1.夏の停電が赤ちゃんに与える3つのリスク
停電が起きても、大人は「暑いな」で済むことがほとんどです。ただ、赤ちゃんにとって同じ環境は、単に「暑い」では済まないかもしれません。どうリスクがあるのかを知っておくと、いざというときスピーディーに判断できます。
①エアコンが止まると室温が急上昇し熱中症リスクが高まる
夏の日中にエアコンが止まると、部屋の温度は10〜20分でみるみる上がります。窓を閉めた室内が40℃を超えることも珍しくありません。
そして、大人は汗をかいて体温を下げられますが、赤ちゃんにはその機能がほとんど発達していません。また、体重あたりの体表面積が大きいため、外気温の影響を受けやすく、体温が上がるスピードも大人より速いです。
熱中症になっている、もしくはリスクが高まっていると、赤ちゃんに以下のようなサインが表れます。
・機嫌が悪くなる・泣き止まない
・顔が赤く、肌が熱い
・ぐったりして動きが鈍くなる
・尿の量が減る
時間が経っておむつを替えたのに、尿がほとんど出ていなければ要注意です。これらのサインが出ていたら、すぐに涼しい場所に移して体を冷やし、必要なら救急に連絡してください。
②ミルクのお湯・哺乳瓶の消毒に電力が必要になる
母乳育児のご家庭には当てはまりませんが、ミルク育児の赤ちゃんにとって停電はミルクをつくるお湯が確保できなくなるリスクがあります。
また、電力が必要なのはお湯を沸かすことだけではなく、ミルクの温度調整・消毒まで含めた一連の作業です。電気が使えなくなる前提で、代替の段取りを考えておきましょう。
③避難所は赤ちゃんにとって過酷な環境になるケースがある
停電が長引いたとき、避難所に移動する選択をとる方も多いです。ただし、避難所が必ずしも赤ちゃんに向いた環境かというと、そうとは限りません。以下に避難所で赤ちゃんのいる家族が直面しやすい課題をまとめました。
・授乳・おむつ替えのスペースが確保できないケースがある
・多数の人が密集しているため、赤ちゃんへの感染症リスクがある
・夜中の泣き声が周囲に気を使わせてしまい、精神的なストレスにつながる
・備蓄品の種類が限られており、ミルクや赤ちゃん用の食材が手に入らないことがある
「在宅で乗り越えられる環境を整えること」がベストです。そのためにポータブル電源のような非常用電源や、備蓄品の準備が重要になります。
2.夏に停電が起きたら、赤ちゃんはどうやって守る?

いざ停電が起きたときに頭が真っ白にならないよう、対処の流れを頭に入れておきましょう。停電直後は焦りやすいですが、赤ちゃんを守るためには「やること」を決めておくのがポイントです。
●まず涼しい場所に移動して体温を確認する
停電が起きたら最初にやることは、赤ちゃんをできるだけ涼しい場所に移すこと。直射日光が当たらない場所・換気のいい場所を探してください。そして、移動後にすぐ確認したいことは以下のとおりです。
・体温を測る。37.5℃以上なら体を冷やす対応を始める
・太もものつけ根・脇・首の太い血管が通る場所に濡らした冷たいタオルを当てる
・水分補給ができる状態なら授乳を行う
・扇風機や手動のうちわで空気を動かす
停電後の室内温度の上昇は思った以上に早いです。「まだ大丈夫だろう」と様子を見ている時間が危険につながることがあります。早めの行動が赤ちゃんを守ります。
●授乳・ミルクは備蓄と代替手段で対応する
停電中でも赤ちゃんに安全なミルクを確保するためのポイントを確認しておきましょう。
・液体ミルクがあれば開封してそのまま哺乳瓶に移すだけで対応できる
・粉ミルクの場合はカセットコンロ+鍋でお湯を沸かして調合する
・調合したミルクを冷ます際は水を張った器に哺乳瓶を入れて冷やす
・飲み残したミルクは保管せず、残ったら捨てる
カセットコンロを使用する場合は換気を忘れずに。密閉した室内では、発生した一酸化炭素が充満するリスクがあります。窓を少し開けた状態で使ってください。
●長時間の停電では在宅避難か避難所かを早めに判断する
停電が2時間以上続き、室温が下がる見込みがない場合は、早めに「在宅か避難所か」を判断するのが大切です。判断のポイントは「室温」と「赤ちゃんの状態」の2つです。
・室温が32℃前後まで上がっている・下がる気配がない→避難所または涼しい親族宅への移動を検討する
・室温が30℃以下に保てている・ポータブル電源で扇風機や冷風機が使える→在宅で乗り切れる可能性がある
・赤ちゃんに熱中症のサインが出ている→即刻、できるだけ涼しい場所に移動して医療機関に連絡する
判断を先延ばしにするほど、赤ちゃんの体への負担が積み重なっていきます。親の体感より室温計の数値を判断材料にすると正確です。
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3.赤ちゃんのいる家庭が夏の停電に備えてやっておくこと
停電はいつ起きるかわかりません。「そのとき考えれば」は赤ちゃんを守る備えとしては心もとないです。今すぐできる3つの準備をやっておきましょう。
●ミルク・消毒用品など最低限のアイテムを備蓄する
停電が起きると同時に、大規模な災害が起きているケースでは物流が止まります。スーパーやドラッグストアから赤ちゃん用品が消えたケースは、過去の大規模停電でも実際にありました。
赤ちゃんがいる家庭は「今すぐ使える備蓄」が命綱になります。最低限備蓄しておきたいものは以下のとおりです。
・液体ミルク:開封するだけで使えるため停電・断水・調理不能な状況に強い
・粉ミルク3日分以上:カセットコンロ+水があれば作れる
・哺乳瓶の除菌シート・ミルトン錠剤など水不要で使えるタイプの消毒用品
・紙おむつ・おしりふき:1週間分を目安に備蓄する
・離乳食:パウチタイプなど加熱不要で食べられるものを選ぶ
備蓄は「ためて終わり」ではなく、使ったら補充する「ローリングストック」の習慣をつけると期限切れを起こしにくいです。
また、電子レンジが使えないと冷たい離乳食を食べさせざるを得ません。しかし、いざ食べさせても赤ちゃんが拒否してしまうケースがあります。普段から、ときどき冷たい離乳食を食べさせて慣らしておくと安心です。
●電気を使わない暑さ対策グッズを揃えておく
以下のような「電気を使わない暑さ対策グッズ」を用意して、赤ちゃんの体温管理をできるようにしておきましょう。
・ハンドタイプのうちわ・ミニ扇風機:電池式・充電式のものは電源不要で使える
・冷感シート・冷却タオル:水に濡らすだけで体感温度を下げられる
・遮光カーテン・銀色のサンシェード:窓からの日差しをカットして室温上昇を防ぐ
ただし、停電とあわせて水道も止まってしまうと、濡れタオルすら用意できなくなってしまいます。電気を使わないグッズを用意するのも大事ですが、「電気を確保する手段」を用意して赤ちゃんを守りましょう。
●扇風機・冷風機・湯沸かし器を動かせるポータブル電源を用意する
先ほど紹介した電気を使わない暑さ対策グッズだけでは限界があります。持ち運べる蓄電池「ポータブル電源」があればエアコンや扇風機・冷風機・ポータブルクーラーなどの冷房を動かしてしっかりと熱中症対策が可能です。電気ケトルのようなお湯を沸かす手段も用意できるので、ミルクを作れない不安からも解放されます。
また、ポータブル電源は折り畳みタイプのソーラーパネルを使って繰り返し充電することが可能です。もし停電が長引いても容量不足になる心配がないので、赤ちゃんを守り続けられます。
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4.夏の停電から赤ちゃんを守る!大容量で安心のJackery(ジャクリ)ポータブル電源3選

赤ちゃんのそばで使うポータブル電源には、「1台で夜中じゅう動かし続けられる容量」「急に必要になっても一人で動かせる重さ」「声もなく泣くことしかできない赤ちゃんのそばで使える安全性」の3つが揃っていることが必要です。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は日本国内のポータブル電源市場で年間売上No.1を獲得しているブランドで、停電対策用の非常用電源として多くのユーザーに選ばれています。62の保護機能で発熱や発火のリスクを抑える「BMS(バッテリーマネジメントシステム)」を搭載し、停電中に赤ちゃんの隣で動かし続けても安心です。
今回は軽くて持ち運びやすい、赤ちゃんのいる家庭でも小回りよく使える3モデルをピックアップしました。停電中に使いたい家電に合わせて選んでみてください。
①Jackery ポータブル電源 1000 New
1,070Whの容量で、扇風機30Wなら約28時間・電気ケトル800Wでも6回以上お湯を沸かせます。夜中に赤ちゃんがぐずって部屋を移動するとき、約10.8kgの本体は片手でも持ち運べる重さです。これは1,000Whクラスで業界トップクラスの軽さで、育児中の疲れた体でも無理なく動かせます。
定格出力は1,500Wで電気ケトルはもちろん、哺乳瓶消毒器や電動鼻水吸引器など赤ちゃん向けの電気グッズにも対応します。
②Jackery ポータブル電源 1500 New
扇風機を一晩動かしながら電気ケトルを毎食のミルクに使い、スマホも充電しても1~2日分をカバーできる1,536Whの容量がポイント。定格出力は2,000Wで、消費電力の大きいエアコンや電子レンジにも対応できます。
さらに、この「1500New」ならではのポイントが6,000回の充放電サイクルという長寿命。毎日使っても10年以上持つ耐久性で、赤ちゃんが産まれた年に買ったポータブル電源が小学生になっても現役です。育児は長期戦で、備えも長く使えるものを選ぶほうが結果的にコスパよくなります。
さらに1,000〜1,500Whクラスで最小級のボディを実現しており、押し入れなどの収納スペースに置いておいてもかさばりません。
③Jackery ポータブル電源 2000 New
2,042Whの容量と2,200Wの定格出力で、扇風機や電気ケトル・スマホ充電を使っても2日以上の電力を確保できます。赤ちゃんがいる家庭で、夏の停電中でも涼しさをキープし安心して過ごすには、このクラスの容量があると安心です。
また「UPS機能」を搭載し、停電を感知した瞬間に0.02秒以内で給電元をポータブル電源に自動切替します。赤ちゃんが寝ているそばにつないでおけば、停電が起きても照明や扇風機が止まらず、赤ちゃんの部屋がが急に暗くなったり暑くなったりしません。夜中の停電で赤ちゃんが大泣きする事態も防げます。「赤ちゃんが停電になったことに気づかない」ほどの安心感を得られる1台です。
まとめ
夏の停電で赤ちゃんを守るうえで怖いのは「熱中症」と「ミルクが作れないこと」です。停電が起きたらすぐに赤ちゃんを涼しい場所に移して体温を確認しましょう。ミルクや哺乳瓶の消毒は、事前に用意しておいた代替手段に切り替えてください。
そして事前の備えとして、液体ミルクや消毒用品、電気不要の暑さ対策グッズなど最低限の備蓄をおすすめします。ただし、停電とあわせて水道も止まってしまうと、電気を使わない暑さ対策だけでは不十分です。いつでも電気が使えるように、ポータブル電源の準備も今のうちに済ませておきましょう。


