1.災害時に活躍!おすすめの大容量防災モバイルバッテリー

災害の停電時は、一度モバイルバッテリーの容量がなくなると再充電できません。そのため、スマホを複数回充電できる大容量のモバイルバッテリーが役立ちます。
防災用モバイルバッテリー「Jackery Explorer 100 Plus」は、スマホ(18W)を約8回フル充電できる大容量(99Wh)とあわせ、約2,000回充放電サイクル数の長寿命や安全性を備えた防災グッズにおすすめの大容量モバイルバッテリーです。
災害はいつ起こるかわからないため、長期保管に向いているモバイルバッテリ-をおすすめします。「Jackery Explorer 100 Plus」は2,000回の充電を繰り返しても、80%以上のバッテリー容量を維持できる長寿命で防災にぴったりのモバイルバッテリーです。
更に、ソーラー発電にも対応しています。別売りのソーラーパネルと接続してソーラー充電する場合、最短2時間でフル充電が可能。停電が長期化しても、ソーラー発電で繰り返し充電できるので安心して使えます。
災害時も安心して過ごせるよう、大容量モバイルバッテリーを準備しましょう。
2.災害時はモバイルバッテリーだけでは足りない?ほかのスマホ充電器4選

モバイルバッテリーは携帯性や使いやすさに優れています。しかし、モバイルバッテリーはスマホを1~2回しか充電できず、一度使い切ると再充電が必要。そのため、長期間の停電には不向きです。大規模災害では停電が数日から数週間続くこともあり、長期間にわたって電源を確保する必要があります。
そこで、以下では災害時に役立つモバイルバッテリー以外の充電器を紹介します。これらを併用すると、より長期間スマートフォンの電源を確保することが可能です。
①ポータブル電源|ソーラー発電で繰り返し充電できる

ポータブル電源は大容量のバッテリーを搭載した、AC電源(コンセント)つきの持ち運び可能な充電式バッテリーです。
災害時には情報収集用のラジオや夜間の照明、電気ケトル・電子レンジなどの調理家電をはじめ電気を必要とする機器は多岐にわたります。ポータブル電源は、これらを一台でカバーできる充電器です。
さらに、ソーラーパネルと組み合わせれば繰り返し充電できるため、長期の停電にも対応できます。出力や容量のラインナップもさまざまで、家族の人数や使いたい家電に合わせて製品を選べます。
災害時におすすめ!大容量のポータブル電源ランキングでは、それぞれのポータブル電源の違いや特徴を紹介しています。家庭に合った製品を選ぶ参考にしてください。
②乾電池式充電器|電池があればすぐに使える
乾電池式充電器は、単三や単四の乾電池を使ってスマートフォンを充電できる機械です。電池さえあれば電源不要で、緊急時もすぐにスマホを充電できます。
充電効率は一般的なモバイルバッテリーより劣り、単三電池4本でスマートフォンを50%程度充電できるモデルが多いです。他の充電手段と比べて安価なため、予備の充電手段に持っておくと、災害時に役立ちます。
③手回し式充電器|給電がいらない
手回し式充電器は、ハンドルを回して自家発電する充電器です。モバイルバッテリーとは違い事前の充電がいらず、災害時に電源が確保できなくても繰り返し使えます。多くの手回し充電器はラジオやLEDライトを内蔵しており、情報収集や照明にも活用できる多機能性も魅力です。
ただし、長時間手で回す必要があるため、すぐには使えません。体力に自信がない方やいざという時に慌てたくない方は、ポータブル電源のようなストレスなく簡単に使える充電器を準備しましょう。
関連記事:手回しモバイルバッテリーが使えないって本当?災害時に役立つ電気供給源を解説
④シガーソケット式充電器|車から電気を供給できる
シガーソケット式充電器は、車を所有している方におすすめの充電器です。車のバッテリーから電力を供給できるため、ガソリンがある限り電源を確保できます。
急速充電に対応した製品もあり、短時間で効率よくスマホを充電できます。また、複数のUSBポートを備えたタイプを選べば、同乗者の端末も同時に充電できて便利です。
ただし、シガーソケットからの充電は基本的にエンジンをかけた状態でしか行えません。エンジンをかけただけの状態はバッテリー上がりの原因になるため、定期的に30分程度もしくは10km程度は車を走らせる必要があります。
関連記事:災害時のスマホ充電器おすすめ6選!大容量で「安心」を手に入れよう
3.防災におすすめ!大容量のポータブルバッテリーランキング
災害時の電源確保には、大容量バッテリーを持つポータブル電源がおすすめです。製品ごとの特徴やおすすめの使い方を紹介します。
●Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル|リュックに入れるコンパクト
Solar Generator 240 New 40 Miniは小型ながら、スマートフォンの充電以外にも、扇風機や電気毛布などの小型家電も動かせるバッテリーです。重量も本体が3.6kg・ソーラーパネルが1.2kgと軽量で、女性や高齢者でも持ち運びやすい製品です。
コンパクトなため保管に場所を取らず、マンション暮らしの方などに適しています。一人暮らしで使う家電の数が少ない方や最低限の家電を動かしたい方は、このモデルが良いでしょう。
●Jackery Solar Generator 500 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル|アウトドアも防災もちょうどいい中容量
Solar Generator 500 Newはフル充電で電気毛布が約7時間動くため、寒い夜でも一晩中使えて安心です。ポータブル電源本体は約5.7kgで手軽に持ち運べます。災害時は避難所などに持ち出すこともあるため、ラクラク運べることが大切です。
最低限の連絡手段の他に、食事の準備や寒さ対策など快適な生活のためにポータブル電源を活用したい方に良いでしょう。
●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル|普段使いから非常時まで扱いやすいスタンダードモデル
Solar Generator 1000 Newは高出力のモデルで、電子レンジや電気ケトルなどの消費電力が大きい家電を含めた、ほぼすべての家電が稼働できます。
セットになっているソーラーパネルは、業界トップクラスの25%の変換効率を実現。効率よく充電できるため、天気が悪い日が続いても安心して使えます。
ポータブル電源で調理家電や暖房などを余裕を持って使い、快適に過ごしたい方に適したモデルです。
●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット|人数の多い家庭防災におすすめ
スマートフォンでは約80回の充電が可能な大容量に加え、高出力でほとんどの家電が動かせます。同じ2000Whクラスの他社モデルより約40%小さく、保管するときも場所を取りません。
家族の多い方や災害時にさまざまな家電を使って安心して過ごしたい方に向いています。約4,000回の充電を繰り返しても10年間使えるため、日常使いをしながら万が一に備えたい方にもおすすめです。
4.災害時にスマホの充電を長持ちさせる方法4つ

防災用モバイルバッテリーは充電できる回数が限られています。できるだけスマホの充電を長持ちさせて、充電回数を減らすことが大切です。電力が使用できる量が限られた災害時に、スマートフォンのバッテリーを効率よく使う方法を紹介します。
①内蔵バッテリーの状態を確認しておく
スマートフォンの内蔵バッテリーは使用年数とともに劣化し、古いスマートフォンほど満充電で使用できる時間が短くなります。
〇スマートフォンのバッテリー状態の確認方法
・ iPhone:「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」
・Android:「設定」→「バッテリー」→「バッテリー使用状況」
バッテリー状態が80%を下回っている場合は、災害に備えてバッテリー交換や新しい端末への買い替えを検討しましょう。
普段からバッテリーに負担をかけない充電の方法も大切です。例えば、20%から80%の間で充電すると、バッテリーの寿命を延ばせます。日頃からバッテリーの状態を確認して、災害時に長時間使えるように準備しましょう。
関連記事:スマホの電池の寿命は2~3年|劣化かな?と思ったときの診断方法を解説
②必要ないアプリを削除しておく
災害時にスマートフォンのバッテリーを長持ちさせるには、普段から不要なアプリを整理しておくことがおすすめです。多くのアプリはバックグラウンドで動作し、知らないうちにバッテリーを消費しています。
特にSNSやゲーム、動画配信サービスなどは、バックグラウンドでの通信や処理が多く、バッテリー消費が大きいです。不要なアプリを削除して、バッテリー持続時間を改善しましょう。
③省エネモード・機内モードにする
災害時に省エネモード(※)と機内モードを活用すると、スマートフォンのバッテリー消費を節約できます。
※iPhoneでは低電力モード、Androidでは省電力モードの名称
省エネモードを有効にすると、バックグラウンド処理の制限や画面の明るさ抑制、自動更新の停止などが一括で設定されます。災害発生直後から省エネモードを有効にすると、バッテリーの持続時間を延ばすことが可能です。
さらに、通信が不安定な被災地では、通信機能を一時的に無効化する機内モードの活用も効果的。電波の弱い場所では、スマートフォンは電波を探すために多くの電力を消費します。機内モードにしておき、定期的に通信をオンにして情報確認する使い方がおすすめです。
④通知を減らす
スマートフォンの通知を減らすことも、バッテリーの減少を抑えるために効果的です。多くのアプリが送る通知は、画面を点灯させ、バイブレーションや音を発生させるために電力を消費します。
SNSの「いいね」やコメント通知、ゲームのイベント通知などは、緊急時には不要なものがほとんどです。必要最低限のアプリ(緊急速報、メッセージアプリなど)以外の通知をオフにしましょう。
関連記事:モバイルバッテリー本体が充電できない時・スマホを充電できない時の対処法
5.防災用モバイルバッテリーに関するよくある質問
防災用モバイルバッテリーについてよくある質問をまとめました。災害への備えに役立ててください。
①災害用の大容量モバイルバッテリーのおすすめは?
災害用の大容量モバイルバッテリーにおすすめの製品は「Jackery Explorer 100 Plus」です。大容量バッテリーに加え、耐火性・耐衝撃性能があり、避難所や車の中でも安心して使えます。
ソーラー充電にも対応しており、繰り返し充電できるため停電が長期化しても安心して使い続けることが可能です。
②災害時にモバイルバッテリーは必要か?
災害時にモバイルバッテリーは災害時の情報収集と連絡に使うスマートフォンを充電するため、必ず用意しておきたいアイテムです。
災害時は停電が数日間続くことも多く、モバイルバッテリーがないとスマートフォンの充電が切れてしまいます。
2~3日以上続くの停電に備えるなら、モバイルバッテリーの他にポータブル電源もあると良いでしょう。また、電子レンジや電気ケトルなどコンセントから給電したい家電がある場合や、一週間以上の停電に備える場合は、ソーラーパネル付きのポータブル電源が適しています。
③モバイルバッテリーを普段使わないのですが、防災用にはどんなものを用意すればよいですか?
普段使わない防災専用のモバイルバッテリーを選ぶ際は、以下のような製品がおすすめです。
・バッテリー減少が少ない低自然放電で長寿命な製品
・容量が10,000mAh以上あり複数回充電できる
・複数の出力ポートがある
例えば、JackeryのExplorer100は99Wh(26,000mAh以上)の容量を備え、約2,000回使っても80%以上の容量を維持できる長寿命バッテリーです。このような防災向けのモバイルバッテリーを選びましょう。
6.まとめ
モバイルバッテリーは、災害時にスマートフォンを充電できる必須の防災グッズです。しかし、モバイルバッテリーは充電が切れてしまうと使えません。長期間の停電に備えたい方やスマートフォン以外の家電が使いたい方はポータブル電源がおすすめです。
Jackeryのポータブル電源はさまざまな出力・容量の製品があるため、必要な電力がまかなえる家庭に合った製品を選びましょう。