1.冷蔵庫のコンセントが届かない!延長コードは使っていいの?

そもそもなぜ冷蔵庫用のコンセントは高い位置にあるのか、そしてなぜ延長コードの使用がリスクとされているのか。まずこの2点を知っておきましょう。
①コンセントが高い位置にある理由
冷蔵庫用のコンセントは、多くの住宅で床から120〜150cm前後の高さに設置されています。一般的なコンセントが床から25〜30cm程度であることを考えると、かなり高い位置です。これには安全上の理由が3つあります。
● 漏電・感電の防止:水はねや蒸気が多いキッチンで、コンセントへの水分の接触を防ぐ
● トラッキング現象(発火)の防止:ほこりが溜まりにくく、蓄積しても気づきやすい
● プラグの抜け落ち防止:掃除機や足が当たりにくく、抜けた際も目立ちやすい
トラッキング現象とは、コンセントに溜まったほこりが湿気を吸って発火する現象です。冷蔵庫は一度設置すると何年も動かさないため、コンセント周辺にほこりが蓄積しやすく、低い位置では掃除も行き届きません。いずれも、長期間通電し続ける冷蔵庫を安全に使うための設計上の配慮です。
②延長コードを使うのはリスクがあるので推奨はしない
冷蔵庫への延長コード使用は、電気安全の観点から多くの家電メーカーも推奨していません。常時通電で延長コードへの負荷が蓄積し、劣化による発火リスクが時間とともに上がるためです。
やむを得ず延長コードを使う場合の注意点は、記事後半でまとめています。まずは延長コードに頼らない解決策から見ていきましょう。
関連記事:冷蔵庫のコンセントはここに注意!延長コード使用や抜き差しのポイント
2.冷蔵庫のコンセントが届かない時の解決策
コンセントが届かないときの解決策は、主に3つあります。手軽さ・費用・レイアウトの自由度の面がそれぞれ異なるため、自分に合った方法を選んでください。
①ポータブル電源で動かす|すぐできて停電対策にも!

延長コードの代わりに、持ち運べる蓄電池「ポータブル電源」を使うのが、もっとも手軽で安全な解決策です。冷蔵庫の近くにポータブル電源を置いてそこから電源を取ることで、壁のコンセントまでコードを伸ばす必要がなくなります。
ポータブル電源が、充電しながら給電できる「パススルー充電」に対応していれば、「コンセント⇒ポータブル電源⇒冷蔵庫」の順につなげばOK。工事不要で今すぐできるうえ、万が一の停電時には自動的にポータブル電源が冷蔵庫への電力供給を維持します。一台持っておけば「コンセントが届かない問題の解決」と「もしもの備え」を同時に叶えられるのです。
関連記事:ポータブル電源で冷蔵庫を動かしたい!稼働できる時間・5つの注意点・おすすめポータブル電源まで紹介
②コンセント増設工事をする|費用・手間がかかるのがデメリット
壁のコンセントを冷蔵庫の設置場所に新たに増設する工事をすれば、根本的な解決になります。ただし電気工事には電気工事士の資格が必要で、自分でDIYすることはできません。費用は工事内容や業者によって異なりますが、一般的に数万円程度かかります。賃貸物件の場合は原状回復の義務があるため、オーナーや管理会社への事前確認も必要です。
その住まいに長く住む予定があり、費用と手間をかけてでもしっかり根本解決したい方にはコンセントの増設がおすすめです。
関連記事:コンセントの増設はどう実現する?増設の代わりに使える方法も紹介
③冷蔵庫の配置を変更する|レイアウト的に可能なら検討
そもそも冷蔵庫の置き場所を変えて、既存のコンセントに届く位置にレイアウトし直す方法も考えられます。費用もかからず、工事も不要です。
ただし、冷蔵庫の設置場所はキッチンの間取りや動線と密接に関わるため、移動できる場所に限りがあります。隣接する壁にコンセントがある、またはコードが届く範囲に冷蔵庫を置けるスペースがある場合には、配置変更も検討してみてください。
3.冷蔵庫のコンセント届かない問題は「Jackeryポータブル電源」で解決

冷蔵庫にコンセントが届かない問題を手軽に解決できるのが、Jackeryのポータブル電源です。「コンセント⇒Jackeryポータブル電源⇒冷蔵庫」の順でつなげば、延長コードなしで安定した電力供給が可能。しかも、もしもの停電時には、Jackeryのポータブル電源にためられた電気が冷蔵庫を動かします。もし夏場に停電が起きても、バッテリーが続く限りは冷蔵庫の中身を腐らせてしまう心配はありません。
Jackeryのポータブル電源は7年連続で日本国内の売上高・販売台数1位を記録しており、強い安心感を持って皆さんにお使いいただいています。
また、過負荷や過熱を防ぐBMS(バッテリーマネージメントシステム)を搭載しているため、長らく冷蔵庫につなぎっぱなしでも安全です。
コンセントが届かないトラブルを解決しながら、万が一の停電時にも冷蔵庫を動かし続けられる備えとして、Jackeryのポータブル電源を一台導入してみてはいかがでしょうか。
4.やむを得ず冷蔵庫に延長コードを使う場合の注意点
どうしても延長コードを使う必要がある場合も、守るべきポイントが3つあります。いずれかが守れない状況であれば、延長コードの使用は諦め他の方法で解決しましょう。
①定格容量1500W・アース付きの延長コードを選ぶ
延長コードには安全に流せる電流の上限「定格容量」があります。一般的な家庭用冷蔵庫の消費電力は200W前後に収まることがほとんどですが、余裕のある定格容量の延長コードを使えば発熱のリスクを下げられます。
購入前に、仕様ラベルで次の3点を確認してください。
● 定格容量が1500Wであること
● アース線(アース端子)が付いていること
● 差込口が1口タイプであること
アース線は漏電が起きた際に電流を地面に逃がし、感電を防ぐ役割があります。キッチンのような水気の多い環境では必須です。
②タコ足配線・束ねた状態を避ける
延長コードに複数の家電をつないだ「タコ足配線」の状態で冷蔵庫を使わないでください。冷蔵庫は24時間通電が必要な家電です。他の家電と電力を共有すると許容電流を超えやすく、過熱やブレーカー落ちの原因になります。
また、余ったコードをテープや結束バンドでまとめるのも禁物です。束ねると発生した熱が逃げずにこもり、被覆が溶けて発火する危険があります。必要な長さちょうどの延長コードを選び、ゆったりと伸ばした状態で使用してください。
③定期的に点検・清掃する
延長コードを使い始めたら、月に1回など点検日を決めて以下の項目を確認してください。
● プラグ周りのほこりを乾いた布で拭き取る
● コードの被覆に亀裂や変色がないか確認する
● プラグがぐらついていないかチェックする
ほこりが蓄積したコンセントは湿気を吸ってトラッキング火災を起こしやすく、劣化した被覆はショートや発火につながります。劣化の兆候が見えたら使用を中止して、すぐに新しいものに交換しましょう。
関連記事:【最新版】冷蔵庫に使えるおすすめの延長コード7選!安全な使用方法も解説
まとめ
延長コードはメーカー非推奨です。やむを得ず使う場合は「定格容量1500W」「アース付き」「1口を冷蔵庫専用に使う」の3つの条件を守ったうえで、束ねずに伸ばして使ってください。
基本的に冷蔵庫のコンセントが届かないときは、延長コードに頼らず次の解決策を検討しましょう。
● ポータブル電源を使う:工事不要で今すぐ対応できるうえ、停電時のバックアップにもなる
● コンセントを増設する:費用と手間はかかるが、根本的な解決になる
● 冷蔵庫の配置を変える:レイアウト上可能なら費用ゼロで対応できる
冷蔵庫は毎日使う家電だからこそ、電源まわりの安全は妥協せずに整えてみてください。Jackeryのポータブル電源ならコンセントの増設工事は不要。停電対策にもなるので、この機会にチェックしてみてください。
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