1.猫は暑さに強い?夏の停電が猫に与えるリスク
「猫は暑さに強い」は外を自由に歩き回れる場合の話です。停電でエアコンが止まり密閉された空間に閉じ込められると、逃げ場がなくなります。3つのリスクを確認しておきましょう。
●現代の猫は室内環境に適応しており暑さへの耐性は高くない
猫の祖先はアフリカの砂漠地帯に生息していたため、暑さに強いというイメージが根強いです。ただし、数世代にわたって室内で育てられた現代の飼い猫は、常に空調で気温が管理された環境に慣れています。いつも25℃以下の室内にいる猫の体は、急に40℃近い空間に置かれると対応しきれません。
さらに、猫は犬のように口を開けてハァハァする「パンティング」で体温を下げる仕組みが発達していません。主な体温調節は肉球からの発汗と毛づくろいによる気化冷却に限られており、それだけでは暑すぎる室内では追いつかないのです。
●エアコンが止まると室温は短時間で危険な温度に達する
夏の日中、エアコンが止まった部屋の温度は20〜30分で急上昇します。窓を閉めた状態だと気温35℃の日に室温が50℃近くになることも。
とくに危険なのが「外出中の停電」です。飼い主が帰った時にはすでに数時間経過していて、部屋は密室状態で猫が高温にさらされ続けた…というケースは実際に起きています。そうならないように、外出中にも対応できる夏の停電対策は必須です。
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●熱中症の初期症状を見逃すと急速に悪化するリスクが高い
猫は体調が悪くなっても本能的に隠そうとする動物です。症状が外から見えにくいため、飼い主が気づいたときには熱中症が進行していることがあります。猫の熱中症のサインは以下のとおりです。
・口を開けて呼吸している
・よだれが多く出ている
・ぐったりして動かない・呼びかけても反応が鈍い
・嘔吐・下痢がある
・歯茎の色が白っぽくなっている
熱中症は急速に悪化するケースが多く、「少し様子を見よう」は命取りになります。熱中症のサインが見えたら、すぐに体を冷やして動物病院に連絡してください。
2.夏に猫を留守番させるなら必須!停電への事前の備え

仕事や学校で、猫に1日の大半を留守番させている家庭が多いのではないでしょうか。停電が起きても「すぐに対応できない」状況が一番怖いです。飼い主が帰ってくる前にも猫を守れるよう、今のうちに整えておきましょう。
●ポータブル電源でサーキュレーター・小型冷風機を停電中も動かせるようにする
工事不要で設置できる持ち運び式の蓄電池「ポータブル電源」があれば、電気が止まってもサーキュレーターや冷風機を動かし続けられます。
サーキュレーターは消費電力が20〜50W程度と少なく、1,000Wh以上のポータブル電源があれば日中ずっと動かし続けられます。小型冷風機を加えても消費電力は150〜400W程度で、大容量のポータブル電源なら留守番の間をしっかりカバー可能です。
ただし、注意しておきたいポイントが3つあります。
・充電しながら家電に給電できる「パススルー充電」に対応したモデルを選ぶ
・停電の瞬間にラグなく給電元が切り替わる「UPS機能」搭載のモデルを選ぶ
・外出時は常に「コンセント→ポータブル電源→家電」の順でつないでおき、停電時に自動で切り替わるよう準備しておく
また、容量には余裕を持たせておき、猫の留守番時間より長く動かせるようにしておくと安心です。
●保冷剤やクールマットなど暑さ対策グッズを備えておく
力に頼らない暑さ対策グッズも、停電時の補助手段として用意しておきましょう。以下のグッズを日ごろから部屋に置いておくと安心です。
・アルミ製のクールマット:猫が好んで寝転がるため、体を自然に冷やしてくれる
・保冷剤:直接触れさせると冷えすぎる場合があるので、薄手のタオルに包んで部屋に置く
・冷感素材のペットベッド:接触冷感の素材が猫の体から熱を逃がす
・遮光カーテン:日中の日差しを遮り、室温の上昇を抑える
電気がいらない暑さ対策グッズの併用で、ポータブル電源の電力を節約しながら猫の体感温度を下げられます。「ポータブル電源があるから大丈夫」と思わず、できるだけ準備しておくとよいでしょう。
●自動復帰機能のあるエアコンを導入しておく
停電が復旧したとき、エアコンが自動的に再起動するかどうかは製品によって異なります。「自動復帰機能」がついているモデルは、電気が戻ると同時にエアコンが再稼働するのがポイントです。短時間の停電なら、自動復帰機能でカバーできます。
UPS機能を備えたポータブル電源を接続している場合は、一瞬の停電があっても電源が切れることなく、そのまま稼働を続けることが可能です。
今使っているエアコンの取扱説明書を確認すれば、対応しているかどうかわかります。また、これを機にエアコンの買い替えを検討するなら「停電復帰機能」の有無を確認してください。
●スマートカメラで状態を把握できるようにしておく
外出中に停電が起きたとき、猫の状態をリアルタイムで確認できるスマートカメラを導入するのがおすすめです。スマホのアプリから映像と室温の状態を確認でき、異変に気づいたらすぐに帰宅するか近くの家族に連絡できます。
スマートカメラを使う際の注意点も確認しておきましょう。
・停電でWi-Fiルーターも止まる場合があるため、ルーターもポータブル電源でバックアップしておく
・室温センサー付きのモデルを選ぶと、映像だけでなく温度の変化もスマホで確認できる
・カメラは猫がよくいる場所を映せる位置に設置して、猫に動かされないようしっかり固定する
スマートカメラが映すのは「今この瞬間の猫の状態」です。異変を早期に察知するためのツールとして活用してください。
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3.猫の夏の停電対策におすすめのポータブル電源3選

Jackery(ジャクリ)は日本国内のポータブル電源市場で、7年もの間年間売上No.1を獲得しているブランドです。全モデルに熱に強い「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用し、さらに62もの保護機能がある「BMS(バッテリーマネジメントシステム)」で発熱などを抑えるので、夏の室内でも発火のリスクなく安定して動きます。
そして、現行機種「New」「Plus」シリーズは全モデルがパススルー・UPS機能搭載のため、留守中に停電が起きても扇風機や冷風機・エアコンの稼働を止めません。停電対策にピッタリな中~大容量モデルを3機種ピックアップしたので、使い道にあわせて選んでみましょう。
①Jackery ポータブル電源 1000 New
「サーキュレーターとスマートカメラのような最低限の用途をまかないたい」方向けのモデルです。
たとえば「サーキュレーター30W+スマートカメラ10W+ルーター10W」の合計50Wなら、1,070Whの容量で約17時間動かし続けられます。さらに小型冷風機200Wを追加して合計250Wでも約3.4時間稼働。昼頃に起きた停電なら、夕方までしっかりとカバーできる容量感です。
定格出力は1,500Wで一般的な冷風機はもちろん、家庭用エアコンのような消費電力の大きい機器も動きます。さらに、重さは約10.8kgと、1,000Whクラスでは業界トップクラスの軽さを実現。その日猫のいる部屋にあわせた移動もラクラクです。
②Jackery ポータブル電源 2000 New
多頭飼いの方や、長時間の留守番の間も冷風機をしっかり稼働させたい方向けのモデルです。
2,042Whの容量で「冷風機300W+サーキュレーター30W+スマートカメラ10W」の合計340Wなら約4.8時間稼働できます。冷風機を切ってサーキュレーターのみに切り替えた場合は約40時間です。「もし帰宅が遅くなっても大丈夫」な余裕があります。
定格出力は家庭のコンセントの約1.5倍にあたる2,200Wで、消費電力の大きい冷風機も余裕でカバー。電気ケトルや電子レンジなど、停電時に使いたい家電もすべて使えます。さらに、重さは約17.9kgと2,000Whクラスで最軽量。2000Whクラスとなると「持ち運び困難」なモデルも多いですが、「2000New」は片手で移動できる手軽さが魅力です。
③Jackery ポータブル電源 3600 Plus
台風直撃や大規模災害で数日〜1週間の停電が想定されるエリアに住んでいる方、多頭飼いでたくさんの家電を動かす必要がある方向けのモデルです。
3,584Whの容量は、サーキュレーター(30W)+小型冷風機(300W)を8時間ほど使える電力量です。専用の拡張バッテリーを最大5台追加すれば最大21,500Whまで容量を増やせるため、1週間近い長期停電にも耐えられます。定格出力も3,000Wと非常に大きいため、電子レンジや電気ケトル、エアコンなど家庭内の一般的な家電すべてに対応可能です。
35kgの重さで一人で持ち上げるには厳しいですが、一体型のキャスターとハンドルを使ってキャリーバッグのように転がせるのもポイント。停電で猫を別の部屋に避難させたいときも、電源ごとスムーズに動かせます。
まとめ
室内飼育の現代の猫は暑さへの耐性が低いです。停電でエアコンが止まると短時間で危険な室温に達します。
留守番中の停電対策として、ポータブル電源でサーキュレーターや冷風機をバックアップしておくのが確実です。自動復帰機能付きのエアコンやスマートカメラも合わせて準備しておけば、停電が起きてから帰宅するまでの時間を安全につなげます。あわせて、クールマットなど電気を使わない暑さ対策グッズも備えておきましょう。
「パススルー」「UPS」の2機能があるJackery(ジャクリ)のポータブル電源なら、外出中に停電が起きても扇風機や冷風機・エアコンなどの動作が止まりません。愛猫を守るためにも、今すぐ1台用意しておきましょう。


