1.夏のキャンプに最適!氷を保存する5つのメリット
キャンプに氷があると、炎天下の中でも快適に過ごせます。さらに、氷がないとできないスイーツや飲み物が作れるのも魅力です。キャンプで氷を保存しておくメリットを紹介します。
●かき氷を作れる
夏のスイーツといえば、かき氷!キャンプで熱せられた体に、かき氷を流し込むことで、体中に冷たさが染みわたります。熱中症対策にもなるので、子供連れにもおすすめです。
おやつの時間にみんなで作るかき氷は、盛り上がること間違いありません。フルーツや生クリームなど、好きなトッピングを添えてオリジナルのかき氷を作ってみてください。
●キンキンに冷えた飲み物が飲める
タンブラーやマグカップに氷を入れることで、いつでもキンキンに冷えた飲み物が飲めます。また、氷を保存している側に缶ビールや缶ジュースを入れておくのもおすすめです。
朝からキャンプをしていると、夜になるとどうしてもクーラーボックスの中が温まってきます。せっかく美味しいキャンプ料理を作っても、缶ビールがぬるいと、不完全燃焼ですよね。氷で飲み物を冷やし、キャンプの満足度を上げましょう。
●ウイスキー・焼酎のロックが飲める
お酒の割り方には様々な方法がありますが、オンザロック派という方も多いのではないでしょうか。氷を保存しておくことで、キャンプ場にいながら、ロックのウイスキー・焼酎・梅酒・日本酒が楽しめます。オンザロックの主な魅力は、以下のとおりです。
・アルコールの刺激や香りを和らげる
・氷が溶けるにつれて、味わいが変わる
・手に取るたびに鳴る「カラン」という音が楽しめる
自然の中、オンザロックのお酒を片手に、大人なキャンプを楽しんでみてはいかがですか。
●食材を長時間保存できる
夏の猛暑の中に食材を晒していると、腐敗が起こり、食中毒になる危険が高まります。氷があると、食材を長期保存できるので、好きなタイミングで安全に料理が楽しめます。
一般的に、食材の保存に適している温度は10℃以下です。クーラーボックスに保冷剤を入れていたとしても、気温が高ければすぐに溶けてしまうでしょう。楽しいキャンプになるはずだったのに、お腹を壊して途中帰宅ということにならないよう、氷を使って食材を保存してください。
●首に当てて熱中症対策になる
キャンプ中は日差しを直接浴びる機会が多くなります。キャンプが楽しいと、つい水分補給を忘れてしまい、気付いたころには手遅れということにもなりかねません。氷を保存しておくと、氷をタオルで包んで首元に当てることで、熱中症対策になります。
首には太い血管が通っているので、首元を冷やすことで、体全身に冷たい血液が巡るのです。また、氷を口に含んでおくだけでも十分、熱中症予防の効果が期待できるでしょう。
2.キャンプで氷の保存におすすめの氷入れ3選
キャンプで氷を保存するのに、一般的なクーラーボックスでは不十分です。氷がすぐに溶けて、クーラーボックスの中が水浸しということにもなりかねません。キャンプでの氷の保存に最適な氷入れは、以下のとおりです。
●アイスコンテナ
出典:デジカメ Watch
氷を持ち運べる専用の容器が、アイスコンテナです。以下のような設計がされたアイスコンテナを選ぶことで、キャンプ場でも長時間、氷を保存できます。
・大きな氷も出し入れできる広口設計
・外気の影響を受けづらい真空二重構造
・氷がこぼれる心配がない
水筒代わりとしても使えるので、用途に応じて使い分けましょう。
●アイスペール
出典:mybest
アイスバケットとも呼ばれるアイスペールは、主にお酒用として用いられる容器です。テーブルの上に置いておくことで、グラスの氷がなくなったらすぐに補充できます。また、おしゃれさを演出してくれるアイテムでもあります。
キャンプで使用するアイスペールは、以下のようなタイプを選ぶのがおすすめです。
・軽量かつ保冷力に優れたステンレス素材
・複数人のキャンプでは2000ml以上の容量
・氷が溶けにくい二重構造
・保冷力を上げる専用の蓋付き
●ポータブル冷蔵庫
出典:家電 Watch
電気の力で長時間、氷を保存できるアイテムが、ポータブル冷蔵庫です。キャスター・ハンドルが付いているタイプを選べば、サイトまで自由に持ち運べます。中には、製氷機能が付いているタイプもあるので、自宅で氷を作っておく必要がありません。
ポータブル冷蔵庫をアウトドアで使用するためには、ポータブル電源もセットであると便利です。ソーラーパネルも購入することで、太陽光発電で得た電力をポータブル電源に溜めておき、いつでもポータブル冷蔵庫に給電することが可能です。
3.キャンプの持ち運びでも氷が溶けない容器の選び方
キャンプでは、気温が高い環境で氷を保存しなければならないため、保冷力に優れた容器が必要です。商品によって氷を保存できる時間は異なるので、キャンプスタイルに合わせて、選んでみてください。氷を保存する容器を選ぶポイントは、以下のとおりです。
●真空二重構造
二重壁の間が真空になっている真空二重構造は、外気の影響を受けにくいです。真空では、熱を加える分子がほとんど存在しないため、外気の熱を通しません。2時間が経過しても、温度の上昇は一桁台に留まっています。マグカップに多い中空二重構造は、2時間経過すると10℃以上に昇るので、その差は圧倒的です。
●ステンレス製
保冷容器の素材にはいくつか種類がありますが、その中でもステンレス製がおすすめです。保冷効果が高いので、氷を長時間保存できます。また、強度が高いので、アウトドアでの使用に最適です。比較的安価で購入できるのも嬉しいポイントですね。
●冷却機能付き
保冷機能だけでなく、冷却機能も付いていると、氷の保存時間が延びます。主な冷却方法は、コンプレッサー式・ペルチェ式・アブソープションシステムの3種類です。
冷却方法 |
特徴 |
コンプレッサー式 |
・冷却スピードが速い ・稼働音が気になる |
ペルチェ式 |
・軽量でコンパクト ・冷却効果はコンプレッサー式より劣る ・稼働音が気にならない |
アブソープションシステム |
・無振動かつ無静音で動かせる ・地球にも優しい |
4.キャンプで氷を長時間保存する必需品「ポータブル電源」
キャンプでは炎天下の中で、氷を保存する必要があるので、冷却機能が付いたポータブル冷蔵庫が望ましいです。アウトドアでも電気を供給できるポータブル電源もセットで持っておくことで、ポータブル冷蔵庫をキャンプ中も使用できるようになります。
ポータブル電源とは、大量の電気を内部のバッテリーに溜め込み、コンセントがない状況でも電化製品に給電できる機器のことです。ポータブル電源があることで、キャンプの以下のようなシーンで大活躍します。
・ポータブル冷蔵庫やかき氷機に給電して、涼しいキャンプが楽しめる
・電子レンジや電気ケトルを稼働し、火を使わずに簡単に加熱料理が行える
・扇風機や小型クーラーを稼働し、快適な気温でキャンプが楽しめる
・おしゃれなキャンプシーンを撮影するためのカメラを、常にフル充電にしておける
キャンプで使用するポータブル電源は、創業から12年間で世界販売台数400万台を突破した実績を誇るJackey(ジャクリ)製がおすすめです。Jackery(ジャクリ)製は、高温耐性と安全機能を備えているので、暑い夏のキャンプでも問題ありません。
Jackeyのキャンプに最適な機種は、以下のとおりです。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット
容量632Wh・定格出力800Wのポータブル電源と100Wのソーラーパネルのセットです。軽量コンパクト設計なので、キャンプで自由に持ち運べます。
IBC技術を使ったソーラーパネルで、4.3時間で満充電が可能です。62種類の保護機能を搭載しているので、安全で快適なキャンプが実現します。
●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery ポータブル電源 1000 NewとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルのセットです。AC出力やUSB出力などの多彩なポートから、ポータブル冷蔵庫やかき氷機に同時に給電できます。
キャンプ中に充電がなくなったとしても、IBCセル技術を採用したソーラーパネルにより、最短3時間で太陽光発電による充電が可能です。高温耐性にも優れているため、暑い夏のキャンプでもポータブル冷蔵庫を稼働させ、氷を保存し続けられます。
●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット
Jackery ポータブル電源 2000 PlusとJackery SolarSaga 200W ソーラーパネルのセットです。AC5口、USB4口、シガーソケット1口を使い、ポータブル冷蔵庫を含む計10台の家電を同時接続できます。
約30dB以下の静音設計なので、夜通し扇風機を稼働させていても、稼働音が気になりません。24kWhまで容量を拡張できるので、家族連れのアウトドアで大活躍する機種です。
5.キャンプで氷を使う際にあると便利なアイテム5選
専用の容器を購入して、キャンプで氷を保存できるようになれば、以下のアイテムも併せて揃えてみてください。氷を入れたドリンクを保温したり、かき氷やオンザロックのお酒を作れるようになったりと、キャンプの幅が広がることでしょう。
●アイストング
氷が逃げないように先端がギザギザしている、専用のトングです。キャンプで保存している氷を直接手でつかむのは、衛生的に問題があります。また、通常のトングなどでつかもうとすると、滑って落とす可能性が高いです。
本体がステンレス製のアイストングを選ぶことで、錆びにくく、長くキャンプシーンで活躍します。また、持ち手部分が木製になっていると、力を入れやすいのでおすすめです。
●ロックグラス
オン・ザ・ロックでお酒を楽しむために欠かせないのが、ロックグラスです。口が広く、背が低いので、ロックのお酒を1杯入れるのに適しています。一般的に200~300ml程度入るサイズなので、シングルやダブルで氷をたっぷり入れられます。
キャンプで使うロックグラスのおすすめの選び方は、以下のとおりです。
・口に当てる部分が厚いロールエッジタイプ
・片手で長時間持っていられる重さ
・氷の保温性が高い金属・ステンレス製
一般的なロックグラスはガラス製ですが、キャンプでは割れるリスクがあるため、金属製やステンレス製のタイプを選びましょう。
●ステンレスタンブラー
せっかくキャンプで氷を保存できるなら、氷を入れた飲み物をできるだけ長時間保冷したいですよね。そこで、おすすめなのがステンレス製のタンブラーです。お酒に限らず、あらゆる飲み物を保冷でき、氷が溶ける速度を遅らせます。
また、紙コップを使用すると、その都度ゴミが出てしまいますが、タンブラーがあれば環境にも優しいです。240ml程度の小型サイズのタンブラーを選ぶと、かさばらずにキャンプで重宝します。
キャンプギアメーカーからも数多くのタンブラーが販売されていますので、ぜひお気に入りの物を探してみてください。
●製氷皿
氷を保存しておく際に必要になるのが、製氷皿です。お好みのサイズ・形の氷を作り、保存しておけます。道中の持ち運びなどで水がこぼれる恐れがあるので、蓋付きの製氷皿を選ぶと安心です。製氷皿では、以下のような形の氷が作れます。
氷の形 |
特徴 |
四角 |
・一般的な氷の形 ・氷の中がよく見える |
丸 |
・四角い氷よりも溶けにくい ・オンザロックのお酒をゆっくり楽しめる |
ユニーク |
・キャラクターなどのユニークな形の氷 ・おしゃれなドリンクが作れる |
●かき氷機
氷で作るスイーツといえば、かき氷です。かき氷機があると、キャンプでもかき氷が食べられます。商品によって氷のふわふわ感が異なるのが特徴です。キャンプで使うかき氷機のおすすめの選び方を紹介します。
・ボタンを押すだけで簡単に作れる電動式
・ふわふわなかき氷が作れる刃の角度調整機能付き
・分解して収納・お手入れできるコンパクトタイプ
手動のかき氷機の方が値段は安いですが、その分機能性が劣ります。暑いキャンプ中は、サクッと手軽にかき氷が作れる電動式が重宝するでしょう。
まとめ|キャンプで氷を保存して快適に過ごそう
キャンプで氷を保存しておくことで、キンキンに冷えた飲み物がいつでも飲めます。また、食材を長期保存できるので、食中毒の心配もいりません。氷を保存できる容器は、真空二重構造・ステンレス製・冷却機能付きを選ぶのがおすすめです。
氷をフル活用して、快適なキャンプを楽しんでください。
コメント