1.キャンプで扇風機が大活躍する3つの場面と活用術
扇風機があることで、夏キャンプは快適なものになります。扇風機の役割は暑さ凌ぎだけではないことをご存知でしょうか。キャンプで扇風機が大活躍する場面は次の3つです。
①夏キャンプは冷風で暑さを凌ぐ
まずは、一番の使い道となる扇風機から出る冷風により、暑さを凌ぐという場面です。風を浴びるだけで体感温度を2〜3度下げることができます。
夏キャンプで扇風機を最大限に活用するには、シーンや人数に応じて使い方を工夫することが重要です。
まず、テント内では自立式や吊り下げ式の扇風機を使い、空気の流れを作って熱気を外へ逃がします。特に就寝時は、テントの入り口やベンチレーション付近に設置すると効果的です(出典:アウトドア情報サイト「hinata」)。
日中は卓上型をテーブルやチェアのそばに置き、食事や休憩中のピンポイント冷却に。アクティビティや移動時はハンディ型や首掛け型が便利で、両手が空くため作業中も快適です。
ポータブル電源と組み合わせて長時間稼働も可能。LEDライト付きモデルは夜間の照明にもなり、一台二役で荷物を減らせます。状況に応じた使い分けが、快適な夏キャンプのコツです。
②冬キャンプでは温風機の空気を循環させる
冬キャンプは寒さ対策として、ストーブなどの温風機をテントに持ち込む方も多いと思います。熱はテントの上部に行きやすいので、テント全体が温まりません。そんな時は、扇風機を使うことで空気を循環させ、全体を暖かくできます。
また、夏であっても小型クーラーを持ち込まれている方は、扇風機で空気を循環させることで効率的にテント内を冷やすことができます。
③キャンプの火起こしで風を送る
扇風機はキャンプの火起こしでも大活躍します。焚き火の火起こしは初心者の方にはなかなか難しいですよね。そんな時に、火起こしを楽にしてくれるアイテムになるのが扇風機です。
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2.【キャンプスタイル別】夏キャンプにおすすめの扇風機種類とその特徴
夏キャンプ向けの扇風機は、設置場所や用途に合わせて多彩なタイプが展開されています。主に「卓上式」「自立式」「ハンディ式」「首掛け式」の4種類があり、それぞれに特徴とメリットがあります。
卓上式はコンパクトでピンポイント冷却に最適、自立式はパワフルな風量で広い空間を冷やせます。ハンディ式は持ち運びやすく、移動中やアクティビティ時に便利。首掛け式は両手が空くため、作業や散策時に重宝します。
用途や人数、キャンプスタイルに合わせて最適なタイプを選ぶことが、快適な夏キャンプの第一歩です。
●ソロキャンプ|卓上式
ソロキャンプに適した扇風機タイプは「卓上式」です。卓上式扇風機は、テーブルやチェアのそばに置いて使えるコンパクトなタイプです。小型ながらしっかりとした風量があり、食事中や休憩時などピンポイントで涼を取りたい時に最適。
USB充電式や乾電池式が多く、荷物にもなりにくいのが魅力です。最近は静音設計やLEDライト付きなど多機能モデルも増えており、夜間の照明や虫除けにも役立ちます。
設置や移動が簡単なので、初心者キャンパーにもおすすめです。。
●ファミリーキャンプ|吊り下げ式・自立式
ファミリーキャンプに適した扇風機タイプは「吊り下げ式」と「自立式」です。ファミリーキャンプでは人数が多いので、風量の多さが重要になります。それぞれの特徴は次の通りです。
扇風機タイプ |
特徴 |
吊り下げ式 |
・テント内の空気を循環させられる ・コンパクトで軽量なタイプが多い |
自立式 |
・風量が多く、強い風を送れる ・自宅でも使用できる |
自立式扇風機は、床や地面に直接置いて使える大型タイプです。パワフルな風量でテント全体や広いスペースをしっかり冷却できるため、ファミリーやグループキャンプに最適。
テントの中は、人数が多いと熱がこもりやすくなるので、吊り下げ式で常に冷たい風を充満させるのがおすすめです。
●女子キャンプ|首掛け式・ハンディ式
ハンディ式扇風機は、手持ちで自由に使える軽量・コンパクトなタイプです。移動中やアクティビティ、テント設営時など、どこでも手軽に涼を取れるのが魅力。
首掛け用ストラップ付きや折りたたみ式など、携帯性に優れたモデルが多く、アウトドアだけでなく普段使いにも便利です。小型ながら風量調整やバッテリー残量表示など、機能面も充実しています。
扇風機タイプ |
特徴 |
首掛け式 |
・両手が自由になる ・動いても常に風を浴び続けられる |
ハンディ式 |
・ハンドバックに入れられる ・取り出してすぐ使える |
女子キャンプでは、首掛け式を首にかけることで、キャンプ中は常に風を浴び続けて発汗を防ぎましょう。また、ハンディ式ですと、荷物にならず、いつでも取り出して使用できるので便利です。
3.【種類別】夏キャンプにおすすめの扇風機12選
ここでは、キャンプのプロやアウトドア専門誌、Amazon・楽天などのレビューを参考に、夏キャンプで活躍する最新扇風機をタイプ別に厳選して紹介します。
卓上式・自立式・ハンディ式・首掛け式の4タイプから、重複なしで計12アイテムをピックアップ。各製品の特徴やおすすめポイント、実際のユーザーレビューも交えて解説します(出典:アウトドア情報サイト「hinata」「CAMP HACK」、Amazon・楽天商品レビュー)。
①シロカ「ANDON FAN」SF-PC171
引用:https://www.siroca.co.jp/product/andonfan/
6段階の風量切り替えと上下左右首振り機能を備えた充電式の卓上扇風機です。最大風速4.2m/sとパワフルな送風力があり、静音性や操作性も高評価。モバイルバッテリー機能、防塵・防滴仕様、チャイルドロックやON/OFFタイマー、カラビナ付きリモコン、アロマケースなど付属品も充実しており、アウトドアやキャンプにも最適です。
ユーザーの声:「風量が非常に強く、静音性も高い」などの声が多く、付属品の充実している点も喜ばれているようです。
②KEYNICE 卓上扇風機(KN-618)
USB充電式で、クリップと卓上両用の設置が可能。360度角度調整、4段階の風量切り替え、タイマー機能やリズム風モードも搭載。DCモーター採用で静音性が高く、バッテリー持ちも優秀。コンパクトでアウトドアや車中泊にも人気です。
ユーザーの声:コスパが良いことや思いの外パワフルといった評価を得ています。
③コイズミ クリップファン KFF-0658
引用:https://www.koizumiseiki.jp/products/detail/1484
本体は約150gと軽量で、羽根径は約6cmと非常に小型。風量は3段階(弱・中・強)で切り替えでき、電源/風量切替ボタンはワンプッシュ式。
360度回転ができるため、細かく風向きを調整できます。クリップ式なので、卓上はもちろんリュックや日傘、ベビーカーなどに挟んでハンズフリーで使える2WAY仕様です。
ユーザーの声:取り回しがしやすいことが評価されている一方、風量不足を感じる方もいるようです。
④コールマン アウトドア リチャージャブル ファン
直径39cmの大型ファンを搭載し、2段階の風量調節と首振り機能で広範囲をパワフルに送風。充電式バッテリー・AC電源・シガーソケットの3WAY電源対応。LEDライト搭載で夜間も便利。約1.9kgと軽量で、ハンドル&キャリーケース付きで持ち運びも快適。
ユーザーの声:風量が強く、キャンプやBBQで大活躍」「LEDライトが便利」「軽くて持ち運びやすい」といった意見が多く高評価。
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⑤HAGOOGI キャンプ 扇風機(F8 Pro)
引用:https://hagoogi.com/collections/fan/products/fan-ot-f12?variant=42218707157188
三脚スタンドで高さ調節可能な自立式。吊り下げ・卓上・三脚設置の3WAY対応。大容量バッテリー内蔵で最大24時間連続使用が可能で、USB充電・スマホ給電にも対応。LEDライト搭載、静音設計、リモコン付属と幅広い機能を搭載。
ユーザーの声:「設置場所を選ばず便利」「風量十分で静か」といった機能面での評価を受ける一方で価格面で「やや高い」といった声が見られます。
⑥KEYNICE キャンプ・アウトドア扇風機(KN-1783)
三脚スタンドで高さ調整可能な自立式の扇風機。テント内の吊り下げ利用もできる2WAYに対応しているのも嬉しいポイントです。その他にも、3段階風量調整・リズムモード・タイマー機能を搭載し、最大22時間連続使用が可能です。充電はUSB Type-C充電に対応しています。
ユーザーの声:「吊り下げもできて便利」という声に加えて「風量が強く、バッテリー長持ち」といった肯定的な意見が見られます。
⑦リズム Silky Wind Mobile 3.2
引用:https://rhythm.jp/lp/silkywindmobile3_2
最大風速6.2m/sのパワフルな送風力と4段階の風量調節が可能なハンディファン。ヘッド部分を折り曲げて卓上ファンとしても使える2WAY仕様。USB Type-C充電、約9時間の連続使用、約150gの軽量設計。カラーバリエーション豊富で、静音性にも配慮されています。
ユーザーの声:「小さいのに風量が強い」といった声が見受けられます。サイズとパワーのバランスが評価されているようです。
⑧シロカ ハンディファン SF-H631
静音性に優れたDCモーター搭載。4段階風量調整、最大9.5時間の連続使用、USB Type-C充電。ファンを上向きにできる設計で、付属の充電スタンドを使えば卓上ファンとしても利用可能。重さ170gの軽量モデル。
ユーザーの声:「静音性が抜群で、寝室やオフィスでも気にならない」や「卓上ファンとしても使えて便利」といった声が多いです。
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⑨アイリスオーヤマ 充電式ハンディファン(HF-01)
引用:https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H518103
シンプルなデザインで、USB充電式。3段階風量調整、最大約8時間の連続使用。卓上・手持ち両用で、ストラップ付き。200g以下の軽量設計。カラーバリエーションも豊富です。
ユーザーの声:「価格が安くてコスパ抜群」といった声が多く、手に取りやすい一台のようです。
⑩RANVOO AICE LITEプラス
RANVOO AICE LITEプラスは、ペルチェ冷却×立体冷風×AIスマート制御の三位一体で“首元から全身を冷やす”2025年最新の高機能ネッククーラー。冷却力・快適性・操作性が全て高水準で、夏の猛暑対策グッズとして大活躍の冷却アイテムです。
ユーザーの声:首にかけた瞬間から冷たくなり、真夏の炎天下でもしっかり涼しいといった声があります。一方で重量を気にされる方も見受けられます。
⑪エレス iFan Collar Plus II(アイファン カラープラスII)
引用:https://www.elaice.jp/products02/ifan-collar-plus-2-22/
羽根なし設計で髪の巻き込みリスクがなく、3方向(左右・後方)からの送風で首全体を効率よく冷やします。3段階風量調整、最大7時間の連続使用、約220gの軽量設計、USB充電式。首にフィットしやすいカーブ形状でズレにくく、静音性にも優れています。
ユーザーの声:「首全体がしっかり涼しい」「髪が巻き込まれず安心」など女性からの評価も高いようです。
⑫ダンスーン FLEX 羽根なし首かけ扇風機
ヘッドホンのようなデザインで、羽根なし・静音設計。フレキシブルアームで360度好きな角度に調整可能。USB充電式、約2.5時間でフル充電、最大7時間連続使用。卓上扇風機としても使える2WAY仕様。
ユーザーの声:「髪が絡まらず安心」「角度調整がしやすい」「音が静か」といった声が見られます。デザイン性と使い勝手の良さが評価されているようです。
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4.快適な夏キャンプにする扇風機の選び方5選

扇風機の中でもキャンプに適したタイプと適さないタイプがあります。キャンプに適した扇風機を選ぶことでキャンプの邪魔にならず、効率的に風を送れます。快適なキャンプにする扇風機の選び方は、次の5つです。
①コンパクトかつ軽量である
キャンプで使用するキャンプギア全てに言えることですが、コンパクトに収納でき、軽量であるという条件が必要です。キャンプで荷物が重くて、大きいと行き帰りだけで疲れてしまいます。
特に、扇風機は使用頻度が高く、持ち歩きもします。そのため、できるだけ軽量でコンパクトなものを選ぶことで、快適に使用できるでしょう。扇風機の中には折りたたみができるタイプや、首にかけられるタイプもあります。
②コスパに優れている
扇風機にあまりお金をかけたくないという方は多いと思います。できれば、余ったお金を他のキャンプギアに使いたいですよね。とは言っても性能の悪い機種を選んでしまうと、余計な出費になってしまい、買い直す羽目になりかねません。
そのため、できるだけコストパフォーマンスに優れた機種を選びましょう。この記事の後半でご紹介している機種は、どれもコストパフォーマンスに優れているので、安心してください。
③静音設計がされている
キャンプシーンでは、焚き火の薪が爆ぜる音や自然音に耳を澄ましたい瞬間があります。そんな時に、扇風機の「ブーン」という音が響いていたら、キャンプの醍醐味の邪魔になります。そのため、扇風機は静音設計がされているタイプを選びましょう。
DCモーターを搭載したタイプですと、省エネ性能が高く、動作音が静かです。キャンプを思う存分満喫するためにも、静音設計は外せない要素と言えます。
➃十分な風量を送れる
軽量かつコンパクトな機種で懸念されるのが、風量です。いくら軽量でコンパクトに収納でき、静音設計がされていたとしても、風量が弱く暑さが変わらないと意味がありません。扇風機の風量に影響する要素は「サイズ」「給電方法」「ファンの枚数」です。
-
・サイズ
扇風機自体のサイズが大きいと、その分ファンも大きいので強い風量を送れます。
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・給電方法
USB給電よりAC給電の方が風量が強くなる傾向があります。
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・ファンの枚数
ファンの枚数が少ないほど、1枚のファンが捉える風の量が大きいため、風量も大きくなります。
⑤連続稼働時間が長い
寝苦しい夜を過ごす上で、連続稼働時間が長いかどうかは重要な要素です。たとえ、風量が大きく稼働中は体を冷やすことができても、充電や電池の持ちが悪ければ、暑さに耐えなければならない再充電や電池を切り替える時間が頻繁に発生してしまいます。
また、連続稼働時間は調整できる風量によっても変わります。暑さを凌げる適度な風量で連続稼働時間が長いタイプを選ぶのが良いでしょう。予備のバッテリーや電池を準備するのも有効です。
5.夏キャンプで扇風機と合わせて用意したい暑さ対策グッズ
扇風機だけでなく、他の暑さ対策グッズを併用することで、夏キャンプの快適度はさらにアップします。夏キャンプで、下記暑さ対策グッズを扇風機と組み合わせて使うことで、熱中症対策や快適な睡眠環境の確保に役立ちます(出典:日本赤十字社「熱中症対策」)。
●「冷感タオル」や「クールキャップ」:水に濡らして首や頭に巻くだけで、体感温度を大きく下げてくれます。
●携帯型ミストやインスタントクーラー:手軽に冷却効果を得られるアイテムです。
●保冷ボトルやクーラーボックス:飲み物や食材の温度管理に必須です。
●通気性の良いウェアや日陰を作るタープ、虫除けスプレーも暑さと快適さを両立させるポイント。
●首掛け型クールタオルや冷感スプレー:アクティビティ中のリフレッシュにも最適です。
6.夏キャンプの暑さ対策を支えるポータブル電源
夏キャンプで扇風機やLEDライトなどの電化製品を長時間使うには、信頼性の高いポータブル電源が不可欠です。ポータブル電源とは、大量の電気を蓄え、電源のないキャンプ先でも、スマホや扇風機、ポータブルクーラー、炊飯器等の家電に給電できる機器のことを指します。
ポータブル電源があることで、キャンプ場で常に扇風機に給電できるのは勿論のこと、他にも次のような魅力があります。
・小型クーラーが使えるため、扇風機よりもテント内の温度を下げられる
・車載冷蔵庫が使えるため、飲み物を常にキンキンに冷やしておける
・電子レンジやコーヒーメーカーなどの家電が使えるので、料理が楽になる
・スマホを常にフル充電にしておける
ポータブル電源があれば、扇風機だけでなく、スマホやカメラ、調理家電の充電も一括で対応でき、夏キャンプの暑さ対策だけでなく万一の災害時にも役立ちます。
まとめ|キャンプの快適さは扇風機で確保しよう
キャンプを快適に過ごすために、扇風機の存在は欠かせません。キャンプで使用する扇風機は、軽量かつコンパクトであり、風量の多いものが良いです。また、あなたのキャンプスタイルによっても、適当な扇風機は変わります。あなたに合った扇風機を携え、キャンプを快適に楽しみましょう。
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