1.猫の暑さ対策の基本は室温を管理すること!
猫の暑さ対策でいちばん押さえたいのは、室温のコントロールです。暑さ対策グッズをいくら揃えても、部屋が暑いままでは根本的な解決になりません。猫が快適に過ごせる環境を作るポイントを見ていきましょう。
●室温は25〜28℃・湿度60%以下を目安にする
猫が快適に過ごせる室温の目安は25〜28℃、湿度は60%以下です。人間が涼しいと感じていても、猫にとっては蒸し暑いことがあります。温湿度計を猫がよくいる場所に置いておくと、正確な環境を把握しやすいです。
猫は暑いと以下のサインを出すので、サインが見られたらすぐに室温を下げましょう。
・ハァハァと口を開けて呼吸している(パンティング)
・ぐったりして動かない
・ふらつきや嘔吐が見られる
パンティングは犬では普通の行動ですが、猫は体が限界に近いサインです。見かけたらすぐに部屋を涼しくしましょう。
●エアコンとサーキュレーターを併用して部屋全体の空気を循環させる
エアコンをつけていても、冷気は床に溜まりやすく、猫が過ごす床に近い場所と天井付近では温度差が生まれます。サーキュレーターを使って空気を動かせば、部屋全体を均一な温度に保てます。
エアコンの風が届きにくい対角線上の床付近にサーキュレーターを設置するのがおすすめです。冷気を部屋全体に広げるイメージで動かすと、エアコンの効率も上がって電気代の節約にもつながります。
●猫が涼しい場所とそうでない場所を自由に行き来できるようにする
猫は自分で体温調節をしようとするため、暑くなったら涼しい場所に移動します。猫がいつでも好きな場所に動けるよう、部屋のドアを開けておいたり、移動できるルートを作ってあげましょう。
なお、猫が好む涼しい場所の例は以下のとおりです。
・窓のない廊下・洗面所・浴室の床
・押し入れの中や段ボールの中(風通し要確認)
・ひんやりタイル・大理石の上
ただし、猫が選んだ場所が安全かどうかは確認が必要です。たとえば浴室の場合は水に落ちる危険がないか、押し入れなら閉め込みが起きないかをチェックしておきましょう。
2.猫の暑さ対策グッズおすすめ5選|100均アイテムも紹介!
基本の室温管理ができたら、猫用の暑さ対策グッズを使ってさらに快適にしてあげましょう。電気を使うものから使わないもの・コスパ重視のものまで、使いやすいアイテムを5つ紹介します。
●マルカン ひんやりクール猫鍋 ジャンボ CT-418

引用:Amazon
・純度99.5%以上の高純度アルミを使用しており、熱を素早く逃がせる
・アルマイト加工で汚れがつきにくく、水洗いできて清潔に保てる
・45×45cmのジャンボサイズで体重約7kgまでの猫に対応。ぽっちゃり猫や多頭飼いにも使いやすい
電気もいらず、置くだけですぐに使い始められます。猫耳のシルエットがかわいいので、インテリアとしても馴染みやすいのが嬉しいポイントです。
アルマイト加工のおかげで汚れがつきにくく、気になったら水で洗えます。使い始めのハードルが低いので、まず1個試してみてください。
●石専門店.com 大理石ペットひんやりマット イタリア産白大理石ビアンコカラーラ 40×40cm

引用:Amazon
・天然大理石を使用。石の性質で熱をゆっくり吸収し、ひんやり感が続く
・水も電気も使わず、置くだけで使える。ケア不要でコストがかからない
・コーナーをR加工(丸め加工)してあるため、猫が乗ったとき端で体を傷つける心配がない
天然石は噛み癖・引っかき癖があっても傷まず、長く使い続けられる耐久性も魅力です。表面をツルツルに磨き上げた仕上げなので、猫がごろんと横になったとき、お腹や体がじんわり冷えていきます。
約6kgと重みがあるので、猫が動かしたり引きずったりすることがなく安定して使えます。アルミ系と比べると冷たすぎず、猫が「ちょうどいい」と感じてうとうとすることも多いでしょう。
●アイリスオーヤマ コンパクトクーラー ICA-0301G

引用:Amazon
・工事不要で設置できる。キャスター付きなので猫がいる部屋に移動しながら使える
・冷風・除湿・送風の3つのモードがあり、湿度が高い日でも蒸し暑さを和らげられる
・猫の寝床のそばに置いてスポット冷却できる
部屋全体を冷やすものではなく、猫が寝ている場所にピンポイントで涼しい風を届けるグッズです。「エアコンは設置できないけれど猫の寝床だけ涼しくしてあげたい」という使い方にぴったり。工具は不要でだれでも簡単に設置できます。
消費電力は160Wと抑えめで、電気代も1時間あたり約5〜6円が目安と経済的。キャスター付きなので「今日はキッチン、明日はリビング」のように猫を追いかけながら場所を変えて使えるのも、部屋数の多いおうちには便利なポイントです。
●SwitchBot スマートリモコン Hub Mini

引用:Amazon
・スマホから外出先でエアコンのオン・オフ・温度設定を操作できる。家に帰らなくても猫の環境を調整できる
・別売りの温湿度センサーと組み合わせると、「室温が30℃を超えたらエアコンをオン」のような条件付きの自動化が可能
・Amazon Alexa・Googleアシスタントと連携でき、「アレクサ、エアコンを25℃にして」の音声操作にも対応
Wi-Fiに接続してアプリを入れるだけで使い始められます。既存のエアコンのリモコンを登録するだけなので、エアコンを買い替える必要がありません。「出発前にエアコンをつけ忘れた!」と電車の中で気づいても、スマホを取り出してすぐにオンにできます。
タイマー・スケジュール機能もあり、たとえば「平日の午前9時にエアコンをオン、午後6時にオフ」という設定を組んでおくだけで、毎日操作しなくても猫が快適な状態を保てます。赤外線リモコン対応のエアコンであれば機種を問わず登録できるため、古い機種でも問題ありません。
スマートリモコン1つで複数の家電をまとめて管理できるので、猫のためだけでなく家全体をまとめて便利にしたい方にもおすすめです。
●ダイソー ペット用冷感アルミプレート

引用:ダイソー
・700円(税込770円)で手に入るコスパ◎の暑さ対策アイテム
・アルミ素材で熱を逃がすひんやり感がある
・小型サイズで、キャットタワーの棚板や段ボールの上など猫がよくいる場所に置きやすい
まずコストをかけずに試してみたい方におすすめの暑さ対策グッズ。プレートが小さめなので、キャットタワーの棚の上や段ボールの仮置きスペースなど、猫がよく転がっている狭い場所にも置けます。
ただし薄くて軽いため、マルカンの猫鍋や大理石マットと比べると冷たさが持続する時間は短めです。愛猫が気に入るようなら、複数枚用意して順番に使い回すとよいでしょう。
関連人気記事:猫の防災グッズは何が必要?リュックに入れるべき必需品リスト
3.シーン別の猫の暑さ対策を確認しておこう
猫の暑さ対策は、エアコンがある・ない、外で暮らしているなど、状況によりおすすめの方法が変わります。よくある3つのシーンごとに確認しておきましょう。
●留守番中はエアコンをつけたまま出かけひんやりグッズを複数か所に設置する
猫の留守番中はエアコンをつけたままにするのが基本です。「もったいない」と思う気持ちは分かりますが、猫の熱中症は命に関わります。電気代より猫の命を優先してあげてください。
留守番中の対策としては以下の組み合わせがおすすめです。
・エアコンは25〜28℃設定でつけっぱなしにする
・ひんやりグッズを2〜3か所に置いて、猫が移動しながら使えるようにする
・SwitchBotなどのスマートリモコンで外出先から室温をチェック・調整できるようにする
・水入れを複数か所に置き、新鮮な水をいつでも飲める環境を整える
エアコンの設定温度を少し高めにするなら、ひんやりグッズを組み合わせると猫自身が体温を調節しやすくなります。電気代を節約しながら猫の安全を守ることが可能です。
●エアコンなしの場合は遮光カーテンと凍らせたペットボトル・保冷剤を組み合わせる
エアコンがない部屋では、日差しを遮るのが最初のステップです。窓からの直射日光をカットするだけで、部屋の温度は数度下がります。
エアコンなしで使える対策を見てみましょう。
・遮光カーテンやすだれで日差しをブロックし、日中の室温上昇を抑える
・保冷剤や凍らせたペットボトルを凍らせてタオルで包み、猫の寝る場所のそばに置く
・扇風機を使って空気を動かし、体感温度を下げる
ただし、上記のような方法を組み合わせても、猛暑日には限界があります。気温が35℃を超えるような日は、できるだけエアコンのある部屋に猫を移動させてあげましょう。
関連人気記事:ペットを守れ!停電でエアコンが使えないときの対策完全ガイド
●外猫には直射日光を避けられる日陰と新鮮な水場を複数確保する
外で放し飼いする猫の場合、室内猫と違って自分でいくらか環境を選べます。以下のような暑さ対策をしておくとよいでしょう。
・板やシートを使って日陰になる場所をいくつか確保する
・水を置く場合は、複数か所に設置して直射日光が当たらない日陰に置く
・コンクリートの地面は熱を持ちやすいため、土や草の上、木の下など温度が上がりにくい場所に居場所を作る
・猫小屋や段ボールハウスを置く場合は、風が通るよう開口部を確保する
水は朝と夕方に取り替えて新鮮な状態を保ちます。とくに気温が高い日の昼間は、猫が日陰に移動できているかを確認してあげましょう。
4.万が一の停電時も愛猫を守る!Jackery(ジャクリ)ポータブル電源

エアコンが愛猫の命綱になっているとき、停電が起きたらどうなるでしょうか。猫は熱中症になりやすく、真夏の室内の温度は停電後わずか数時間で危険な水準に達します。
そこで万が一の停電に備えて、コンセントが使える蓄電池「ポータブル電源」を準備しておくのが、愛猫を守る最大の対策です。ポータブル電源があれば、エアコンや扇風機などの冷房を動かして猫を熱中症から守れます。
Jackery(ジャクリ)は2012年の創業以来、世界中でポータブル電源とソーラーパネルを展開してきたブランドです。日本国内のポータブル電源・ソーラーパネル市場で年間売上No.1を獲得した実績があります。
猫との暮らしにピッタリな2モデルを紹介するので、気になった方はチェックしてみてください。
●Jackery ポータブル電源 2000 New
猫1〜2匹の家庭に向いた、扱いやすい大容量モデルです。容量は2,042Whで、エアコン(800W)なら約2時間稼働できます。UPS機能を搭載しており、「コンセント→ポータブル電源→エアコン」とつないでおけば、停電が起きた瞬間にエアコンへの電力供給を自動でポータブル電源に切り替え。エアコンが止まらずに動き続けるので、「帰ったら猫がぐったりしていた」という事態を防げます。
バッテリーにはリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、充放電サイクルは4,000回。毎日充電しても10年以上使える耐久性があります。自然放電は年5%程度と少なく、普段あまり使わず充電した状態で放置しておいても電気がほぼ減らないため、「使うときに空だった」という心配はありません。
●Jackery ポータブル電源 3600 Plus
多頭飼いや、長期停電にも備えたい家庭向けの超大容量モデルです。容量は3,584Whで、エアコン(800W)なら約3.6時間、冷蔵庫(55W)なら約50時間、スマホなら約200回分の電力を確保できます。定格出力は3,000Wで、エアコン・冷蔵庫・照明を同時につないでも余裕です。さらに、別売の拡張バッテリーを接続すると容量を6倍の21,500Whまで増やせます。
バッテリーの充放電サイクルは6,000回で毎日使っても10年以上の寿命があり、5年の無料保証が付くのも安心。5年、10年、もしくはそれ以上と、あなたと愛猫の生活をしっかり守ってくれる1台です。
まとめ
猫の暑さ対策の基本は、室温を25〜28℃・湿度60%以下にキープすること。エアコンとサーキュレーターを組み合わせて部屋全体を均一に冷やしながら、ひんやりグッズをいくつか置いてあげると、猫が自分で涼しい場所を選べます。
留守番中はエアコンをつけっぱなしにして、スマートリモコンで外出先からも室温を確認できるようにしておくと安心です。もしもの停電に備えて、Jackeryのポータブル電源をエアコンと接続して置いておけば、愛猫を熱中症の危険から守ることができます。この機会に、Jackeryのポータブル電源を1台備えて万全の対策をしておきましょう。


コメント