災害時のスマホ充電器おすすめ6選!大容量で「安心」を手に入れよう

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避難所では情報収集や家族との連絡のために、スマホが欠かせません。しかし、停電が続くと充電ができずに不安な時間を過ごすことになります。

 

そんな事態を防ぐために使える、災害時のおすすめスマホ充電器を6つピックアップしました。災害時に使えるスマホ充電器の種類や選び方も解説するので、自分に合ったものを選んで突然の災害に対策しましょう。

目次

1.災害時、避難所になくて困ったもの第1位は「スマホ充電のための電源」!

 

テレネット株式会社と株式会社NEXERが実施した調査によると、避難所に避難した経験がある人の40.6%が「スマートフォン充電のための電源」がなくて困ったと答えています。これは冷暖房や食料・水よりも高い数値でした。 

災害時、避難所になくて困ったもの第1位は「スマホ充電のための電源」!

引用:PRTIMES 

災害時には家族や友人の安否確認、最新の被害状況や支援情報の収集など、スマホが命綱となります。しかし、大規模な災害では停電が数日間、場合によっては1週間以上続くことも。そのとき、スマホの充電切れは深刻な問題となるでしょう。

事前に適切な充電器を備えておけば、いざというときの不安を減らせるはずです。

関連人気記事:防災対策には充電器が必須!用意しておきたい最強充電器9選を徹底紹介

2.災害時に使えるスマホ充電器の種類

 

災害時に使えるスマホ充電器の種類

災害時に使えるスマホ充電器にはさまざまな種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解して、自分に合った充電器を選びましょう。

ポータブル電源

ポータブル電源とは、大容量バッテリーを内蔵した持ち運び可能な電源です。個人から企業まで、幅広い層の災害対策に使われています。

メリット

デメリット

・大容量でスマホを何度も充電できる

・AC電源があるので家電も使える

・USB端子やシガーソケットなどさまざまな出力形式にも対応している

・ソーラーパネルと組み合わせれば長期間の停電にも対応できる

・長期保存しても自然放電が少ない製品もある

・他の充電器に比べて価格が高い

・モバイルバッテリーよりは大きく重い

・完全放電すると充電に時間がかかる

ポータブル電源は価格が高いものの、容量が大きいため「災害時の電源確保」ではもっとも心強い存在です。スマホだけでなく扇風機やテレビ、冷蔵庫なども使えるため、避難生活のストレスを大きく減らしてくれます。製品によっては出力が非常に大きく、エアコンや電子レンジを使うことも可能です。しっかりと対策して家族を守りたいなら、ポータブル電源の用意をおすすめします。

関連人気記事:災害に備えるためにポータブル電源がおすすめできるわけとは?

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーは、コンパクトで持ち運びやすい充電器です。災害時以外もよく使われるため、多くの人がすでに持っているかもしれません。

メリット

デメリット

・比較的値段が安い

・軽量でコンパクト、持ち運びやすい

・基本的にUSB出力しかない

・容量に限りがあり長期間の停電には不安がある

・長期保存による自然放電が大きめ

モバイルバッテリーは価格と携帯性の面で優れている、災害時の備えとしての入門アイテム。ただし長期間の停電に備えるなら、複数台用意するか、より大容量のポータブル電源と組み合わせるのがおすすめです。

手回し充電器

手回し充電器は、ハンドルを回して発電する手動式の充電器です。

メリット

デメリット

・電源がなくても人力で発電できる

・電池切れの心配がない

・小型で軽量、持ち運びに便利

・比較的値段が安い

・発電量が少なく、充電に時間がかかる

・充電中は常に手回しが必要で疲れる

・スマホをフル充電するのは現実的でない

手回し充電器でスマホを充電するには、常にハンドルを回さないといけません。あくまで、他の充電方法がすべて使えなくなったときの「最後の砦」として持っておくのが良いでしょう。

乾電池式充電器

乾電池式充電器は、単三電池などの乾電池を使ってスマホを充電できる装置です。乾電池は保存がきくため、長期の防災備蓄に向いています。

メリット

デメリット

・乾電池は長期保存が可能

・比較的値段が安い

・電池のコストが高いので普段使いには向かない

・液漏れに注意が必要

普段はあまり使わずに防災用として保管しておきたい人におすすめです。乾電池は使用期限が5~10年程度と長く保管も簡単なので、災害対策としては理にかなっています。ただし、液漏れが発生した電池は発熱・発火のリスクを伴うので、定期的に電池の状態を確認しましょう。

シガーソケット式充電器

シガーソケット式充電器は、車のシガーソケットからスマホを充電するためのアダプターです。

メリット

デメリット

・車のエンジンがかかっていれば継続的に使える

・100均でも手に入る

・車がないと使えない

・車内に限定される

・ガソリンの残量に依存する

・車がバッテリー上がりを起こすリスクがある

災害時には車が避難所や一時的な生活空間になることもあります。シガーソケット式充電器は100均でも売っているので、車があるなら備えておくと良いでしょう。

ただし、使いすぎると車のバッテリーが上がってエンジンがかからなくなるリスクがあります。エンジンをかける以上、大事なガソリンも消費してしまうので、ほかの充電方法も備えておくべきです。

ガス・ガソリン式発電機

ガスやガソリンを燃料とする発電機は、本格的な電源確保が可能な機器です。家庭用の小型発電機でも、複数の電化製品を同時に動かせるほどの出力があります。

メリット

デメリット

・大きな電力を長時間供給できる

・燃料があれば継続的に発電できる

・価格が高め

・騒音・排気ガスが出る

・燃料の備蓄・管理が必要

・重くて持ち運びに不向き

・屋外でしか使えない

排気ガスの問題から屋外でしか使用できない点や、燃料の管理が必要な点には注意が必要です。とくに賃貸住まいの方は間違いなく使えないので、ポータブル電源とソーラーパネルのセットを代わりに用意するとよいでしょう。

3.災害時のスマホ充電器の選び方

 

災害時のスマホ充電器の選び方

ここからは、失敗しない災害時のスマホ充電器の選び方を紹介します。「実際に災害が起きたら、あまり役に立たなかった……」と後悔しないよう、しっかりとチェックしておいてください。

大容量でスマホを何度も充電できるか

災害時は停電が1週間以上におよぶケースも多いです。以下の「容量別のスマホ充電回数」を参考に、家族の人数に合った容量の充電器を選びましょう。

容量

スマホ充電回数の目安

10,000mAh(モバイルバッテリー)

約2回

27,000mAh/100Wh(モバイルバッテリー/ポータブル電源)

約5~6回

240Wh(ポータブル電源)

約13回

500Wh(ポータブル電源)

約27回

1000Wh(ポータブル電源)

約53回

2000Wh(ポータブル電源)

約106回

※スマホ充電1回15Wとして計算。電力ロスを想定し容量に0.8をかけています。また、240Wh以上に相当するモバイルバッテリーの市場製品は存在しないため、240W以降はmAh表記を省略しています。

この表からわかるように、ポータブル電源なら1台で家族のスマホを何日も充電できます。大規模災害に備えるなら、できるだけ大容量のものを選ぶと安心です。

USBポートの最大出力・ポート数はいくらか

USBポートの出力(Wで表される。W表記がない場合はV×Aの値)が大きいほど、スマホの充電速度が速くなります。多くのモバイルバッテリーは、10~12W(5V・2A~2.4A)の最大出力です。スマホを速く充電したいなら、15~18W(5V・3A~3.6A)程度の製品を選ぶと良いでしょう。

また、以下の「急速充電規格」に対応したモバイルバッテリーやポータブル電源なら、2倍以上のスピードでスマホの充電が可能です。

Power Delivery(PD)

Quick Charge(QC)

また、USBポートが2つ以上あれば、同時に複数台の機器を充電できるので便利。家族の人数分のスマホを充電することも考えると、ポートが多いものを選ぶことをおすすめます。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源ならUSBポートやACポートを複数搭載、さらにPD規格対応で複数台のスマホを高速充電可能です。

持ち運びやすいサイズ・重さか

災害時には避難所への移動や、自宅内での持ち運びが必要になることもあります。そのため、充電器のサイズや重さも選ぶポイントのひとつです。

避難時には小型で軽量なモバイルバッテリーを、自宅避難時には大容量のポータブル電源を、と使い分けるのも一つの方法でしょう。

スマホ以外の機器も使えるか

災害時にはスマホの充電だけでなく、照明や冷暖房、調理家電も使えると安心です。とくに真冬や真夏の停電では、冷暖房が使えるかが生死を分けることも。できれば、USBポートだけでなくAC出力(コンセント)を備えたポータブル電源を用意しておきましょう。

AC出力を備えたポータブル電源があれば、以下のような機器も使えます。

LEDライト

ラジオ

テレビ

扇風機

電気毛布・小型ヒーター

冷蔵庫

炊飯器

電気ケトル

電子レンジ

※ポータブル電源の出力によっては使えない機器もあります。

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、コストを抑えて小型家電のみが使えるモデルから、電気ケトルや炊飯器を何度も使える大容量・高出力モデルまで豊富なラインナップ。あなたの予算や用途に合った1台が見つかります。

ソーラー充電に対応しているか

大規模災害では、停電が1週間以上続くこともあります。そのため、太陽光で充電できるソーラーパネル対応の充電器がおすすめです。ソーラーパネルがあれば、電源がなくても太陽光だけでポータブル電源やモバイルバッテリーを充電できます。

Jackery(ジャクリ)はおトクなポータブル電源とソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator」シリーズを用意しているので、気になる方はチェックしてみてください。記事の後半では、詳しい製品情報も紹介しています。

自然放電率が低く、放置していてもすぐに使えるか

防災グッズは普段使わないことが多いです。「いざ使おうと思ったらバッテリーが残っていなかった……」というトラブルがないように、自然放電率が低くバッテリーが長持ちする充電器を選びましょう。

たとえばJackery(ジャクリ)の最新「ポータブル電源New」シリーズは業界トップクラスの低自然放電率を誇り、フル充電状態から約1年間放置しても95%の充電量を維持できます。モバイルバッテリーは、数ヶ月で半分程度まで自然放電してしまうものも少なくありません。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源なら、いざという時にもすぐに使えます。

関連人気記事:充電池の選び方は?おすすめの種類や使うときの注意点を解説

4.災害時のスマホ充電は「ポータブル電源」がおすすめ

 

これまでさまざまな充電器を紹介してきましたが、災害時の備えとしてもっともおすすめなのは「ポータブル電源」です。その理由を詳しく見ていきましょう。

大容量のポータブル電源なら、モバイルバッテリーを繰り返し充電して使える

ポータブル電源の最大の魅力は、その大容量さです。たとえば500Whのポータブル電源は、10,000mAhのモバイルバッテリー約11台分。手持ちのモバイルバッテリーを何度も充電し、家族のスマホの充電切れを防げます。

外や避難所などで過ごす時はモバイルバッテリーを持ち歩き、夜は自宅や車に置いてあるポータブル電源で充電する使い方も可能です。ポータブル電源とモバイルバッテリーを併用すれば、シーンに応じた方法で電源を確保できるでしょう。

ポータブル電源はコンセント(AC100V電源)も使える

ポータブル電源のもうひとつの大きな特徴は、AC出力(家庭のコンセントと同じ100V電源)を備えていること。災害時にポータブル電源があれば、以下のように使って安心して過ごせます。

夜間は明るいLEDライトで過ごせる

テレビやラジオで最新の災害情報を入手できる

夏は扇風機で、冬は電気毛布で快適に過ごせる

炊飯器と電子レンジで温かいごはんを食べられる

電気ケトルでお湯を沸かしてカップ麺やミルクが作れる

冷蔵庫で食料・飲料や医薬品を保管できる

とくに小さな子どもやお年寄り、持病のある方がいる家庭では、ポータブル電源があるかないかで大きな差が出るでしょう。USBポートしかないモバイルバッテリーだけでなく、ポータブル電源を備えておくことが、災害時のストレス軽減につながります。

さらに、ソーラーパネルがあれば停電の長期化も心配ナシ

ポータブル電源にソーラーパネルを組み合わせれば、太陽光だけで繰り返し充電できます。停電が長期化しても、電気を使い続けることが可能です。

しかもソーラーパネルは折りたたみ式のものが多く、使わない時はコンパクトに収納。ベランダや庭に置いて使えるので、マンションにお住まいの方でも利用可能です。

関連人気記事:災害用バッテリーならポータブル電源がおすすめ!選び方などを解説

5.災害時のスマホ充電に備えたいポータブル電源6選

 

災害時の備えとしてポータブル電源の購入を考えている方には「Jackery(ジャクリ)」の製品をおすすめします。

Jackery(ジャクリ)は2012年に創業した、全世界累計販売台数500万台以上のポータブル電源ブランドです。防災安全協会の「防災製品等推奨品マーク」を取得し、耐久性や安全性に優れた災害時に使える製品と認証されています。

そして、Jackery(ジャクリ)では災害対策に最適なソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator」シリーズを用意しています。容量や出力・価格が大きく異なる6種類の「Jackery Solar Generator」を紹介するので、使用目的や予算に合わせて選んでみてください。

Jackery Solar Generator 100 Plus 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル

AC出力非搭載、でもモバイルバッテリーよりも大容量な1台です。手のひらサイズのコンパクトさで、カバンやリュックに入れて持ち運べます。ソーラーパネルもA4用紙ほどのサイズなので持ち運びラクラク。普段使いから災害時のスマホ充電まで、この1台でこなせます。


Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル

定価で5万円を切るお手頃価格だけど、AC電源つきでスマホ充電以外もこなせるモデル。旧モデルにはなかったUSB-Cポートが追加され、スマホやノートパソコンの複数台高速充電が可能になりました。停電の備えはもちろん、釣りなどのちょっとしたアウトドアやキャンプにもおすすめの1台です。


Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セット

Jackeryで唯一の「車載用ソーラーパネル」がセットになったモデルです。車の屋根に取り付けてポータブル電源を接続すれば、あなたの車が太陽光発電システムに。業界トップクラスの25%変換効率で、走行中にもポータブル電源をスピード充電してくれます。同梱のキットを使えば、屋根への取り付けも簡単です。


Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

60万人以上に選ばれた「Jackery 1000シリーズ」の後継最新モデルとソーラーパネルがセットに。コンセントから最短60秒で充電できる「緊急充電モード」で、台風が迫っているシーンでも安心です。1年間放置しても100%→95%しか充電が減らないので、まったく普段使いする予定がない人にもおすすめします。


Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット

世界初、2000Whクラスのポータブル電源にCTB(セル・トゥ・ボディ)技術を採用し、市場モデルより40%の小型化、34%の軽量化に成功した使いやすい1台。「大容量のポータブル電源は重すぎる」という常識を破りました。さらにソーラーパネルとあわせてフル活用すれば1日約63円、1ヶ月で1,500円以上も節電になります。災害対策ついでに電気代を安くしたい人にもおすすめです。


Jackery ポータブル電源 3000 New セット

Jackeryの最強ポータブル電源とソーラーパネルがセットになり、まさに「最強の災害対策」を実現してくれるモデル。スマホの充電はもちろんのこと、電子レンジやヒーター、冷蔵庫、電気毛布……などなど、家にある家電はなんでも動作。しかもソーラーパネルを3枚に増やせば、たったの7.5時間でフル充電まで回復します。災害時も普段と変わらない、快適な日常を過ごしたい人にピッタリです。


まとめ

 

さまざまなスマホ充電器の中でも、特に災害時に役立つのはポータブル電源です。大容量でスマホを何度も充電できるだけでなく、AC出力があるため冷暖房や調理器具のような家電製品も使えます。さらにソーラーパネルと組み合わせて充電できるようにしておけば、停電が長期化しても安心です。

Jackeryでは、おトクなポータブル電源とソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator」シリーズを用意。災害対策にピッタリなJackeryポータブル電源で、「スマホの充電切れ」の不安がない生活をはじめましょう。 

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