【穴あけ不要・賃貸OK】100均で揃えられるテレビ転倒防止グッズ9選

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「地震や子どものいたずらでテレビが倒れたらどうしよう」と不安に感じたことはありませんか?とくに賃貸住宅では壁に穴を開けて固定するのが難しいため、転倒防止対策を後回しにしてしまいがちです。

 

しかし今では、穴あけ不要かつ100均で手に入るテレビ転倒防止グッズも登場しています。本記事では、100均で揃えられる穴あけ不要なテレビ転倒防止グッズを紹介します。

目次
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1.賃貸でも安心!穴あけ不要でできるテレビの転倒防止対策アイデア

地震や小さな子どもやペットのいる家庭では、万が一の転倒事故を防ぐために穴あけ不要で使える転倒防止グッズを知っておくことが大切です。以下では賃貸住宅でも安心して使える、穴あけ不要でできるテレビの転倒防止対策アイデアを紹介します。

粘着・滑り止めタイプでテレビを固定する

テレビの脚部分に粘着性のある耐震マットや滑り止めシートを敷くことで、ズレや揺れによる転倒を防ぐ方法です。耐震マットや滑り止めシートは家具や床を傷つけずに使用でき、設置するときも貼るだけで簡単にできます。

結束バンドや家具連結で倒れにくい構造にする

テレビ台とテレビ背面を結束バンドなどで連結する方法も、壁に穴を開けずにできる有効な手段です。結束バンドで2点を固定することでテレビ本体が前後左右に揺れにくくなり、構造的に倒れにくい状態を作れます。またテレビ台自体を壁際の家具と連結することで、家具ごとの転倒リスクを減らすことも可能です。

4本足スタンドなどでテレビの足元を安定させる

テレビの転倒を防ぐには、4本足スタンドなどでテレビの足元を安定させます。テレビ本体が支えられていないと、地震やちょっとした揺れでもバランスを崩して倒れてしまう可能性が高くなります。4本スタンドのテレビ台は脚の数が多いため、地震がきてもグラつきにくくなるでしょう。

関連人気記事:テレビの地震対策はまず転倒防止対策!おすすめグッズ5選と選び方を解説

2.100均で買える!穴あけ不要のテレビ転倒防止グッズおすすめ4選【ダイソー・セリア】

できるだけコストを抑えてテレビの転倒防止グッズを揃えたいのであれば、100均で買うのがおすすめです。以下では、100均一で買えるおすすめの穴あけ不要のテレビ転倒防止グッズを4つ紹介します。

耐震マット|貼るだけでズレを防ぐお手軽な転倒対策

耐震マット|貼るだけでズレを防ぐお手軽な転倒対策

引用:通販 ダイソーネットストア「耐震マット(4枚)」 

耐震マットは、テレビの転倒を手軽に防ぐためのグッズのひとつです。床とテレビの脚の間に貼り付けることで、すべりやズレを抑える効果があります。 

ダイソーやセリアでは透明なマットが販売されており、インテリアの見た目を損ねにくいのが魅力です。

結束バンド|テレビと棚を連結した工具不要のDIY術

結束バンド|テレビと棚を連結した工具不要のDIY術

引用:通販 ダイソーネットストア「繰り返し使える環境にやさしい結束バンド(黒、25本)」 

テレビの背面とテレビ台や棚を結束バンドで固定する方法も、簡単にできるおすすめのDIY術です。とくにテレビの横幅とテレビ台の幅のサイズが合っていると取り付けやすく、結束するだけでグラつきが減ります。ハサミやカッターで余った部分を切れば見た目もすっきり仕上がります。

滑り止めシート|足元に敷くだけで滑り・転倒を防止

滑り止めシート|足元に敷くだけで滑り・転倒を防止

引用:通販 ダイソーネットストア「抗菌すべり止めシート(アイボリー)」 

テレビの脚の下に敷くだけでズレを防止できるのが、滑り止めシートです。耐震マットと似ていますが、より広範囲に対応可能でテレビ台そのもののズレも防げるのが特徴です。色付きタイプもあるので、目立たせたくない方は透明や黒を選ぶとよいでしょう。

ワイヤー|壁や家具に引っ掛けて前倒れをブロック

ワイヤー|壁や家具に引っ掛けて前倒れをブロック

引用:通販 ダイソーネットストア「ワイヤーロープ」 

ワイヤーはテレビの背面と家具や壁のフックなどに繋ぎ、テレビが前方に倒れてくるのを防げます。テレビの背面にある壁掛け用のネジ穴にワイヤーを通して固定するのが一般的です。このネジ穴は「VESA(ベサ)規格」とも呼ばれ、壁掛け金具やワイヤーを取り付けるために最初からついています。上手に取り付ければ、高い転倒防止効果が期待できます。

関連人気記事:100均で揃うテレビ転倒防止グッズ5選!注意点や災害に役立つ備えを伝授

3.100均以外でも!穴あけ不要のテレビ転倒防止グッズおすすめ5選【カインズ・ニトリなど】

カインズやニトリなどのホームセンターや家電量販店でも、穴を開けずに使える高性能なテレビ転倒防止グッズが多数販売されています。以下では、100均以外でも買えるおすすめの穴あけ不要のテレビ転倒防止グッズを5つ紹介します。

カインズ|SOLEMI テレビ転倒防止これピッタン 2個セット

カインズ|SOLEMI テレビ転倒防止これピッタン 2個セット

引用:ホームセンターのカインズ「SOLEMI テレビ転倒防止これピッタン 2個セット」 

「テレビ転倒防止これピッタン」は、テレビ背面とテレビ台を強力な粘着マットで固定してテレビ転倒を防ぐアイテムです。粘着力に優れたゲルマットがテレビの土台と台座を密着させ、地震などの揺れでもズレや転倒を抑制します。大きな地震への備えとして手軽に取り入れやすく、テレビ周辺の安全対策を強化したい家庭におすすめです。

ニトリ|家具転倒防止マット ミミ付き(2枚入り)

ニトリ|家具転倒防止マット ミミ付き(2枚入り)

引用:ニトリネット【公式】「家具転倒防止マットミミ付き2枚入り」 

「家具転倒防止マットミミ付き」は、テレビ台や家具の脚と床の間に差し込むだけで設置できる耐震マットです。差し込むだけで簡単に導入できるため、賃貸住宅でも安心して使用できます。テレビ台の脚下だけではなく、小さな棚や食器棚など家具を傷つけずに対策を進めたい方にもおすすめです。 

エレコム|耐震ベルト TS-004N2

エレコム|耐震ベルト TS-004N2

引用:エレコム株式会社「耐震ベルト TS-004N2」 

「耐震ベルト TS-004N2」は、テレビ裏面に貼る強力粘着シートとベルトで構成されているアイテムです。地震対策用に開発され、震度7相当の試験クリア済みです。壁や家具に穴を開けずに設置できるため、賃貸住宅にも適しています。設置する時も、シールを貼り付けてベルトを架けるだけで簡単です。

不二ラテックス|不動王 薄型テレビ用 耐震シート FFT-002

不二ラテックス|不動王 薄型テレビ用 耐震シート FFT-002

引用:不二ラテックス「不動王薄型テレビ用耐震シート(FFT-002)」 

「不動王 薄型テレビ用耐震シート FFT-002」は、テレビの脚や台座裏に貼るタイプの耐震マットです。厚さ5mmと薄型設計で、テレビの見た目を損ねにくく仕上げられています。6枚で耐荷重150kg以下に対応し、水洗いで粘着力が回復する素材を使用しています。また、好みのサイズに切って使用することも可能です。

アイリスオーヤマ|転倒防止ワイヤー テレビ用 高耐荷重 KTBW-600 ブラック

アイリスオーヤマ|転倒防止ワイヤー テレビ用 高耐荷重 KTBW-600 ブラック

引用:アイリスオーヤマ「高耐荷重テレビ転倒防止ワイヤー KTBW-600 ブラック」 

「転倒防止ワイヤーテレビ用 高耐荷重KTBW-600 ブラック」は、テレビの背面にある壁掛け用のネジ穴とテレビ台を、ワイヤーでつなぐことでテレビの転倒を防ぐアイテムです。耐荷重50kgまで対応しており、大型テレビの転倒防止にも効果的です。設置にはネジ固定が必要となるため、使用場所やテレビ台の素材に応じて導入を検討しましょう。

4.テレビ転倒防止グッズを使用するときの注意点と設置のコツ

テレビの転倒防止グッズを安心して使うためにも、設置前のチェックや設置時のポイントを押さえておくことが大切です。以下では、テレビ転倒防止グッズを使用するときの注意点と設置のコツを解説します。

汚れがあれば綺麗に拭き取っておく

接着タイプ(耐震マットや粘着ベルト)は底面や裏面が汚れていると粘着力が落ち、固定効果が低下してしまいます。取り付け前には、以下を確認しましょう。 

ホコリや油分をアルコールで拭き取る

拭いた後は完全に乾かす

凹凸やざらつきのある面に貼らない 

このひと手間で、転倒防止グッズの性能を最大限発揮できるようになります。

テレビの重心を意識して設置する

転倒防止グッズは、テレビの重心付近に取り付けるのが基本です。重心はテレビ機種によって異なりますが、テレビ本体の背面中央よりやや下部に位置することが一般的とされています。また、以下のポイントも意識すると効果的です。 

マットやワイヤーは左右均等に配置して、支えを均一にする

前方への転倒リスクを防ぐため、背面方向の固定を重視する 

設置位置とバランスを工夫することで、地震や衝撃時の転倒リスクを抑えられます。

商品に記載されている耐荷重量や材質を確認する

使用前にパッケージや説明書で、以下のような内容の確認が重要です。 

耐荷重量(1個50kgまでなど)

対応テレビサイズ(32~60型対応など)

対応素材(木製、プラスチックなど) 

誤った使い方や使用環境が一致しないと、十分にグッズの性能を発揮できなくなるおそれがあります。正しい使い方と確認を徹底しましょう。

劣化していないかなど定期的にチェックする

転倒防止グッズは定期的な劣化チェックと、適切なタイミングでの交換が重要です。時間が経つにつれて、以下のような劣化が起こることがあります。 

粘着タイプ:シートのめくれや浮き、粘着力が低下

ベルト・ワイヤータイプ:緩みやたるみ

ゴム製マット:硬化や変色 

とくに湿度の高い梅雨や夏場は粘着力が落ちやすいため、注意が必要です。

関連人気記事:地震の備えとして家具にできる7つの対策|防災グッズと二段構えで万全

5.地震で停電が発生しても家電製品を使用するなら「Jackery(ジャクリ)」のポータブル電源がおすすめ

地震で停電が発生しても家電製品を使用するなら「Jackery(ジャクリ)」のポータブル電源がおすすめ

地震による停電が発生しても、家族の安心を守るために電気の備えは欠かせません。おすすめしたいのが、ポータブル電源の活用です。 

ポータブル電源とはコンセントが使える持ち運び式蓄電池のことです。スマホ充電はもちろん、冷蔵庫や電気ポットなども動かせます。また高性能なソーラーパネルと組み合わせれば、工事不要で自宅に太陽光発電を導入できます。長時間停電となっても安心で、室内でも問題なく使用可能です。 

なかでもJackery(ジャクリ)」は、全世界で500万台以上の販売実績を持つ信頼ブランドです。防災製品等推奨品マークを取得している製品もあり、Jackery(ジャクリ)は実績と信頼性の両面で高く評価されています。日本語サポートや最大5年の保証付きで、災害時の電源対策として重宝します。 

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源」は、停電時の備えとして最適なアイテムです。テレビの転倒防止対策を考えているこの機会に、家族の安心も手に入れてください。


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6.穴あけ不要なテレビ転倒防止グッズに関するよくある質問

穴あけ不要なテレビ転倒防止グッズに関するよくある質問は、以下の2つです。

65インチのテレビに対応する、穴あけ不要の転倒防止グッズはありますか?

あります。65インチ対応の転倒防止グッズは「耐荷重50kg」のような、高耐荷重対応の商品が安全性の目安となります。 

たとえばアイリスオーヤマの「転倒防止ワイヤーテレビ用 高耐荷重KTBW-600 ブラック」は耐荷重50kgに対応し、大型テレビでも固定可能です。またダイソーで買える耐震マットは1枚あたりの耐荷重が約16kgで、4枚使用で約60kg程度まで対応可能です。 

65インチテレビに応用できるかは、実際のテレビの重さや床面との相性を考慮する必要があります。

REGZA(レグザ)に使える転倒防止グッズはありますか?

REGZA(レグザ)は東芝の薄型テレビで、脚の形状や背面仕様が機種により異なります。そのため、転倒防止グッズは機種に合ったタイプを選ぶことが大切です。 

たとえばテレビの背面にVESA規格のネジ穴があるモデルでは、ベルトやワイヤー穴を開けずに固定できるタイプが適しています。また脚に貼り付けて使える耐震マットや耐震シートなども、多くのREGZA機種と相性がよいと考えられます。 

大型モデルのREGZAでは複数タイプを併用して、固定方法を工夫することが安全につながるでしょう。

まとめ

地震によるテレビの転倒は、破損だけでなく大きなケガにもつながるリスクがあります。とくに賃貸住宅では穴あけができないことも多いため、簡単に設置できる転倒防止グッズの活用が有効です。 

100均アイテムからホームセンターで買える製品まで、選択肢は豊富に揃っています。テレビの安全対策はできる限りすぐに取り組むのが大切です。 

そして停電が起きたときの備えとしておすすめしたいのが、「Jackery(ジャクリ)のポータブル電源」です。家族が安心して暮らせるための備えとして、今すぐできる備えから始めていきましょう。

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