているかは、キャンプ場選びの大切なポイントです。以下に示したポイントを抑えて施設を選べば、二人の仲がより一層深まるでしょう。

選び方1|手ぶらで楽しめる

テントやBBQ用品など、必要な道具一式が用意されていて、手ぶらでキャンプを楽しめる施設がおすすめです。慣れない環境で、二人だけで作業すれば負担やストレスにつながりかねません。食事や設備がホテル並みに整っているグランピングも初心者にはおすすめです。

選び方2|コテージも用意されている

テントサイトだけでなく、コテージやキャビンなどの宿泊施設が用意されているキャンプ場を選ぶのも最適です。コテージなら必要十分な設備と道具があらかじめ用意されているため、キャンプに慣れていないパートナーと一緒でも、二人だけの快適な時間を楽しめます。

選び方3|アクティビティが充実している

アクティビティを豊富に取り揃えているキャンプ場を選べば、カップルキャンプをさらに楽しい時間にできるでしょう。キャンプ場で一緒に作業したり、過ごしたりするだけでなく、カヌーやカヤック、ハイキングなどの体験が、思い出をより一層鮮やかにするはずです。

5.【関東】手ぶらで行けるカップルにおすすめのキャンプ場3選

関東近郊には手ぶらで行けるカップルにおすすめのキャンプ場があります。以下で紹介するどのキャンプ場も、手入れされたサイト環境と設備が整っています。カップルキャンプ初心者の方でも安心して利用できる施設を厳選しているので、ぜひ参考にしてください。

千葉|成田ゆめ牧場 オートキャンプ場

千葉|成田ゆめ牧場 オートキャンプ場

出典:CAMPERS REVIEW│成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場 

成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場は、「成田ゆめ牧場」に併設された高規格なキャンプ場です。広々としたサイトはすべて自動車の乗り入れが可能で、施設に到着した順に場所を選んでテントを設営できます。キャンプの合間では動物との触れ合い体験も可能です。 

住所

〒289-0111 千葉県成田市名木730-3

アクセス

圏央道「下総IC」より約2分

営業時間

チェックイン 09:30/チェックアウト 17:00

電話番号

0476-96-1001

公式サイト

成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場

施設

トイレ、炊事場、シャワー、売店・レンタル、AC電源サイト

ゴミ捨て場

料金

大人1名あたり1泊 2,500円

神奈川|FunSpace芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラ

神奈川|FunSpace芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラ

出典:御殿場市観光協会│Fun Space 芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラ

 Fun Space 芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラは、約2万坪の広大な敷地を持つキャンプ場です。箱根芦ノ湖畔にある唯一のキャンプ場で、四季折々の自然を満喫できます。サイクリングやカヤックなど湖畔沿いの立地を生かしたアクティビティが楽しめます。 

住所

〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根元箱根164

アクセス

東名高速道「御殿場IC」から約30分

営業時間

チェックイン 11:00/チェックアウト 10:00(オートサイト・テントサイト)

電話番号

0460-84-8279

公式サイト

Fun Space 芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラ

施設

トイレ、共同炊事場、共同浴場、売店・自動販売機、レストハウス、BBQガーデン、アクティビティ

料金

1泊1区画(テントサイト)1,750円

群馬|北軽井沢スウィートグラス

群馬|北軽井沢スウィートグラス

出典:だんべーcom│北軽井沢スウィートグラス 

北軽井沢スウィートグラスは、浅間山の麓に広がる高規格キャンプ場です。個性豊かな施設でコテージ泊ができるのが特徴です。充実したレンタル品や清潔な設備、大人も楽しめるアクティビティが豊富に用意され、初心者でも安心して宿泊できる環境が整っています。 

住所

〒377-1412 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579

アクセス

上信越道 碓氷軽井沢ICより車で約50分

営業時間

チェックイン14:00〜 / チェックアウト10:30(コテージ泊)

電話番号

0279-84-2512

公式サイト

北軽井沢スウィートグラス

施設

水道、ガスコンロ、冷蔵庫、調理器具食器、温水洗浄トイレ、風呂・シャワー、寝具、Wi-Fi、薪ストーブ、BBQグリル

料金

1コテージ10名まで17,500円〜

6.【関西】手ぶらで行けるカップルにおすすめのキャンプ場3選

ここでは、関西にある手ぶらで行けるカップルにおすすめのキャンプ場を紹介します。以下で紹介するどのキャンプ場も、設備とアクティビティが豊富で、キャンプ時間以外にも、多彩で充実した体験ができます。キャンプ場選びで迷っている方は、参考にしてください。

①兵庫|休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場

兵庫|休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場

出典:休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場 

休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場は、淡路島南端の福良湾に面した開放的なキャンプ場です。全23区のオートサイトはAC電源、水道、流し台が完備され、利便性が高い点で初心者にもおすすめです。キャンプ場近くには鳴門海峡を一望できる露天風呂があります。 

住所

〒656-0503 兵庫県南あわじ市福良丙870-1

アクセス

神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原IC」より約15分

営業時間

通年(詳細営業時間は公式情報に明記なし)

電話番号

0799-52-0291

公式サイト

休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場

施設

トイレ、共同洗い場、温水コインシャワー、ゴミ庫、キャンプセンター(管理棟)、売店、コインランドリー、炊事棟、ファイヤーサークル、自販機、芝生広場

料金

1泊1区画(オートサイト)4,500円

奈良|サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場

奈良|サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場

出典:サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場 

サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場は、国の天然記念物である兜岳や鎧岳、屏風岩、曽爾高原など、雄大な景色を眺望できる高原のキャンプ場です。オートキャンプサイトの他に、バンガローや設備の整ったコテージ泊が楽しめ、初心者でも安心して利用できます。 

住所

〒633-1212 奈良県宇陀郡曽爾村大字今井911-1

アクセス

「針IC」から国道369線を抜けて45分

営業時間

チェックイン 14:00/チェックアウト 12:00

電話番号

0745-94-2619

公式サイト

サンビレッジ曽爾奥香落オートキャンプ場

施設

多目的棟、野外アスレチックゾーン、テニスコート、温水シャワー、コインランドリー、浴場、全天候型バーベキュー棟

レンタル

料金

1泊1区画(オートキャンプサイト)5,500円

和歌山|南紀串本リゾート大島

和歌山|南紀串本リゾート大島

出典:和歌山|南紀串本リゾート大島

南紀串本リゾート大島は、本州最南端である紀伊大島にあるキャンプ場です。豊富なサイトが用意されていて、すべてのサイトでペットを同伴できます。紀伊大島の自然豊かな環境で、SUPやダイビングなどのマリンアクティビティや、トレッキングを楽しめます。 

住所

〒649-3631 和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035‐6

アクセス

紀勢自動車道「すさみ南IC」より約40分

紀勢自動車道「尾鷲北IC」を経由し、熊野大泊ICより約40分

営業時間

チェックイン 13:00/チェックアウト 12:00

電話番号

0735-65-0840

公式サイト

和歌山|南紀串本リゾート大島

施設

露天風呂、売店・レンタル、BBQ場、炊事場、トイレ、シャワールーム、コインランドリー、自動販売機・夜間無人販売所、ドッグラン、手作り体験施設、マリンアクティビティ、トレッキング、ハンモック、BBQ施設、

料金

大人1人あたり1泊2,000円

7.カップルキャンプの必需品!ポータブル電源とは

カップルキャンプの必需品!ポータブル電源とは

カップルのキャンプでは、いかにストレスなく大自然を満喫できるかが重要です。自然の過酷さを痛感すると、せっかくのロマンチックなムードも台無しになりかねません。 

そこでおすすめのアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、内部に貯めた電気から場所を選ばずに電化製品に給電できる機器を指します。カップルのキャンプでポータブル電源が活躍する場面は、以下のとおりです。 

電子レンジや電気ケトルを使用し、キャンプ場で簡単に料理が作れる

ポータブルエアコンや電気ストーブを利用し、快適な温度で生活できる

ポータブル冷蔵庫を使用し、食材や飲み物を長時間保存しておける

テント内でLEDランタンを点灯させ、ロマンチックな雰囲気を演出できる

写真を撮るためのスマホを、常に満充電にしておける 

カップルのキャンプでは、創業から14年間で世界販売台数600万台を突破した実績を誇るJackery(ジャクリ)製品がおすすめです。業界屈指の軽量コンパクト設計により、女性一人で持ち運んでも負担になりません。 

急速充電や自然放電技術を備えているので、思い立って行くデイキャンプでも十分な電力を確保できます。さらに、10年以上の長寿命設計と高い安全性を兼ね備えており、キャンプを趣味にしたいカップルにとって強い相棒になるでしょう。


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8.カップルキャンプに関するよくある質問

カップルキャンプは、非日常を味わう体験をとおして、二人の仲を深める機会になります。ただし、準備が不足していたり、慣れていない作業が負担が大きくなったりすれば、楽しむためのキャンプ体験が、辛い時間になりかねません。 

ここでは、カップルキャンプ初心者からよく聞かれる質問に回答していますので、これからカップルキャンプをする予定がある方は、参考にしてください。

カップルキャンプでサイトをレイアウトするコツは?

プライベートな空間を確保したい場合は、L字型のレイアウトがおすすめです。L字型のレイアウトであればサイトの広さを確保しつつ、風除けもでき、焚き火も楽しめます。テントの中は動線を確保することを第一に、荷物を置く位置を決めていくと良いでしょう。

カップルでキャンプに行くと別れの原因になる?

カップルキャンプが別れの直接的な原因にならなくても、計画性が不足していたり、役割分担が上手くできていなかったりした場合は、関係性が悪化する可能性があります。非日常の不便さや慣れない作業で疲れが出ることを事前に想定したり、共有しておくのが重要です。

カップルキャンプで使うおすすめのテントは?

カップルキャンプで使うテントは、簡単に設営でき、程よい広さのある2〜3人用のものがおすすめです。広いテントの方が、荷物を置いてもゆったりと過ごせる一方で、設営や撤去に時間がかかります。作業のしやすさと居室空間のバランスを考慮して選びましょう。

まとめ

カップルキャンプは、二人の関係性を深めるおすすめのアクティビティです。作業をとおしてお互いに協力し合ったり、日常から離れて一緒に過ごす時間を取れば、さらに仲が深まるでしょう。本記事を参考に、二人だけの忘れられないキャンプの思い出を残してください。

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